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感想「恋人よ、われに帰るな」

「恋人よ、われに帰るな」 カーター・ブラウン ハヤカワ・ポケミス
ダニー・ボイドもの。ボイドがオーストラリアへ渡る異色篇。カーター・ブラウンがオーストラリア人だったことが有名な今では、なるほどという感じだけど、訳された当時は、ちょっと奇異に見えていたかも知れない。
内容的にもやや異色。これから自分を殺す犯人を捕まえてくれ、と言う依頼人が現れる、ミステリアスな冒頭には引き込まれたし、それ以降も、プロットはかなり意外な展開をたどった。一方で、お色気はあっても、お笑いネタにはやや乏しく、カーター・ブラウンらしさが少し薄い。そういう観点で見ると、この作家にしては、普通のミステリっぽ過ぎた気もする。
(追記)ダニー・ボイドものには、ボイドがハワイに出向く「ハワイの気まぐれ娘」があることに気付いたし、他にもフロリダあたりへ出掛ける作品があるようなので、オーストラリアへ行ったからと言って、一概に異色篇とは言えないかも知れない。
あと、カーター・ブラウンがオーストラリア在住というのも、かなり当初から知られていた話で、単にみんな、あんまり信じてなかっただけだった、というのも分った。いろいろ確認して、勘違いに気付いたので、訂正しておく。

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