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サッカー雑誌

「FOOTBALL Nippon」という雑誌がJリーグ審判ネタの記事を載せてるというのを、こちらで見て、面白そうかなと思って本屋で見てみたけれど、4ページしかなかったし、うち2ページはJ1主審の名鑑。名鑑程度ならJリーグのイヤーブックに載ってるし、それ以外にそれほど大した記録も載っていなかったんで、買うのは止めてしまった。
それにしても、サッカー雑誌のコーナーに行ってみて思ったけれど、凄い種類のサッカー雑誌が出てるんだな。近年は「サッカーダイジェスト」を惰性で買ってるくらいで、他の雑誌を改めて見ようという気も起きないから(「Number」すら、まるで見る気がしない)、全然知らなかったんだけど、あれだけの数の雑誌が、全部成り立つほどの読者が存在してるんだろうか? あれだけの雑誌が全部、オリジナリティを持っているとは、とても思えないけど。
そういえば、もうひとつ買ってるサッカー雑誌があった。「GRUN」(笑)。特定のチームに特化した雑誌というのも、関東の一般書店ではこれ以外は浦和系のものしか見ない。というか、浦和系の雑誌はいくつもあったりするし、どうしてこう没個性なのかね。特定のネタの記事しか売れないということなのかも知れないけれど。

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感想「ライオンを夢見る」

「ライオンを夢見る」 矢作俊彦 東京書籍
ヘミングウェイをテーマにした作品集。2/3はヘミングウェイの足跡を訪ねる旅行記で、これに短篇小説2篇が併録されている。
旅行記の部分は、ミーハーな旅行者のようなヘミングウェイ・ツアーをやっていることを恥ずかしがって、観光客の悪口やひねくれたことを言ってみたりしつつ、結構楽しんでしまっている、屈折した心情が見え隠れしている所が面白い。というか、こういう屈折ぶりが面白くて、矢作のこうした文章を、いつも読んでいるわけで。
ヘミングウェイに関する考察の中で、「少々十九世紀的な「男らしさ」への希求」と書いている一節があり、矢作自身は、50年代的な男らしさへの希求を持った作家かも、ということをふと考えた。少し前の時代の「男らしさ」への憧れが、その作家のベースになっているという点で、ヘミングウェイと矢作は共通点があり、それが矢作がヘミングウェイを愛好する理由なのかな、なんて思ってみたりする。
まあ、「男らしさ」という概念自体が、普遍的にそういうものなのかも知れない、という気もするけれど。
短篇の方は、旅行記の方でも触れているエピソードをうまく使い廻してる。スタイリッシュにまとめた印象的な短篇とドタバタ珍道中記。方向性は違うけれども、どちらもとても矢作らしい。

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岩村が(オープン戦)三冠王

ようホームランを打ってるよなあ、と思ってはいたけど、ホームランだけでなく、三冠王とは。記事はこちら
ちっと、本番にとっといたら?、という気はしないでもない。もっとも、昨日は岩村のホームランが最大の見所だったしな。本番でもこれくらいやってくれれば、問題はない。去年は、事故とはいえ、開幕戦での骨折で、期待をはぐらかされたからね。

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ナビスコ杯予選L第1節G大阪対名古屋

2004.3.27(土) 14時 万博 晴
観客 4449人 主審 吉田寿光 副審 廣嶋禎数、武田進

  ガンバ大阪 1(0-3)3 名古屋グランパスエイト
         (1-0)

 得点 11分 名古屋・ウェズレイ(FK直接)
    16分 名古屋・ウェズレイ
    30分 名古屋・ウェズレイ
    77分 G大阪・中山

 G大阪 松代(GK)、實好、山口、渡辺、児玉、
    シジクレイ、フェルナンジーニョ、二川、
    橋本(45分大黒)、マグロン、吉原(65分中山)
 名古屋 川島(GK)、秋田、パナディッチ、古賀、
    角田、大森、中村(84分岡山)、滝澤、
    海本幸(81分吉村)、マルケス、ウェズレイ

 警告 G大阪 實好
    名古屋 マルケス(1)

今節は試合は見れないので記録のみ。
日本代表遠征により、名古屋は楢崎、ガンバは宮本と遠藤が抜けていた試合。結果になにがしかの影響はあったと見るべき? また、この影響で、川島が名古屋で初めての公式戦出場を果たした。
なお、予選リーグBブロックのもう一つの試合、磐田対新潟は0-0で引き分けたため、名古屋がブロック1位。

グランパス日程はこちら

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感想「The Mother Hunt」

「The Mother Hunt」 レックス・スタウト Bantam Books
ネロ・ウルフもの。(シリーズ作品のリストはこちら
急死した有名作家の未亡人が、その作家が父親であることを暗示するメモを付けられて、赤ん坊が家の前に置き去りにされていたことから、この赤ん坊の母親を探して真実を突き止めて欲しいと、ウルフへ依頼してくる話。だから、Mother Hunt。
依頼の内容が内容だけに、のんびりした感じで話が進んでいたのが、突然殺人事件が発生して、状況が緊迫していく辺りが読み所。終盤にも突然状況が一転する場面があり、緊張が持続する。一方で、アーチーとこの未亡人のロマンスのような展開もあって、そちらの興味でも引っ張る。
ウルフの謎解き自体は、例によってそう大したものではなく、ちょっとした手がかりを元に捜査を進めたら、結論にたどりついた、という類のものなので、推理の面白さには欠けるが、ウルフ自身があれこれドタバタする場面の多さなども含め、華々しさがあって、愉しめる作品になっていると思う。
なお、スタウトの別のシリーズ物(ドル・ボナー物)から、サリー・コルベットがゲスト出演している。

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オープン戦ヤクルト対広島

2004.3.28 13:00 大田スタジアム
C 000031000 4
S 012000000 3
スワローズのオープン戦最終戦。まだ行ったことがなかった大田スタジアムの見物も兼ねて。
カープの先発はデイビー。スワローズは2回に真中のヒットを足掛かりに先制。3回には宮本を塁に置いて、岩村がレフトスタンドへ叩き込み3-0。特に問題なく攻略出来ていた。守っては先発マウンスが、先週同様、やや不安を感じる出来ながら、要所ではうまく打たせ、手堅い守備で切り抜けた。宮本や1塁に入った度会の美技もあり、カープにチャンスを作らせなかった。
でも、5回にマウンスがとうとうつかまり、連打を食らうと、ライト(真中)からの返球をキャッチャー・小野が後逸するエラーもあって、一気に追い付かれた。そして6回に登板した河端が、栗原にレフトへ本塁打を打たれて逆転。その裏、カープが登板させたベイルに対し、2連続四球などで2死満塁まで持ち込むも、代打土橋が二飛に倒れて得点ならず。その後は立ち直ったベイル、9回は永川に押さえ込まれて、敗戦。
マウンスは、やっぱり不安。あと、キャッチャーも小野は見ていて少し危なっかしい。古田は開幕に間に合うんだろうなあ。でも、いつまでも古田頼みで居られない時期に来ているのは明らか。個人的には米野に期待してるんだけど(7回からマスクを被った)。
河端の後は、山本、、杉本、五十嵐亮太とつないだ。リョータがストライクが入ってたのには、ホッとした(笑)。ちなみに、大田スタジアムのスコアボードは、選手名の漢字が3文字しか表示出来ないらしく、リョータは「五十亮」と表示されていた。かなりかわいそう(笑)。
大田スタジアムは、綺麗で立派だったけど、規模としてはそれほど大きくなかった。雰囲気がイースタンリーグ的なので、結構いっぱい入ってるな、と思ってしまったけど、考えてみればオープン戦とはいえ、れっきとした1軍の試合の訳で、これぐらいは入って当り前、というレベルだった気がする。

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J2リーグ第3節川崎対大宮

2004.3.27(土) 14時 等々力 晴
観客 6541人 主審 松尾一 副審 名木利幸、石川恭司

  川崎フロンターレ 1(0-0)0 大宮アルディージャ
            (1-0)

 得点 66分 川崎・マルクス

 川崎 吉原(GK)、佐藤宏、佐原、渡辺、
    アウグスト、鬼木(78分中村)、久野、木村、
    ジュニーニョ、マルクス、我那覇(71分寺田)
 大宮 安藤智(GK)、奥野、若松、トニーニョ、
    冨田、喜名(70分高橋)、安藤正、斉藤(59分氏家)、
    金澤、ダニエル(65分久永)、バレー

 警告 川崎 マルクス、佐原、ジュニーニョ、鬼木
    大宮 金澤(2)、奥野(1)、バレー(2)、若松(2)

前半は大宮優位だったと思う。パスワークで組み立てる意識は見えたし、そこそこボールも廻ってた。川崎は、3トップで得点するという意識からか、前線へのロングボール一辺倒の単調な攻めで、あまり怖さが感じられなかった。
だったんだけど、後半に入ると、川崎は中盤とトップが連携し始め、攻撃に幅が出て来て、明らかに修正して来た印象。一方で大宮は、前半と同じリズムで後半に入ってしまった感じ。前半優勢という意識の現れだったかも知れないけど、実際には、川崎を決定的に崩すほどのパスワークはなかったし、ダニエルに存在感がなく、バレーも去年の春先を思わせる当りの弱さで、いまひとつだったから、そのままで勝ち越せそうな雰囲気はなかったんだけどね。
自然に、試合は川崎ペースになり始め、20分過ぎにジュニーニョが突破して、マークが集まった所でマルクスへ。マルクスが決めて川崎が先制。
その後すぐに、川崎は我那覇を下げて寺田を入れ、とっとと守りに入ってしまう、なかなか、ミもフタもない試合運びを見せた。当然、大宮は前線に中盤の選手をがんがん上げて攻め立てるんだけど、人数が多いばかりで、いまひとつ迫力がなく、川崎の思うツボという感じで、そのまま逃げ切られて敗戦。
大宮に得点の気配がないのが、やや心配。結局、去年同様、バレー頼みという感じなんだけど、そのバレーがまだコンディションが充分でないようなんで、補強戦力の高橋あたりが頑張ってくれないと厳しい。中盤も、あんまり元気がなかったような。前節、雪のせいかな、と思った部分が、今日もそんなに変ってなかったように見えたあたりが、ちょっと気になる。

アルディージャ日程はこちら

[追記]出場選手など記録を追記。

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天皇杯の日程変更

天皇杯の日程が、今年から変更になるそうで。(こちら
今までほとんど開催されていなかった地域での開催を可能にすることだから、いいことには違いないと思う一方、1回戦から3回戦まで間合いが開いてしまうし、1-2回戦に、地域クラブが大物を倒す期待感がなくなってしまうから、盛り上がり的にはどうなんだろう、という気もする。もっとも、世間一般的には、元々、大して盛り上がってないのかも知れないが。個人的には、天皇杯でJ1チーム以外が主役の1回戦から3回戦てのは、とても好きなんだけど。
あと、もうひとつ個人的には、9月あたりにやられると、見に行けない可能性が出て来そう、とは思う。プロ野球の終盤戦の時期だからな。
ところで、昨晩の日刊スポーツはこんな記事になってた。秋田で天皇杯が初開催てのは嘘ですね。95年にJFLのブランメル(今のベガルタ)がジェフを倒したのは秋田でだった。今朝の記事からこの記述が消えているのは、ツッコミが入ったからだろう。おおかた、ベガルタ・サポから?(笑)
東京新聞の朝刊にも同じ記述があるので、サッカー協会からのリリースのミスだろうな。

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感想「殺人率」

「殺人率」 宮崎学+大谷昭宏 太田出版
日本の殺人率は世界最低。それに較べて自殺率はバカ高い。なんでだ?、というところをとっかかりにしてはいるが、この著者なので、その答を真面目に考察するための本であるわけはない。日本という社会に追い詰められている自殺予備軍に対し、自殺する覚悟があるのなら、自分を追い詰める社会にテロをもって報いよという激励の書、ってとこかな?
対談形式なので、話題はあちこちへ飛ぶし、1冊の本としてのまとまりは、あまりない。まとめようという意識も、著者の側にあまりなさそう。それでも、日頃から日本の社会に感じている違和感を、うまく掬い取って喋って貰っているという実感があって、共感を覚えた。
明らかに社会や体制が悪いのに、それを批判して波風立てる方へ、「庶民」が鉾先を向けがちなこの国は変。殺人が少なくて自殺が多いのも、その現れなんだろう。そういうことを考えた。

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レックス・スタウト作品リスト(1)

レックス・スタウト(というかネロ・ウルフ)関係の記事が多くて、自分で遡って検索するのも面倒になってきたので、作品リストをとりあえず作って、リンクを貼っておくことにする。
以下、ネロ・ウルフものの長篇リスト。

「毒蛇」 Fer-de-Lance (1934) HM 初読時感想 
「腰抜け連盟」The League of Frightened Men (1935) HM 初読時感想
「ラバーバンド」 The Rubber Band (1936) HM 初読時感想
「赤い箱」 The Red Box (1937) HM
「料理長が多すぎる」 Too Many Cooks (1938) HM
「シーザーの埋葬」 Some Buried Caesar (1939) 光 再刊情報
「我が屍を乗り越えよ」 Over My Dead Body (1940) HPB TV版
「遺志あるところ」 Where There's A Will (1940) EQ
「語らぬ講演者」 The Silent Speaker (1946)
「女が多すぎる」 Too Many Women (1947) EQ
「Xと呼ばれる男」 And Be A Villain (1948) EQ
The Second Confession (1949) 
In the Best Families (1950) 
「編集者を殺せ」 Murder By The Book (1951) HPB 
Prisoner's Base (1952) 
「黄金の蜘蛛」 The Golden Spiders (1953) HPB
「ザ・ブラック・マウンテン」 The Black Mountain (1954) 「黒い山」HPB
Before Midnight (1955) 
「殺人犯はわが子なり」 Might as Well Be Dead (1956) HPB
If Death Ever Slept (1957)  
Champagne For One (1958) 
Plot It Yourself (1959)
Too Many Clients (1960)
「究極の推論」 The Final Deduction (1961) EQ
「ギャンビット」 Gambit (1962) EQ
The Mother Hunt (1963)
A Right to Die (1964) 
「ネロ・ウルフ対FBI」 The Doorbell Rang (1965) 光 再刊情報 初読時感想 
Death of a Doxy (1966) 
「ファーザーハント」 The Father Hunt (1968) EQ
Death of a Dude (1969) 
「マクベス夫人症の男」 Please Pass the Guilt (1973) HM
「ネロ・ウルフ最後の事件」 A Family Affair (1975) HM

おまけ(ウルフ物以外)
Under the Andes (1914)
「手袋の中の手」 The Hand in the Glove (1937) HPB (ドル・ボナーもの)
「アルファベット・ヒックス」The Sound of Murder (1941) 論 (アルファベット・ヒックスもの)
「苦いオードブル」 Bad for Business(1940)HPB (テカムス・フォックスもの)

訳題のある作品に関して、末尾に附した文字は、最も一般的と思う翻訳を示す。内訳は、HM=ハヤカワミステリ文庫、HPB=ハヤカワポケミス、光=光文社文庫、EQ=「EQ」、論=論創社。文字の附記がないものは、翻訳があっても不完全だったり、翻訳の現物をよく知らないもの。
スタウト作品リスト(2)(ウルフものの中篇集・中篇リスト)はこちら
もっとちゃんとした作品リストはこちらへ。今までネットで見た中では、ここが一番しっかりしたリストだと思う。(リンクフリーだし)

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感想「沈黙の叫び」

「沈黙の叫び」 マーシャ・マラー 講談社文庫
久々に翻訳が出た私立探偵シャロン・マコーンもの。アメリカでは刊行が続いていて、本書は2000年に刊行された21作目とのこと。父親が亡くなり、自分が養女だったことを知ったシャロンが、実の両親探しを始めるという異色作。ただ、シリーズのきちんとした紹介がされておらず、半数以上が未訳の日本で、そのことがどの程度意味を持つかは疑問。多くの読者にとっては、インディアンの歴史を題材の一部にしたサスペンス、という程度の捉え方になっちまうのかな。でも、そういう観点に限定してしまうと、今度は掘り下げが浅い本に見えて来てしまう気がする。
ちなみにシリーズ第1作の「人形の夜」は、1980年に講談社文庫から単発で翻訳が出ているので、24年ぶりの里帰りってとこか。
自分や身内の事を調査する私立探偵の話があまり好きではないこともあり(だって、プロっぽくない)、何をいまさらこんな題材で、という気はした。主人公の性格の良さと、調査そのものは的確に進められて行くので、ストレスなく読めはしたけれど、なんてことない話。シリーズのファンにとっては、結構楽しめる作品だとは思うけど。
巻末にはシリーズの作品リストが附されており、徳間文庫で出た邦訳7冊も確認出来る。今までに出ている翻訳で一番新しいのは、アメリカで1990年に出た第11作なので、その当時と登場人物の状況は大幅に変っているはず。なんか見覚えのない雰囲気だな、と思ったのは、こちらの記憶が薄れているせいだけでもないのだろうな。
なお、マーシャ・マラーのオフィシャルサイトはここ

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J1リーグ1stステージ第2節名古屋対磐田

2004.3.20(土) 15時 豊田スタジアム 屋内
観客 32406人 主審 上川徹 副審 上荒敬司、柿花和夫

  名古屋グランパスエイト 1(1-2)3 ジュビロ磐田
               (0-1)

 得点 10分 名古屋・マルケス
    22分 磐田・中山
    32分 磐田・グラウ
    72分 磐田・グラウ(PK)

 名古屋 楢崎(GK)、秋田、古賀、角田、
    大森(78分大野)、岩本(59分岡山)、中村、
    滝澤(78分中谷)、海本幸、マルケス、ウェズレイ
 磐田 佐藤(GK)、鈴木、田中、山西、
    服部、名波、藤田(88分河村)、西(89分成岡)、福西、
    グラウ、中山(70分前田)

 警告 名古屋 滝澤(1)、角田(1)、岩本(1)、
        大森(1)、ウェズレイ(1)、岡山(1)
    磐田 グラウ

1stステージのジュビロ戦は勝てない。94年4月に国立で勝って以降、勝ち星なし。昨年引き分けたのが、95年以降唯一の勝ち点獲得試合だったりする。2ndはまだ勝っているんだけど。(威張れるほどじゃないが)

JSPORTSの録画中継を見たので、感想を追記。
マルケスの素晴らしいミドルでの先制から始まった試合が、どうして、こうも無惨な終り方をするのか。もっとも、マルケスのゴールの前も、セットプレーから中山にフリーでシュートを打たれていたり、安心感の持てる試合運びでなかったことは確か。磐田の出来が悪かったとはいえ、そのまま90分、うやむやなうちに名古屋ペースで運ぶことが出来たとも思えない。それでも滝澤の、PKを与えたあのディフェンスはブザマ過ぎ。あれでチームががっくり来ても無理はない。がっくり来ないメンタルの強化は、今年の補強のポイントで、秋田の獲得もその一環だったんでは、とも思うのだけど。 
ともあれ、これ以降もずっと、対面の西にふりまわされ放しだったことを含めて、この日の惨敗の責任のかなりの部分は、滝澤にあるように思える。まあ、楢崎が奇跡的にはじき出したPKを、中山が走り込んで押し込むに任せてしまった、その後の展開も、かなりいただけないけど。ここは滝澤のせいじゃないし、ウェズレイのFKからカウンターを食らって、あっさり2点目を失った守備の脆さも、チーム全体の問題。なんだか、この試合は全体として、チームがひどく集中力を欠いていたような気がする。
この日は岡山を入れても効果なし。というか、岡山を入れたタイミングでは、チームが既に白旗を上げていた感じ。圧倒的に試合を支配されていて、中盤に動きのある選手を一人投入したくらいで、ひっくり返せる状況ではなかった。どうせ入れるんなら、前節同様、後半頭から入れれば、まだ良かったんじゃないのかな。
3点目を失うのは時間の問題だな、という中での次の失点は、ペナルティエリア内で大森が福西を倒してしまったことによるPK。これに関しては、うまく倒れられちまったという気がしたし、その後、グラウがPKを2回蹴るなど、不手際が重なって、名古屋の選手はいよいよ平常心を失ってしまった。その代償が、希望のカケラもない残り15分と大量の警告。試合後の印象がひどく悪いのは、この辺も理由の一部。
鹿島戦まで、ナビ杯で1週開いているのは幸運だけど、2週間で立て直し出来るのかな。

グランパス日程はこちら

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日本ラグビーフットボール選手権大会決勝神戸製鋼対東芝府中

2004.3.21 14:00 国立
神戸製鋼コベルコスティーラーズ 10ー22 東芝府中ブレイブルーパス
準決勝で、ヤマハを粉砕した東芝と、NECと競り合って、なんとか勝ち抜いた神戸製鋼の、勢いの差が出たという感じだった。
前半6分に東芝の立川が、ドリブル突破からトライを決めて先制。神戸製鋼の方が攻めてる時間は長いようなんだけど、東芝がいなしてるような感じで、神戸製鋼は点が取れそうな気配が感じられず、前半はミラーのPGのみ。もっとも東芝も、モールやラックで圧倒的に押し込んでる割には、いまひとつ淡白な感じで追加点なく、7-3で折返し。
後半も同じ流れ。16分に東芝の森がハーフウェイライン付近から独走でトライを決めて突き放し、もう決まりかと思ったが、東芝の立川がシンビンで10分間の退場。ここで神戸製鋼が数的優位で追加点を上げ、追いすがったものの、36分に東芝がPGで突き放し、さらに1トライでとどめを刺した。
神戸製鋼は、好機をノックオンで潰すなど、ミスが多過ぎた気がする。数的不利な時間帯以外は、総合力で上回る東芝の横綱相撲という印象だった。二つの準優勝は伊達じゃなかった、ってとこかな。

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オープン戦ヤクルト対中日

2004.3.21 13:00 神宮
D 010000000 1
S 10000120X 4
今年初めてのスワローズ生観戦。もっとも別件があったので、途中まで。
1回裏に先頭打者・稲葉の右翼ポール際へのホームランで先制したけど、2回表、アレックスの左翼ポール際へのホームランでお返しされてしまって、振り出し。先発の新加入マウンスは、3回を1失点でしのいだが、あんまり球は速くないみたいだし(スコアボード表示で最速140km)、制球もいまいちぽくて、ちょっと不安が残る。4回表にベバリンが出て来て、3者凡退で片付けるのを見届けて、球場を出た。
打つ方に関しては、一回りしか見てないから、なんとも言えないけど、相変わらず稲葉は見せてくれるな。
なお、上記のスコアの4回裏以降は、日刊スポーツで確認したもの。
中日はDH制、スワローズは投手が打席に立つ変則的な試合形式だった。なんとなく、落合ぽいやり方のような気がした。

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J2リーグ第2節大宮対札幌

2004.3.20(土) 14時 埼玉スタジアム 雪のち雨
観客 8009人 主審 山西博文 副審 中井恒、竹内元人

  大宮アルディージャ 0(0-0)0 コンサドーレ札幌
             (0-0)

 大宮 安藤智(GK)、奥野、若松(81分木谷)、トニーニョ、
    冨田、喜名、安藤正(86分久永)、斉藤、金澤、
    ダニエル(45分高橋)、バレー
 札幌 阿部(GK)、曽田、西澤、吉瀬、
    岡田、鈴木、田畑、三原、砂川、
    新居、清野(89分堀井)

 警告 大宮 トニーニョ(1)、金澤(1)、木谷(1)
    札幌 砂川、三原

雪でピッチ全面が白くなった状態でキックオフ。ピッチ状態が悪い影響で、双方とも形を作れない前半。観ていてつまらない上に、とにかく寒くて、45分をひどく長く感じた。それでも全体的には、いくらかボールをうまく廻せていた大宮の方が優勢だった気がする。最後の方で、バレーと安藤正裕が惜しいシュートを放って、湧いた場面もあった。札幌は通らないロングボール攻撃ばっかりだった印象。ただ、大きい展開とそれを生かすためのスピードは感じられたので、あれが通り始めたらという怖さはあった。後半に、その片鱗は見えていたような気がする。
後半になると雪が止んでいて、ピッチ状態がいくらか改善されたためか、選手も慣れたのか、パスがつながるようになって、試合が様になり始めた。序盤、大宮ディフェンスにミスが出て、札幌が立続けに好機を得た後は、札幌がやや優勢だったと思うが、こちらも決め手は欠いた。中盤での攻防が主体で、ゴール前での決定機は双方あんまりなく、結局、スコアレスドロー。やはりコンディションの問題で、プレーに精度がなかったからだろう。
大宮の新加入選手は、結構、みんな良かったんじゃないかな。特に左サイドに入っていた喜名が目に付いた。名古屋に居た当時、そこそこ見てたはずなんだけど、もうかなり以前の話なので、ほとんど覚えてない。力強さと巧さが感じられたんで、ちょっと期待してる。正裕も(彼は新加入じゃなくて復帰だけど)、あんまりムラがなくて、良かった。
あと、安藤智安が、GKをピッチ外へ1本も蹴り出さなかったのはびっくり。川島が居なくなったんで、一所懸命練習したのかな(笑)。この調子でやってくれぇ。
もっとも、今日のコンディションでは、チームの状態を判断するのは難しい気がする。もう1-2試合観てみないと、なんとも言えないと思う。

アルディージャ日程はこちら

[追記]記録関係を追記修正。ところで、公式記録では気温は2.8℃。寒いわけだわ。

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大宮は雪

埼玉スタジアムに客は来るんだろうか。というか、大宮からのバスが渋滞してるので、そもそも自分が無事に着けるのか? 渋滞しそうと分かってて乗る方が悪いか。(もっとも、バスの所要時間は、ある程度、渋滞を見込んでるようだが)
[追記]結局、大宮駅からスタジアムまで、50分程度で着いたので、渋滞分を見込んだ所要時間設定ではあったらしい。というか、いつもあんな状態でアクセスバスが走る訳ですか。
ちなみに観客は8009人。仮面ライダー誘致は、いまいち不発に終った感じ。
20040320
雪の舞う埼玉スタジアム。

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大宮のホーム開幕戦

大宮アルディージャの今季ホーム開幕戦になるコンサドーレ札幌戦が、明日(20日)14時、埼玉スタジアムでキックオフ。こんな所に書いても、宣伝になるかどうかわからないけど、まあ一応。埼玉スタジアムで、あんまり客が来ないとさみしいので(笑)。
仮面ライダー555がやって来る。去年の38節の川崎戦で、ピカチュウを連れて来て1万人確保した(14338人)再現を狙っているんだろうけど、どこまでうまく行くか。天気は悪いみたい。アルディージャの公式サイトには、てるてる坊主の画像が吊るされていた(このチーム、サイトはいいセンスしてると思う)。
なお、交通アクセスの詳細はここを参照。最寄り駅は埼玉高速鉄道の浦和美園駅で、そこから徒歩20分くらい(みんな知ってることのような気がする)。シャトルバスは、大宮駅(運行時間10:30-13:15/所要時間45分)、東浦和駅(10:30-13:40/20分)、北越谷駅(11:00-13:40/20分)から出る模様。浦和駅からは出ないので念のため(路線バスはあるが。片道45分くらいだったかな)。ところで、シャトルバスの時間関係は、公式サイトに拠っているけれど、大宮からのバスアクセスって、本当に大丈夫なのかな。距離は長いし道は細いし、渋滞したらイチコロでは? 乗ったことはないので、よく判らないんだけど。
残る観客動員のカギは、やはり、札幌サポーターの熱意ですかねえ。札幌は、ファイターズの方が盛り上がってしまってるという話も聞くけども、ここは是非、いらしていただきたい所です。

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テレビ東京のセサミストリート

NHKのセサミストリートが終るというニュースは知ってたが、代りにテレビ東京で始まるという話は、今日の東京新聞で読むまで知らなかった。ネットで検索掛けてみると、特に目新しい話でもないようだけど。(たとえばこの記事。すぐにリンク切れを起こしちまいそうなURLだが、まあいいや)
もっとも今までに読んだ記事では、セサミ側が日本語版を出したいと言って来たのをNHKが断ったという書き方だったのに対し、東京新聞の記事は、セサミ側が、NHKに日本語版を断られるのを見越して、自分から断って来た一方、テレビ東京と交渉を進めていた、というニュアンスになっている。手間なしで本国版を供給して稼ぐのを捨ててまで日本語版にこだわる以上、セサミ側に当てがあったと見る方が自然だし、そう考えると、東京新聞の記事の方が事実に近いように感じる。
記事にも書かれているけど、セサミの狙いは、日本でのポピュラリティをさらに上げて、キャラクターグッズをもっと売ろうという辺りにあるんだろう。他に考えられない。でも、弱小テレビ局で日本語版を放送したからといって、NHK以上の宣伝効果があるのかな。あと、そもそも、キャラクターグッズの買い手は、本当に番組を見て、買っているのかな、という気もする。
この番組は、初期に見ていたので、そこそこ思い入れはあったけれど、近頃は全然見ていない。街にキャラクターグッズが街に溢れて、露出が上がり過ぎた感じ。クッキーモンスターとか、以前は好きだったんだけどね。

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ココログプラス

ココログに、機能アップした有料版が出来て、6月まで無料だというんで、とりあえずココログプラスというのに乗り換えてみた。
ここんとこ、アクセス数がいくらか増えているのは、検索で飛んで来ている数が多いらしく、一体、何を目的で飛んで来てるのか気になっていた。以前、一瞬入れたアクセス解析を、また入れてみようか、と思っていた矢先だったので、アクセス解析付きのココログプラスはいいタイミングだった。
と思ったんだけど、このアクセス解析が全然動かない。なんでぇ、と思って、ココログルで検索したら、この記事が見つかった。こちらを参考に、とりあえずこれを投稿してみる。これで動き出すのかな。
[追記]確かにアクセス解析が動き始めた。ありがとうございました>上記リンク先の方。ただ、このアクセス解析の数字が、どれだけ当てになるんだか。別に付けてるアクセスカウンタの値(これもこれで当てになんないけどね)とまるで整合してないし、立上り1時間くらいのアクセス件数は、ありえないくらいでかい数値が表示されてる。表示内容も今一つ乏しいし、しばらく様子を見てみるか、って感じだけど、niftyらしい使えないサービスの気配が漂ってるなあ。

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感想「されど君は微笑む」

「されど君は微笑む」 北方謙三 角川文庫
久々に読んだ北方。なにせ文庫で出た時しか読まないから。
「約束の街」シリーズに「ブラディドール」シリーズが乗り入れる趣向。北方の作品の中では特に娯楽性を意識してると思しい、二大シリーズの合体だけに、お気楽な出来ばえではある。お馴染みの登場人物の、様式的な活躍を楽しんでいればいいので。もっとも、正直言って、あまりにもパターン化し過ぎているので、この二つのシリーズは、北方の作品の中では、それほど好きじゃない部類ではあるのだけど。
「約束の街」自体、前作を読んでからだいぶ経っている上に、ブラディドールと来たら、もっと大昔なので、たいがい設定を忘れていた。でも坂井って、もっとチンピラぽくなかったかとか、キドニーは元気なんだろうとか、その程度は覚えてたな。さすがに、少し懐かしいような気はした。
しかしこれは、妻子を持ってしまったヒーロー(ソルティ)が、それでもヒーローたりうるのか、という、少し意地悪な番外篇じゃないのか、という気もする。「約束の街」って、この後も、まだ書き継がれているのかな。
あとは、雄一の壊れ方が、あまりにも唐突という印象。もう少し過程があっても良かったんでは。それと、ちょっとひねった結末は、北方には珍しいような気がした。

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「乱歩R」

江戸川乱歩の小説をモチーフにしたドラマ・シリーズ。昨日が最終回。ちゃんと見た時間は、トータルで半分に満たないと思われるので、見てたというより眺めてたというべきだな。毎回豪華なゲスト俳優が出て来る華々しさは良かったし、乱歩の小説を、なまじ忠実に映像化しようとしないで、ダシにだけ使うというアイディアも、結構面白かったと思うんだけど、どうせなら、もっと映像に凝って欲しかった感じ。今時のドラマだからしょうがないけど、ビデオ画像なのも、いまひとつ雰囲気を欠いたと思う。
脚本も、大した出来じゃなかったけど、映像さえ凝っていれば、もうちょい見られたと思う。乱歩の小説自体、基本的にはプロットよりは雰囲気の方が印象に残るものなんだし。ただ、視聴率でも、かなり苦戦してたらしいけど、それはドラマの出来とは、あまり関係ないんじゃないかな。それなりに、独特な世界は作れていて、面白さはあったと思うんで。最初から怪しかった岸部一徳が、実は、とか言われても、全然衝撃はなかったけどね。

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「シーザーの埋葬」再刊

光文社文庫版のレックス・スタウトは、「ネロ・ウルフ対FBI」に引き続き、「シーザーの埋葬」も再刊された。旧版に対し、巻末にシリーズのレギュラー・キャラクター紹介を主体とした解説が追加。筆者は山本博。この人は以前、「EQ」でネロ・ウルフの評伝の「西35丁目のネロ・ウルフ」を翻訳連載していたので、あそこからの抜粋をベースにして書いたという感じじゃないかと思う。まあ、あれは全部揃いで持っているから、こっちを入手する必要もないかな。

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J2リーグ第1節京都対大宮

2004.3.13(土) 14時 西京極 晴
観客 8539人 主審 柏原丈二 副審 金田大吉、入部進也

  京都パープルサンガ 2(1-1)3 大宮アルディージャ
             (1-2)

 得点 1分 京都・黒部
    3分 大宮・金澤
    48分 京都・崔龍洙
    75分 大宮・冨田
    87分 大宮・バレー

 京都 平井(GK)、鈴木悟、手島、萩村、森、
    ビジュ(88分田原)、中払(85分石丸)、斉藤、
    熱田(67分冨田)、黒部、崔龍洙
 大宮 安藤智(GK)、奥野、若松(60分木谷)、トニーニョ、
    冨田、喜名、安藤正、斉藤、金澤(74分久永)、
    ダニエル(45分高橋)、バレー

 警告 京都 森、ビジュ、崔龍洙、萩村
    大宮 バレー(1)、若松(1)、久永(1)

今節は、中身を見れないはずなので、記録のみ。
出ている選手の顔触れを見る限り、昨年と選手の顔触れは変っても、かなりの戦力を維持しているように思える京都相手に(かなりボコボコ抜けたと思ってたけど、結構立派な選手が、代りに入って来てるじゃねぇか)、得点の取り合いで勝ってるんだから、悪い要素はなさそうに思える。
大宮も、かなり選手の入替えがあったけど、見た所、骨格はあまり変ってない感じなので、まずまず噛み合ったチームにはなってるんじゃないだろうか。監督も三浦なんだし。
次節のホーム開幕戦に期待だな。

アルディージャ日程はこちら

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J1リーグ1stステージ第1節C大阪対名古屋

2004.3.13(土) 16時 長居 晴
観客 18542人 主審 松村和彦 副審 長谷忠志、村上孝治

  セレッソ大阪 1(1-0)2 名古屋グランパスエイト
          (0-2)

 得点 19分 C大阪・徳重
    49分 名古屋・角田
    62分 名古屋・ウェズレイ

 C大阪 多田(GK)、カブラル、ラデリッチ(52分千葉)、上村、
    布部、久藤、徳重、佐藤、斉藤、
    森島(83分御給)、西澤(68分苔口)
 名古屋 楢崎(GK)、秋田、古賀、角田、
    大森、岩本(80分大野)、滝澤、鄭(45分岡山)、
    海本幸、マルケス、ウェズレイ

 警告 C大阪 ラデリッチ (名古屋はなし)

横浜から帰宅して、録画しといたJSPORTSを後追いで見た。結果を知らないようにして見たので、結構スリリングだった。
前半の名古屋はかなり酷い出来。3バックの2人は新加入だし、2ボランチはどっちも去年ボランチやってないし(ヨンデは少しくらいはやってたか?)、当然呼吸が合わないから、ディフェンスは連携ボロボロ。後方からのサポートがないので、攻撃に厚みがなく、ブラジル人2トップは厳しいマークに苦しみ、トップ下の岩本は去年の主税を思わせる孤立状態。結局、やっぱり、という感じでセレッソに先制され、セレッソ・ペースのまま折返し。
後半、ヨンデに代って岡山が入って、2ボランチから、トップ下2人みたいな形に、前寄りにシフトしたように見えた。チーム全体の意識も、ハーフタイムに修正があったんだろうけど、岡山を触媒にして、がぜん攻撃が形になり始め、流れは名古屋。その勢いで、後半早々、岩本の右CKを角田が合わせて同点に追い付き、岡山のキープから、62分にウェズレイが逆転ゴール。大森の1ボランチになって、いよいよ弱体化したディフェンスは相当怖かったんだけど、楢崎は奮闘してたし、セレッソ攻撃陣の迫力不足にも助けられ、なんとか逃げ切って、Jリーグ始まって以来の、アウェイでの開幕戦勝利をおさめた。
前半の出来は、先発選手の顔触れを見て、この辺がやばそうだな、と思った所が、軒並みその通りだったもんで、かなりがっくり来た。特にヨンデなんか、去年の実績を考えたら抜擢だから、進境著しいんだろうかと期待したのに、去年から進歩してたようには見えなかった。なぜ、彼がスタメンだったんだろう? 故障者とかの関係だったのか? あと、秋田は、かなり不安の残る出来だったと思う。スピードのあるFWには、あっさり振り切られちまいそうな気がする。妙に親しみは湧いて来たんだけど、別に親しみやすくなくていいから、頼りになって欲しい。
セレッソだから勝てたという気は、かなりする。とりあえず勝ったからいいや、てなもんだけど、2節の磐田戦、3節の鹿島戦、怖いねえ。特にディフェンスは、修正が急務じゃないかな。他に人選は考えられないんだろうか。パナの故障はしょうがないが、惨劇は防がないと。
岡山の健在ぶりは、嬉しかったな。

グランパス日程はこちら

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J1リーグ1stステージ第1節横浜対浦和

2004.3.13(土) 14時 横浜国際 晴
観客 51052人 主審 上川徹 副審 柴田正利、中込均

  横浜F・マリノス 1(1-0)1 浦和レッドダイヤモンズ
            (0-1)

 得点 28分 横浜・安貞桓
    58分 浦和・エメルソン

 横浜 榎本達(GK)、松田、ドゥトラ、田中、中澤、
    中西、遠藤、奥、清水、
    久保、安貞桓
 浦和 都築(GK)、坪井、室井、内舘、
    山田、酒井、平川、長谷部、
    永井(82分岡野)、エメルソン、三都主
 警告 横浜 ドゥトラ、中澤、久保
    浦和 内舘、三都主

おつき合いで見に行った、Jリーグ開幕戦。
内容的には横浜の圧勝。途中までは、ディフェンディングチャンピオンの貫禄を感じさせる試合運びだったと思う。得点こそ、安貞桓のパワー炸裂な1点にとどまったものの、浦和は横浜の猛攻をしのぐので精一杯で、ずっとシュートすら満足に撃てずにいたんだけどね。
後半半ばに、浦和のスローインに対するドゥトラのクリアが、偶然エメルソンの足元に飛び込んで、ラッキーとしか言いようのない浦和の同点ゴールが生まれた。
その後は焦っちゃった横浜が、点を取りに出て、かえってペースを乱した感じ。浦和がそれに乗じて、多少攻勢に出たけど、試合をひっくり返すほどの力はなく、そのままドロー。
多分浦和はあの1点以外、得点機はなかった。前評判の割に貧弱な攻撃力だけど、浦和の実力は、メディアではたいがい、過大に見積もられる傾向にあるから。とはいえ、浦和は中心メンバーが五輪代表で抜けてたんで、ベストメンバーが揃った時のチーム力は、今日の試合では見極められないだろうな。新加入のアレックスとかが、まだ噛み合ってないてのもあるだろうし。
横浜は不運で自滅した感じだったけど、チーム力の高さは見せてもらった。勝ち点2点損してたけど、それくらいはこれからいくらでも挽回しちまうんだろう。
まあ、どっちにしても敵のチームなんで、引分けで双方勝ち点1は思うツボ(笑)かな。
[追記]名古屋から行った酒井は、守備的MFとしては結構よくやってた気がする。一応気に掛けてるから、うちに支障ない範囲で(笑)頑張ってくれい。

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ウッドハウス補足

ウッドハウスの再評価、というか、刊行予定がある、という話はこちら。ページの上の方に書かれている。結構愉しみにしてるけど、本当にちゃんと出るのかな。
もうひとつ、ネット関係の会社でアスクジーブスてのがあるけれど、元々アメリカの会社で、原綴はAsk Jeeves。要するにこれは、ウッドハウスの小説の有名キャラの一人、執事のジーヴスのことなのかなと思って、サイトを見に行ったら、執事のジーヴスのイラストががんがん露出してる上に、ウッドハウスのコーナーまで設けられている。それだけウッドハウスは、英米では今も知られた存在だということなんだろう。それにしても、これ、検索サイトの会社の社名にしては、結構気がきいてると思う。ジーヴスに訊け、ってね。

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感想「マルタン君物語」

「マルタン君物語」 マルセル・エイメ 筑摩書房
世界ユーモア文学全集4の後半。1938年刊行の短篇集の翻訳。
でもこれがユーモア小説なのかな。収録作品の半分くらいは、奇妙なシチュエーションを描くことが、結果的にユーモラスな雰囲気を醸し出しているだけのような気がする。残りの作品にしても、ユーモアそのものが作品の目的ではないと思う。ウッドハウスとは、方向性が全く異なる。
小説の人物と現実の人物が入り交じったり、身体が二つある人々が住む村が出て来たりという舞台設定のあやしさと、そういう特殊な状況に置かれた人間の異常な心の動きが面白い。お笑いとしてではなくて、奇想の面白さだけれど。アイディアの特異さにはかなり感心させられた。感覚的で、どことなくフランス的な趣きを感じる方向性だった気がする。

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感想「マリナー氏ご紹介」

「マリナー氏ご紹介」 P・G・ウッドハウス 筑摩書房
世界ユーモア文学全集4巻の前半。あとがきによると、1927年に刊行された短篇集をベースに、作品の入替を行った独自の作品集。
スラップスティックなコメディだが、70年以上も前に書かれたイギリスの小説だけに、おっとりしていて、読者を強引に引きずり込もうとするような所は全くない。それでいて、充分おかしく、笑える小説になっている。ある種のコメディは、時代や民族性にとらわれない、普遍的なものだということを感じる。
ウッドハウスのギャグは、今の日本のコメディで使われていてもおかしくないようなものだけれど、それでも陳腐さを感じずに読めるのは、構成のうまさによる所が大きいように思う。笑いを取るというのは、純粋に技術に負う部分が大きいんだな。
もっとも、時代状況や地域性のあるベタなネタも、中には含まれているのかも知れないけどね。こちらには判らないだけで。でも、それで充分面白いんだから、気にする必要はないだろう。
ウッドハウスは再評価の動きがあるという噂を聞いてる。是非。

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アマゾンで本を買った

初めてアマゾンで本を買ってみた。右下にリンクは張ってあるけど、実際に使ったのは初めて。レックス・スタウトのネロ・ウルフものの未訳本を中心に、ペーパーバックを何冊か。宅配は受取りが面倒だし、本屋で本を探すこと自体がひとつの愉しみだから、今まで使おうとは思わなかったが、洋書のペーパーバックを書店で探すのは効率が悪すぎるので、使ってみる気になった。
去年のTVシリーズ放映の影響で、中途半端に読みかけた状態になっていたネロ・ウルフのシリーズを何とかしちまおうという気分が盛り上がって、紀伊國屋とかに未訳本を探しに行ったけど、ありゃあしねえし。以前は、書店で注文するのも容易なことじゃなかったから、店頭になければ諦めていた。今はこういう便利なシステムがあるわけですな。何をいまさらってとこだろうけど。
しかも、値段も安いし。こういう敷居の下がり方って、案外、バカにならないだろうな。洋書を読んでる人って、今は昔に較べて増えているんじゃないか。英語自体のポピュラリティが上がっているにしても。
ちなみに、もう一つ右下にリンクを張ってあるe-honで注文して、よく行く本屋で受け取りというのは、前からやっている。個人的には、国内の本に関してはこっちの方が便利なので、今後、全面的にアマゾンに乗り換えてしまうことはないと思う。

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感想「わが名はレッド」

「わが名はレッド」 シェイマス・スミス ハヤカワミステリ文庫
アイルランドが舞台の犯罪小説。冷酷非情な犯罪計画が理路整然と実行されていたり、極めて残虐な殺人の場面が頻出したりと、かなりえげつない内容。マイケル・スレイドを喜んで読んでる人間がそういうことを書いても、否定的な意味にはならないかも知れないが、実際は、あまり好感を持たなかった。スレイドのは一種のギャグだけど、これはかなりリアルで、厭な感じがする。
二人の犯罪者が、それぞれ自分なりに筋の通った計画に基づいて行動しているうち、接触が起き、双方のシビアな駆け引きが始まるというあたりが、もう一つの読み所。その部分はかなり読みごたえがあり、この作家の技倆を感じる。
と思えば、意外にも社会派的なメッセージが発せられていたりもする。一筋縄では行かない作家、という印象。どれが彼の本物の顔なんだろうか。
事件の一部が、今週から来週の「乱歩R」最終回にどことなく似通っていて、シンクロニシティかな、と思った。

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グランパス・サテライト日程

グランパスのサテライト日程もまとめておく。

3/21(日) 14:00 湘南 平塚
3/28(日) 14:00 京都 東城陽グランド
4/18(日) 14:00 湘南 トヨタスポーツセンター
5/30(日) 14:00 京都 多治見運動公園
6/06(日) 14:00 磐田 関市中池公園
7/18(日) 15:00 清水 鈴鹿スポーツガーデン
10/3(日) 14:00 磐田 藤枝市総合運動公園
10/24(日) 14:00 清水 三保グランド

今年はサテライトのホームゲームのドサ廻りが、いつも以上に多いような気がするけど、どうだろう。
見に行くとしたら、平塚くらいだけど、行かないだろうな。それを確認しただけでも、まとめてみた甲斐はあったか。

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アルディージャ・サテライト日程

アルディージャのサテライトの日程を確認しておく。参照元はこちら

3/28(日) 14:00 FC東京 鴻巣
4/04(日) 14:00 市原  市原
4/18(日) 14:00 仙台  熊谷陸上
7/11(日) 17:00 浦和  大宮 0-3
8/15(日) 18:00 市原  大宮
9/05(日) 15:00 仙台  仙台
9/12(日) 未定  FC東京 未定(アウェイ)
10/3(日) 13:00 浦和  駒場
10/11(月祝)未定  新潟  未定(ホーム)
10/31(日) 14:00 新潟  新発田

今年もさいたまダービーを見に行くかな。

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感想「準急ながら」

「準急ながら」 鮎川哲也 光文社文庫
鬼貫警部もの。小一時間電車に乗る前に、車内用にKIOSKで買って読んだ。こういう機会でもないと読まない作家なので。でも、これは代表作の一つなのかな? 以前から書名は知ってたけど。
(日本の?)本格ミステリに対する批判というと、人間が描けてないとか、トリックがわざとらしいといった辺りだと思うのだけど、まさしくそのものという感じ。ただそれは、そもそも作家自身が、そういう小説を書こうとしていないという理由によって、批判として意味を成さないだろうとも思う。やりたいことは、論理的に漏れのないパズラーを書くということだけなんじゃないんだろうか。そういう観点からは、かなりよく出来ている作品。そうはいっても、登場人物があまりにも不自然な行動を取り過ぎるし、それに対して、そういう行動を取ることになった必然性を、言い訳がましく長々と書き並べるあたりも、作品の力を削いでいる気がする。本来は、開き直るか、言い訳の必要がないほど、自然な状況を作り上げるべきなんだろう。だから、この作品はまるっきり駄目、とは考えないけれど、傑作ではないだろうとは思う。
もっとも、不自然さを割り切って読めば、整合を心掛けて書かれているだけに、建築物の構造を見るように、小説の組立てが見える面白さはある。
また、作中、描写がある犬山や伊豆など、以前、行ったことのある場所が出て来るくだりは、情景がよく分るので面白く読めた。鉄道もののミステリなんかは、そういう面白さでも読まれているんだろうな。

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日本ラグビーフットボール選手権大会準々決勝トヨタ対東芝府中

2004.3.7 14:00 秩父宮
トヨタ自動車 12ー55 東芝府中ブレイブルーパス
開始早々、下部リーグのトヨタがトライで先制したもんで、これは番狂わせかと思ったが、試合運びの巧さで圧倒的に上回る東芝がすぐさま反撃。トライの嵐で5-21で折返し。
後半も、開始早々、トヨタがトライを決めたけど、その後は前半と同じことが繰返され、東芝の大勝で終った。
東芝が全ての面でトヨタを上回っていた印象。押し込んでも、展開からも、スピードでちぎった形でも、トライを決めていたものな。強いチームだな、と思ったけど、まあ、相手が格下だから額面通りには受け取れないか。
トヨタの方が、選手のキャラが立ってて、見ていて面白かったんだけど(ティアティアとか、蠣崎とか)、それも結局、弱いチーム故の面白さだったような気はしないでもない。昇格するトップリーグでの戦いはどうなりますかね。

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日本ラグビーフットボール選手権大会準々決勝NEC対サントリー

2004.3.7 12:00 秩父宮
NECグリーンロケッツ 34ー27 サントリーサンゴリアス
開始5分過ぎくらいから見てた。
立ち上がりは一進一退の互角という印象だったけど、3-3から前半25分過ぎにNECがトライで先行した後に、サントリーに流れが来て、それを生かせなかったのがサントリーのつまづきの始まり。その後、サントリーはやること全て空回りで、NECに隙を突かれてはトライを決められ、最大24点差がついた。
一方的な試合になりかけたが、後半20分過ぎにサントリーの小野澤が強引にトライを決めると、疲れたのかNECが踏ん張りがきかなくなって、今度はサントリーが立続けに3トライで7点差まで詰めた。でも、一気に同点にしようとした所で、NECにキックをチャージされてトライを奪われて突き放され、最後に1トライ決めて追撃したけど、それで時間切れ。
サントリーは、最後のミスが痛かったけど、根本的には中盤の時間帯に崩れ過ぎだろうな。NECはやっぱり、勢いがあるんだろう。ただ、準決勝に向けては、終盤のペースダウンが気になるかも知れない。

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モバイル投稿テスト

うまく投稿出来るかな。もっとも、貧弱なモバイル環境しか持ってないから、うまく出来ても、多用することは多分ないけど。長文メールを打つのが面倒くさいから。〔これを打つだけでも、既にたいがい疲れた〕
[追記]うまく投稿出来た模様。カテゴリーは、後で入れるしかないのかな。

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作家作品リスト

作家の作品リストを今までに二つ作ったけれども、日が経ってスクロールしてトップページから外れると、見にくくなると思っていた。マイリストに入れて、トップページにリンク張っとけばいいのか、と思いついたのが一昨日。やってみて、結構いい感じなので、この形で、リストをいくつか作ってみようと考えてる。
ココログだと、フォーマットを決められてるから、やれることには限界がある、と思っていたけど、こっちがやりたいと考えてた程度のことは、工夫次第でほぼ対応可能らしいことが分って来た。元々、画像やデザインに凝るつもりはなくて、基本的にはテキストさえ貼付けられれば良かったわけだし。自前でゼロからページを立ち上げるよりは、初期設定自体が圧倒的に楽だし、更新も簡単なんで、もうこれで充分かも知れない。まあ、問題は容量制限くらいかな。
もっとも、長い目で見れば、パソ通のフォーラムみたいに、ココログが破綻する可能性は充分あると思う。そうなった時、この特殊なフォーマットごと、どこかへ退避するのも、かなり難儀な話。バックアップは、プレーンな形で、しっかり取っておいた方がいいんだろうな。

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自主的な蹴り出しは不要

Jリーグは、今季から選手負傷時に、審判が止める前に、ピッチ外へ自主的にボールを蹴り出すのを止めさせるらしい。参照元はここ
ということは、相手にボールを返してやる、という風景も減るんだろうな。フェアプレーを感じさせる、いい風景だと思うんだけど、どうすべきか選手が判断に迷ったり、悪用される場面もあったりするから、公正さを維持するためには、そうするしかないんだろう。世知辛い気がするけど、世の流れと思う。不文律が廃されて、明文化規定に置き換わって行く。まあ、必要もなさそうに見える場面で、ホームチームのスタンドからアウェイチームに対して、「出せ!、出せ!」とかいう怒鳴り声が浴びせられる光景も、あんまり気分のいいものじゃないし。
もっとも、怒鳴る相手が主審に代るだけかも知れないけどね。そもそも、これは審判が、選手が危険かどうか、ちゃんと把握出来るのが前提と思う。大丈夫?、ってのがある一方、主審が必要以上に攻撃されるネタが、また一つ増えたことになんなきゃいいけど、という気もするな。

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サッカーの中継(続き)

バーレーン戦はテレ朝を点けていて、なんだかなと思ったので、レバノン戦とUAE戦はNHK-BSを点けていた。オリンピック・男子サッカー・アジア予選の日本戦。
印象としては、所詮、NHK-BSでも変んねえか、というところ。テレ朝にくらべれば、まだアナウンサーに、何が起きているかを伝えようとしている意識が感じられたけど、結局、日本応援中継なので、聴いてて正確さや冷静さを感じなかった。日本のプレーならなんでも素晴らしいし、交錯プレーは全部相手のファール、みたいな。井原も松木と大差はなかった。結果はどうでもいい、と思いながら見ていると、そういうのは白けて来るし、見ているうちに、こういう中継をしている奴らが言葉を失う結果になっちまえばいいと、思い始める。
日本が明らかに格下で、見ていてひいきしたくなるようなチームなら、まだ感じ方も違うだろうけど、レバノン戦なんか、格上が格下を叩き潰すような試合。そういう試合で、あんな中継をやられてもね。
まあ、この中継を見てた人の9割以上は、日本応援な気分で見てたんだろうから、番組制作の観点からは、それでいいんだろう。こっちが見なけりゃいいだけのことだけど、なかなかそう単純に行かない事情もあるんで。

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感想「ストリッパー」

「ストリッパー」 カーター・ブラウン ハヤカワ・ポケミス
アル・ウィーラーもの。自殺しようとしている娘を、助ける寸前で失敗したウィーラーが、「自殺」の謎を追い掛けるうち、ゴージャスなストリッパーに出会う話。
娘を助けられなかったことが、そこはかとなくウィーラーの心に影を落として、しつこく捜査を続けさせているようにも見えるあたりが、定石だけれど、露骨に描かれない分、かえって効果的な気がする。コメディとしてのベースはしかりしているので、それで話が必要以上に陰鬱になることもない。
今回は、お色気な要素として、ストリップが大きく絡んでいて、華々しい。訳者の田中小実昌があとがきで悪ノリして、自分の趣味でストリップ談義をしているのも楽しい。

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感想「南海ホークスがあったころ」

「南海ホークスがあったころ」 永井良和、橋爪紳也 紀伊国屋書店
南海ホークスの歴史を、球場とファンという視点からたどったもので、目新しい視点でプロ野球を論じている点に引かれて読んでみた。
プロ野球と観客・ファンの関わり方の変遷を描くことで、ホークス一球団にとどまらず、日本のプロ野球(どっちかというとパ・リーグ)全般が論じられていると思う。チームの経営にはばらつきがあっても、チームと関わろうとするファンの行動は、チームによって、それほど大きな違いはないわけだから。地に足の着いた歴史の記述は、プロ野球の70年の歴史の重みを感じさせる。チームへの愛情が伝わって来る所もいい。
近年のプロ野球論は、大リーグやJリーグを理想とした上で、批判的にとらえるものが多い。でも、そういうのの多くは、プロ野球が今の形に至るまでの歴史の積重ねや必然性を考慮しない皮相的なものだし(玉木正之とか二宮清純とか)、今のプロ野球にも現にファンが存在していることを理解していない、的外れな指摘も目立つ。批判するにしても(批判すべき点が多いことは確か)、これくらいの歴史認識とファンのチームに対する愛情を踏まえた上で、論じてもらいたいと思う。

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サッカーの中継

昨晩のオリンピック・サッカーのアジア予選、「バーレーン対日本」は、テレビ朝日を点けてた。NHK BSでも放送してたらしいんだけど気付いてなかった。気付いてたら、さすがに切り替えてた。かなり耳障りな音声だったので。松木安太郎のあれは「解説」じゃないよな。ただの知ったかぶりのうるさいだけな応援オヤジ。でも、あんな代物でも、日本代表を単純に応援して見ている視聴者には、むしろ受け入れられちゃったりするんだろうか。テレビ朝日があのスタイルを変える気配がない所を見ると、そんな疑いも兆す。
先日の日本対オマーンの日本テレビが案外まともだったので、落差を激しく感じた。考えてみると、民放は各局個性があるけど、在京キー局ではテレビ東京を除けば、日本テレビが一番マシなのかも知れない。アナウンサーが妙に目立ったり、解説者が鬱陶しかったりすることが少ない気がする。
なお、これはあくまでも音声の話で、絵作りについては別。そっちについては、特に感想を述べるほどの印象は持っていない。というか、地上波民放でサッカー中継をまともに見ていることって、近頃はほとんどないことに気付いた。JリーグはNHK BSかJ SPORTSが主体だし、日本代表や海外サッカーは興味がないから、見ないか、点けてても音を聴きながら他のことをしてることが大半。そういう人間の基準で中継を作るわけにもいかんだろうけど。

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感想「二百万ドルの死者」

「二百万ドルの死者」 エラリイ・クイーン ハヤカワ・ポケミス
クイーンの悪名高いペーパーバックオリジナル。下赤塚の駅前の古本屋で100円で買った。そのうち読もうと思いながら、ずっと読み残していたけど、とうとう時が来たということか。
謎解きの要素が全くないサスペンス小説。ペーパーバックオリジナル作品自体は何冊か読んでいるので、そういう内容だったことに意外性はなかった。田舎町のギャング絡みの金の話が、東欧の反体制運動を巡る陰謀につながってしまう途方もなさが、クイーン的と言えば言えなくもないか。国際情勢への目配りや、文学趣味がのぞいたり、ミーロ・ハーハに複雑な性格を付与しようとした形跡が感じられるあたりもそんな感じ。
癖のある登場人物が入り乱れ、舞台もどんどん動いて行くが、よく整理されていて読みやすく、結構良い出来と思った。今まで読んだ中では、一番良い出来かも知れない。(今まで読んだのは「The Last Score」「Beware the Young Stranger」「青の殺人」)

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