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感想「二百万ドルの死者」

「二百万ドルの死者」 エラリイ・クイーン ハヤカワ・ポケミス
クイーンの悪名高いペーパーバックオリジナル。下赤塚の駅前の古本屋で100円で買った。そのうち読もうと思いながら、ずっと読み残していたけど、とうとう時が来たということか。
謎解きの要素が全くないサスペンス小説。ペーパーバックオリジナル作品自体は何冊か読んでいるので、そういう内容だったことに意外性はなかった。田舎町のギャング絡みの金の話が、東欧の反体制運動を巡る陰謀につながってしまう途方もなさが、クイーン的と言えば言えなくもないか。国際情勢への目配りや、文学趣味がのぞいたり、ミーロ・ハーハに複雑な性格を付与しようとした形跡が感じられるあたりもそんな感じ。
癖のある登場人物が入り乱れ、舞台もどんどん動いて行くが、よく整理されていて読みやすく、結構良い出来と思った。今まで読んだ中では、一番良い出来かも知れない。(今まで読んだのは「The Last Score」「Beware the Young Stranger」「青の殺人」)

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