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感想「The Mother Hunt」

「The Mother Hunt」 レックス・スタウト Bantam Books
ネロ・ウルフもの。(シリーズ作品のリストはこちら
急死した有名作家の未亡人が、その作家が父親であることを暗示するメモを付けられて、赤ん坊が家の前に置き去りにされていたことから、この赤ん坊の母親を探して真実を突き止めて欲しいと、ウルフへ依頼してくる話。だから、Mother Hunt。
依頼の内容が内容だけに、のんびりした感じで話が進んでいたのが、突然殺人事件が発生して、状況が緊迫していく辺りが読み所。終盤にも突然状況が一転する場面があり、緊張が持続する。一方で、アーチーとこの未亡人のロマンスのような展開もあって、そちらの興味でも引っ張る。
ウルフの謎解き自体は、例によってそう大したものではなく、ちょっとした手がかりを元に捜査を進めたら、結論にたどりついた、という類のものなので、推理の面白さには欠けるが、ウルフ自身があれこれドタバタする場面の多さなども含め、華々しさがあって、愉しめる作品になっていると思う。
なお、スタウトの別のシリーズ物(ドル・ボナー物)から、サリー・コルベットがゲスト出演している。

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