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感想「あばずれ」

「あばずれ」 カーター・ブラウン ハヤカワ・ポケミス
アル・ウィーラーもの。1962年刊。
5年前に見つかった男の生首の身元が明らかになり、ウィーラーが事件の捜査に駆り出されるという話。
冒頭、いきなり生首という、快調な立ち上がり。さらに、5年の間にその生首に夢中になっちまった死体置場係とか、盲目の殺し屋とか、おかしな奴らが現れては、突拍子もない方へ、どんどん話が転がって行く。当然、お色気もあるし、笑わせておいて、不意にハードボイルドな展開を見せる転調も鮮やか。カーター・ブラウンの持ち味が出た秀作だと思う。
もっとも、生首だけが外に転がってた理由が、いまひとつ釈然としないんだけど、まあ、ささいなことか(笑)。
矢野徹の翻訳が、どうもぎこちないが、あとがきで苦労話を語っているのを読んだら、大変だったんだろうなあ、というくらいの気にはなった。

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