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感想「スカウト物語」

「スカウト物語」 片岡宏雄 健康ジャーナル社
スワローズのスカウトの大御所(当時)が、自らの野球との関わりを綴った半生記。2002年に出た本で、半端に読んで放ってあった。今週の週刊文春の広告で著者の名前を見掛け、思い出して読み直した。野村さんが古田の獲得に反対していたという「爆弾告白」らしいけど、そんなのは元々、そこそこ知られてる話だし、この本にも書かれてる。記事本文には、もう少し中身があるのか? だとしても、週刊文春なんて、元々読む気はないけど。
本書については、スワローズは失敗を恐れずに冒険の出来る、スカウトのやりがいのあるチームとしきりに書いているが、当時の所属チームの悪口を書くはずもない。でも、資金力がないハンディを負いながら(だから、冒険も許されたんだろうと思うが)、いい選手を発掘するのは、確かに腕の見せ所ではあるだろうな。今の骨抜きになったドラフト制度では、そういう地道な努力が実を結びにくい環境になりつつあるように思えるけど。スワローズは、強力な後ろ楯のない球団の割に、本当によくやっているけれど、ぼちぼち息切れが気になる。今年は正念場かも知れない。
選手獲得時の裏話などが多く、スワローズ・ファンには楽しめる本。ただ、著者は大学で長嶋茂雄の1年後輩で、長嶋を尊敬してたりするので、当方のような長嶋嫌いには、ちょっと受け入れ難い部分もある。スワローズ・ファンには、長嶋嫌いが結構多いような気がするけど、どうだろう。

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