感想「インタビューで綴る湘南ベルマーレ・クラブ10年史」
「インタビューで綴る湘南ベルマーレ・クラブ10年史」 講談社
先日、平塚へ行った時に、駅前のデパートにあるベルマーレのショップで買って来た。それにしてもあのショップ、行く度に小さくなってる気がする。なくならないだけでも立派か。
ベルマーレの看板だった選手やスタッフが、インタビューに一通り顔を揃えている。結構立派な顔触れで(「時の人」上田栄治もいる)、金さえ続けば大したチームだったんだよな、と思う。ひとり一人が、おしなべてチームに対する愛情を語っているあたりが、微笑ましい。岩本は超然としてるが。その一方で、どのインタビューにも辛目なくだりが含まれているのも、提言ぽくていいと思う。苦労してるチームだけに、地に足が付いてる感じがする。グランパスにはこういうのは作れない気がする。グランパス絡みで伊藤裕二と呂比須(あと、川俣元GKコーチ。野口も岩本もそうか。随分居るな)が顔を出しているが、裕二さんはともかく、喧嘩別れした呂比須なんか、グランパスがこういう本を作っても、出てこねえだろう(出て来て欲しくもないが)。そういう選手が、随分居そうな気がするけど、どうかな。
何人かは、ベルマーレが金がないことを言い過ぎると指摘しているし、確かにもっともだけれども、ここまでのサポーター密着は、そこまでして初めて成り立ったもののようにも思える。こういうチームばかりじゃ、リーグに夢も何もなくなっちまうわけで、一方にはグランパスのような金満チーム(笑)が必要と思うけど、こういうチームのあり方もいいよな、とも思う。金満チームのサポーターの勝手な言い分かも知れないけどね。
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