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感想「砕かれた街」

「砕かれた街」 ローレンス・ブロック 二見文庫
ブロックの非シリーズ小説。「911」をモチーフに、ニューヨークを舞台にした連続殺人事件を描いている。
伏線のように見えてそうでなかったり、プロットとまるで関係ないようなエピソードが非常に多く、肩透かしを食らったような気分になる。相変わらず話術はうまいので、その一部として愉しめないわけではないが、それにしても分量が多すぎるし、小説自体も長過ぎる。ただ、これはブロックのここ10年くらいの傾向で、この作品に限っての話じゃない。結局、作家としての盛りを過ぎてしまったということなんだと思う。引き締まった作品が書けなくなっている。
それと、この内容なら、敢えて「911」を引合いに出すまでもなく、ただのサイコパスものとして書いたとしても、なんら違和感のない作品になったのでは? 「911」をきっかけに書かれた作品だったのかも知れないが、出来上がった作品だけを見ると、あまり必然性が見えない。「911」以降のニューヨークの市民群像を描いている、というなら、確かにそうなのかも知れないけれど、それ以前とどう違うのか、というのは、この小説を読んでも分らない。「911」は、ただの宣伝文句に過ぎないように感じてしまう。
もっとも、妙におさまりのいいラストは、ひと頃のスカダーものの殺伐ぶりとは、少し違っている気がして、「911」以降のブロックの心境の変化なのか?、と思わないではないけれど。それと、ブロックはニューヨークに思い入れのある作家だから、この題材で何か書きたいと考えたとしても無理はないな、とは思う。
近年のスカダーものや泥棒ものは、キャラクターへの親近感と話術の巧さで持ってるようなもので、内容は低調だと思っているが、シリーズの制約を外しても、この程度のものしか書けないとすると、いよいよブロックは終っちゃったんだな、と考えるしかないのかも知れない。それでも、新作が出れば読むだろうけど。

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J2リーグ第31節京都対大宮

2004.8.29(日) 19時 西京極 曇
観客 8559人 主審 岡田正義 副審 中熊光義、二俣敏明

 京都パープルサンガ 2(1-0)1 大宮アルディージャ
            (1-1)

 得点 15分 京都・崔龍洙
    80分 大宮・森田
    89分 京都・田原

 京都 平井(GK)、鈴木和、手島、萩村、三上、
    石丸、金徒均、松井、熱田(67分冨田)、
    黒部(86分田原)、崔龍洙(69分中山)
 大宮 荒谷(GK)、奥野、西村、トニーニョ、
    冨田、金澤、安藤正、ディビッドソン(56分斉藤)、
    久永(70分島田)、トゥット、バレー(65分森田)

 警告 京都 なし
    大宮 斉藤(3)

今節は試合を見れないので、記録のみ。とうとう森田の同点弾も空砲に終ったか。

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J1リーグ2ndステージ第3節名古屋対横浜

2004.8.29(日) 19時 瑞穂陸上 曇
観客 15602人 主審 太田潔 副審 柴田正利、高橋佳久

 名古屋グランパスエイト 2(1-1)1 横浜F・マリノス
              (1-0)

 得点 13分 横浜・久保
    17分 名古屋・マルケス
    65分 名古屋・クライトン

 名古屋 楢崎(GK)、井川(71分角田)、秋田、古賀、
    海本幸、中谷(75分山口)、中村(89分岩本)、
    クライトン、吉村、マルケス、ウェズレイ
 横浜 榎本達(GK)、松田、中澤、中西(68分柳想鐵)、
    ドゥトラ、那須、田中(80分佐藤由)、上野、
    奥(68分坂田)、久保、安貞桓

 退場 47分 横浜・久保(警告2回)

 警告 名古屋 秋田(2)、クライトン(3)、海本幸(1)、中谷(1)
    横浜 なし

クライトンは次節、新潟戦は警告累積で出場停止。3試合連続警告ってのは、貰い過ぎだなあ。

JSPORTSの生中継で見ていた。
立ち上がり、横浜の前線のスピードにディフェンスが振り回されてる感じで、どこまで持ちこたえられるかな、と思ってたが、10分過ぎ、ドゥトラがゴール前へ出した、なんてことないボールに対して、秋田がスリップしてクリア出来ず、久保に拾われて先制を許す。それにしても、やたらと滑ってる選手がいたけど、ピッチの状態が悪かったのか?
ところが、5分と経たないうちに、ドゥトラのクリアのこぼれ球をマルケスが拾って、綺麗なシュートを叩き込んで同点。間髪入れずに追い付いた、この得点はでかかった。その後は、双方、決定機を逃しつつ、同点で後半へ。ただ名古屋は、直志が最終ライン近くまで下がってディフェンスしてるくらいで、なかなか攻撃の形を作れてなかった。押され気味で、厳しいな、という印象だった。
だけど、後半立ち上がり、久保がこの日2回目の警告を受けて退場。これで、失点の危険は大幅に減った。名古屋は数的優位に立ったものの、なかなか生かせなくて、苛々したけど、まあ毎度のことで。クライトンに、積極的に押し上げて行こうという意識が感じられたし、結果的にそれが効いた。20分、左サイドでマルケスがクライトンからボールを受けて持ち上がり、中へ入れて行くと、ウェズレイがシュート。これはポストにはじかれるが、ゴール前へ走り込んでいたクライトンがうまく押し込んで勝ち越し。
その後、終盤には横浜にかなり攻め込まれ、安貞桓にきわどいシュートを打たれた場面もあったが、何とか逃げ切った。
クライトンは2試合続けての決勝ゴール。素晴らしい。見てると、守備的な場面でミスが結構多いんだけど、差し引きはプラスになってると思う。次節はクライトン抜きで、どういう攻撃を作れるか。あと、マルケスは良さそうなんだけど、ウェズレイが相変わらず当りが戻ってない。決まってても良さそうなゴールが外れた場面が1-2回あったし、シュート自体、あんまり打ててないし。ウェズレイに当りが戻れば、攻撃にもう少し迫力が出て来ると思うんだけどねえ。
ディフェンスは、あんまり安定感はないものの、集中は保てていた気がする。ひとり一人はやや物足りないが、吉村や直志も加わって、枚数で守り切ったという感じ。警告が多いのが、先々、気掛かりではあるが。
数的優位なんだから、もうちょっと楽な試合を見たかったとは思うが、今のチーム力と相手との力関係を考えると、仕方ない面はあるし、勝てたんだからいいや。序盤の難関を2勝1敗で滑り出せたのは、めったにないいい立ち上がり。この調子を持続出来ればいいな。

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55号の決定版

「忍者ハットリくん」の実写映画版とタイアップした「伊賀忍茶」というお茶飲料のCMで流れてるBGMが、コント55号が昔やってた「55号の決定版」の「赤忍者」のテーマ曲のアレンジに聞こえてしょうがない。それとも、「赤忍者」のテーマ曲自体、オリジナルがあったんだろうか。
おかげで久しぶりに「55号の決定版」を思い出した。子供の頃、これと「55号のなんでそうなるの」には死ぬほど(笑)笑わせて貰った。自分の笑いの原点はあれだな、と思ってるし、当時のコント55号の番組以上に笑えた番組は、その後ない。「全員集合」だって、55号に比べたら全然つまらなかった。
でも、小林信彦が書いたものを読むと、当時のコント55号は既に末期で、パワーが落ちてたということになるらしく、だとしたら、全盛期の55号はどれだけ凄かったんだろうか。ビデオか何かあれば、見てみたいと、以前から思っている。時代の影響は免れないだろうから、今見ても、それほど面白くないかも、とは思うけど。

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感想「Plot It Yourself」

「Plot It Yourself」 レックス・スタウト BANTAM BOOKS
ネロ・ウルフもの。ウルフもののリストはこちら
作家が盗作の疑いを掛けられ、仕込まれた証拠によって、潔白を証明出来ないという事件が続き、作家・エージェント・出版社の団体が、ウルフに調査を依頼に来る。ウルフは、実際に盗作を告発して来た者たちの背後に、全ての事件に共通した黒幕がいることを推理し、告発者から黒幕をたどって行こうとするが、そこで殺人事件が起きる。
作家と盗作の話だけに、スタウト自身、似たような経験をしていて、それを反映してるんじゃないかと思った。作家団体の会議に、(珍しく)ウルフ自身が出向く場面なんかも、作家団体の活動に積極的だったスタウトの実体験がベースにありそう。
序盤の方、いくつもの盗作事件について、人名と書名が入り乱れて、混乱してしまった。英語の人名や書名は、直感的に頭に入って来ないから。
犯人に裏をかかれて激怒するウルフ、死体に蹴つまずきまくって、トラウマを背負い込みかけるアーチー、妙に愛想のいいクレイマーなど、キャラクター的に愉しい場面は多い。ドル・ボナーとサリー・コルベットもゲストで登場し、ドル・ボナーのウルフ邸への来訪に気を揉むフリッツ、なんて場面もある。
最後の方に、読者への挑戦めいた趣向があり、少しびっくりさせられたが、特にパズラーとして作り込まれているわけではなかった。そこまでの手掛かりで、論理的な唯一の解決が導き出せる、といった類の謎解きではなく、いつものウルフものと大差ない解決篇なので、過大な期待はしない方が無難。

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J2リーグ第30節大宮対山形

2004.8.25(水) 19時 大宮 曇
観客 4611人 主審 鈴木亮哉 副審 金子聡一郎、下村昌昭

  大宮アルディージャ 1(0-0)1 モンテディオ山形 
             (1-1)

 得点 50分 山形・根本
    82分 大宮・森田

 大宮 荒谷(GK)、西村、奥野、トニーニョ、冨田、
    安藤正、斉藤(74分木谷)、金澤、喜名(66分島田)、
    トゥット(59分森田)、バレー
 山形 桜井(GK)、迫井、小林、内山、レオナルド、
    宮沢、大塚、永井、星(81分古川)、
    大島、根本(60分林)

 警告 なし

出場停止の久永に代えて喜名、新加入の西村を右SBに起用した目新しい布陣での試合だったけど、いつもと変らなかったな。
淡々と、時間だけが過ぎて行った前半。山形のカウンターにすぱっと切り裂かれて、後半早々に失点。バレーのシュートは例によって、どうしても決まらず。中でも55分頃の、バレーシュート→ポスト→喜名シュート→クロスバー→バレーシュート→宇宙開発、ってのは、白眉だったな。でも、勝負は島田と森田が出て来てからだかんな、と思って構えていると、二人が揃った後の80分過ぎ、島田の右CKを森田が頭で押し込んで、同点。
ちょっと、追い付くのが遅過ぎて、勝ち越しまで持って行けなかったのは計算外だったけど、ほとんど予想通りな試合運びだった。こんなにわかりやすいチームでいいのか?>アルディージャ(笑)。
それにしても、森田の活躍は凄い。チームを救ったのは、これで何試合目? 大宮に移籍して来て、まだ8試合に過ぎないのに。これも予想通りといえば、そうなんだけど、ここまでの活躍はさすがに予想を越えている。

[追記8/28]記録を補足した。ついでに感想も補足。
全体として、悪いサッカーはしてなかったと思う。大きくボールを動かして、チャンスを作ろうという意図は感じられたし、山形がショートパスをつないだ組立てを狙って来たのに対しては、反応良くパスを寸断して、思い通りのサッカーをやらせてなかった。後半の立ち上がり、うまく山形につながれた時間帯が一時あって、そこで失点したのだけど、あそこは山形の切れ味が勝った、ということだろう。
それでも引分けが精一杯だった、という点については、ゴール前の組立ての問題で、まあ、いつものことだし。安定して結果を残している森田を、もっと使っていくべきなんじゃないかと思うんだけど、バレーも、時々思い出したように大当たりするから、難しい選択ではあるのかな。あと、まあ、山形も好調を持続してるし、そうそう楽には勝てないって。それにしても、山形が守りに入る選手交代をした直後に、同点に追い付いたというのは、いつもと逆のパターン。こういう所からも学んで貰いたいんだけど>三浦。
なお、西村は浦和時代含め、Jリーグ初出場だったそうで、意欲的で良かった。連携で戸惑ってる部分は感じたけど、所詮、若松でもそうなので。しばらくは、使ってみるんだろうな。喜名も、頑張っているのは分るんだけど、周囲と呼吸が合ってない。使われてないというのはあるにせよ、今季序盤から改善が見られないんでは、今後も厳しいだろうな。

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オリンピックの野球

なんだ、負けちゃったのか。(これ
元々、オリンピックの野球には、ほとんど興味なかったし、長嶋が監督になって、さらになくなってたから、負けたこと自体はどうでもいいんだけど、こういう結果になって、4年後はリーグ戦を中断して、総力を挙げて臨むべき、みたいな暴論が幅を利かせるんじゃないか、てのは心配だな。
もっとも、4年後のオリンピックで、野球が種目として生き永らえているかどうか、知らないが。プロ野球に雑音が入るくらいなら、なくなっててくれた方が嬉しい。
まあ、今となっては、その時点で、まともなプロ野球のリーグが生き残っているかどうか自体が、そもそも分らないけどね。

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野球体育博物館

なんとなく思い立って、野球体育博物館に行った。東京ドームの一角に作られている、野球の博物館。(これ
スワローズのファンクラブで優待で入れることを知ってたこともあり、前から入ってみたかったが、優待と言っても、大人料金400円の所が350円じゃ、そう大したことはないなあ。
中は展示が結構多くて、料金に見合っただけのものは見られた気がする。野球殿堂がメインなんだろうな、という気がしたが、そっちは先人のレリーフ(と各人の簡単な紹介文)が飾ってあるだけ。野球の歴史のコーナーで、写真でしか見たことがないような物の現物を、いろいろ見れたことの方が興味深かった。もっとあるんじゃないか、という気もしたが、スペースの関係で、常時、全て出しておくわけには行かないのか?
あと、上っ面を見ただけだけど、参照出来る文献資料関係もかなり整備されていてる感じ。本物の研究者にとって、どの程度有用なのかは分らないけれど、素人が簡単な調べ物に行くには充分じゃないのかな。まあ、入場料は取られるんだろうけど。子供の自由研究の相談コーナーがあったのには笑った。
プロ野球の歴史や、12球団の展示も当然あり、来年、これがどう変っていることか、と思うと、気分が少し重くなった。

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感想「ボギー・マン」

「ボギー・マン」 ジョージ・プリンプトン 東京書籍
東京書籍の「シリーズ・ザ・スポーツノンフィクション」の一冊。この叢書は好きで、(古本屋で)目に付くと買っているけど、半分読めているかどうかくらいかな。
本書はアマチュア・ゴルファーのスポーツライターが、プロのツアーで行われるプロアマ戦に参加しての奮戦記。ただ、ツアーでの実際のプレーについて書かれた部分は、それほど多くなく、全体的にはゴルフを題材にしたユーモラスな珍談奇談集といった趣き。
自分では本物のゴルフはやらないが、ゴルフゲームやゴルフマンガなどで、そこそこ知識は持っているので、結構楽しめた。時代が古いから(原書は1968年刊行)人名にあまり馴染みがなく、ピンと来なかったりするあたりで、爆笑とまでは行かなかったが。
ゴルフをネタにしたユーモアものって、結構多いような気がする。基本的に一人でやるスポーツなので、書きやすいんだろうと思うが、本書を読むと、ゴルファーが自虐的な精神構造を持っているからかも知れない、という気もしてくる(笑)。

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J2リーグ第29節湘南対大宮

2004.8.21(土) 19時 平塚 晴
観客 9879人 主審 大西弘幸 副審 柴田正利、石沢知

  湘南ベルマーレ 2(1-2)3 大宮アルディージャ
           (1-1)

 得点 3分 湘南・佐野
    16分 大宮・冨田
    20分 大宮・トゥット(PK)
    75分 湘南・浮氣
    89分 大宮・トニーニョ

 湘南 鈴木正(GK)、城定、浮氣、白井、鈴木良、
    熊林(72分加藤)、吉野、坂本、金根哲、
    佐野、柿本(85分戸田)
 大宮 荒谷(GK)、奥野、若松(74分ディビッドソン)、
    トニーニョ、冨田、安藤正(80分島田)、氏家、
    斉藤、久永、トゥット(67分森田)、バレー

 警告 湘南 佐野
    大宮 久永(4)

今日の昼、JSPORTSでこの試合を放送してたらしいけど、見逃した。なので、とりあえず記録のみ掲載。水曜に再放送があるみたいなんで、録画しとこうと思うけど、見るヒマがあるかなあ?
この勝利で、またまた2位浮上。勝ち点1差で京都と福岡、3差で甲府、4差で山形。仙台はちょっと離れたか(7差)。
なお、久永がとうとう警告4回目で、次節出場停止。第6節で3回目を貰って、そこまでは物凄く速かったのに(しかも第7節は警告2回で退場)、4回目をここまで粘ったのは驚異的。これがベテランの味ってとこかな。久永は、ファールをする技術も受ける技術も、達者だしねえ。
それにしても、このカードで観客9879人は凄い。過去最高? 何かイベントがあったんだろうか?

[追記9/5]録画しておいた中継を、ようやく見た。
もう随分日が経っちまったからと思って、あんまり身を入れて見る気はなかったのだけど、結構引き込まれた。湘南の出来が案外良かったもんで。
開始早々、湘南は大宮の立上りが鈍い所を突いて、右サイドをえぐる形をぽんぽんと作り、3分、坂本がゴール前へ綺麗なクロス。柿本のシュートは荒谷がはじいたが、後ろから詰めた佐野が押し込んで、あっという間に先制点。序盤は湘南ペース。
ただ、やっぱりそこは地力で(毎度そればっかりだけど、そう言うしかない)、大宮は徐々に主導権をつかみ、15分頃、エリア左手前からの安藤のFKに冨田が合わせて、あっさり同点に追い付く。20分頃にはエリア内にドリブル突撃したバレーに対し、白井が腕を絡めて来て、倒れてPK。トゥットが決めて、逆転。
でも、リードしてるとおかしくなる癖が、この日も出る。中盤での潰し合いが続き、攻撃の形が作れない。その膠着状態を打開したのは湘南の方。中盤がスペースへ動いて、ボールを貰う動きがサマになり始め、後半もその勢いが加速。大宮は気持ちが守りに入ってるのと、ゴールはFWが狙うのが基本型だから、湘南の中盤の動きに対して、受身にまわる。たまに訪れた追加点の決定機も例によってバレーがフカし、そうなれば、湘南に同点ゴールが生まれるのは、ほとんど必然。FKからのボールを、ゴール前でトニーニョが処理を誤り(荒谷と呼吸が合わなかった感じも)、柿本に折り返されて浮氣に決められる。
その後は、勢いの湘南と地力の大宮が五分の戦い。バレーは決定機を外すが、湘南も加藤が決定機をフカす。89分、島田の個人技(FK)とトニの身体能力で決勝ゴールをたたき込んで、大宮が何とか競り勝った。
それにしても、3点取ってても、全部セットプレーな大宮。それ以外の好機も、ほとんどが個人技の産物。つなぐサッカーから好機を作り出していた湘南は、ミスは目立つし、力強さにも欠けるけれども、見た目に楽しいし、志も感じる。昨年、一昨年からの進歩が感じられるのもいい。これは1stクールに平塚で見た時の印象と同じ(2ndクールではいまいちだったけど)。
一方で、今の大宮は、勝つ以外に何も正当化できないようなサッカーだと思うんだけど、実際にはそこまでとことん強いわけでもなくて。ずっと見続けているから、個人的には、チームにも選手個人にも愛着があるけど、第三者には、まるでつまらないチームに見えるんじゃないかと思えてしょうがない。注目度の低いマイナーチームなのは、それと全く無関係じゃない気がする。
なお、この日の平塚は、やはり1万人動員のイベントが行われていたのだそう。1万人には届かなかったみたいだけど、よく入ってはいたな。ゴール裏まで開けていたものな。

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J1リーグ2ndステージ第2節磐田対名古屋

2004.8.21(土) 19時 ヤマハスタジアム 晴
観客 14879人 主審 高山啓義 副審 岡野尚士 小椋剛

 ジュビロ磐田 1(0-0)2 名古屋グランパスエイト
         (1-2)

 得点 55分 名古屋・中村
    79分 名古屋・クライトン
    89分 磐田・グラウ

 磐田 佐藤(GK)、鈴木、田中、山西、服部、名波、
    藤田(75分カレン・ロバート)、成岡(59分西)、
    福西、グラウ、前田(80分中山)
 名古屋 楢崎(GK)、井川(70分角田)、秋田、古賀、
    海本幸、中谷(73分山口)、中村、クライトン、
    吉村、マルケス、ジョルジーニョ(67分豊田)

 警告 磐田 服部、グラウ
    名古屋 秋田(1)、クライトン(2)、マルケス(1)
 
バックスタンドで見ていた。
リーグ戦で磐田に勝ったのって、久しぶり。ジュビロスタジアムで勝ったのも。バウドが居た97年以来? そういえば、クライトンには、どことなくバウドの面影が、って、ホントか?(笑)(その後、99年にも勝っていたようだけど、あんまり記憶がない。見に行ってなかったかも。→ [追記]やっぱり、行ってなかったぽい。現地へ行ってる知人から、勝っちゃいました(笑)、という電話を貰った記憶があるのは、この日かも。ということは、目の前で見たのは、やっぱりバウド以来(笑)だな)
もっとも、内容的には、近頃の名古屋の試合の中ではマシな部類だけど、凄く良かったとは言えない。3-5-2のシステムに戻していたが、古賀・中谷の左サイドは、少なくとも守備に関してはボロボロだったし、右ストッパーの井川も不器用さが目立った。幸治郎はそこそこ良くて、やはり3-5-2の右ウィングバックが適役と思ったけど、クロスの精度は一際ひどかったし、ウェズレイの不在(故障で大事を取ったとのこと)で出番が廻って来たジョルジーニョは当たり弱くて。それでも何とかなっちゃったのは、ひとえにジュビロの出来の悪さによる。ここまでヘタレなジュビロを目の当たりにしたのは、それこそいつ以来だろうと思うくらい。さすがにここまでボロければ、というところで、立ち上がりから名古屋が優勢に試合を進めたけれど、先述のような有様なので、失点はしないけど、得点も遠い。マルケスが一度、決定的なのを決め損ねた以外は、シュートらしいシュートもほとんどなく、0-0で折り返し。
それでも、後半も名古屋優位の流れは変わらず、むしろ前掛かりに攻め込んで行った感じ? 10分、マルケスがカウンターで左サイドを持ち上がり、中央の直志へ。それを直志がミドルで叩き込んでついに先制した。
残り35分、これで逃げ切れるとは思えない…、と思ったが、直後からディフェンスのボロいプレーが連発したのは、さすがに頭が痛かった。まあ、チームも逃げ切れるとは思ってなかったようで、普通に戦っていたけどね。ただ、磐田のペースが上がって、名古屋優位だったのが、五分五分からやや劣勢になっていたかとは思う。
20分頃、ジョルジーニョの足がつったようで、豊田が入る。この豊田、ゴール前のビッグチャンスを一度逃したが、30分過ぎ、ゴール前でボールを受け、外へ流れて、中央を上がって来たクライトンへ。クライトンがミドルを叩き込んで2-0。クライトン、凄い喜びようだった(笑)。
ここまで来ると、さすがに名古屋は引き気味。2-0になる前に、中谷が、少し痛んだのを機に山口慶に交代して、井川も角田に代っていて、個々の安定感は上がった気がしたけど、この辺になると、幸治郎も足がつってて満足に動けないし、チーム全体が引き過ぎて、以降はピンチの連続。楢崎の活躍などで何とかしのぎ続けた。89分にグラウに押し込まれとうとう失点したものの、3分のロスタイムを何とか切り抜け、逃げ切った。
これで前節の悪い雰囲気は払拭出来たかな。3バックでの綱渡りみたいな勝利は、1stからの進歩がないのかも知れないが、今のチームが一番安定してるのは、やっぱりこの形なんだし、今季はもう、これでやっていくしかないのでは。
豊田が結構良かったのは拾い物。この後、どれだけ出番を貰えるか分からないけど、使ってやって欲しいなあ。
で、ついに通算200勝。それこそいわゆる「通過点」に過ぎないと思うんだけど、とりあえずは節目だし、しかも苦手のチームをやっつけて果たしたんだから、良かったと思う。まあ、なんのかんの言っても、今日はとにかく嬉しい勝利、の一言に尽きる。

[追記8/22]記録補足。

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女子サッカー日本対アメリカ

2004.8.20(金) 18時 テッサロニキ 晴

  日本 1(0-1)2 アメリカ
      (1-1)

 得点 43分 アメリカ・リリー
    48分 日本・山本(FK直接)
    59分 アメリカ・ワンバック

 日本 山郷(GK)、矢野(45分山岸)、磯崎、下小鶴、
    川上(77分丸山)、酒井、宮本、山本(68分柳田)、
    澤、荒川、大谷
 アメリカ スカリー(GK)、ランポーン、チャステン、
    フォーセット、マークグラフ、タープリー、
    ボックス、ファウディ、リリー、ハム、ワンバック

序盤はアメリカの勢いに押されて、ちょっとオタオタしてる感じだったけど、もちこたえて、段々とそこそこ形を作れるようにはなってた。ただ、攻撃はあんまり機能していなかったから、とりあえず0-0で折り返して、と思った前半終了間際に、ゴール前の混戦をクリアし切れず押し込まれて失点。
後半、右サイドで川上を上がり目にして、攻撃的な布陣を敷くと、うまくはまって試合は日本ペース。開始早々、上がり目で川上がアメリカの選手と交錯したのをファールを取ってもらい、山本がFKをゴール前へ蹴り込むと、合わせに行った澤にアメリカが惑わされた感じで、ボールは澤をかすめてそのままゴールへ。(澤は触ってないと思う)
これでさらに勢いづいて、行けるんじゃないか?、とも思ったんだけど、60分くらいにアメリカのFKに対して、オフサイドに引っかっけて守ろうとしたら、微妙なタイミングで取って貰えず、ゴール前で山郷対アメリカ4人という状態になってしまった。当然失点して、また突き放され、その後はペースを取り戻したアメリカに、うまくいなされた。最後は体力差が出た感じ。アメリカも消耗はしていたみたいだったし、日本の方が、休養は充分だったはずだけど、結局、地力の差だろうな。
これは、悔いが残る敗戦のような気がする。2点目の失点なんか、あの場面であんなにリスクが高い守り方をする必要があったんだろうか。ペースを握っていたせいで、意識が攻撃的になり過ぎていたのかな。
山郷にいつもの神通力がなかった。澤も、結局、ベストな状態を取り戻せないまま終ってしまった感じ。
女子サッカーの盛り上げには、もう1勝欲しかった所じゃないかな。それでも最低線はクリア出来たと思うんで、次はこれをベースにして、Lリーグをどう盛り上げて行くか、ってとこだろう。

[追記8/22]記録補足。

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セリーグ ヤクルト対阪神(8/20)

2004.8.20 18:00 神宮
T 000020000 2 
S 01002004X 7 
[勝]鎌田 [敗]福原 [H](S)古田(福原)
3回裏からの観戦。スコアボードが故障してて、真っ暗だったのにはびっくり。SBOのカウントが辛うじて生きていた。中央のオーロラビジョンも生きてはいたけど、CM画像しか流れず、リプレイや他球場の経過は見れない。選手のテーマなど、場内のBGMも流れない。10時過ぎて、鳴り物禁止になった時間帯の雰囲気に似ていたような気がする。(鳴り物は鳴っていたけど)
鎌田なんで、1点リードは全然セーフティリードじゃなく、5回に1死満塁から今岡のタイムリーで逆転された時も、やっぱり、という感じだったけど、その後、よく踏ん張った。そうすると、その裏すぐに、古田が再逆転の2ラン。
鎌田は7回表、1死-2塁とした所で降板。代った田中は、先頭の金本に、やや不運な内野安打を打たれ、1死満塁とされたが、桧山を2ゴロでゲッツーに取って切り抜けた。8回は河端がきっちり抑え、9回は亮太なんだろうな、と思ってたんだけどね。
8回裏、阪神2番手藤川対して、岩村から鈴木健まで4連打、その後、度会のタイムリーも出て一挙4点。5点差になって、さすがに亮太の投入はなく、9回表は坂元弥太郎が登板して3人で片付けた。
古田の2ランが効いたね、という感じだけど、投手陣もよく投げた。鎌田の6回1/3で2失点は上等。亮太も使わずに済んだし、まずは申し分ない試合かな。
back1.jpg net.jpg
 真っ暗なスコアボード     バックネット裏も

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セリーグ 巨人対ヤクルト(8/18)

2004.8.18 18:00 東京ドーム
S 101000013 6 
G 100000000 1 
[勝]石川 [敗]林 [H](S)鈴木(岡島)、古田(三沢)
グランパス対ガンバの録画を見終って、TVに切り替えたら、リョータが巨人の最後のバッターを打ち取る場面が映った。
石川が8回6安打1失点と好投した感じ。それにしても、5点差でリョータを出さんでも、と思うんだがな。
昨日は工藤に200勝をプレゼント。清原の時といい、相変わらず人のいいチームだよな、と思ったけど、引きずらずに、今日勝てたのは良かった。

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女子サッカー五輪準々決勝はアメリカ戦

オリンピック女子サッカーの準々決勝(8/21 0時(日本時間))の対戦相手は、アメリカに決まったそうで。
強豪には違いないけど、相手として、中国を粉砕したドイツよりは良かったような気はしないでもない。アメリカなら、しばらく前の親善試合でも引き分けているし。
まあ、そうそううまくは行かないとは思うけど。それに、アメリカに勝つと、準決勝(8/24 0時(日本時間))ではドイツ対ナイジェリアの勝者と当たるようだし、いずれにしても、厳しいっすね。
とにかく、悔いないように戦ってもらいたいと思うだけ。

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朝顔の色(続き)

前に書いたこれの続き。
8月に入って、最高気温が多少マシになりはじめてから(それでも30度台前半くらい)、ぽつぽつ青や白っぽい花が咲くようになってた。涼しくなって来たこの数日は、だいぶバランスが良くなって来た感じ。やっぱり気温の影響があるような気がする。本当にそうなのかどうなのか、ちゃんと調べれば、分ることなんだろうけど。
asablue.jpg asawhite.jpg
 青い花    白い花
asared.jpg
 赤い花 ひと頃はこういう色の花ばかりだった

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セリーグ ヤクルト対中日(8/15)

2004.8.15 18:00 神宮
D 000000500 5 
S 00320012X 8 
[勝]河端 [S]五十嵐亮 [敗]岡本 [H](S)岩村(山井)、(D)井端(河端)
JSPORTSの中継をなんとなく見始めて、最後まで見てしまった。昨日、中継ぎとリョータの乱調で、6点リードを8-9回でひっくり返される、とんでもない負け方をしたので、どうなることかと思ったが、久々先発の石堂(いつのまにか1軍に上がってた)が、まずまずの投球を見せた。
中日の先発も経験の乏しい山井で、3回には岩村の先制2ランなどで3点先行、4回にも2点追加。その後も押してたがツメが甘く、追加点を取れずにいると、7回に石堂が打たれ始め、2失点。2死1-3塁で河端を送り込んだが、井端に3ランを打たれて追い付かれちまう。
でも、7回裏に中日3番手の岡本の暴投で再度勝ち越すと、8回表は弥太郎が無失点で切り抜け、8回には度会が2点タイムリーを放って突き放す。で、9回表にリョータ。
リョータは決していい出来じゃなかったが、稲葉の好返球と、三木の好捕で2つアウトを貰い、2死満塁まで攻め込まれたものの、最後は左飛に打ち取って、無失点で逃げ切った。
リョータも河端も連投だし、疲れてるんじゃ、と思う。インターバル1日で対巨人3連戦になるけど、かなり不安。打線はまずまず好調だけど、打ち勝つのは、なかなか厳しいと思うし、先発に頑張ってもらわないとなあ。投手不足の中での弥太郎の好投はいい材料ではあるけど。

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女子サッカー日本対ナイジェリア

2004.8.14(土) 18時 アテネ 晴

  日本 0(0-0)1 ナイジェリア
      (0-1)

 得点 55分 ナイジェリア・オコロ

 日本 山郷(GK)、山岸(84分山本)、磯崎、下小鶴、
    川上、酒井、宮本(20分柳田)、小林(60分丸山)
    澤、荒川、大谷
 ナイジェリア デデ(GK)、エゼ、イキディ(81分サビ)、
    クダイシ、ヌウォス、エクポ、アキデ(76分アメー)、
    ヌコチャ、ムバチェ、オコロ

スウェーデン戦は、体格差をスピードでカバーしてた感じだったけど、この試合はスピードでも上回られ、走り負けてた。元々、ナイジェリアの方がベースとして上なんだろうけど、その上、日本は中2日で疲労もあっただろうから、致し方ない面はある。あれだけ抜かれて決定機を作られた割に、失点が1で済んだのは、健闘したと言えるんじゃないかな。山郷がよくやってたと思う。
点さえ取れてりゃという所だったし、パスワークやセットプレーがある程度機能していて、何度か決定機も作れていたが、ナイジェリアのGKにしのがれた。2トップでは、荒川の方が切れていた感じだったし、今はツキも持ってるみたいなんだけど、シュートチャンスは大谷の方に来る傾向だったのが、チームとしてのツキの無さだったかも知れない。あと、スウェーデン戦同様、澤にあんまり元気がないのも厳しい。
それでも、幸い、別組の結果によって、決勝トーナメント進出は決まったらしい。厳しい相手と当たることになりそうだけど、今度は休養充分でやれるはずだから(負傷退場した宮本はどうだろう)、もうひと頑張りして欲しい。その結果次第で、Lリーグや女子サッカーの盛り上がりも、かなり違ってくるはずだから。

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J1リーグ2ndステージ第1節名古屋対G大阪

2004.8.14(土) 19時 瑞穂陸上 晴
観客17032人 主審 布瀬直次 副審 河合英治、中原美智雄

 名古屋グランパスエイト 1(0-2)2 ガンバ大阪
              (1-0)

 得点 11分 大阪・大黒
    42分 大阪・大黒
    77分 名古屋・ウェズレイ(PK)

 名古屋 楢崎(GK)、井川、海本幸、古賀、
    渡邊(67分中谷)、中村、大野(45分秋田)、
    クライトン、吉村(61分岩本)、マルケス、
    ウェズレイ
 G大阪 松代(GK)、シジクレイ、山口、實好、
    渡辺(67分森岡)、橋本、遠藤、
    フェルナンジーニョ(74分宮本)、二川、
    中山(78分吉原)、大黒

 警告 名古屋 古賀(1)、岩本(1)、クライトン(1)
    大阪 橋本、大黒

とりあえず記録のみ。
なお、秋田がJリーグ初の350試合出場達成。ちなみに、350試合目で初めての途中出場だったとのこと。

[8/19感想追記]
JSPORTSの録画中継を録画しといて見た。
前半はひどい出来。4バックがぎこちなく、おっかなびっくり球を廻してる感じだし、そこからどうにか前へ出して行っても、簡単にガンバに取られて速攻を食らう。それでさらに萎縮する悪循環。機能してないラインディフェンスの隙間を突かれて、10分過ぎに最初の失点。その後も何度となく決定機を作られるも、失点は免れていたが、中盤をほとんどガンバに支配されて、反撃の糸口が見つからない。なんせ、トップにほとんどボールが渡らないんだから。結局、後半終了目前に失点して2点差。
後半は3バックで、とりあえず前半よりは落ち着いたように見えたし、前半、ほとんど機能しなかったサイドからの攻めが見えるようになって(特に幸治郎)、少し得点の気配が見え始めた感じ。前線に枚数が増えた効果か、前半ほとんど消えていたマルケスが、ゴール前でチャンスに絡む場面も増え、30分過ぎにはペナルティエリア内でマルケスがシジクレイに倒されてPK。ウェズレイが決めて1-2。ただ、ウェズレイもマルケスも総じて切れがなかったし、名古屋がペースをつかんだとは言っても、完全に主導権を握る所までは行かなかった。時折、ガンバのカウンターを食らっていたし、終盤、逃げ切りにかかられると、追加点の可能性はほとんどなくなってしまった。
この試合を見る限り、4バックは無茶だと思うんだけど、ネルシーニョはやっぱりこだわるんだろうか。選手のメンツを見ても、人材不足という気がする。たとえば、幸治郎に右サイドバックは無理と思うけど、彼以上の候補も思いつかない訳で。
もっとも、システム以前の問題として、キックオフ直後から選手が全然動けていなかったから、あれじゃあ、どういう形にしても、満足な結果は期待出来なかったろうな。かなり暑かったみたいだけど、それは相手も一緒だから言い訳にはならない。そもそも故障者が多くて、出場してた選手にも強行出場が多いみたいなんで、同情の余地はありそう、とは思うものの。
磐田戦が思いやられる。

グランパス日程はこちら

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J2リーグ第28節大宮対横浜

2004.8.14(土) 18時30分 大宮 晴
観客 5100人 主審 牧野明久 副審 柿花和夫、原田秀昭

  大宮アルディージャ 1(1-0)1 横浜FC
             (0-1)

 得点 25分 大宮・森田
    70分 横浜・眞中靖

 大宮 荒谷(GK)、奥野、若松、トニーニョ、冨田、
    安藤正、氏家、金澤(71分バレー)、島田(53分久永)、
    トゥット、森田(62分斉藤)
 横浜 菅野(GK)、早川、トゥイード、山尾、中島、
    臼井、マシュー、内田(80分眞中幹)、
    杉本(45分眞中靖)、小野信、大久保(45分城)

 警告 大宮 氏家(2)
    横浜 山尾

ここ2試合、途中出場で結果を出している島田と森田が先発。島田は正確なプレースキックでセットプレーに期待を持たせたし、森田は前線での駆け引きのうまさで、横浜のディフェンスを撹乱し、25分には左CKを島田が蹴って森田が決めて先制。ドリブルで突っ走って行くだけのバレーではなく森田が前線にいることで、攻め方に幅が出来、中盤での展開も多彩になっていた。横浜が消極的な試合運びに陥っていたこともあり、内容の伴った、見ていて面白いサッカーが出来ていたと思う。
後半、横浜は前線に城と眞中靖夫を投入。この2人ががんがんプレッシャーを掛けてくることで、大宮は一転して受け身になった。50分過ぎに島田を下げて久永を投入。島田は、元々90分持たすのが難しいし、守備面で難もあるので、この交代は理にかなっていると思ったが、60分過ぎには、森田も下げ、代りに斉藤。ビビリ監督お馴染みの消極的采配だな、やばいんじゃないか、と思ったら、案の定、70分過ぎにゴール前のこぼれ球を眞中に押し込まれ、振り出し。
大宮は点を取りにいくしかなくなり、金澤を下げてバレーを送り込んだ。このバレーが走りまくることで、横浜の前へ出る勢いは弱まったし、結局、森田を斉藤に代えて前線を薄くしたことが、一時、流れが大きく横浜に行ってしまった原因の一つだったと思う。三浦の消極的な采配が失点を生んだと言って、差し支えないのでは。
バレーも、横浜ディフェンスに脅威は与えたものの、例によって決定力は感じられず、得点の匂いがしなかった。終了寸前、大宮がゴール正面付近でFKを得て、ゴールネットを揺らす場面もあったのだけど、FKを蹴った瞬間にゴール前の競り合いに対して、ファールの笛が鳴っており、ノーゴール。そのまま、同点で試合終了。
取りこぼしの引分けで、後半の横浜の選手交代がはまった面はあるにせよ、根本的には三浦の采配ミスだと思う。彼は毎度同じことを繰返して、経験から学ぶことを、まったくしない。積極的な采配が裏目に出て負けるならまだいいけど、守りに入って取りこぼすのは腹立たしい。先々を考えたら、見限った方がいいと思うのだけど、なまじ今の成績がそこそこいいだけに、そういう展開にはなりそうもない。チームにとっては不幸なことのような気がする。

[追記8/15]記録補足

アルディージャ日程はこちら

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ナベツネ辞任

とりあえず、最新の記事はこれ
ナベツネの功ってのは、認めない。「読売の」功ってのはあるかも知れないが、それはナベツネ一人の功績じゃないし(自分一人の功績のような顔をしてるが)、功のように見えることだって、所詮、他のチームの経営陣の見識がないから、相対的に目立ってただけだし。本当に消えて行くんなら、こんなめでたいことはないが、策略の臭いがプンプンするしな。水面下に潜って、風当たりが少なくなった所で、今まで以上にろくでもないことをやらかすんじゃないか、という気がする。
まあ、そういう意味では、今のプロ野球のでたらめな状況に関して、責任があるのはナベツネだけじゃないけど。
それはそれとして、仮にリーダーシップを執る奴がいなくなって、今の球界再編が迷走するんなら、それはそれで結構。特定のチームに有利な体制が強引に作られるのを見るよりは、迷走の方がいい。論議を尽くした上で、おかしなことになっちまったとしても、それは受け入れられる。でも、どうせ、そういう方向には行かないんだろうけど。

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セリーグ ヤクルト対中日(8/13)

2004.8.13 18:00 神宮
D 010001001 3 
S 00014001X 6 
[勝]藤井 [敗]紀藤 [H](S)岩村(紀藤)、古田(紀藤)、(D)大西(藤井)、森野(五十嵐亮)
3日連続の神宮。さすがに3日続けて行ったのは初めて。Iさんからシーズンチケットをまとめて頂いたおかげ(感謝)。3日も続けて同じ場所で見てると、住んでるような気分になってきた(笑)。シーズンチケットていいな、と思うけど、どうせ、そんなに通えやしないしな(現に明日は行けない)。
プレイボールから観戦。先発の藤井はそこそこ安定感があったが、2回に大西に一発を食らい、先行を許す。4回には先頭の井端に2ベースを打たれ、1死3塁に持ち込まれるが、後続を断って追加点を防ぐと、そこまで中日先発の紀藤のまとまりのないピッチングに、うまく的を絞れない感じだったのが、4回裏・先頭の古田が2ベースで出て、稲葉の二ゴロで3進。そこで城石がセンター前にポテンヒットを放って同点。
5回には先頭の藤井の右前打を皮切りに一死1-2塁として、岩村がライトスタンドへ3ランを叩き込んで逆転。続く古田もレフトスタンドへ放り込んで5-1。
6回表に1点返され、8回表には河端が登板するも、やや不運な当りのヒットが続き2死2-3塁まで攻められたがしのぎ切り、8回裏に鈴木健のタイムリーで突き放す。
9回はセーブは付かない点差だったが亮太が登板。森野に一発食らったが、4点差あったことだし、156キロを投げて場内は沸いたし、無難に締めくくったということで(笑)。
それにしても、3日間行って3連勝ってのは嬉しい限り。

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セリーグ ヤクルト対広島(8/12)

2004.8.12 18:00 神宮
C 110000100 3 
S 31000000X 4 
[勝]川島 [S]五十嵐亮 [敗]ベイル [H](S)ラミレス(ベイル)、(C)嶋(川島)、前田(川島)
連夜の神宮。今日はプレイボールから観戦。死球の影響で1日登板日を遅らせた川島が先発。1回表、嶋に先制本塁打を打たれるが、1回裏、志田・土橋の連打の後、岩村の2ゴロで志田が還って、あっさり同点。さらにラミレスがセンターへ本塁打で逆転。
川島は2回にも前田に一発食らったが、その裏、宮出が中前打で出て、川島の犠打、志田の左翼線のヒットで還り、再び2点差。これ以降、川島は安定感を増し、6回まで内野安打1本と四球1個で抑え、死球の影響を考えて、6回で降板。
7回表の投手は田中。2死取った後、野村に中前打を打たれると、杉本に交代。この杉本が、四球の後、代打・浅井に中前打。野村が還って4-3。投手を佐藤賢に代えると、尾形に四球。2死満塁で、とうとう河端を投入。河端はシーツを一飛に打ち取り、なんとか切り抜け、8回も四球で走者は出したが、ゲッツーで打ち取った。9回は五十嵐。こちらも四球で走者を出したが、古田が2盗を刺して試合終了。
7回の投手の無駄遣いはちょっと。田中に続投させときゃ、あっさりケリがついてたんじゃねえの?と思ってしまった。杉本も佐藤賢も、絶対的に頼りになる投手じゃないんだし。それを言えば、河端もそんなに信用してないけど(笑)、さすがにレベルは上だった感じ。
打線は3回以降、あんまりいい所がなかった。明日から首位・中日戦だし、ちょっと心配。

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女子サッカー日本対スウェーデン

2004.8.11(水) 18時 ボロス 晴

  日本 1(1-0)0 スウェーデン
      (0-0)

 得点 25分 日本・荒川

 日本 山郷(GK)、山岸、磯崎、下小鶴、川上、
    酒井、宮本、小林(56分安藤、85分柳田)
    澤、荒川(66分丸山)、大谷
 スウェーデン イエンソン(GK)、ウェストベリ、
    テルンクイスト、マルクルンド、ベングストン、
    エストベリ、モストレム、
    アンデション(57分フェストレム)、
    フェグラン(84分オルソン)、
    リュングベリ(68分エクイスト)、スベンソン

アテネ五輪女子サッカー、1次リーグの初戦。TVで生中継を見てたけど、前半で寝てしまった。目が醒めてから録画しといた後半を見た。
前半は日本がスピードで上回って、競り合いにも当り負けしてなかった。さすがにカナダ戦よりは押し込まれる場面もあったけど、ほぼいつものペースで試合が出来てたと思う。得点自体は、いまひとつ安定してなかったスウェーデンのGKとDFの連携のミスを、荒川がうまく突いたものだけど、ゴール前にボールを入れていけてたから、混乱も誘発出来てたわけで、優勢な試合運びを映したものだと思う。
後半は、前半飛ばしていた疲れが出たのか、押される場面が目立ってたけど、ディフェンス陣が落ち着いてて、本当に決定的な場面は作らせなかった。山郷がうまく仕切っていた気がする。山郷自身、いいポジショニングで、安定したセーブが出来ていた。
それにしても、スウェーデンが精彩を欠いてたという感じ。これだったら、去年のW杯の時のカナダの方が強いんでは。日本が、あのW杯を教訓に、フィジカルを鍛えた効果が出たというのはあるのだろうけど。サッカーダイジェストの今週号に載ってた、スウェーデンの監督インタビューでは、チーム状態があまり良くないと言ってたし、本調子ではなかったのか。幸運もあったのかも知れないな。
日本はボール捌きでミスがちょっと目立った気がする。芝が長い影響かな。ナイジェリア戦に向けては、その辺が注意点? あとは疲労かな。

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J2リーグ第27節水戸対大宮

2004.8.11(水) 19時 笠松 晴
観客 2952人 主審 片山義継 副審 中熊光義、佐幸欣治

  水戸ホーリーホック 1(1-0)1 大宮アルディージャ
             (0-1)

 得点 3分 水戸・小林
    78分 大宮・森田

 水戸 本間(GK)、木澤、吉本、森、秦、北島、
    栗田、伊藤(64分眞行寺)、小椋、
    小林(72分松浦)、磯崎
 大宮 荒谷(GK)、奥野、若松(59分斉藤)、
    トニーニョ、冨田、久永、安藤正、ディビッドソン、
    金澤(68分島田)、トゥット、バレー(54分森田)

 警告 水戸 なし
    大宮 金澤(5)、ディビッドソン(1)

今節は見れないので、記録のみ。内容は全く分らないけれど、シュート数やCKの数なんかから見る限り、かなり一方的に押してたぽく、それでも試合を落としかけた所を、(またも)森田が救ったという構図か?
ちなみに森田のゴールのアシストは島田だそうで、前節を思い出させる。
なお、この引分けで、前節再浮上した2位から4位へ後退。もっとも、2位甲府・3位福岡とは勝ち点では並んでいて、順位は得失点差によるもの。きわどい順位争いは、当分続きそうだな。

アルディージャ日程はこちら

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セリーグ ヤクルト対広島(8/11)

2004.8.11 18:00 神宮
C 000000002 2 
S 30000010X 4 
[勝]石川 [S]五十嵐亮 [敗]広池 [H](S)ラミレス(広池)、(C)ラロッカ(山本)
1回表途中から観戦。1回裏にラミレスの3ランが飛び出して、スワローズが主導権を握った。その後も度々、スコアリングポジションにランナーを送るものの、決定打が出ない。ただ、中4日の先発石川が辛抱強く投げた。6回に疲れが見え、2死1-2塁のピンチを迎えたが、ここも凌いで7回から河端。河端が7回表を3者凡退で切り抜けると、7回裏に先頭の志田が3ベースで出て、古田の犠飛で還り4-0。河端は8回も3者凡退で退き、9回は樹が登板したが、先頭・嶋にヒットを打たれ、続くラロッカに2ランを打たれる。そこで亮太が登場して、後続を打ち取り、試合終了。
中盤の拙攻は、少し嫌なムードだったが、投手陣が(樹はともかく)頑張ったという印象。悪くない内容の試合だったと思う。
なお、土橋が1000本安打を達成。おめでとう、ごくろうさま>土橋。古田の200号本塁打記念と、慎也の1000本安打記念のTシャツを買ったばかりなんだけど、土橋のも出るんだろうな。買わないといかんだろうな。

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青山ブックセンター六本木店

先日潰れた青山ブックセンターの六本木店が入っていたビルは、以前、上の方のフロアに日本ハムファイターズの事務所が入ってた。ファイターズの北海道移転後も、結構最近まで、看板は残ってたんだけど、とうとう引き払ったらしく、6月頃に前を通った時に見たら、看板も消えていた。青山ブックセンターが潰れたのはその数日後で、ビルのオーナーもテナントを一気に失って気の毒なこっちゃと思ってた。
ところが先週末、六本木ヒルズで「サンダーバード」を見た帰りに見たら、青山ブックセンターには8・9月中に再開の見込みという貼紙がしてあった。ファイターズの空いたフロアも埋まってたぽかった。場所がいいから、テナントには困らないのかもしらん。
青山ブックセンターは、新宿ルミネ店はよく使ってたけど、あっちはブックファーストが後に入るらしいし、六本木店の方にはあんまり縁がなかったから、再開にそれほどの感慨はない。

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セリーグ 横浜対ヤクルト(8/8)

2004.8.8 18:00 横浜
S 000000003 3 
B 000010010 2 
[勝]山本 [S]五十嵐亮 [敗]佐々木 [H](S)土橋(佐々木)、岩村(佐々木)、古田(佐々木)、(B)多村(鎌田)
9回表に佐々木から本塁打3連発で逆転勝ちたあ、気分がいい。中継を見れなかったのが残念(試合記事はこれ)。
佐々木が今年、日本に舞い戻って来たのは、高津に軒並み更新されてしまったセーブ関係の日本記録を、再度更新するためなんじゃないのか、と思ってたんだけど(笑)、セーブポイント記録をタイにしたところで3連続救援失敗、しかも後ろの2試合はヤクルト戦というところに因縁を感じる。どっちも土壇場で古田が大活躍だし、俺らの前では高津の記録を更新させないぞ、みたいな執念だろうか?(笑)
あと、日刊スポーツの新聞の方には、3連発の真ん中を打った岩村の、9回の守備では涙が出そうになった、というコメントが載ってて、何を感傷的な、と思ったけど、もしかすると、岩村は佐々木とまともに対戦するのは、今年が初めてなのかな。伝説のピッチャーから劇的なホームランを打った、ということなら、ちょっと感激してしまっても、無理はないかな。
とかなんとか、いろいろ考えさせられた。
ちなみに高津は依然、ホワイトソックスで好調を持続しているみたいで、めでたい。ここまでやれるなんて、思いもしなかったな。

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サンダーバード

あんまり期待は出来ないか、と思いつつ、見に行かないわけにはいかない「実写版」。
TVシリーズの前日譚的な位置づけなのか?、主役は、まだ救助隊の正規メンバーに入れて貰えない若き日の (というか、幼い)アランと、その仲間たち(ティンティン=ミンミンを含む)で、その他のトレーシー兄弟は刺身のツマ程度の登場。ゴードンなんて、居たのかどうかも分からないくらい(居たけど。まあ、元々多分にそういうキャラだが)。メカの動きも、あんまり凝ったものではなかったし、出番も多いとは言えず、TV版のスペシャル版、或いはリメイク版として見ると、かなり不満が残った。
まあ、アランを主人公にした子供向けアクション映画と見ると、うまくまとまってて、そこそこ良い出来かもとは思うのだけど、見に来る客の大半は、オリジナルの「サンダーバード」のファンの大人じゃないのかな(自分も含め)。その辺、どういう想定で作られた映画なんだろう。
それでもペネロープの周辺は、遊びがあって良かったと思うけれども、パーカーなんかは、もっと作り込んでも良かったんじゃないかな。そんなわけで、やや欲求不満気味。
ただ、TVシリーズは吹替で見ていたから、その辺のギャップで、実際はギミックに凝っているのに、気付いてない所もありそう。そういうのは、どうしようもない。
オープニングのタイトルアニメがイカしてた。

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J2リーグ第26節大宮対鳥栖

2004.8.8(日) 18時30分 大宮サッカー場 晴
観客 4804人 主審 今村亮一 副審 名木利幸、伊藤力喜雄

  大宮アルディージャ 1(0-0)0 サガン鳥栖
             (1-0)

 得点 85分 大宮・島田(FK直接)

 大宮 荒谷(GK)、奥野、若松、トニーニョ、冨田、
    久永(67分島田)、安藤正、氏家(59分斉藤)、
    金澤、トゥット、バレー(72分森田)
 鳥栖 シュナイダー(GK)、朝比奈、佐藤(陽)、
    井手口、高橋、本橋、矢部、小石(63分小井手)、
    中村、羽畑(72分田代)、竹村(82分伊藤)

 警告 大宮 トゥット(5)、トニーニョ(7)
    鳥栖 井手口、中村、本橋、羽畑

負けそうな気はしなかったけど、勝てそうな気もしなかった、と書きかけて、4月のホームでの対戦時の感想を見直すと、おんなじようなことが書いてある。スコアもそっくりだし(笑)。
ただ、その時より鳥栖のチームが出来ていて、狙いが明確な試合運びをしてきていた。大宮の中盤で集中が持続せず、緩いボールキープやミスからボールを奪われる場面が多かったから、カウンターを食らって、危険なシュートを打たれることも何度か。荒谷がファインセーブでよく止めていた。攻撃に厚みはないので、それほど怖くはなかったが、うっかり失点しちまいそうな気配は、前回よりあった。
大宮の攻撃は、バレー・トゥット頼みなんだけど、鳥栖の粘り強い守備もあって、例によって、どっちも不発。どうにも点が取れそうになく、スコアレスドローの気配が漂ってた。流れが変わったのは、森田の投入だと思う。前線でのうまいボールキープやポジショニングの良さを見せていた。その流れで、40分頃、ゴール正面でボールキープする所を倒され、直接FKを得る。それを島田が直接放り込んで先制。そのまま逃げ切った。
森田・島田の途中出場の戦力がもぎ取った、引分け寸前の勝ち星で、こうやって粘り強く勝ち点を積んで行けてるのが、今年がいままでと違う所だと思う。
鳥栖は来年、どうなるんだろうか。これが大宮での見納めになってしまう可能性もあるのか?(まあ、大宮が昇格した場合も、とりあえずはそうなるんだけど)

[追記8/12]記録補足

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感想「あなたは古本がやめられる」

「あなたは古本がやめられる」 kashiba@猟奇の鉄人 本の雑誌社
古本愛好家の日常を綴った日記とエッセイの集成。本書の元になっているサイトはこちらで、過去にも何度か、直接リンクを張らせていただいてる。
ここまで極端ではないけど、自分自身も一時、古本愛好家の末席くらいには居たし、カバーしている範囲もミステリを中心にして微妙に重なっているので、感覚的に分る部分が多い本。というか、本書中に出て来る人の何人かとは会ったことがあるし、著者御本人とも、お会いしたことがあるので、分って当然かも知れない。でも、客観的には、かなりクレージーな部類の日常なんだろうな。
結局、お金と時間が続かなかったので(というか、他に投資する先が出来てしまったので)、あんまりはまらないうちに古本屋通いからは足を洗って、読まない本は買わないというスタンスに移行したのだけど(そういう意味では、「古本がやめられ」た)、こういうのを読んでいると、とりあえずもう少しちゃんと集めといても良かったかな、という後悔も少し。今年に入ってからは、探してる本があるので、少し心掛けて古本屋へ出向いてたりしているけど、ブランクがあって、感覚が鈍ってる気がするから、よけいそんな気がするのかも。

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アジアカップのブーイング

サッカーのアジアカップは、ほとんど興味ないんで、まるで見てない(だから話題のブーイングも、実物はほとんど聴いてない)んだけど、韓国の中央日報の日本語版の記事を見つけたので、リンクを張っとく。(ここ
韓国が中東と対戦した時も似たような状態だったとかいう話で、程度の差なんかもあるだろうから、一概には言えないにしても、そうであるなら、所詮、中国より日韓の方が強いからブーイングしてるだけ、という解釈は成り立つ。政治的な話は、難癖付けるための後付けに過ぎなくて、やたらと言われている政治とスポーツは別物、みたいな主張は的外れということになる。
政治とは無関係で単にマナーが悪いだけ、ということだと、中国の立場は、もっと悪くなるような気はしないでもないけど(反日感情の発露としてのブーイングなら、ある種の正当性はあるわけだから。嫌われるだけのことを日本が過去に中国でやっているのは事実なので)、逆にマナー向上すれば済むことだから、話は簡単かも知れない。というか日本だって、サッカーの国際試合がこんなに年中行われていなかった頃には、相手国の国歌が演奏されてる時のマナーが悪い、みたいな話は、結構あったと記憶してるし。
あと、政治とスポーツということについては、個人的には、そもそもスポーツと政治が別なんて、ありえないと思ってる。モスクワ五輪をボイコットした時点で、日本は(少なくとも日本の政府は)、そんなことを言う権利を失ってると思うけどね。まだ時効じゃないだろう。
たとえば、国歌なんて、本来政治的なものなんだから、そんなものを会場で演奏した時点で、そのイベントは政治的な要素とは切り離せなくなると思う。ほんとに別物にしたいんなら、国歌の演奏なんて止めたらいい。

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セリーグ ヤクルト対巨人(8/5)

2004.8.5 18:00 神宮
G 003000020000 5 
S 000300200000 5 
[H](S)鈴木(シコースキー)、(G)ペタジーニ(川島)
6回裏のスワローズ攻撃途中から、フジテレビの中継を見ていて、川島が木佐貫の内角攻めで右腕に死球を食らうのを見て、大声を出してしまった。
7回表は急遽、ゴンザレスがリリーフしたが、これもローズのセンター返しを手に受けて、7回のみで降板。こんな試合は勝たなきゃ、と思ってると、7回裏、鈴木健の2ランで勝ち越し。シナリオ通りかと思ったんだけどね。
8回表に登板した樹が、いずれもやや不運な当りながら、連打で無死1-2塁。杉本が二岡に2ベース打たれて同点。その後は、どっちも決め手なく、結局引き分け。9回表途中でフジの中継は終ってしまい、フジテレビのCSの契約は切ってしまっていたので、後はラジオで聴いてたから、あんまり細かい所は分らなかったが。
結局、巨人に勝てないまま3連戦が終って、これで今季巨人戦負越しが決定。冴えん。ただ、中継聴いてると、岩村も城石も故障を抱えてるというし、ラミレスも故障でリタイア中だし、苦しい状況なんだなとは思った。
川島もゴンザレスも、とりあえず骨には異常がなく、打撲と診断されたそうなので、一安心だけど、投手の手の負傷だけに、大事は取って欲しい。特に川島は。過去、何人もやって来たように、無理させて潰してしまったら、元も子もない。というか川島には、これをいい休養ぐらいに思ってもらった方がいいのかも知れない。
[追記8/7]ゴンザレスは再検査の結果、薬指の剥離骨折で、全治3週間だそう。比較的軽い負傷らしいのはまだしもだが。川島は続報がないから、打撲でいいんだろうな? マウンスも肩を痛めて、1月くらい投げられないらしい(というか、あのていたらくでは、投げられても使えないのでは。それとも、故障を抱えてたので、あそこまで酷かったのか?)。弘寿の穴は、そう大したことはないと思ってたが、こうも駒落ちしてしまうと、かなり痛くなって来たな。

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感想「探偵学入門」

「探偵学入門」 マイクル・Z・リューイン ハヤカワポケミス
短篇集。探偵家族ものが6篇入っているのが目玉か? 他にリロイ・パウダーやのら犬ローヴァーのシリーズ・キャラクターも入っている。
ほのぼのした味わいと人を食ったユーモアが一貫していて、リューインらしさが堪能出来た。プロット面で、それほど驚くような作品はないが(ただし、どれも巧いが)、語り口の面白さで読ませる。その辺もひっくるめて、リューインらしい。
「偶然が重なるときには」あたりが、印象に残るという意味でベストかな。あと、副大統領ダニー・クエイルものが、バカバカしくて笑えた。

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イースタンリーグ ヤクルト対ロッテ(8/4)

2004.8.4 13:00 ロッテ浦和
S 020002000 4
M 010000000 1
[勝]高井 [敗]浅間
プレイボールから観戦。2回、細見が2塁打で出て、牧谷レフト前で3進、内田の犠飛で還って先制。その後、米野と青木のヒットが出て、牧谷も還って2-0。
スワローズ先発は高井。相変わらずまとまりのないピッチングで、2回裏には先頭の青野にヒットを打たれると、暴投2つで3進させ、田中雅の内野安打で得点されてしまう。ただ、それでもストライクが入っていたし、球威はあったので、崩れそうな気配はないでもなかったが、持ちこたえた。
6回表、細見を1塁に置いて、牧谷がレフトへ本塁打を放ち、4-1。スワローズは6回で高井を下げ、佐藤秀樹、佐藤賢、吉川とつないでそのまま試合終了。
双方、バントや盗塁の失敗が相次いで、あんまり堅い試合運びが出来てなかった感じ。暑いせいかな? ただ、守備は双方、結構安定してたと思う。それで見られる試合になってた感じ。
牧谷が当たってた。高井は、好投した部類だと思うけど、まだ1軍という感じじゃないなあ。(昨日の結果、マウンスが2軍落ちして、坂元弥太郎が昇格したらしい。がんばれ弥太郎)
[追記8/7]5回裏の後のグランド整備の時に、トンボ持って出て来たロッテの選手の中に、スワローズ・ベンチに向かってやたらと挨拶してるのが居て、誰だろうと思ったら前田浩継だった(笑)。元気そうに見えたけど、試合では投げてるんだろうか。

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セリーグ ヤクルト対巨人(8/3)

2004.8.3 18:00 神宮
G 500430000 12 
S 210000000 3 
[敗]マウンス[勝]上原 [H](S)稲葉2(上原)、(G)ローズ2(マウンス、田中)、ペタジーニ(マウンス)、二岡(山部)
プレイボールから神宮観戦。試合前、宮本慎也と石井弘寿のオリンピック壮行セレモニーがあったりした。
先発マウンスがいきなりホームラン2発で0-5。帰ろうかと思ったけど、フジテレビのイベントで、5回終了後に花火が上がるというので、辛抱して待ってると、稲葉のホームラン2発などで3-5まで詰める。
ところが、2回から登板で、期待しなかった割に、いい投球を見せてた2番手・杉本が4回、上原・仁志に連打され2死2-3塁。ここで登板した田中が、清水に2塁打、ローズには一発を食らって3-9。これで試合は壊れた。5回には山部が死球・四球・本塁打という最悪のパターンでさらに3失点したが、これはオマケ。というか、山部だし。
打線も、9回にもヒットを打って、猛打賞の稲葉以外は、上原に要所を締められいいとこなし。
完敗というか、惨敗というか。どうして、巨人戦になると、こうも不甲斐なくなるかね。だいたい本塁打打たれ過ぎだし、そうなるとまた、配球に問題はないのか?、みたいなことを、ブツブツ言いたくなってくるけど。ちなみに古田は6回で下がり、7回からは小野公誠がマスクを被った。単に試合の流れとはいえ、公誠になってからは本塁打は打たれなかった。
まあ、マウンス対上原なんで、元々、それほど勝ちを計算していた試合ではないのかも知れないけど。明日以降に尾を引かなければいいけど。
花火は綺麗だった。で、大量点の割に、試合の流れが速くて、9時前に終ってしまったので、結局、最後まで見てしまった(笑)。
 hanabi.jpg

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J2リーグ第25節甲府対大宮

2004.8.1(日) 18時30分 小瀬 晴
観客 7699人 主審 奥谷彰男 副審 鍛冶勉、武田進

  ヴァンフォーレ甲府 3(1-0)0 大宮アルディージャ
             (2-0)

 得点 40分 甲府・小倉(PK)
    59分 甲府・石原
    69分 甲府・藤田

 甲府 阿部(GK)、アライール、池端、津田琢、山本(44分青葉)、
    倉貫、富永(84分奈須)、水越、石原、
    山崎(19分藤田)、小倉
 大宮 荒谷(GK)、奥野、若松(45分斉藤)、トニーニョ、冨田、
    久永(85分島田)、安藤正、氏家(60分森田)、金澤、
    トゥット、バレー

 警告 甲府 石原、倉貫
    大宮 斉藤(2)、トニーニョ(6)

今節の試合は見れないので、記録のみ。

[追記8/7]「Ole!アルディージャ」の試合のダイジェストを見る限りじゃあ、バレーがいつものバレーに戻ってた感じ。バレーに福岡戦の決定力があったら、得点して勝ってたかも。やっぱり福岡戦が異常だったのか(笑)。
三浦が最初の失点のPKについてブツクサ言ってて、止めろよと思った。今年の三浦は繰り言が多過ぎる。以前はもっと潔かった気がするんだけど、記憶違いかねえ。

アルディージャ日程はこちら

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感想「Murder by the Book」

「Murder by the Book」 レックス・スタウト BANTAM BOOKS
(2003.11.29に読了した時の感想に補足したもの)
ネロ・ウルフもの。ウルフもののリストはこちら
タイトルから想像するような愛書家絡みの話ではない。正体不明の人物が書いた謎の原稿に関わる者は皆殺される、という、謀略小説かホラーのような設定だが、当然その種の話でもなく、ウルフものらしいまっとうな探偵小説。
例によってウルフが事件をつつき廻しているうちに、手がかりがぽろぽろと現れ、事件が解決に向かうのだけど、プロットに工夫があって、通り一遍では終らない手の込み方だし、ウルフも名探偵らしい推理を見せる。比較的良い出来の作品と思う。
アーチ−が西海岸まで調査に出向く場面が、いかにもおおごとという風に描かれていることに時代を感じる。(1951年の作品)

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感想「Champagne for One」

「Champagne for One」 レックス・スタウト BANTAM BOOKS
(2003.11.12に読了した時の感想に補足したもの)
ネロ・ウルフもの。ウルフもののリストはこちら
未読のスタウトのペーパーバックの山から、何気なく手に取ったら、偶然、週末にWOWOWで放送されるドラマの原作と分って、読むしかないと思って読み始めた。ペーパーバック読んだのは数年ぶりだけど、以前理解出来てた程度には、中身を分って読めてた気はする。
ウルフ以下のお馴染みの私立探偵の一党が、あれこれ捜査をしているうち、手がかりにぶつかって真相にたどりつくという展開。名探偵の推理よりは、私立探偵チームの捜査が主体。
殺人が起きる場面は、やりようによっては不可能犯罪もの(アーチーが監視している中で犠牲者が殺され、アーチーが見る限り、誰も犯人では有り得ない)に仕立てることも可能だったプロットだと思うが、そういう意図がスタウトになかったことで、中途半端な処理になり、なぜそうなのかが曖昧なままの、腰砕け気味な謎解きに終ってしまった感じ。語り口が愉しめるし、期待しているのはそれだから、それで充分ではあるのだけど。

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グルメ探偵ネロ・ウルフ再放送

「グルメ探偵ネロ・ウルフ」が再放送されているのを見つけた。局はムービープラスで、今日(8/2)スタート。放送日程は以下の通り。

8/2(月) 1330-1520 第1回 ネロ・ウルフ対FBI (済)
8/3(火) 1330-1530 第2回 容疑者が多すぎる
8/4(水) 1330-1530 第3回 シングルマザーはなぜ殺された?
8/5(木) 1330-1520 第4回 死の扉
8/6(金) 1330-1530 第5回 殺人鬼はどの子
8/7(土) 1330-1530 第6回 我が屍を乗り越えよ

放送時間については、CATVのプログラムから抜粋しているだけで、そちらに誤りがあっても分らないので、了解いただきたい。
このシリーズについては、以前、WOWOWでの初回放送時にここで触れた。
あれ以降、原作を読み直したりしているので、今見ると、また違った感想もあるかも知れない。ムービープラス以前に、チャンネルNECOだったかでも再放送があって、それは見逃したので、今回見れるのは有難い。というか、何度も再放送されるというのは、それなりに人気があるということかな。
実を言えば、このシリーズの放送が始まったことが、しばらく読んでいなかったネロ・ウルフを、また読み始めるきっかけになった。そのタイミングが、このblogを始めるちょい前だったので、比較的最近読んだにもかかわらず、感想をここに載せてないものがある。不便なので、この際、載せてしまうつもり。

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倉敷

理由あって、倉敷へ観光旅行。台風が中国・四国地方を直撃する最中(笑)。まあ、中国地方で台風が通ったのは、主に広島・山口の方で、倉敷はぎりぎりかすめた程度で済んだみたいだけど。
雨が降り始めて、白壁の街並が売りの美観地区もどんより。
kurashiki2.jpg
美術館とか博物館がやたらと多い。さすがに壮観だったのは、大原美術館。印象派や近代美術の有名どころの作品がゴロゴロしてたし、その作品自体、どっかで見たような、みたいな有名なのがやたらとあった(ような気がする)。
ポロックの「カットアウト」はあんまり面白くなくて、サム・フランシスの青い絵の方が良かった。でも絵葉書を買ったのは、フォートリエ「雨」ってやつ。こないだMOMA展で見たような傾向のモダンアート(ただし日本人作家)もかなり沢山あったけど、印象はあの時とほとんど変らない。
他に民藝館とか、将棋の大山名人の記念館とか、1泊2日で見て廻った。天気が良ければ、マスカットスタジアムも見て来たかったんだけど(笑)、雨がひどいんで断念した。
保全されているあたりの街並はさすがに綺麗だけど、商店街は地方都市の例に漏れず、ずいぶん寂れていたような。駅前の遊園地(倉敷チボリ公園)も、それほど賑わってる気配はなかったけど、これは悪天候のせいかも知れない。
名物のままかりの寿司も食ってみた。うまかったけど、それほど特別な味ではなかった。

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