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感想「サム・ホーソーンの事件簿III」

「サム・ホーソーンの事件簿III」 エドワード・D・ホック 創元推理文庫
サム・ホーソーンものを、順にまとめた短篇集の3冊目。本書は25作目から36作目を収録。ほとんど未読作だったので、新鮮な気分で読めた。
これだけの数を同じ趣向で書いて、粗製濫造になっていないのは大したもの。もちろん、そんなに凄い作品はないし、コツが分って来ると、仕掛もおよそ見当が付いて来るレベルなのだけど、一読して、書き飛ばし、と感じる作品がない。
それと、このシリーズに関しては、ホーソーン医師の伝記のような形で、年代を追って書き続けられているから、順を追って読んでいると、長編のような深みが生まれて来る。特にこうした短篇集になると、その効果は大きい。ホックの他のシリーズ探偵ものよりも深みがあるように感じられるのは、その辺の影響があるような気がする。
本集中だと、「墓地のピクニック」かな、一番気に入ったのは。併録の非シリーズ物「ナイルの猫」も、けっこういい。
ところで、シン・コーナーズという地名が出て来る作品があって、ノースモントの近所にあるらしいのだけど、以前の作品にもこの地名は出て来ていたかな。シン・コーナーズと言えば、「ガラスの村」だけど。

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