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感想「チャーリイの使い」

「チャーリイの使い」 カーター・ブラウン ハヤカワ・ポケミス
コメディの脚本家・ラリイ・ベーカーが主人公。これはシリーズものなのか? この主人公が有名コメディアンを巡る殺人事件に巻き込まれる。
コミカルな筆致が絶妙で、感心してから、翻訳者の名前を見ると、田中小実昌だった。やっぱり、カーター・ブラウンは小実昌さんだね、と思った。
途中までは主人公が即席探偵の役回りに見えたが、先へ進むにつれて、どんどん話は逸れて行き、不条理とも思える、バカバカしくも壮大な結末に至る。ただ、こういう不条理めいた感覚は、カーター・ブラウンには、それほど珍しいものではないけど。むしろ、主人公が道化役に過ぎないという構成の方が、特別という気がする。メイヴィス・セドリッツだって、結果的には事件を解決しちまうんだからな。
その辺の影響もあるかも知れないが、終盤から結末はやや間延びしたかな、という印象。中盤まではかなりいい出来のコメディと思っていたので、ちょっと残念。

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