« 2004年9月 | トップページ | 2004年11月 »

イラク人質事件

香田さんが遺体で発見されたそうで。(記事
結局、今回は救出が成らなかったけど、最初から政府に救出しようという意思があったのか、疑問にも思う。特に小泉の言動を見ていると。それをごまかすために、被害者に関するネガティブな報道をせっせとばらまいて、殺されても当然という世論を作り上げようとしていた……というのは考え過ぎだな、多分。発見された別の遺体を本人と誤認してしまう程度の情報収集力しかないようじゃ、そんな情報戦を仕込む能力はないと思えるものな。
今回はともかく、最初の人質事件の時は、明らかにそういう動きを感じたのだけど、あれも、出る杭は打たずに居られない人たちとか、権力に追従するのを喜びと感じるような人たちが、自主的に行なっていたキャンペーンなんだろう。とにかく、あの時のことがあるので、今回の被害者に関するネガティブな報道も、額面通りには受け取れない。少なくとも本人の肉声が聞こえて来るまでは判断出来ない、と思っていたんだけど、それはもう有り得ないんだな。
それと、どうも曖昧にされちまいそうに思われるのは、イラクに自衛隊を送っていることが、問題の根本だということ。イラクの治安が悪いことも、イラクで反米勢力が台頭していることも、事実だろうが、どっちも、日本人の青年が殺害される直接の理由じゃないやね。バグダッドの路上で行きずりに、テロリストの反米爆破事件に巻き込まれたというならともかく、今回の事件は、そうじゃないんだから。
脅迫に屈しない、と言えば体裁良く聞こえるけど、撤退を要求された自衛隊は、正当性が疑わしい状況下での派遣だという前提を、本当はもっと論議するべきで、そこを議論せずに、テロリストの脅しには負けない、みたいな感情論ばかりが突っ走るのは間違っている。感情論の方が一般受けしやすいし、人心掌握の技術にだけは長けている小泉は、そこをうまく利用しているわけだが。
でも、感情論ばかりで理屈の裏付けのない政策なんて、絶対、いつか破綻すると思うんだが。破綻した時に、小泉が責任を取ることなんてないだろうし、仮に取ろうと考えたとしても、一つの国の破綻は、個人が責任が取れるような規模のものでもないだろう。
そういう危惧が、世の中にもっとあっても良さそうに思うんだけど、見えて来ない。それとも、この事件を契機にして、何か動きが生まれるんだろうか。そうであれば、まだいくらか見込みはあるのかも知れないと思うのだけど。

| | コメント (0) | トラックバック (2)

さいたまレイナス優勝

レイナスのホームページの速報によると、今日のL1リーグの最終戦で、レイナスは高槻に勝って、優勝を決めたとのこと。
おめでとう>レイナス

日刊スポーツの記事はここ

今年のレイナスのL1リーグの結果はここにまとめている。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

J1リーグ2ndステージ第11節清水対名古屋

2004.10.30(土) 15時 日本平 曇のち雨
観客 8230人 主審 吉田寿光 副審 安食弘幸、岡野尚士

 清水エスパルス 1(0-1)2 名古屋グランパスエイト
          (1-1)

 得点 44分 名古屋・マルケス
    52分 名古屋・マルケス
    60分 清水・澤登

 清水 西部(GK)、斉藤、池田、鶴見、
    村松(57分アラウージョ)、伊東、高木、
    久保山(45分澤登)、太田(84分北嶋)、
    平松、チョ・ジェジン
 名古屋 楢崎(GK)、秋田、井川、古賀、
    大森、角田、吉村、中村、クライトン、
    マルケス、ウェズレイ

 警告 清水 チョ・ジェジン
    名古屋 古賀(3)、井川(1)、秋田(4)

体調に不安がなければ、こっちに行ってた。やむを得ず、JSPORTSの中継で見た。
大森を左サイドに入れ、3バックの右ストッパーに井川を戻す布陣。ここまで来ても、まだチームが固まってないという実態を、改めて突き付けられた思い。
前半の試合内容は、やっぱり低調。特に、当然のことながら左サイドの攻撃が全く機能しない。まあ、清水の右サイドを潰す狙いは適中していたのかもしれないけど。清水もあまりいい出来とは言えず、淡々と0-0で終るか、と思いきや、終了直前にマルケスが受けたファールからの直接FKを、ウェズレイがゴール前へすっと入って来たマルケスへ意表を突いたパス。まんまとマルケスが決めて先制。こんなに簡単に点って取れちゃうの?、と思うようなゴール。
後半立ち上がりは、清水にちょっと攻められたけれど、やはり前半の流れが残っていたらしく、早い時間帯に、右サイドを角田が持ち上がってゴール前へ入れたボールを、マルケスが決めて追加点。その後もさらに攻めたが、ウェズレイのゴールがオフサイドになったあたりが、流れの変わり目。清水の左サイドからゴール前へ入れられた何でもなさそうなクロスを、守備陣が澤登をケア出来ずにゴールに押し込まれ1-2。その後は、清水に主導権を握られた。かなり危険な場面もあり、よく持ちこたえられたと思う。秋田が頑張ってたように見えたな。
勝ったとはいっても、バックラインが危なっかしいのは相変わらずだし、攻撃の形もいまいち見えて来ない。ウェズレイにも当りは戻ってない。ウェズレイもそれを意識してか、自分で強引に決めに行こうとする場面が少なかったような気がするけど、それがいいことなのかどうか。ただ、ウェズレイが居ることで、マルケスがフリーになりやすくなってる効用はあるような気がする。彼の2得点は、それと無関係ではないような。
あんまり、先の楽観は出来ない気がするな。

[追記10/31] 記録補足。

グランパス日程はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (1)

J2リーグ第40節大宮対川崎

2004.10.30(土) 13時 大宮 雨
観客 4556人 主審 牧野明久 副審 青木隆、早川一行

 大宮アルディージャ 2(1-0)1 川崎フロンターレ
            (1-1)

 得点 41分 大宮・バレー
    74分 川崎・マルクス(直接FK)
    89分 大宮・森田

 大宮 荒谷(GK)、奥野、西村(66分斉藤)、トニーニョ、
    冨田、久永(79分島田)、安藤正、ディビッドソン、
    金澤、バレー(84分横山)、森田
 川崎 吉原(GK)、伊藤宏(44分岡山)、佐原、谷口、
    中村、長橋、久野、木村(74分飛弾)、
    ジュニーニョ、マルクス、我那覇(59分黒津)

 警告 大宮 トニーニョ(9)、金澤(7)、島田(3)
    川崎 谷口

行かないつもりだったが、体調に不安があり?、見に行った。
それにしても、それほど強くはないが、雨が絶え間なく降り続く天候。なんせ、体調いまいちなので、勘弁してくれよ、と思ったが、ピッチの上も少なからず影響はあって、双方、スリップやボール・コントロールのミスが続発。
試合運びについて言えば、パスでつないでビルドアップして、中盤をうまく構成してたのは川崎だと思うが、ピッチの状態が、そういうサッカーに不利に働いた印象。川崎のミスに大宮が付け込んでボールを奪い、素早く前線へ送って、ゴール前でチャンスを作ろうとする展開が目立った気がする。先制点も、まさにその形で、中盤で川崎の中途半端なパスを奪い、右サイドから安藤が持ち込んでゴール前へクロスボール。バレーが飛び込んで合わせた。ここでバレーがフカさない辺り、大宮に流れが来ている証拠か(笑)。(中継の録画を撮ってたんで、確認したけど、川崎の伊藤に慎がプレスを掛けに行って、パスを出させなかった。それを森田が拾って持ち上がり、右から来た安藤へパス。安藤がゴール前へ折り返した。バックスタンドの高さがない所で見てた時と、かなりイメージが違う(笑) ちなみにこの時の接触プレーで、伊藤が痛んで交代した)
先制しちまえば大宮は楽で、4-4-2の布陣を一層がっちり固めて、川崎に展開の糸口も与えない。苦し紛れに預けられた球を持ってジュニーニョが走っても、孤立させてるから怖くない。例によって、大宮の追加点はあんまり見えなかったが、このまま守り切れちまいそうだな、と思った後半半ば、ゴールほぼ正面のいい位置でジュニーニョを倒し、直接FKを与えてしまう。これをマルクスに叩き込まれる。
実際の所、昇格の勝ち点計算からすると、ここで川崎にドローでも、それほど問題はないのでは、と個人的には考えていたから、まあいいんじゃないの、と思っていたが、大宮はペースを上げて、勝ちに行った。久永に代えて、島田も投入した。それは川崎も同様で、ある意味、川崎はもはや失うものはなく、勝つこと以外にモチベーションのないチームだからな。
双方が勝ちに行った結果として、試合はドローで終らなかった、という印象。89分、左サイドで島田がうまく抜け出し、ゴール前へ綺麗なスルーパス、右サイドからフリーで走り込んで来た森田が合わせて決勝点を上げ、大宮が勝ち切った。川崎が守りに来ていたら、多分、あんなに綺麗に島田が抜け出ることはなかったし、ゴール前で大宮が数的優位になることもなかっただろうとは思う。けれども、島田のパスセンス、森田の劇的な場面での決定力の高さを、まざまざと見せつけられた思い。彼らが居なければ、大宮はここまで来ていないだろう。(これも、2人の間で誰かつないでたよな、と思って、録画で確認した。慎がうまくつないでいた)
この局面でここまで安定した試合が出来るのであれば、もはやプレッシャーも何もないのでは(いや、チームカラーからして、元々ないだろうと思ってたんだけど)。このまま走って、42節水戸戦には、実質的に決めちまうんじゃないかな。山形次第では、もっと早まる。あまりにも順調過ぎて、実感もないのかも?(笑)

アルディージャ日程はこちら

| | コメント (2) | トラックバック (1)

女子選手権決勝は元日

サッカーの女子選手権の決勝は、元日開催になるそうで。(記事
しかし、午前10時キックオフてのは、どうなのかね。天皇杯決勝を見に来る客が、この試合のためだけに、わざわざ2時間早く来てくれるもんなんだろうか。最後の方くらいは、それでもかなり埋まるだろうけどなあ。まあ、元々、大して観客が入ってなかったわけだから、それでも増えたことにはなるんだろうけど。
自分は行かないな、と思うんで、なんとなくもやもやした気分。まあ、名古屋が天皇杯決勝まで残れれば別だけど。うーむ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

川島が新人王、古田ベストナイン、3人がFA宣言

川島の新人王獲得は順当だけど、古田のベストナインは、なぜか、考えもしてなかった。対抗馬は谷繁くらいしか居なかったわけだし、チーム成績や打撃成績を思えば、当然だなあ。ちなみに9度目の受賞で、セリーグ最多とのこと。
それはそれとして、真中・稲葉・鈴木健が揃ってFA宣言らしい。どうも、今度もチームがちゃんと対応してないっぽいなあ。どうなるんだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

中越地震その後

一応、こちらの続きということで。

こうも余震が続くと、疲弊が激しいだろうな。1-2日なら耐えられるものも、3-4日と延びると辛いし、しかも、4日も経った所で、本震並の余震だものな。
長岡駅が崩落の危険とかいうニュースを人に聞いて、長岡は震源地じゃないし、長岡駅だって、そんな老朽建築でもないのに、まさかと思ったけど、結果的には問題はなかったらしい。ただ、一時はそういう動きがあったのも確かのようで。(記事
基本的に今回の地震で被害の激しい地域は、そんなに縁のある場所じゃないのだけど、まるっきり行ったこともない、というほど無縁な場所でもなく、地名だけなら子供の頃から知ってた辺りだから、距離感が微妙で、ニュースなんかもついつい見てしまう。そこで、長岡ともなれば、かなり身近な場所になって来るので。
早く鎮静化することを願いたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

J2リーグ第39節鳥栖対大宮

2004.10.24(日) 13時 鳥栖スタジアム 晴
観客 2817人 主審 北村央春 副審 田中厚、中込均

  サガン鳥栖 0(0-0)1 大宮アルディージャ
         (0-1)

 得点 89分 大宮・森田

 鳥栖 シュナイダー(GK)、朝比奈、佐藤(陽)、
    山道、高橋、本橋、落合、佐藤(大)(85分加藤)、
    中村、小石(43分伊藤)、竹村(67分鳴尾)
 大宮 荒谷(GK)、奥野、西村(72分斉藤)トニーニョ、
    冨田、久永、安藤正、デイビッドソン、
    金澤(54分島田)、トゥット(26分バレー)、森田

 退場 35分 鳥栖・佐藤(陽)

 警告 鳥栖 本橋、佐藤(大)
    大宮 森田(3)

今節も見れないので、記録のみ。というか、今季は今後、大宮の試合を、ほとんど見れない可能性があって。
それにしても、決勝点は、また、89分の森田っすか。昇格したら、最大の功労者は森田と島田だろうね。

アルディージャ日程はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新潟県中越地震

新潟放送(BSN)のホームページにある地震関連情報のリンク → こちら

[10/31追記]アルビレックス・サポーターの方のサイトにある情報集積 → こちら
(地元視点で、非常によくまとまっているように感じたので、リンクさせていただくことにした。地震関連の検索で、うちのサイトを引っ掛けてしまう人も、少しは居るようなので、いくらかでも有益な情報を入れておかないと申し訳ない)

夏の水害では洪水に見舞われた中越の親戚の所も、今回は特に被害はなかったらしいし、県内の知人のほとんどは下越だから、多分、そんなに影響を受けてはいないと思われる。
個人的には、あまり影響はなかったみたいだな、と思いつつ、それでもニュースを、延々、聴いてるんだけれども。
被害に遭われた皆様には、お見舞い申し上げます。

それにしても、自分が住んでた頃(10数年前まで)は、地震も水害も、新潟であんまり大きいのが起きた記憶がないし、上越・中越の豪雪を除けば、新潟県は天災が比較的少ない土地柄と思っていたけど、最近、多いような気がするな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

J1リーグ2ndステージ第10節名古屋対市原

2004.10.23(土) 15時 瑞穂陸上 晴
観客10753人 主審 太田潔 副審 上荒敬司、蒲澤淳一

 名古屋グランパスエイト 0(0-0)2 ジェフユナイテッド市原
              (0-2)

 得点 53分 市原・村井
    80分 市原・阿部

 名古屋 楢崎(GK)、海本慶、大森、古賀、吉村、
    中谷(59分平林)、中村(78分岡山)、角田、
    クライトン、マルケス、ウェズレイ
 市原 櫛野(GK)、斎藤(31分水野)、茶野、
    ミリノビッチ、坂本、佐藤、村井、阿部、
    羽生(89分中島)、サンドロ(45分結城)、巻

 退場 82分 市原・結城(警告2回)

 警告 名古屋 なし
    市原 巻

NHK-BSの生中継を見てた。
名古屋は序盤、ウェズレイが復帰した効果で、攻撃の形が作れていた感じ。やっぱり、手っとり早く立て直すには、それしかないんだよな、と思った。ただ、ウェズレイのシュートには、あんまり可能性が感じられなくて、得点感覚はまだ戻ってないんだろうな、と思ったし、それだとあんまり多くは期待出来ないかも、とも考えていたら、やっぱり無得点で折返し。
というか、前半半ばくらいからは、市原の速くて厳しい寄せに遭って、中盤で自由にボールを廻せていなかったから、ウェズレイへつなぐことも、なかなか出来なくなっていたし。吉村が時々、いい感じでゴールに絡みかけるのが目立った程度だった。
後半に入ると市原は自分たちの戦術をさらに徹底し、名古屋は思い通りのサッカーが全く出来なくなってしまった。それでも耐えていれば、市原も勝ちに来ている以上、そのうちスキが生まれたかも知れなかったが、50分過ぎに角田が村井にかわされ、シュートを叩き込まれて0-1。
80分には水野の左CKから阿部に押し込まれて0-2。直後、市原は結城が退場して、数的優位に立つも、全然優位が見えない試合っぷりが続いて、そのまま終った。
市原に走り負けるのは、ある程度、予想もついていたけど、それだけではなく、全ての面で負けていた感じ。当りの強さも、技術的にも、戦術的にも、まるでいい所がなく、いくら相性が良くても、これじゃ勝てない。完敗というしかなく、今年見た中で、一番無力感を感じた試合だったような気がする。
こんな試合が続くようなら、もうチームの目標は、来年に向けての立直しに切り替えた方がいいのかも知れない。ただ、それにしたって、どういうチーム作りをするかという方針が必要だろうけど、今のチームからは、それも見えて来ないんだよな。

グランパス日程はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

感想「悪者見参」

「悪者見参」 木村元彦 集英社文庫
主にサッカーを切り口に、2000年前後の数年間のユーゴスラビアをレポートした本。
一時期、大量に出たストイコビッチ関連の本は、ほとんど読んでるのだけど(本書に先行する「誇り」もハードカバー版で読んでる)、これは読み残していた。大量に出過ぎていて食傷気味だったというのがあり、この著者によるユーゴスラビア・レポート自体、「GRUN」でも読んでて、もういいよ、という気分になってたこともあり。
先日、古本屋で見つけて、なんとなく買って、読んでみたが、久しぶりだったせいか、新鮮な気持ちで読めた気がする。それに、こうしてまとまった形で見ると、この著者の行動力は本当に大したものだと思った。フリーのジャーナリストとしての気概を感じる。でも、イラクで批判を浴びたのは、こういうタイプのジャーナリストじゃないのか(すべてのフリーのジャーナリストを一括りにする訳にも行かないが)。「国」が「国」の立場と違う動き方をする、こういう人たちの行動を喜ばないのは容易に理解出来るが、普通の市民にとっては、こういう人たちのレポートは必要不可欠なはずで、それを「国」と一緒になって批判することは、自分で自分の首を絞めるに等しい行為だ。
本書についていえば、セルビアが日本を含む国際社会から、一方的に悪者扱いされたことの不当性を訴えつつ、セルビア自身の問題や、セルビアを取り巻く旧ユーゴスラビア各国のレポートも含んでいて、バランスもいい。
改めて書くほどの、目新しい話でもないが、結局、大きな問題は二つあると思うわけで、ひとつは、民族主義が台頭した状況下で、複数の民族が一つの地域で混じり合って住むことの難しさ。世界中の紛争のほとんどは、そこから来ているわけだし。それを思うと、殊更に民族主義を煽るような今の日本の風潮を見て、そういう世界の有り様から何も学べないほどバカなのか?、と思う。確かに民族主義って相対的なものだから、周辺の「国」「民族」がそれをぶち上げている時に、自分たちが静観していれば済むものでもないが、少なくとも今の日本で権力を握っている連中の、この問題への対処の仕方は、デリカシーを欠いた極めて拙劣なものに思える。
もうひとつは、「ミッシング」と同じ話になっちまうが、自国の利益の為に、簡単に他国の民衆を犠牲にする権力の存在(今回はアメリカだけでなくEUも。アイルランドのあまりにもケチくさい、酷い仕打ちの話も書いてある)。自国をこういう加害者にしないためにも、「国」とは違う視点からのレポートは必要なのだし、そういう努力を怠っていれば、自国が被害者になった時、何の正当性も主張出来ないのではと思う。太平洋戦争がまさに、そういうものだったのでは。まあ、正当性を主張出来たとしても、何にもならないのが、世界の現実なのかも知れないけれど、正当であろうとする意識だけは持ち続けるべきではないんだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ルパン三世 ルパンVS複製人間

日本テレビで放送してたんで、久々に見た。ルパン三世のアニメーションの中では、これが一番好き。洒落ているし、でっかいホラ話に見合った絵作りもイカしてる。絵そのものにはアラも目立つけれど(必要以上に止まってる絵が多かったり、色がヨレてたり)、アイディアがいいし、手が込み過ぎてない絵は、シュールでスラップスティックな内容に、むしろ合ってもいる。ゲストの西村晃も含め、声優の演技も素晴らしい。
それにしても今回放送のものは、放送時間に合わせてカットが入っているのはともかく、「精神病院」とか「パー」とか、そういう言葉を丹念に削っていたように聞こえたが…。しかも、消すだけでなく、つなぎ合わせて、知らないと、削れていることが分らないようにしていた感じ。大した技術だけど、そこまでしないといかんもんなのか?(記憶で書いてるだけなので、間違っているかも知れないが)
まあ、ちゃんとしたのを見たければ、持っているLD版を見ればいいんだが(かさばるので、ここ数年、しまいこんだきり。プレーヤー、まだ動くだろうか?)。DVD版は出してくれんのだろうか。
ところで、最初に見た時から思ってること。クローン人間を作って育てても、意識が継承されるはずはないんだから(それはまた、別のテクノロジーでは)、「不死」というのとは、違うんじゃないかなあ。

| | コメント (2) | トラックバック (3)

78年のステッカー

カメラ付携帯電話を入手したので、アップロードをテスト。041022_192201.jpg

| | コメント (0) | トラックバック (1)

感想「ミッシング」

「ミッシング」 トマス・ハウザー ダイナミックセラーズ
コスタ・ガブラスが82年に発表した映画の原作、という言い方が、一番通りがいいのかな。自分自身、そういう興味で手に取った本だし。ただし、それ以前に、トマス・ハウザーの「死のシンフォニー」という小説を読んでいて、著者への興味もあった。ついでに言うと、長らく放ってあったこの本を読み始めたのは、最近、同じ著者の「モハメド・アリ」を入手したから。そういや、まだ「ミッシング」も読んでないんだよな、と思って。
本書は、民主的に成立したチリの左翼的なアジェンデ政権を、1973年にアメリカに操られたチリの軍部がクーデターで壊滅させ、その時に(それ以降も、だが)行われた虐殺の中で、1人のアメリカ人が、どういう風に(おそらくはアメリカ自身も加担して)殺されたかを調査した過程を綴ったもの。
この本が出た当時(原著は1978年、翻訳は1982年)は、それでもまだ、チリのクーデター政権について、隠された部分もかなりあったと思うが、このクーデターの中心人物で、長らくチリで独裁者として君臨したピノチェトは、既にその座を追われているし、彼が独裁者であった時代に行った膨大な犯罪行為に対する訴追が、注目を集めたこともあった。今では、あのクーデターがどういうものだったか、かなり明確に見えているんじゃないだろうか。
読んでいて改めて分ることは、国家としてのアメリカが、自分たちの利益の前には、他の国の民衆(場合によっては自国民さえ)を犠牲にすることを、全く気にしていないということ。フセインやタリバンを、アジェンデと同列に置くことなど、もちろん出来やしないが、アジェンデに対してこういうことをしたアメリカが、正義の味方面をして、イラクやアフガニスタンで戦争行為することに対し、違和感を覚えずにいられるとしたら、その方が不思議。もちろん、アメリカにとってはアジェンデも、フセインやタリバンと大差ない存在なのかも知れないけれど。
あと、こういう話は、別にチリだけじゃなくて、中南米(中南米だけでもないが)には山ほど転がっている。もしも、そのことを全く知らなくて、アメリカが中東でやってることは正しいと思ってる人がこれを読んでいるのなら(あんまり可能性はないと思うが)、どうか、それを知るようにして下さい。それを伝える資料は、いくらでも本屋や図書館に行けば見つかるはず。(「ミッシング」は、多分ないけど。この本が、そういう目的で、単独で読まれるべき種類の本だとも思わないし) 今なら、チョムスキーの「911」あたりが、手頃なのかも知れない。文春文庫で出ている。偉そうに書くほど、自分自身、深く知ってるわけでも、調べているわけでもないが、アメリカが中東でやっていることを全面的に支持し、軍隊まで派遣している、総理大臣と政府を持つ国の国民である以上、こうしたことを全く知らないのは罪に等しいと思う。
それとは逆に、「911」にも言えることだけれど、「アメリカの」情報公開制度に基づいて、こういう本が出せるということは、ある意味、アメリカの偉さではあると思う。国家レベルと違う所に、別の顔もあるのがアメリカなのか。もっとも、時代にもよるのだろうけれど。
行方不明になったアメリカ人青年の救出に対して、アメリカ大使館などが見せる冷淡さは、先日のイラクでの日本人人質事件での日本政府の対応を容易に想起させる。日本政府が、この事件の時のアメリカのように、ヴィジョンを持って動いていたとは思えないけれど(ある意味、それはそれで情けないのだが)、国益は個人に優先するという思想は同じだろう。その国益がどれほど胡散臭いもので、個人の理念がどれだけ重いものだったとしても。あの時、日本人の人質を非難した数多くの日本の普通の人たちは、そこまで考えた上で、非難していたのか?
もうひとつ、考えようによっては、こんなことを人目がある所に書いているだけで、当時のチリだったら、命がなかったかも知れない。日本がそういう国にならない保証はないという危機感を、今の日本人は持つべきじゃないんだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

93年のタフマン

ちなみに、こういうタフマンも持っている。93年(確か)に入手したもの。
  toughman2
ちなみに未開封。いまさら開ける気はしないな(笑)。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

宮本版タフマン

ようやく手に入れた。
  toughman1
売り出した頃、けっこう探したけど、見つけらんなかったんだけど…売れ残り?(笑)
で、初めて飲んだんだけど、あんまり、向いた味じゃないな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

新井旅館

修善寺の新井旅館が、先週の台風で壊滅的な被害を受けた、という記事を読んだのを思い出して検索してみた。
とりあえずこれだけど、これはひどいなあ。
数年前に、一度、泊ったことがあって、古びてるけど、感じのいい宿だったんだけど。尾崎紅葉の間ってのに泊ったが(尾崎紅葉が執筆に使ってた部屋だったらしい)、あそこもぐちゃぐちゃになっちまったんだろうか。1階だったか、2階だったか、覚えてないが。(10/20追記 同行者から指摘が入り、2階だったとのこと。じゃあ、あの部屋は無事だったのかな)
旅館は、当然、休館中

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ラミレス・Jrって…

ネタとしか思えないんだが。(この記事
エースストライカーの弟と契約した、どっかのチームじゃあるまいし。
どうして応援してるチームが、こぞってこういうことをしちまうんだろう。というか、こっちが、そういうタイプのチームに本能的に引かれてるということか?
まあ、ジョルジーニョも、思いの他、使えてはいるけど。その前年に取った海本弟は、海本兄とは比べ物にならんほど活躍してるしな。ラミレスJrも掘り出し物かも知れないけどねえ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

J2リーグ第38節山形対大宮

2004.10.16(土) 14時 山形県 曇
観客 12744人 主審 辺見康裕 副審 中熊光義、石川恭司

  モンテディオ山形 1(0-1)3 大宮アルディージャ 
            (1-2)

 得点 34分 大宮・トゥット
    47分 大宮・トゥット
    53分 大宮・森田
    76分 山形・大島

 山形 桜井(GK)、迫井(72分根本)、小林、内山、
    レオナルド、宮沢、大塚(55分高橋)、永井、
    星、大島、梅田(58分林)
 大宮 荒谷(GK)、西村、奥野、トニーニョ、冨田、
    安藤正、デイビッドソン、金澤、久永(89分島田)、
    トゥット(83分バレー)、森田(77分斉藤)

 警告 山形 内山、迫井
    大宮 金澤(6)、トゥット(7)

見てないので、記録だけ(おそまきながら)。
この勝ちで、大宮の2位昇格はほぼ確実になったように思える。翌日の日刊スポーツも、そんな風な見出しを打っていたっけ。

アルディージャ日程はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

J1リーグ2ndステージ第9節柏対名古屋

2004.10.17(日) 15時 柏 晴
観客 8876人 主審 上川徹 副審 手塚洋、相樂亨

 柏レイソル 2(0-1)2 名古屋グランパスエイト
        (2-1)

 得点 33分 名古屋・角田
    56分 柏・明神
    57分 柏・大谷
    89分 名古屋・ジョルジーニョ

 柏  南(GK)、波戸、パラシオス、永田、小林、明神、
    大谷、増田(45分谷澤)、大野(71分茂原)、
    羽地(88分宇野沢)、玉田
 名古屋 楢崎(GK)、大森、海本慶、古賀、吉村、
    岡山(84分ジョルジーニョ)、クライトン、
    角田、中谷(65分平林)、中村、マルケス

 警告 柏 谷澤
    名古屋 角田(1)、大森(1)、岡山(1)、平林(1)

連続関東無勝利をまたも更新。
大森が復活。さらに、マルケスと直志をトップに置いて、岡山をトップ下に配する新布陣。ナビ杯準決勝のジョルジの出来を見れば、順当か、とは思った。
実際の所、前半は悪くなかったと思う。大森はブランクが気になったが、落ち着いたプレーで、井川とは安心感が違ったし、全体としても、速くて当りもきつい柏の攻撃に競り勝っていた。そして、30分過ぎ、クライトンとマルケスで崩して、ゴール前へマルケスが入れたボールを角田が合わせて先制。
ただ、この名古屋優勢の時間帯に、さらに畳み掛けて得点出来なかったことで、後で痛い目を見ることになる。見てると、日本人選手同士の連携は、そこそこいいんだけど、ブラジル人2人との絡みがどうもうまく行っていないような。それと、やっぱりFWらしいFWが居ないことで、決定的なシュートの形が作れなかった感じ。
後半は、一転して、柏ペース。ある意味、前半は柏の速いペースで試合をしてしまった名古屋が疲れたか、柏がハーフタイムに気合いを入れ直したか。どっちにしろ、前半は安定感のあった大森も怪しくなり始めた名古屋は、立ち上がりから守勢。で、11分に玉田のFKから明神に押し込まれるだけならまだしも、その後のキックオフから、ノーホイッスルで柏に追加点を許し、あっという間に追い掛ける立場に。失点して動揺してるスキをまんまと突かれた感じで、メンタルの弱さをしみじみ思った。
その後も、柏に攻められ放しだったんだけど、柏もやっぱり勝ち切れないチーム。追加点の絶好機を逃し、攻めあぐむうち、動きが鈍り始めて、残り10分くらいから、多少、名古屋がペースを取り戻した。そして、ロスタイム、マルケスが左サイドから切れ込んで、ゴール前へ通すと、途中出場のジョルジーニョが押し込んで、土壇場で同点。結局、なんのかんの言っても、彼はFWらしいFWだったということかも知れない。
FWらしいFWにボールを集めるサッカーが出来れば、名古屋の閉塞感は随分薄らぐんじゃないか、という気がする、ってのは、浦和戦の感想で書いたことと同じか。ただ、この試合でうまく行ったからと言っても、次もジョルジで、とは思いにくいんだよなあ。それくらい、浦和戦の出来の悪さは印象が強かった。だからといって、他に人材も居なさそうなんだけど。
一時期に比べたら、選手が彼らなりに一所懸命やっているのが分るから、なんとか出来るはず、と思うんだけど、空回りしてしまって、結局何ともならないのが、見ていて本当にもどかしい。今年中に、そういうもやもや感が解消することがあるんだろうか。

グランパス日程はこちら

| | コメント (1) | トラックバック (4)

感想「緋色のフラッシュ」

「緋色のフラッシュ」 カーター・ブラウン ハヤカワポケミス
マイク・ファレルもの。
コミカルさよりはハードボイルドなサスペンスという趣の方が、強く出ている。ギャンブル中毒のどうしようもない自分を持て余しながらも、自分が事件に巻き込んだと思う相手に対しては公正であろうとする主人公のあり方が、ルーティンではあっても、いかにもハードボイルド。お色気なシーンが多くても、その印象は崩れない。解決の部分が急転直下過ぎて、ややバタバタしてる感はあるが、結構きれいにまとまった作品という気がする。
なお、翻訳は矢野徹。追悼の意を込めて、本棚に埋もれてた訳書を掘り出して読んでみた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セリーグ 横浜対ヤクルト(10/16)

2004.10.16 14:00 横浜スタジアム
S 001000011 3
B 000000020 2
[勝]石井 [S]五十嵐 [敗]門倉 [H](S)鈴木
昨日神宮へ行きそびれたので、久々に浜スタへ行った。2001年の優勝決定試合以来。最終戦てことで外野自由席は無料開放で、そこへ。
先発の石川は、追い込んだ後の決め球に苦労してた感じで、四球が目立ったが、バックの好守もあり、7回を無失点。攻撃は、3回に城石のヒットから手堅くつないで、土橋が先制打。7回にも、またも土橋がタイムリー。あとはダブルストッパーで逃げ切るのみ、と思ったが、8回に弘寿が、またも背信の投球。四球と連打で追い付かれてしまう。ヤレヤレと思ったが、9回、先頭の鈴木健がバックスクリーンへ放り込んで、再度勝ち越し。
9回裏は、当然、亮太。ぽんぽんと二死取った後、石井琢に粘られて歩かせ、代打鈴木尚の投飛を落球。2死1-2塁で迎えたのは、当たってた古木。だが、ここを三振で押し切り、どうにか逃げ切った。単独2位確定。まずはめでたい。横浜も負ければ最下位ってことで、双方、かかってるものがあったから、消化試合とはいえ、結構緊張感のある試合だったと思う。
ちなみにラミレスは、ランナー2人置いて打席に入ること3回。すべて凡退はやはり意識し過ぎ? ラミがきっちり返していれば、もっと楽な試合だったんだけど。ということで、打点王はナシ。岩村も、ヒットは出たがホームランまでは届かず。本塁打王もナシ。
なお、FA宣言予定組は、真中がスワローズで最後かも知れない8回の打席で、土橋のタイムリーに繋げるヒット。稲葉は打撃は4タコだったが、安定したライト守備を見せていた。あと、鈴木健もFA宣言するかも、とかいう話で、フロントはちゃんとやってくれよ、という感じ。全部、選手の言いなりになることはないけど、受け入れるべき要求は受け入れて、無用な戦力低下を招かないように。頼むよ、ほんとに。
これで、今シーズンは終了。そういやあ、日本シリーズと同日開催とはいえ、あっちはナイターだから、一応、日本シリーズが始まる前に、セリーグも全日程終了したわけだね。
hamaflag1
 スコアボード上ではためくスワローズの旗
hamaend1
 試合終了後の風景

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セリーグ ヤクルト対横浜(10/15)

2004.10.15 18:20 神宮
B 102000001 4
S 001000100 2
[敗]高井 [勝]加藤 [S]門倉 [H](S)岩村、(B)小池2
神宮今季最終戦。行き損ねた。帰ってTV付けたら、ちょうどラストバッターの稲葉。センターフライで試合終了。
岩村がホームランを打って、本塁打王へあと1発。打点王にあと3点のラミレスは打点0。チームは2位確定へマジック1のまま。全部、明日の横浜での最終戦にかかる。
試合後の、選手・スタッフ一同のスタンドへの挨拶を見ながらしみじみ。今年のプロ野球シーズンもあと1日。来年は無事に見られるんだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

感想「マンハッタンの中心でアホと叫ぶ」

「マンハッタンの中心でアホと叫ぶ」 キンキー・フリードマン 新風舎文庫
70年代?のニューヨークを舞台に、探偵気取りの売れないヤク中のニュージシャンとその仲間たちの騒動を描いたもの。
ちょっと風変わりな小説なのは確か。登場人物のイカレ具合や、ストーリーのよれ具合なんかを見ると、調子の外れっぷりが愉しいドタバタコメディのような気がするんだけど、ぎこちない翻訳なので、よく分らない。とりわけ、「ジェムソン」と書かれていれば、ほとんど常に「アイルランドのウィスキー」と冠し、「エリック・クラプトン」にまで「英国の名ギタリスト」という説明文を補う、注釈の過剰ぶりがうっとうしい。(原文を当たったわけじゃないので、これらの注釈が本当に訳者によるものなのかどうか、正確な所は分らないけど、このぎこちなさは、ほぼ間違いないと思う)
おかげで、元々ぐちゃぐちゃでつかみにくいストーリーが、さらにつかみにくくなって、面白さが伝わりにくくなってしまった。
訳者あとがきも、見当外れっぽいことを書いているし、訳者に恵まれなかった本のように思える。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

J最優秀審判選考方法変更

笑ったな、この記事は。
去年のJリーグ・アウォーズで、最優秀主審が発表された時に、満場のどよめき(笑)が上がったのが、よっぽど堪えたんだろう。
明らかに見当違いな主審へのヤジを、スタジアムではよく耳にするから、観客の声が絶対正義とは思えないし、審判の能力を正確に判断出来るほど、自分自身の眼力が高いとも思ってない(公平でもない(笑))から、あのリアクションが妥当だったかどうかの判断は、差し控えますが。
監督や選手の判断なら妥当か、というと、利害関係もあるから、一概には言えないだろうけど(アルディレスは柏原さんには票は入れないだろう、とか)、その辺は全チームで均せば、ある程度公平性が保たれるだろうから、悪くない気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

「グッドバイ」

矢作俊彦の「ロング・グッドバイ」は、以前書いた「グッドバイ」てのがベースになってる、というのを見掛けて、なんか聞き覚えが、と思って本棚を探したら見つかった。95年の初め(実際には94年末か?)に出た「別冊・野生時代/矢作俊彦」に、書き下ろし長篇「グッドバイ」が載っていた。読んだんだっけかな、これ。
なお、大幅に改稿されているので、単純には言えないけど、「グッドバイ」は「ロング・グッドバイ」の大体13章、130ページくらいまでに相当する感じ。1/4弱の分量ってとこか。「ロング・グッドバイ」が、どことなく時代の雰囲気からずれた感じがするのは、ベースが10年近く前に書かれたものということと、無縁じゃないんだろう。
そういえば、「長嶋茂雄が率いる野球チーム」という表現があり、「ロング・グッドバイ」を読んだ時に、同様な表現を見て、またこういう書き方してるな、と思った覚えがあるから、「グッドバイ」も、全然読んでないわけではなさそうだ。
あと、この雑誌の編集後記に、矢作が自分で「久しぶりのハの字の小説」と書いているのを見ると、この小説は結局、「ハードボイルド」と言ってしまって差し支えないのかな(笑)。「ハードボイルド」の定義をネタにしてバカ騒ぎしてる対談も、この雑誌には収録されてるし、いずれにしてもこの場では、「ハードボイルド」という言葉は、冗談みたいな意味しか持たないんだけど。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベースボールマガジン秋季号/球団興亡史

今出てるベースボールマガジンの特集は球団興亡史で、今はない球団が、どういう風に生まれて、どういう風に消えたかというのを、丁寧にまとめたもの。当然、今回の近鉄・オリックスの合併に連動した企画で、それに絡めたインタビューや記事も数多く載っている。佐々木信也さんの細かい経歴を、初めて知った気がする。おまけのカードも佐々木信也だったし(もう一枚は福本)。
球団の合併とか取り潰しってのが、決して目新しい話じゃないってのが、よく分った。2リーグ分立前後くらいまでがそうだったというのは、球団の系統図をさんざん見て来たから、知っていたけれど、1960年代後半以降にも、そういう、しかも相当に生臭い話がいろいろあったというのは、全然知らなかった。2リーグ12球団で安定しているように見えていた、ここ20年くらいの方が、歴史的には特殊な時代だったのかも知らん。
今回の球界再編について、ある程度、ちゃんと考えるなら、これくらいのものは読んで、はるか以前から連なる問題の背景を、知っておいた方がいいのかも知れない。選手会やNPBの主張を聞いているだけだと、どうしても現状の分析だけに目が行ってしまって、根本的な所を忘れがちになってしまうから。
ところで、当事者の間で、本質的な議論は進んでるんだろうか。今、表に出ている所では、ライブドアと楽天のどっちがいい?、みたいな、それこそ皮相的な所で、議論が終ってしまっているように見える。それじゃあ、第二の近鉄・オリックスを作るだけなのでは。
そういう意味で、右のバナーは当分、残しておくことにする。本質的な議論が必要だということを、自分が忘れないようにするために。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

感想「怪盗ニック対女怪盗サンドラ」

「怪盗ニック対女怪盗サンドラ」 エドワード・D・ホック ハヤカワミステリ文庫
怪盗ニックものの第4短篇集で、女怪盗サンドラ・パリスが登場する作品を網羅したもの。全10篇。
怪盗ニックは、依頼を受けて価値のないものを盗む泥棒という設定で、なぜその依頼人は価値がないものを欲しがるのか、というホワイダニットの部分で感心したのは「浴室の体重計」。一方、どうやって不可能な盗みを遂行するか、というハウダニットの面白さも、シリーズの特徴の一つと思うけど、そっちの方では、そんなに目を引く作品はなかった感じ。どっちかというと、普通の謎解き小説になってる作品が多い気がする。そういう意味で、普通に面白かったのは、「レオポルド警部のバッジ」かな。レオポルド警部も出て来るし。
ただ、怪盗ニックものは、そういう風に方向性に幅がある分(ある意味、なんでも有り的な所がある)、たとえばサム・ホーソーンものみたいに、シリーズ作品に統一感が出せない弱点があるような気がする。ホックの主要なシリーズものの中で、このシリーズの個人的な気に入り度が比較的低いのは、多分、そう感じてるせいだと思う。ただ、本書については、サンドラ・パリスがレギュラーとして登場することで、統一感が生まれている気がする。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ナビスコ杯準決勝名古屋対浦和

2004.10.11(月) 15時 瑞穂陸上 晴
観客17473人 主審 松村和彦 副審 柴田正利、宮島一代 

 名古屋グランパスエイト 1(0-2)4 浦和レッドダイヤモンズ
              (1-2)

 得点 26分 浦和・エメルソン
    33分 浦和・田中達
    57分 浦和・田中達
    76分 名古屋・中村
    84分 浦和・田中達

 名古屋 川島(GK)、古賀、井川(59分岡山)、海本慶、
    中村、海本幸(45分角田)、クライトン、吉村、
    中谷、ジョルジーニョ(45分平林)、マルケス
 浦和 山岸(GK)、アルパイ、闘莉王、ネネ、
    山田(74分千島)、酒井(70分堀之内)、平川、
    鈴木、永井(86分岡野)、エメルソン、田中

 警告 名古屋 古賀(1)、井川(1)
    浦和 平川、鈴木、田中

メインスタンドで見てた。
双方、様子見か、ゆっくりした立ち上がりだったが、その中でも、既に名古屋の前線が機能してないのが見えてたように思う。特にジョルジーニョが、自分でシュートへ持ち込もうとする積極性に欠けてるように見えた。
そうなれば、意欲的にゴールを狙って行くFWを擁する浦和に、流れが行くのは必然で、前半半ば、左サイドで中谷が永井に競り負け、中へ簡単にボールを入れられると、エメルソンに叩き込まれて、あっさり失点。続いて、ゴール前へ放り込まれたボールに、ボレーで合わせに行った田中達也のシュートが決まって、0-2(ここの部分は指摘を貰って、「合わせに行っただけ」という書き方が、やや不適切かと思ったので、少し修正。この所の田中達也は、ああいうのをことごとく決め損ねていたのにやられちまった、というニュアンスを強く書き過ぎたと思う)。後半開始早々にも、クリアボールを田中に拾われて3点目を許す。
後半30分頃、直志がスルーパス1本で浦和のバックラインの裏へ抜け出し、簡単に決めて、一瞬、期待を持たせるも、その後、押しまくっても得点出来ず、逆に田中に4点目を決められて、万事休した。
結局、FWの差という気がする。知ってる限り、田中達也は最近スランプに陥ってたはずで、この試合での突然の爆発は不運と言うしかないが、決定機を作りかけた時の、ジョルジーニョを筆頭とする攻撃陣のシュートへの消極性には、やはり運不運だけで片付けられない問題を感じる。田中の決定力は凄かったが、それだって、シュートを打つからこその決定力だ。
FW以外に関しては、そう大した差があったとは思えない。中盤に関しては、名古屋の方がずっとまともだったし(酒井はヒドかったね。あの位置で見る限り、やはり吉村の方がずっと上だ)、バックラインも、デカさと威圧感だけは、浦和の方が上だったかも知れないが、プレーの質は名古屋と大差なかったと思う。ただ、そういう相手に対して、名古屋の攻撃は、あまりにも無策。簡単にクリア出来るハイボールを放り込んでみたり、数的不利の中へ無謀に突っ込んでみたり。相手を撹乱しようとする組織的な動きに乏しく、個人技頼みだった。
結局、自滅という他ないと思う。浦和は決勝に値するチームには見えなかったが、勝てなかったことを度外視しても、名古屋も同様。結局、名古屋は、ウェズレイを欠いて、どういう形で得点するのか、という形を見出せていない。迷いながらボールを廻しているだけのチームの攻撃は怖くない。そこを何とかしない限り、今の閉塞感はなくならないと思う。てっとり早いのはウェズレイの復帰なんだろうけれど。

[追記10/12]記録補足。コメント頂いた内容も一部反映。あと、「決勝に値するチーム」というくだりを含め、全体として、当然、負け惜しみは入ってます。そんなに冷静にも書いてません。
まるっきり相手に歯が立たなくて、負け惜しみを言う気にもならんような試合だったら、こういう書き方にはならなかったでしょうが、そういう試合ではなかったと、個人的には思っているので。この点差だし、そういう試合だった、と思ってる人もいるだろうとは思いますが。

グランパス日程はこちら

| | コメント (2) | トラックバック (1)

天皇杯3回戦大宮対アローズ北陸

2004.10.10(日) 13時 大宮サッカー場 曇
観客 1312人 

 大宮アルディージャ 2(1-0)1 アローズ北陸 
            (1-1)

 得点 12分 大宮・バレー
    46分 大宮・橋本
    75分 北陸・北川

 大宮 安藤智(GK)、木谷、斉藤、若松(89分松本)、
    西村、氏家、島田(67分喜名)、久永、橋本、
    森田(76分横山)、バレー
 北陸 平地由享(GK)、三好拓児、金丸秀和(67分小林羊汰)、
    山本寛幸、山本翔平、川崎元気、川上秀治、石橋直希、
    小柴誠、上園和明(84分永濱裕規)、北川佳男

 警告 大宮 島田(1)
    北陸 三好、山本翔、川上、石橋

体調不良で見に行けなかったので、記録のみ。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

ナビ杯準決勝、延期

結局、延期になった。(ここ
天気図を見て、瑞穂のキックオフは、ちょうど台風が抜けたくらいのタイミングか?と思ったので、強行しちまうのかな、どうなるんだろうな、と思っていたけど。
まあ、この台風で、どれくらいの被害が出るかも分らないし、延期は妥当だろうな。あと、味スタの方がやばいという面も、確かにあるかも。
これが名古屋に幸いするのかどうか。まあ、あんまり不幸いになる理由は考えられないんだけど。興行的にはF1とかぶらなくなるから、むしろいいのかも知れない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

感想「ロング・グッドバイ」

「ロング・グッドバイ」 矢作俊彦 角川書店
久々に二村を主人公に据えた小説。こんなにミステリ的な小説(ハードボイルド小説とか書くと、矢作が怒りそうだ。実際、ハードボイルドではないと思う。でも帯には、ハードボイルド探偵小説と書いてある)を書くこと自体、久しぶりか?
タイトルの通り、チャンドラーの「長いお別れ」をモチーフにした小説。ただし、こちらのロングはwrongだったりする。その辺のおちょくったようなセンスが、作品全体を覆ってもいる。それは、矢作の持ち味でもあるよな。随所に、矢作らしいセンスの良さを感じて、楽しめた。
ただ、本家同様、長過ぎる、という気はする。センスだけでは持たない長さで、プロットがややダレ気味。読んでいて、かなり早い段階で、こうじゃないかなと思った部分に、二村が気付くタイミングが遅過ぎるのも、構成が緩い印象を受ける。冒頭と結末のシーンは印象的でいいので、まるでキセルのような、と思ったけど、これも本家にも言えること。
近年の矢作が書いた小説にしては、ごくまっとうなミステリなので、少し物足りないようにも思えた。ずっと、現代の日本を(斜めから)見据えたような作品が続いていたからだろうな。
ところで、2000年の事件という設定だと思うんだけど、二村の年齢は、整合してるんだろうか。

[追記10/15]本書の原型になった「グッドバイ」については、こちら

| | コメント (0) | トラックバック (1)

セリーグ ヤクルト対阪神(10/6)

2004.10.6 18:20 神宮
T 000100000 1
S 00000020X 2
[勝]石川 [S]五十嵐亮 [敗]福原 [H](S)ラミレス
神宮で3回表から観戦。4回に今岡の2ベースを、金本のタイムリーで返され、先制されるが、見た範囲では、石川が危なかったのはこの場面だけだったような。
スワローズは6回まで慎也の1安打だけだったが、7回、先頭の古田がレフト線のヒットで出塁すると、続くラミレスがバックスクリーンへ放り込んで逆転。
後は、8回に弘寿、9回に亮太の必勝リレーで(もっとも、こないだの巨人戦は弘寿が打たれたが)、きっちり逃切った。
消化試合らしい、淡白な試合ではあったけど、必要以上に細かい駆け引きがないのは、いい面かな。スワローズの投手リレーは必勝態勢だったし。
畠山と青木が出ていた。青木は4打席目のセンター前がプロ入り初安打だった模様。畠山はヒットが出なかった。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

ヤクルト、4選手に戦力外通告

スワローズの戦力外通告が4選手に出たそうだ。(この記事
成本年秀は、結局、あんまりいい印象がないまま。ベテランの味で、中継ぎでいい投球をしてた時期があったけど、そんなに長い間じゃなかったし、2軍で見ててすら、あんまりいいようには見えなかった。最後に見たのは、多分、6/23の神宮でのロッテ戦。この時も、不満タラタラ。
それに比べると佐藤秀樹は、去年の前半戦の活躍があった分、印象はいい。今年も2軍で見た時は、そこそこのピッチングをしていた。34歳で2軍でそこそこでは、辛いだろうとは思うが。8/4にロッテ浦和で見たのが最後。1イニングを3者凡退だった。
五十嵐貴章は、投げてるのを見たことがあったかどうか。戸田へ行くと、姿だけは、いつも見えたけど。
一番感慨深いのは鮫島秀旗。イースタンを見に行くようになったのは、95年からで(今年で丸10年だったのか)、鮫島はその頃、2軍の正捕手だったと思う。堅実な印象があったけど、ここ10年のヤクルトは、2番手以降の捕手には厳しい環境だったから、売り出す機会も少なかったし、そうこうしてるうち、若手にも抜かれてしまった。長く見ていて、親しみのある選手だったから、戦力外も仕方ないなと思いつつ、居なくなってしまうのは、少し寂しい。5/15の市営浦和での湘南戦で、代打で出た(四球)のを見たのが最後だったらしい。

[追記 2005.3.9]鮫島について、ごちゃごちゃ書いてて思い出したので、2004.12.27の日刊スポーツの記事に載ってた、戦力外選手の進路のことを書いとく。佐藤は台湾の誠泰、成本は台湾の統一へ行ったらしい。五十嵐は、この記事の時点では、アメリカの独立リーグに挑戦となってるが、どうなっただろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

感想「ソングブック」

「ソングブック」 ニック・ホーンビィ 新潮文庫
著者の名前を見て、中身もろくに確認せず買って、よくよく見ると、小説じゃなく、自分の好きな歌を題材にしたエッセイの集成。しかも、こっちはそんなに大した音楽ファンじゃないので、目次に並んだ曲のタイトルを見て、メロディが浮かんだのはツェッペリンとサンタナとビートルズくらい(実際に曲を聴けば、もう少しは思い当たるのがありそうだが)。これは外したか、と思った。
その割には楽しんで読めた。あとがきに書かれているように、「音楽について」書いているのではなく、「音楽を」書いているからだろう。必ずしもその曲を知っているという前提では、書かれていないからじゃないかと思う。もちろん、知ってるに越したことはない(その方が、何を書いているか、何倍もよく分る)と思うが。
楽しめた所は、相変わらずの軽妙な筆致と、自虐的なユーモア。内容は、意見が合う所も合わない所もあるけれど、合わない根本的な理由は、著者は「歌」を聞く人で、こっちは「曲」を聞いてる、という点にありそう。だって、英語の歌を聴いても、歌詞を聴き取れないんだからしょうがない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

川崎憲次郎、引退

川崎が引退するらしい。(この記事
さすがに感慨深いものがある。川崎と言ったら、93年の日本シリーズだねえ。忘れ難い。西村との2枚看板だった時期もあったっけな。91年か。
ただ、怪我が多くて、当てにしてると当てにならなかったりが続いたから、FAで中日に行った時も、そんなに気にはならなかったし、中日で故障で全然出られなかったのも、そうだろうな、みたいな気持ちで見ていた。結局、そのまま引退ってのは、本人も悔いが残ってるだろうし、こっちも、そこまでの悲運を予想してたわけではなかったのだけど。
ところで、FAということについては、スワローズはFA宣言する選手に対して、必要以上にそっけない態度を取っていやしないか、というのが、前から気になってる。川崎の時も、似たような話があったのを記憶してるけど、今年で言えば、稲葉と真中がFA宣言するそうで、それに対して球団から強い慰留がなくて、少し失望しているみたいなコメントを見た。当時の川崎については、上に書いた通りだし、稲葉と真中に関しては、今のチーム状況を考えたら、彼らにレギュラーポジションを約束出来ない以上、強く引き止めることも出来ないんじゃないか、球団の側にも理はあるよな、と思うのだけど、選手の方がそういう状況を納得するような話し方をしていないんじゃないか。広沢の時も、高飛車な物言いで彼を激怒させて、巨人に行かれる羽目になったらしいし(広沢に関しても、無条件で彼の肩を持つ気はないが)、そういう点に関して、いまひとつスワローズのフロントは信用が置けない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

L1リーグ第10節さいたま対伊賀

2004.10.3(日) 15時 駒場 雨

  さいたまレイナス 4(4-0)2 伊賀FCくノ一
            (0-2)

 得点 1分 さいたま・高橋彩
    18分 さいたま・安藤(PK)
    23分 さいたま・木原
    25分 さいたま・高橋唯
    68分 伊賀・小野
    73分 伊賀・村岡

 さいたま 山郷(GK)、田代、笠嶋、西口、
    永留、高橋彩、木原、岩倉、安藤、
    若林(71分笠井)、高橋唯(82分中池)
 伊賀 瀬口(GK)、宮崎、山岸、藤村、
    中川(45分馬場)、那須、原、
    堤(65分吉泉)、井坂、村岡、小野

前座(笑)の浦和対大宮のサテライトから見るつもりでいたが、雨がひどくて気勢を削がれて、そちらはパス。駒場へ着いた時、後半40分くらいで、浦和1-0大宮。そのまま終った。
で、本番。前の試合からの居残り客が結構居て(半分くらいは残ったか?)、そこそこの入り。ただ、とにかく雨がひどくて、ピッチはほとんど田んぼ。まともなサッカーが出来る状態じゃなかった。
そんな中、開始直後、高橋彩子が右CKを蹴り、クリアボールを再度センタリングしたら、それがそのままゴールイン(狙ったシュートじゃなかったと思う)。いきなりの先制点で、レイナスが勢い付いた。それでもしばらくは一進一退だったものの、ボールが跳ねない、転がらない、というコンディション下では、ボールに向かう勢いの差が全てという感じで、レイナスが優勢。15分過ぎ、レイナスの選手が、くノ一の上がったバックラインの裏へ抜け出して独走。ペナルティエリア内に入った所で足にタックルを食らって倒され、当然PK。安藤が蹴って2-0。これでくノ一が動揺し、試合は完全にレイナスのペース。
20分過ぎ、高橋彩の左CKがゴール前で混戦になり、木原が押し込む。さらに直後、今度もやはり高橋彩のFKから高橋唯で4-0。前半はそのまま、レイナスが一方的に攻めまくるワンサイドゲーム。くノ一って、こんなに弱くなっちまったのか、金が無いってこういうことだなと、厭な気分になった。
ところが後半に入ると、一転して、くノ一が一方的に押しまくる。そして後半20分過ぎ、村岡?がペナルティエリア内で永留に倒されてPK。これを小野が決める。さらに5分後、山岸の左CKのクリアボールを、山岸が再度ゴール前へ入れると、村岡が飛び込んで決めて4-2。前半とは全く逆で、勢いが完全にくノ一に行ってしまい、これは、4-4もありうると思うほどだった。特にくノ一の2トップ、村岡・小野が当り負けせずに前線をかき回し続けたのが大きかったと思う。その後もくノ一は何度も決定機を迎えたが、レイナスにくらべるとやや運がなかった。最後まで押しまくったものの、結局追加点はなく、4-2でレイナスがなんとか逃げ切った。
レイナスの前半は、攻撃的な選手の厚みを見せつけたが、中心になったのは、高橋彩子のプレースキックで、やっぱりこのチームは高橋のチームなんだな。彼女を軸にして、攻撃と守備の分担が明確になってる所が強さだと思う。さらに最後尾には山郷も居るし。
くノ一は後半は意地を見せたとはいえ、以前の強かった頃のことを思うと、混乱に陥ってた時間帯のチーム状態は気の毒だった。サッカー協会が女子サッカーを盛り上げようというプロジェクトを始めているけれど、結局、代表チームの強化みたいな所に主眼があるように思える。クラブチームにどの程度の御利益があるんだろう、という気がしているんだけど、どうなんだろうな。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

J1リーグ2ndステージ第8節FC東京対名古屋

2004.10.2(土) 15時 豊田スタジアム 屋内
観客 15137人 主審 岡田正義 副審 廣嶋禎数、柿花和夫

 名古屋グランパスエイト 1(1-0)1 FC東京 
              (0-1)

 得点 8分 名古屋・古賀
    74分 東京・ルーカス

 名古屋 楢崎(GK)、古賀、井川(45分角田)、海本慶、
    中村(64分岡山)、海本幸、クライトン、吉村、
    中谷、ジョルジーニョ、マルケス(83分豊田)
 東京 土肥(GK)、藤山、茂庭、ジャーン、金沢、今野、
    馬場(70分石川)、三浦(64分宮沢)、
    近藤(45分阿部)、戸田、ルーカス

 警告 名古屋 ジョルジーニョ(2)
    東京 戸田

NHK-BSで見た。
芝の状態がかなり悪く、両チームとも、ボールコントロールがいまひとつ。あんまりいい試合にはなりそうもないな、という予感がした。
もっとも名古屋が勝てば、基本的にはいい試合なので(笑)、古賀がFKから押し込んで先制すると、オッケーという感じ。得点自体は、かなり怪しい代物だったが、儲け物、みたいな。ただ、この1点だけで勝ったら、後々、クレームが付きそうだなと思ったから、追加点が欲しかったが、パスに精度がなく、攻撃の形を作れない。その辺、やっぱり芝の影響があったと思う。特にマルケスは、かなり苦しんでいた気がした。いつもの鮮やかな足捌きがほとんど見られなかった。TVで見る限り、選手の動きそのものは、そう悪くはなかったという印象だけど、ああもパスが乱れては、得点の見込みはかなり薄かった。直志の出来も悪かったように見えたし、後半半ばで直志に代って入った岡山も、いいとこなしだった感じ。マルケス含め、攻撃の軸がこれでは、得点するのは厳しかった。
だんだんと、守り切るしかないのか、という気がしてくる中で、ディフェンスはかなり粘り強かった。シンプルな速攻主体の東京の方が、名古屋に較べれば芝の影響を受けずに試合を組立てやすかっただろうし、東京にゴール近くまで攻め込まれる場面は多かったんだけど。それでも、後半30分を目前にして、とうとうCKからルーカスに押し込まれてしまった。
結局、東京もCKからのその1点だけだったことを思えば、そういう環境だったと諦めるしかないのかも、という気もするが、徒労感が残った。結局、名古屋が、悪いコンディションを物ともしないほど、強いチームではないってのを、確認しただけの試合か。そんなことは、充分、分ってるんだけど。

[追記10/3]記録補足。なお、古賀のゴールはヘッドで決めたという扱いになってるらしく。それにしても豊田でやって、観客1万5千は少ないな。豊田でやった意味がない。

グランパス日程はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大宮サッカー場

大宮にJ1昇格の可能性があるので、昇格条件を満たしているかどうかというJリーグの審査が入ったのが、半月くらい前。大宮サッカー場はキャパ不足だから、埼玉スタジアムを使う方向で話を持って行くんだろうと思っていたら、大宮サッカー場が改修される予定があるので問題なし、という結論になったと聞いて、ちょっと驚いた。
で、木曜の東京新聞の埼玉県版に、さいたま市長の相川が29日の定例の会見で、昇格したら改修(スタンド増設)する予定と語ったという記事が載っていた。
正直言って、大宮駅前からのアクセスが非常に悪い埼玉スタジアムで「大宮」アルディージャというのは、かなり違和感があるので、このこと自体はいい方向ではあると思う。ただ、今の大宮サッカー場にスタンドを増設するとなると、サッカー場周辺を取り巻いている環境が大きく変ってしまうことは避けられない。特に松や桜の木々。大宮サッカー場に居る愉しみってのは、周辺を取り巻く緑の風景と切り離せないものだと思ってるんで、ああいう木が全部切られちゃって、そこにスタンドが立ち上がるということを考えると、あまりいい気分はしない。
そういうことも考えると、埼玉スタジアムがホームでもいいんじゃないか、とも思ってしまう。さいたま市には、改装するとしても、少しはその辺も考えてやってくれ、ってのをお願いしたいんだが。
もっとも、大宮サッカー場自体、既に老朽化が進んでいるから、そう遠くない将来には、いずれにしても解体・建て替えは避けられないのかも知れないけど。その時には、結局、周囲の木も切られる運命なんだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

J2リーグ第37節大宮対湘南

2004.10.2(土) 14時 大宮サッカー場 晴
観客 5926人 主審 小川直仁 副審 鍛冶勉、村上孝治

 大宮アルディージャ 1(1-0)0 湘南ベルマーレ 
            (0-0)

 得点 44分 大宮・トゥット

 大宮 荒谷(GK)、平岡(11分木谷、74分斉藤)、
    奥野、西村、冨田、安藤正、氏家、金澤、
    久永、トゥット、森田(79分バレー)
 湘南 鈴木正(GK)、城定、浮氣、白井、村山、
    鈴木良(57分加藤)、吉野、坂本、金根哲、
    佐野(72分高田)、柿本(72分アマラオ)

 警告 大宮 氏家(3)、冨田(3)、久永(7)
    湘南 白井、村山

新監督に上田さんを迎えたばかりの湘南は、大宮みたいな3ラインの4-4-2で臨んで来た。それが案外、サマになっていて、双方で押し上げあうから、中盤が込み合って、序盤はやたらとごちゃごちゃした試合になってた気がする。そんな中で、開始10分に大宮にアクシデント。トニーニョの代りに入っていたCBの平岡が、足を痛めて早々と木谷に交代せざるを得なくなった。故障していた足の具合は、まだ完全じゃないとTVでも語っていたのだけど、無理が祟った格好になったのか。今後、靖成がどうなってしまうのか、かなり気になる。
そのアクシデントの影響もあってか、前半はやや湘南が押し気味。最大のピンチは25分頃、鈴木良和に左サイドを破られ、佐野にシュートを打たれた場面。荒谷が弾き返したボールを、さらに柿本に打たれたが、バー直撃で、あやうく失点を免れた。劣勢だったのには、久々にボランチに入った氏家の出来がいまひとつだったせいもある。ここんとこ好調だったマーカスはどうしたんだろう。(もっとも、個人的には、あんまりマーカスは買ってない。プレーが、どうも大雑把で荒っぽいので。氏家も結構乱暴者だが、彼のは格闘技系の計算された乱暴(笑)という気がする)
もっとも、終盤に入ると徐々に大宮が優勢になり始め(またも地力か)、2回くらい決定的なチャンスを逃した後の44分、中盤からトゥットが持ち込み、慎とのワンツーを経て、ゴールへ叩き込んだ。
後半、立ち上がりに好機を作っていたのは、また湘南だったけど、プレーの精度に難があるのと、攻撃面でやや思い切りに欠ける所があって、今の大宮の安定した守備が対応するのに、充分な時間的余裕を与えていた。そして湘南の運動量が次第に落ちて来ると、ペースは大宮に移った。湘南は、後半30分頃に2トップをアマラオと高田に入れ替えると、得点の気配がさらに薄くなり、なぜこの交代をしたんだろうと思ってしまった。上田監督、やはり交代が不得手か? もっとも、30分以降、大宮は決定機を3回くらい作ったが、すべて逸機。攻撃面での破壊力不足を感じさせたけど、とりあえずこの日はそれが問題になることもなく、そのまま終了。
森田が前線でいい感じでポイントを作っていた。自分でシュートへ行った2つくらいの決定機は、外していたけどね。最後の方に出て来たバレーは、相変わらず(笑)。
こういう、手堅い勝ちで取りこぼさないのを見ていると、いよいよ昇格は堅いように思えて来る。4位以下が伸び悩んでいるのを見ると、3位以内は、ほぼ手中にしつつあるのかなと思うけど、どうだろうか。

[10/3追記]記録補足。

アルディージャ日程はこちら

| | コメント (0) | トラックバック (0)

セリーグ ヤクルト対巨人(10/1)

2004.10.1 18:20 神宮
G 010001040 6
S 002000101 4
[敗]石井 [勝]久保 [S]シコースキー [H](G)ペタジーニ、二岡、阿部
神宮で2回裏から観戦。現場で終戦を見届けることになった(初めてかな)。
ペタジーニのホームランによる1点ビハインドは、3回裏に高井が下手なバントをしたのを、阿部が1塁へ悪送球して追い付き、さらに真中の内野ゴロで逆転。
6回、高井が制球難で2死満塁にして、代った弥太郎が初球を暴投。追い付かれたが、後続は断ち、7回は3人で抑えていい流れでその裏、2死1-2塁から慎也が2ベースを放って勝ち越し。
8回表に弘寿登場で、勝ちパターンと思いきや、2死1-2塁から二岡に逆転3ランを浴びる。さらに阿部にも一発。9回裏、2死2塁から慎也がまたもや2ベースで1点返すも、岩村がセンターフライを打ち上げ、中日の優勝が決まった。
他会場経過で広島が頑張っているのが見えたから、勝ちたかったけどねえ。弘寿に尽きる、という感じ。あと、古田が故障で外れていた。ラミレス、鈴木健が打順が繰り上がっていたけど、岩村を含め、クリーンアップがノーヒットで、そりゃあ勝てんな、とも思った。やはり古田の穴はでかいのか。故障と言っても、疲労から来るものらしく、ここまで無理してた分の休養じゃないかと思うんだけど、ただ、いつまでも古田頼みのチームではいかんよなあ。
今季は、行って、もう1試合くらいかな。
しかし、坂元弥太郎対阿部慎之介というのは、名前だけ見てると、剣豪の戦いみたいだな。(6回表、空振り三振)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2004年9月 | トップページ | 2004年11月 »