Jリーグのマネジメント
「 Jリーグのマネジメント」 広瀬一郎 東洋経済新報社
これを書いた時に紹介していただいた本を、ようやく見つけた気がする。でも、全部読もうという気にはならなかったので、グランパスに関する該当箇所だけ、立読みした。
トヨタが、自社のサッカーチームをグランパスとしてJリーグに参入させるに至る経緯を、割と細かく(といっても、数ページだが)書いている箇所がある。「アンチトヨタ」を作らない、という話は、ここにも出て来ていて、要するにトヨタの社是なんだな、というのがよく分った。奥田会長がどうこう、というような話ではない、と。
ユニの胸に、ある時期まで「TOYOTA」ではなく、チームロゴが入っていたのは、よく覚えているし、それはトヨタがなるべく表に出ないように、という意図だったというのも聞いた気がする。このチームは地域のもので、トヨタ一社のものでない、という思想のあらわれと理解していたけど、そういう要因も絡んでのことだったとまでは知らなかった。(ユニの胸広告は、グランパスが資金難に陥った時、最初は一般募集したが、買い手が見つからなくて、結局「TOYOTA」が入ったという経緯だったと記憶している。表に立つことには、あくまでも消極的だったはず)
まあ、最初は乗り気でなかったトヨタが、最終的に出て来た背景には、中京地区にチームを置くという、地域重視の考え方があったのは確かだし、理想主義的な理念もないわけではないのだろうけど。(ただ、この本を見ると、その辺の理念的な部分は、西垣さんが一人で奮闘していたようにも見えてしまうが)
でも、現時点でグランパスに関して、表に出たくないという意図が、どれだけ実現出来ているかは疑問だな。とにかく今は、胸にはロゴが入っているし、準ホームは「豊田」スタジアムだし。まあ、アンチが出来るほど、強いチームでもないが、っていうところで、元の記事に話が戻る訳です。
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