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感想「白い雌ライオン」

「白い雌ライオン」 ヘニング・マンケル 創元推理文庫
クルト・ヴァランダーもの3作目。
こんなに分厚くて(700ページ)話が持つのかと思ったが、ある意味、これは2冊分の内容があり、スウェーデンを舞台にした警察小説と南アフリカを舞台にした陰謀小説が、絡み合いながら展開していく。
で、スウェーデンのパートの中心になるのがヴァランダー。相変わらずのマヌケキャラぶりも見せてはいるけど、事件そのものの深刻さが、彼が一貫してお笑いキャラでいることを許さない。彼が有能な警官として働かないと、話が破綻してしまうので。その結果、ヴァランダーの人物像が分裂気味になり、やや違和感を覚えた。他の登場人物にも、キャラに合わない行動をする、と思ってしまう部分があり(マバシャとか、タニアとか)、人間の多面性を描いているとも取れるが、単にストーリーの辻褄合わせという気もしないではない。
アパルトヘイト撤廃後の南アフリカを描くことで、アパルトヘイトや、それに共鳴する差別的な思想の非人道性を訴える、というあたりがテーマと思う。そのあたりは、非常に重みがある。また、これだけの長さにもかかわらず、ストーリーが停滞せず、緊張感が途切れず、サスペンス小説としてもかなり良い出来。人物描写の所で、やや違和感はあっても、ここまでの3作中、ベストの出来じゃないかな。
それにしても、このシリーズは、1作目こそ、外国人の流入の増大と排外主義の高まりという(昨今の日本みたいだが)、スウェーデン国内の問題をメインテーマとしていたが、2作目・3作目と、むしろ国外の問題を扱うことの方に力を入れているように思える。そういうシリーズの主人公が田舎町の警察官という、ややアンバランスな設定が、違和感というか、少々無理を感じる原因でもある。その辺も含め、この先、このシリーズがどういう方向へ展開して行ってるのか、興味を感じる。

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スワローズがNPO法人設立

スワローズがスポーツ振興などを目的としたNPO法人を設立するんだそうだ。
ここ数年のチームを見てて、生き残りのために、いろいろ考えてるみたいだな、と思うことが多いんだけど(たとえば、「ondo」に、チームは耳が痛いんじゃないか、みたいな意見が結構載っていて、本気の表れか?、と思ったりしてた。そういう意味でZEEBRAの起用も、結構期待してるわけで)、これもその一環なのかな。そんなに資金力があるわけじゃなく、地域で最大のチームになれる可能性も、まずなさそうなスワローズにとっては、こういう形で地道に根を張って行くってのが、戦略として妥当なんだろうなという気がする。
ヤクルトのラグビー部は、戸田グランドの隣で練習してるのを、時々見掛けるな。関東社会人1部(3部リーグってとこか)のはず。

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イースタンリーグ ヤクルト対インボイス(3/27)

2005.3.27 13:00 戸田
I 400000000 4
S 010000000 1
[敗]石堂 [勝]ライト
オープン戦にろくに行けなかった憂さ晴らし?に、イースタンへ。相手は初めて見るインボイス、っていうか、名前が違うだけで、なにもかも西武ライオンズそのものに見えたけど。胸ロゴとかは違ってたんだろうが。
試合は、初回の石堂の乱調が全て。先頭四球、その後4連打。暴投も絡んで4失点。それでもだんだん立ち直ったが、6回にまた崩れかけ、あげくは投直を身体に受けて(右腕?)降板。ゴンザレスがああなった翌日だけに不安。その場は山部が登場して、持ち前のへなへなピッチングでうまくごまかし、あとは松谷、花田が無難な出来で締めたが、打線もぱっとせず、2回の細見のタイムリーで1点取っただけにとどまった。
ところで、米野がサードを守ってたが、人手不足か? まあ、一軍は今日までオープン戦中だものなあ。ただ、今は故障・コンディション不良続出で、絶対的に人が足りてないんじゃ、という気もする。1軍開幕は今週金曜だってのに、大丈夫なのかなあ。

[3/28追記] 石堂の右手首の負傷は、今朝の日刊スポーツを見ると、骨には異常がなく、打撲で済んだらしい。まあ、ほっとした。
ついでに写真も追加しとく。
  saruwatari2
猿渡コーチは、今年も健在。でも、岡林を見かけないな、と思って調べたら、今年のコーチングスタッフから消えていた。どこへ行ったんだろう。
[3/29追記] ああ、岡林はスカウト転身だったんだ。(すぐ記事を見つけるくらいなら、書くなって(笑)) そういやあ智仁が、花粉症対策っぽい、でっかいマスクして、キャッチボールしてたっけな。

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ナビスコ杯予選L第2節浦和対大宮

2004.3.26(土) 16時 駒場 晴
観客 17494人 主審 太田潔 副審 柳沢和也、中野卓

 浦和レッドダイヤモンズ 2(2-0)1 大宮アルディージャ 
              (0-1)

 得点 15分 浦和・田中
    23分 浦和・エメルソン
    64分 大宮・冨田

 浦和 都築(GK)、内舘、闘莉王(36分堀之内)、アルパイ、
    山田、酒井、三都主、平川、長谷部、
    エメルソン、田中(81分西谷)
 大宮 荒谷、三上(63分森田)、冨田、トニーニョ、西村、
    ディヴィッドソン、金澤(77分島田)、藤本、
    久永、トゥット(45分桜井)、クリスティアン

 警告 浦和 田中、アルパイ
    大宮 クリスティアン(1)、トニーニョ(1)

テレビ埼玉の生中継を録画しといたやつを見た。

大宮は前半に2失点してたが、どちらも、完全に崩されて打たれたシュート自体はブロックしており、そのクリアに入って来た次のシューターに対するケアが出来ていなかったもの。これ以外の場面も含め、テレビで見ていると、ボールを持っている選手への対処はそれなりに出来ているが、その周囲の選手のケアまでは、気持ちが付いて行っていないような印象を受けた。いっぱいいっぱいの所でやってるってことなのかな、と思ったりした。まあ、昇格後、ここまで厚い攻撃を仕掛けて来るチームと初めて当ったということで、その辺は致し方ないか、という気がする。むしろ、決定機の数はそれほど与えなかったことを評価するべきかと。あと、ここまでの試合に散見したつまらないミスが、この試合はかなり少なかった気がする。緊張がいい方向に働いたのかも知れない。
そして、後半は慣れて来たのか、段々と自分たちのサッカーが出来るようになっていた感じ。前半、サッパリだったトゥットを桜井に代えたことが、リズムを生んだ面もあるとは思う。前半は、シュートらしいシュートすら満足に打てない有様だったが、徐々に、守勢に立つと脆い浦和の守備陣に、前線がプレッシャーを掛けられるようになり始めた。そういう中で、15分頃、三上に代えて森田を投入すると、直後の主税のFKに対して、浦和がマークズレを起こしたのかなんなのか、トニーニョがうまく潰れてブロックする中、冨田がフリーでシュートしてゴール。1-2。
終盤に向けては、浦和が完全に逃げ切り態勢に入ったこともあり、大宮が中盤を制して、がんがん攻めまくる場面もあった。都築に間一髪防がれた、森田の決定的なシュートなんてのもあり、追い付いても不思議ではなかったが、もう一息。スコアは動かず、敗戦。
もっとも、大宮は負けたとはいえ、この試合の内容なら、ある程度、J1でやってける自信は持てたんじゃないかと思う。まあ、明らかに力の差はあったとは思うが、絶対勝てない差ではなかったはず。2000年にJ2で4戦やった時ですら、1勝3敗だったわけだし(しかも3敗の内の2敗も、かなりきわどい試合だった)、多分、あの時よりも力の差は小さいんじゃないかな。もっとも、今の(というか、去年の半ばくらいから)浦和は攻撃のかなりの部分を永井に依存しているし、その永井が今日は居なかったから、彼が戻った時のチームとやる場合は、また事情は変わって来るかも知れないけれど。
クリスティアンが、本物っぽいプレーを見せ始めていたように思う。終盤に負傷して退いたが、大丈夫だろうか。せっかく輝きを見せ始めた所なのに、ここで潰れてしまうのは惜しい。

[3/29追記]記録補足。ちなみに、クリスティアンの心配してたら、実はこの試合では桜井が故障していて、肉離れで全治3週間なんだそうだ。クリスティアンは、全然発表がない所を見ると、無事なのか?

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ナビスコ杯予選L第2節鹿島対名古屋

2005.3.26(土) 15時 カシマスタジアム 晴
観客 10265人 主審 穴沢努 副審 宮島一代、安元利充

 鹿島アントラーズ 2(1-1)1 名古屋グランパスエイト  
           (1-0)

 得点 24分 名古屋・角田
    40分 鹿島・フェルナンド(FK直接)
    89分 鹿島・アレックス・ミネイロ

 鹿島 杉山(GK)、内田(87分中島)、岩政、大岩、新井場、
    フェルナンド、青木、深井、増田(89分興梠)、
    アレックス・ミネイロ、野沢
 名古屋 川島(GK)、中谷、増川、古賀、角田、
     クライトン、吉村、中村、山口、
     杉本(87分平林)、豊田(73分津田)

 退場 69分 名古屋・角田(警告2回)

 警告 鹿島 なし
    名古屋 山口(1)、中村(1)、クライトン(1)

スタメンはレギュラー5枚落ち。代表絡みの4人までは覚悟してたが、マルケスまで欠ってのは、正直厳しいかと思った。ただ、鹿島も名前を見る限り、あんまりパッとしなかったからね…。
代役組では豊田が張り切ってたと思う。前線でポストプレーしたかと思えば、自分で積極的に走り込む動きもあり、杉本とのコンビネーションも悪くなかった。杉本もスピードのある動きで、いいパスを何度も引き出していた。杉本をターゲットにした攻撃を見ていると、動き惜しみしないFWが一人居るだけで、攻撃のヴァリエーションがこうも広がるか、と思う。ただ、杉本はテクニックに関しては、もうひとつな所があって、それが名古屋の詰めの甘さにもつながってた感じ。結構、押し気味に試合をしてたが、得点はなかなか生まれなかった。25分に直志の左CKから角田がぶちこんで先制したが、その後、追加点は生まれなかった。

前半が終盤に差し掛かったあたりから、急に名古屋の守備がバタつき始めた。というよりは、攻めが機能していて目立たなかったアラが、疲れて攻め手が止まった所で、目立ち始めただけかも知れない。ゴール前でごちゃついて、ポストに救われる場面もあったが、40分、ゴール正面からの直接FKをフェルナンドに見事に決められ同点。

振り出しに戻った後半立上りは、また名古屋が攻勢。いきなり豊田と杉本のコンビネーションで鹿島ゴールを脅かし、その後も攻め続け、15分頃には、杉本がゴールを決めるがオフサイド。それでもいつかは得点が、と思わせる2トップの出来だったが、中盤以降が前半同様、次第にスローダウンし、守勢に廻り始めると、またバタバタが始まった。バタバタの原因の一部は、安定しない上に鹿島びいきに見えた穴沢主審のジャッジにあったと思ってるが、それにしても、25分頃の角田のファールは、前半早々に警告を受けていた選手にしては、軽率過ぎるものに見えた。2回目の警告を食らって退場し、名古屋は数的劣勢に陥った。
それでもその後、名古屋は守りに入らず、選手交代も2トップの入替えのみで、押されながらもカウンターで得点を狙った。多分、前節セレッソに負けていて、予選突破のための勝ち点3が欲しいこともあったんだろうと思うが、可能性は感じられる攻撃だったし、積極性は好感が持てた。もっとも、その意欲が墓穴を掘ったのかも知れないが。ロスタイム、ゴール前でディフェンスが乱れ、アレックス・ミネイロに押し込まれる。カシマでの初の「引分け」が逃げた瞬間。

今までカシマへ見に行った中で、一番落ち込んだ試合のような気がした。途中までは今までで一番、勝てそうな気がした試合だったし、引分けならば、寸前まで来ていた。なんであれで負けちゃうんだろう。本当に、相性としか思えない。
もちろんダメな所は多々あった訳で、角田(先制したって退場しちまったら帳消しだろう)の他にも、深井に翻弄されてた中谷とか、ヨンハッの穴を埋めてたとは言い難い吉村とか。もっとも吉村は、迷走気味なクライトンに振り回されてた感もあって、彼自身の責任ばかりでもない気がするけど。
それでも、杉本、豊田、津田なんかが絡んだ攻撃には愉しさがあったし、増川の安定感には貫禄すら感じたし、こいつらのいる所にこのチームの未来はあるんじゃないかという気がして、そういう前向きな気分になれただけ、まだマシかも知れない。カシマで負けて帰る時って、暗澹とした気分になってることが多かったからな。今のチームには、少なくとも、未来の希望はあるような気がする。

[追記 3/29] 記録補足

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感想「悪徳警官はくたばらない」

「悪徳警官はくたばらない」 デイヴィッド・ローゼンフェルト 文春文庫
本屋で見掛けて衝動的に買ったんだけど、全面的に1作目(「弁護士は奇策で勝負する」 未読)を下敷きにして書かれたシリーズ2作目だった。だからといって、わけが分らないということはなかったが、1作目はもう読む気がしなさそう。ネタがバレ過ぎてしまったので。
本書については、いいもんとわるもんの色分けが露骨なのと、全体的に甘っちょろいので、緊張感がなさ過ぎる気がする。要所要所でヒネリを入れたストーリー展開なんか、結構達者だと思うんだけど、どうにも予定調和な感じで、気楽に愉しく読めはしたものの、いまひとつ食い足りなかった。真相も、小説の流れからは微妙にずれていて、無理矢理っぽいなという印象を持った。
1作目の方が、キャラクターは新鮮だっただろうし、かなり意外性のある展開でもあったようだから、先が読めない面白さがあったかも知れない。本書を読んでしまった後で読んでも、もうそれは感じられないと思うが。失敗したかも知れない。

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新潟市大合併

新潟市が周辺自治体を吸収合併したそうだ。
吸収される方の自治体の出身だけど、離れて久しくて、今は住んでないから、どういう損得勘定でこういうことになったのかは、よく分らない(まあ、実際は、だいたいの見当はつくが)。だからその辺は抜きにして、単純に感情だけで言っちゃうと、「おもっしぇねえ」ってとこ。曲がりなりにも独立した自治体としてやっていたのが、新潟市の一部に成り下がる訳だ。何でもかんでも合併すりゃいいってもんじゃねえだろうに。
もっとも、実際のところ、合併があろうがなかろうが、今の自分の生活には何の利害関係もないんだけど。せいぜいで、出身地のことを言うのに、新潟市の隣の(どうせ知らないだろうけど)ナントカって所です、という廻りくどいことを言わなくて済むようになるくらいかな、違いは。それも、以前から面倒な時は、元々そういう言い方してたし。ああ、そういやあ、新潟方面に郵便出す時、住所がめんどくさくなりそうだな。

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PSMマリーゼ対レイナス

3/19にJヴィレッジで、TEPCOマリーゼとさいたまレイナスのPSMが開催されていたらしい。
で、なぜか(笑)、こんなものが手に入った。いや、当然、レイナスを応援に行ったわけじゃなく、試合を見てもいないけど。

marize0

福島民報の記事(3/20)。扱いの大きさにびっくり。試合結果は2-0でレイナスの勝ちで、詳報はマリーゼのオフィシャルサイトに出ていた(今んとこ、レイナスの方には載ってない)。リンクに関して、いろいろうるさいことを書いているので、マリーゼのサイトへリンクを張るのはやめておく。
観客が3422人入ったとか、マリーゼを起爆剤に地域起こしをとか、やたらと華々しい。この勢いがリーグ開始後も続けばいいけど。レイナスやベレーザが、今まで地元でどういう環境下で試合をしてたか、ってのを考えると、このチームへの親会社や地域の継続的なサポートを、先々どれだけ期待出来るんだろうと思ってしまう。まあ、関東以外のチームは、事情がいくらか違うかも知れないが(くノ一とか、ペルーレとか)。東京電力にしろ、地元自治体にしろ、末永く、サポートしてやって欲しいと思う。

ざっと選手の名前を見た限り、どっちもそんなに戦力は変わらない感じ(マリーゼはフラッパーズ比)。まあ、レイナスに山郷がいなくて、マリーゼには丸山桂里奈が加入したにしても。それで2-0ってのは、かなり順当。ただ、マリーゼは、とりあえず今シーズンは親会社のかなり本格的なサポートが受けられるんだろうから、そこでチーム力を上げていけるんじゃないかと思う。そうであれば、やりようで、充分上位に食い込むチャンスはありそう。レイナスは、レッズがどこまで本気でサポートしてくれるかにかかってるような気がする。
ところで、もしかしてこれが、「レイナス」最後の試合だったんだろうか?

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ナビスコ杯予選L第1節名古屋対C大阪

2005.3.19(土) 15時 瑞穂陸上競技場 晴
観客 5538人 主審 片山義継 副審 高橋佳久、竹内元人

 名古屋グランパスエイト 1(0-1)2 セレッソ大阪  
              (1-1)

 得点 18分 C大阪・古橋
    57分 名古屋・マルケス
    88分 C大阪・西澤

 名古屋 川島(GK)、角田、増川、古賀、渡邊、
    吉村、中村、クライトン、本田、
    マルケス、杉本
 C大阪 吉田(GK)、クアドロス、柳本(76分下村)、
    江添、布部、ファビーニョ、ゼ・カルロス、
    久藤(80分廣山)、古橋、森島、黒部(60分西澤)

 警告 名古屋 なし
    C大阪 ゼ・カルロス

今節は見に行ってないし、中継を見れる見込みもないので、記録を確認したら、とっとと忘れちまいたいとこだけど。やっぱり2週間持たないのかなあ。それとも、ヨンハッが居ないだけで、全然違ってしまうのか?

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ナビスコ杯予選L第1節大宮対新潟

2004.3.19(土) 15時 埼玉スタジアム2002 晴
観客 7022人 主審 岡田正義 副審 河合英治、鈴木亮哉

 大宮アルディージャ 2(2-0)0 アルビレックス新潟 
            (0-0)

 得点 16分 大宮・冨田
    44分 大宮・クリスティアン

 大宮 荒谷(GK)、三上、冨田、トニーニョ、西村、
    ディビッドソン、金澤、久永、藤本(76分鈴木)、
    トゥット(68分森田)、クリスティアン(82分斉藤)
 新潟 野澤(GK)、丸山、海本慶、鈴木健(82分岡山)、
    リマ(45分海本幸)、萩村(45分本間)、山口、寺川、
    エジミウソン、上野、鈴木慎

 警告 大宮 金澤(1)、久永(1)
    新潟 寺川

2年ぶり、JFL時代から数えて23戦目の「オレンジダービー」。昨年のJ1チーム相手と言われても、新潟じゃ、そんな気分にならねえ、というのが、大宮的な感覚じゃないかな。

その辺の意識の関係もあってか、立ち上がりからまともに組み合い、むしろ優勢に試合を進めた。ただこれは、大宮の出来以上に、新潟が変過ぎたと思う。山口素弘のトップ下は、どう見ても向いてなかったし、寺川のボランチってのもかなり? もう一人のボランチの萩村は、ポジション的には必ずしも間違ってなかったんだろうけど(柏で見慣れてた頃はCBだったはずだが)、出来は最悪。相手の中盤中央があれだけめたくたなら、そりゃあ、優勢に試合も出来るというもので。
大宮も、前節ボロボロだった奥野を外し、冨田をCBへ持って来て、左SBに三上という、今まで見たことがないメンツだったし、新潟が破綻した4-3-3(笑)という変な形になったのに引きずられて、いつもの4-4-2の陣形がかなり乱れていたと思うが(もしやそれが反町の狙いだった?(笑))、前半はそれでも全然危なげなく試合を進めていた。トゥットがいまひとつ元気がなく、クリスティアンも決定的なシュートを打ててなかったので、なかなか得点は上げられそうもなかったが、16分、藤本のCKから冨田が叩き込む。こういう場面でセットプレーからの得点に絡む、冨田の持ち味が出た場面。これで試合の流れはいよいよ大宮に。
クリスティアンは、つなぎのプレーはそこそこうまく行ってたが、シュートがサッパリなんで、結局駄目かも、と思ってたんだけど、前半終了寸前、新潟ゴール前からのクリアボールを、三上が拾ってゴール前へ。これに頭で合わせる見事なゴールを決めた。これで勘をつかんだのか、後半は切れたプレーを見せていたと思う。

ただ、試合自体は、後半は立て直した新潟が主導権を握った感じ。4-4-2にシステムを組み替えて、山口と本間の2ボランチ、海本幸治郎(よっぽど罵倒してやろうかと思ったが、この場では筋違いなのでやめた)が右SBに入ると、中盤は安定したし、幸治郎を起点にした攻撃も廻り始めた。大宮のディフェンスは、それなりに対応はしてたが、新潟の人数を掛けた攻撃にラインディフェンスが振り回される場面もあり、ゴール前で決定機を何度か作られた。こういうバタバタは、ガンバ戦・神戸戦では、あんまり目立たなかった気がする。さすがに新潟も、長い付き合いで大宮の攻め方がよく分かっていたということか。とはいえ、組織的な守りというよりは、個人の踏ん張りでなんとか跳ね返したし、新潟の薄くなっているバックラインへカウンターを仕掛ける余力も残していた。この辺、2点差になっていたことが、チームに余裕を生んでいた気がする。

で、新潟が残り10分くらいの所で岡山を投入してからは、とりあえず岡山を応援(笑)(試合開始前、選手紹介で岡山を「岡本哲也」なんて表示しやがった(怒)。以前も自チームの選手名を間違って表示してたし、大宮はああいう所は本当に駄目だな)。でも新潟が、負けてはいても、押し込んでる試合運びだったから、ここで岡山が入っても何も出来ないだろうなと思ったし、やっぱり効かなかった。そのまま試合終了。

新潟が後半の布陣で頭から来ていたら、結果がどうだったか分からなかったと思う。そういう意味で、新潟の自滅ぽかった試合。反町が野心的な4-3-3をやろうとして、失敗したということか? まあ、リーグ戦じゃないし、アウェイだし、ナビ杯初戦だしで、落としてもそんなに惜しくないし、相手は大宮だから、こんなんでも勝てちゃうかも知れないし、みたいな。まあ、仮にそうだったとしても、そこまで甘くはないぜということだな。
大宮に関しては、クリスティアンの初ゴールがでかいと思う。これで気分的に、随分変わってくるのでは。金澤も徐々に良くなってる気がする。J1の環境に馴染んで来たのかも知れない。冨田・三上を入れたバックスの新布陣に関しては、無難という感じ。後半、乱れた場面もあったし、万全とは言い切れない。ただ、それは奥野が入ってても、この試合に関しては一緒だったんじゃないかな、という気もするし、もう何試合か見てみないと分からないな。というか、これが緊急避難的なものではなく、これからも使っていく布陣なのかどうかも分からないし。
大宮の真価が試されるのは、次の浦和戦じゃないか、という気がする。

ちなみに、三浦大宮対反町新潟ってのは、過去2001年に1年間だけあって、この年1勝2敗1分。今日で五分になった。大宮がナビ杯に参戦したのは、99年から01年の3年間で6戦4敗2分。ナビ杯初勝利。一方で、観客7022人は埼玉スタジアムでのJリーグの試合で、過去最低だろう。新潟との試合を、過去2回ここでやって、(新潟サポの大挙来襲のおかげで)どちらも1万人はキープしてたのに、この数字。チームは何か手を打つんだろうか、開き直るんだろうか。ナビ杯でのこの数字は、全体で見たら、そう悪くはないとはいえ。

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ZEEBRAが神宮をプロデュース

神宮球場満員御礼プロジェクトの一環だとか。ふーん。
ZEEBRAつっても、いまいちピンと来ないんだけど、ヒップホップ系の人間とのコラボレーションってのは、多分悪くないアイディア。土地柄にも合ってると思うし。ただ、やる以上は、中途半端なものにはしないこと。きっちりお洒落なものにして欲しいと思う。って、それがどういうもんなのか、さっぱり分らんけど(笑)。
確か、ZEEBRAは昨年、「ondo」に登場して、いろいろアイディアを披露してたんじゃなかったかな。あれは、予告編だったのか、それとも、あのアイディアが球団側に受けたということなのか。
フジテレビ739では、独占中継はともかく、応援番組が始まるし、今年は周囲の環境は、盛り上げようという態勢が作られているみたいだな。でも、肝心のチームが、いまいちっぽいようでは…。

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感想「編集者を殺せ」

「編集者を殺せ」 レックス・スタウト ハヤカワポケミス
ネロ・ウルフもの。やっと入手して読んだ。
以前、原文で読んだ時の感想はこっち。しっかし、きれいに忘れちゃうもんだよなあ。ロサンジェルスでの騒ぎの後に、その流れですぐに話が終ってたように思い込んでて、あれれ?と思ってしまった。そういえば、いつものパターンだと、ここで一気に話が終ってしまいそうなのが、そこから推理を展開して、もうひとつひねりを入れて来たあたりに、結構手を掛けてるなあ、と感心したんだった。邦訳で読んでも、その辺の感想は変わらない。「ギャンビット」でやや物足りないと思うのは、つまりそういうあたり。ストーリーテリングとしては、質はそう変わらないと思うが、工夫の仕方、手の掛け方が、後期の作品になるにつれて、雑になっているような気はする。
ただ、本書も、「ビブリオミステリとしても出色の出来」とまで言われてしまうと(森英俊が、そういう紹介をしてるらしい)、そうかなあ、と思うが。「ウルフものの中では」「良い出来」の作品とは思うけれど。それに、本書はそもそも、「ビブリオミステリ」という形容からは、微妙にずれているような気がする。ウルフものだったら、たとえば、調査の過程で文体の問題を論じたりする「Plot It Yourself」なんか、この形容が似つかわしく感じると思うんだけど。出色の出来かどうかはともかく。
杉江松恋のあとがきは、「And Be a Villain」を未訳扱いにしているけど、後で気付いて、本書が出る前に自分のサイトで謝っているのを見掛けた。それはそれとして、このあとがきの中での「The Black Mountain」に関する指摘は、そうだったのか、という、まさに目からウロコな感じ。原文でしか読んでなくて、当方の貧弱な英語力では筋を追うのが精一杯。そこまでの裏の意味を汲み取る余裕はなかった。こっちも早川書房から近刊だそうなので、出たら日本語で読み直すことにしようと思う。(自費出版で翻訳された版は持っていない)

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ファンクラブのユニ

今年のスワローズ・ファンクラブ特典のユニは、サイズがでか過ぎるというのをこっちで、ちょろっと書いたけど、チームも一応気にしてるらしく、今日のファンクラブのカウンターには、特典のユニはサイズが大きいので、申込の時に気をつけて、という貼紙が出てた。ワンサイズ下目安で充分ということらしい。ちなみにフリーサイズはLL相当なんだとか。そりゃあ、でかいはずだわ。
で、貼紙を貼ってた兄ちゃんに、もう届いちゃったやつがあるけど、でか過ぎるんで交換して貰えないすか?、と聞いたら、交換してくれると言ってた。ほんとかな。カウンターへ早めに持って来てもらえば、と言ってたが。
一応、持って行ってみようかとも思うが、問題は、この後、オープン戦に行く機会を作れるかどうか。シーズン始まってからでも、大丈夫だろうか。

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オープン戦ヤクルト対楽天

2005.3.15 13:00 神宮
E 101003014 10
S 100010000 2
今年のスワローズの神宮での初戦ということで見に行った。いや、実際は、単に都合がついて行ったら、そういう試合だったというだけだけど。楽天人気で大盛況か?とも思ったが、それほどでも。とはいえ、平日昼の試合によく人が来るよな。5000人くらいは居ただろう([追記3/16]今朝の日刊スポーツによれば、3363人。ちと多過ぎた)。
試合自体は酷いもんで(泣)。オープン戦に結果を求めようとは、元々思ってないが、内容が悪過ぎ。
先発の石川は、打たれはしても、そこそこまとめる粘りのピッチングが健在で、4回2失点。開幕に向けて調整してけば、大丈夫かな、という感じ。あと、7回1イニング投げた弘寿も、順調に仕上がってるかなという気がした。
悪くなかったのはそれくらいだね。5-6回を投げた新人の上原、8-9回を投げた平本、どっちも、球は速いし、時々いい球が来るが、すっぽ抜けも目立つし、崩れると抑えが効かない。平本がこうなのは、分ってたことだけど、今年も相変わらずなのかねえ。
ただ、投手には気の毒な面もあって、今日は守備がボロボロ。エラー・判断ミス・連携ミス・暴投と、次から次へと。慎也さえも、身体のキレがいまいちに感じられたから、要するに、ここまで悪天候に祟られて練習試合やオープン戦を流しまくった結果、実戦の勘が戻ってないのか? でも、開幕までもう半月しかないんだよな。
6回から慎也に代って、自由獲得枠での新人・田中浩康がショートに入ったら、狙い済ましたように打球が来るわ来るわ。最初こそ、ファインプレーで捌いたが、その後、全然駄目。まあ、打球自体が厳しくて、元々取れなそうなのも多かったけど、慎也なら、もうちょっとなんとかしたんでは、と思ってしまうのは仕方ない。これがプロの洗礼ちゅう奴ですかね。
あと、噂には聞いてたが、新外国人のリグスも駄目っぽい。守備は本当にあぶなっかしいし、打つ方も全然だし。
打線も、大して良くなかった楽天投手陣を攻略出来ず、わずか4安打。まあ、打つ方は、徐々に調子を上げていけばと思うんだけど、とにかく心配なのは守備。堅い守備が持ち味のチームだから、そこが崩れると、とんでもないことになりかねない。
それにしても、楽天の田尾監督は、やることが上手いわ。先発はホッジスだし、9番センター飯田には、スワローズファンからも拍手喝采。おかげでラミレスが敬意を払い過ぎて、飯田のレフト前のシングルヒットをエラーして、2塁まで行かせてしまうし(泣)。
楽天のスタメンは他に、関川・山崎・中村と来たから、まるでひと頃のヤクルトと中日の混成軍のようだった。(残り5人のうち、4人が近鉄で、もう1人が中日から移籍の酒井)
なんにしても、先が思いやられる。ほんとに大丈夫なんだろうか? 開幕に間に合うのか?

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感想「ギャンビット」

「ギャンビット」 レックス・スタウト 「EQ」
ネロ・ウルフもの。「編集者を殺せ」をなかなか買いに行けなくて、手元にあるやつを読んでた。92年の邦訳だけど、出る前に原文で読んでたせいで、こっちは確か読んでない。当時の記録を調べてみたが、原文を読んだ時の感想もろくに残ってなかったので、読み直してみることにした。どうせ、内容もほとんど覚えちゃいなかったので。
不可能犯罪ぽい趣向だが、ウルフものの通例通り、その謎の解明は本書の主目的ではない。なんせ、ある決定的な事実を、ウルフより先に知った時点でアーチーが真相を見抜いてしまう。つまりアーチーの方が推理抜きで先に真相にたどりついてしまうわけで、スタウトがどういう小説を書こうとしてたかってのは、この辺からも明らかじゃないか。
ただ、謎自体は、謎解きマニアなら、あっさり気付いてしまいそうな気もするが、個人的には、結構、気が利いてると思う。
やはり、本書の最大の読み所は、どう考えても犯人としか思えない人物を、確信もないまま、無罪と証明しなくてはいけない羽目に追いこまれたウルフのじたばたぶりのおかしさだろう。
そうしたキャラクター小説としては、充分面白かったけれど、素材を生かし切っていない、もったいなさは感じた。結末も、かなり荒っぽい。ウルフものとしてはお約束に近い形だし、人間心理的にも無理はないようには思えるが、スタウトも本当に出来のいい作品では、もうひと工夫してると思う。まあ水準作という所か。

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J1リーグ第2節磐田対名古屋

2005.3.13(日) 15時30分 ヤマハスタジアム 晴
観客 16251人 主審 長田和久 副審 下村昌昭、間島宗一

 ジュビロ磐田 0(0-0)3 名古屋グランパスエイト 
         (0-3)

 得点 56分 名古屋・杉本
    63分 名古屋・古賀
    73分 名古屋・クライトン

 磐田 佐藤(GK)、茶野、田中、金珍圭、藤田、
    名波(67分川口信)、福西(80分菊地)、西、
    前田、グラウ、カレン・ロバート(45分服部)
 名古屋 楢崎(GK)、角田、増川、古賀、渡邊、
    安英学、中村、クライトン、本田、
    マルケス、杉本(67分山口)

 警告 磐田 前田、服部、金珍圭、福西
    名古屋 渡邊(1)、クライトン(1)、古賀(1)、山口(1)

見に行ってたんで。

晴れてはいるけど、メインからバックへ冷たい強風が吹き付けて、寒いのなんの。それがピッチにも、なにがしかの影響をもたらしたのかどうか、前半は、双方グズグズな試合。名古屋のは見なれてるが、磐田のあれは、やっぱり、水曜の中国での試合の疲れをひきずっていたのかな。しかも、新戦力の村井も崔龍洙もいない。スタメンに入ってた中山も、アップ中の故障で、急遽欠場。
名古屋も、ウェズレイが故障欠場だったが、前節を見た限りじゃ、居ない方がいい、くらいの感じだったから、これは問題ないと思ってた。代わりに入った杉本が、どこまで使えるんだろうという不安はあったけど。

杉本は、前半は、大して良くなかったと思う。ボール捌きにミスが目立ったし、思い切りの悪さも感じたし。でも、後半はふっ切れたみたいに、積極的に縦に抜け出しては、チャンスに絡んでいた。50分過ぎに、せっかく抜け出してGKと1対1まで持って行ったのに、ポストへぶつけた時は頭を抱えるとこだったが、56分、ジュビロゴール前での混戦の中で、自分の前にこぼれて来たボールをきっちり押し込んで、先制したのは偉かった。
2点目も、杉本の縦の抜け出しを、ジュビロがペナルティエリア手前でファールで止め、そのFKから生まれたCKによるものだったはず。
前節、2-0から追い付かれているから、この時点でも、あんまり楽観は出来なかったが、ジュビロにはジェフのような粘りは感じられなかったし、イケイケでクライトンが3点目をぶちこんだ時には、さすがにこれで負けはないだろうと思った。
3点目の後、お疲れの杉本が退いてしまうと、ジェフ戦の後半半ば以降のような押し込まれっ放し気味の展開になり、結構危ない場面もあったけど、点差があったんで、そんなに心配しなかった。天敵の福西が退いた時点で、勝ったな、と。

ジュビロがボロボロだったのはともかく、勝因は杉本の起用に尽きると思う。こういうプレーを杉本が続けられるんなら、ウェズレイにはゆっくり休養してもらって構わない。というか、元々、ウェズレイをどこで見切れるかがポイントかな、と思っていたわけで、思いがけなく、そういう事態になったら結果も出たということで、やっぱり、という感じ。
ただ、杉本が一人でゴールを決めまくったわけでもなく、1点目と3点目は、流れの中からジュビロのゴール前にどんどん人数が上がって、混戦を作り出して押し込んだわけで、あれがウェズレイやマルケス任せきりでなく、自分でゴールを決めてやるという意識が選手の中に芽生えてる現れなんだとしたら、結構なことだと思う。というか、ここでもやっぱりウェズレイの不在がポイントか?、と思えるわけで。
まあ、運もあったとは思うけどね。ああいう混戦で人数が居ても、なぜか間の悪い方向へボールがこぼれて、決め切れないことが多いのが、名古屋だから。

増川、ヨンハッの安定感は有難い。おかげで古賀も、あんまり追い詰められないので、愚行に走らずに済んでいるような気がする。前節、ああいう失点をしていて言うのも何だけど、中央のディフェンスは、久々に安心感があるように思える。その分、楢崎が妙に怪しいんだが。あと、両サイドも、現時点では守備にあまり大きな期待は出来ないように見えるんで(渡邊は頑張ってると思うが)、この3人の安定は絶対必要。
前半がグズグズだったことを思えば、手放しで喜べる試合でもないはずだけど、希望はあるかも、と思えたのは嬉しい。これがいつものようなヌカ喜びでないことを願いたく。差し当たって、目標にしたいのは、再来週のカシマ…(笑)。

[追記3/14] 記録補足。

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J1リーグ第2節大宮対神戸

2004.3.12(土) 15時 埼玉スタジアム2002 曇
観客 9926人 主審 吉田寿光 副審 江角直樹、唐木田徹

  大宮アルディージャ 1(0-1)1 ヴィッセル神戸 
             (1-0)

 得点 22分 神戸・三浦知
    83分 大宮・藤本(PK)

 大宮 荒谷(GK)、冨田(54分森田)、奥野、トニーニョ、
    西村、ディビッドソン、金澤(74分島田)、久永、
    藤本、トゥット(79分クリスティアン)、桜井
 神戸 掛川(GK)、北本、室井、ホージェル、ホルヴィ、
    菅原、朴康造(89分松尾)、三浦淳、薮田、
    三浦知(59分エムボマ)、播戸(70分村瀬)

 退場 75分 大宮・桜井(警告2回)

 警告 大宮 ディビッドソン(1)
    神戸 エムボマ、ホルヴィ

見に行ってたんで。

神戸はやはりガンバほど力のあるチームではないから、立ち上がりは結構拮抗していた。大宮が攻撃を組み立てる場面もあり、前節とはだいぶ趣が違っていたと思う。ただ、その分、大宮は守備が手薄になっていたわけで、その隙を播戸や三浦カズが虎視眈々と狙っていたし、ボランチのホルヴィから、大宮のバックラインの裏へ危険なボールが何度も出て来てもいた。奥野の出来がかなり悪かったこともあり(というか、J2であれだけヤバいDFだったんだから、J1でこの状態なのは織り込み済み、という気はしたが)、何度かピンチを迎えつつしのいでいたが、22分にとうとう失点。これも確か、奥野の甘いクリアを相手に拾われた所から始まっていたと思う。左サイドを崩され、播戸からのボールに、ラインディフェンスの隙間へうまく入り込んだ三浦カズに、ゴール前できれいに合わされた。
試合の流れ自体は、そのしばらく前から完全に神戸ペース。大宮は、必ずしも圧倒されていたわけではないが、トップへボールが渡らないので、得点の匂いがしない。桜井が存在を消されていたし、下がってボールを受け、チャンスにつながりかける突破を何本か見せていたトゥットにしても、次第に神戸にパターンを見切られて、有効な動きが出来なくなって行った。あと、選手のレベルも、やはり神戸の方が上だったと思う。J2では選手の能力差で勝てていた競り合いの局面で、ほとんど負けていた。
ちょっと明るい展望が見えない感じで、ハーフタイムには、なんとかロースコアでしのいで、終盤に森田・島田を投入して、セットプレーで得点する、去年の後半のパターンに期待か、と思っていたが、後半、早い時点で森田が投入されてしまう。三浦(これは大宮監督の俊也のこと。三浦が多過ぎる(笑))、焦ってないか?、早過ぎないか?、と思った。布陣的には3トップ気味になって、らしくない形だし、左SBは久永で、こんな所で使われたことあったっけか?、という感じだったし。実際、この布陣になった直後は、大きく流れが変わったようには思えなかった。
流れが変わり始めたのは、神戸が三浦カズを外した所だと思う。神戸の優勢は続いていたが、三浦に代わって入ったエムボマには切れがなく、チャンスに絡んでも決定機まで持っていけない。押していても追加点が入らず、試合は膠着に向かう。神戸はその後、播戸も下げて、前線に怖さがなくなった。
とはいえ大宮も、森田は結構いいポイントを作っていたが、そこからの展開がいまひとつ。75分には桜井がペナルティエリアに侵入して、DFと接触した後で倒れたのをダイビングに取られ、この日2回目の警告で退場。万事休したと思った。しかし桜井が居なくなり、79分にトゥットも下がった所で、森田が真骨頂を発揮した感がある。森田が中心になって攻撃に核が出来たし、83分には、後方からボールを受けた森田がペナルティエリア内へ持ち込み、止めに来た室井と競り合いになって倒れると、今度はPKを得る(この辺、森田が巧い所なんだな)。これを主税が決めて同点に追いつく。
さすがにそこからひっくり返す所までは行かなかったが、元々負け試合だったと思うし、そこを一人少ない中で追いついたことを考えれば、これは勝ちに等しい引き分けだろう。
もっとも、先々のことを考えると、やっぱり、そうそううまくは行かないだろうな、という気もした。何人かの選手は、やはり能力的に見劣りがしたし、全体的にもミスが多い。前線は、補強したクリスティアンが、早くもスタメン落ち。前節の殊勲者の桜井も、中盤が機能せず、完全に孤立させられていたし、主税は競り合いでの弱さが気になる。昨年からチームの上積みはあんまりないように思え、ガンバ戦のような特殊な戦い方ならともかく、普通に戦おうとしたら、厳しいんじゃないかなあ。それでも、森田の勝負強さの健在ぶりを目の前で確認出来たのと、島田がJ1でもそこそこやれそうに見えたのは、個人的には収穫だったけど。

それにしても観客1万人割れってのは…。J2でも埼玉スタジアムで1万人を割った試合は1試合くらいしかなかったはず。昇格後の開幕戦なんだし、招待券を配り倒してでも、埋めた方が良かったんじゃないかなあ。いきなり現実の厳しさを見せ付けた感じだけど、良かったんだろうか。

[追記3/13] 記録記載。

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今年のL1リーグの日程

今年はレイナスの日程を書き出す気にはならないんで、リンクを貼っとくだけにする。
開幕節は、駒場でレイナス対ペルーレっすか。ちょっと、魅力を感じる。
ところで、スケジュールを見ると、チーム名はレイナスのままみたい。名前が浦和レッズにならないんなら、まあいいか、と思うほど、単純でもないけどね。
レイナスのホームページは、これだけ大きなことが起きてる割には(起きているから?)、更新がほとんど止まっている。新監督の就任は掲載されたけど。事務局とかが、いろいろゴタゴタしてるのかな。

[追記 3/14] レイナスとレッズのオフィシャルサイトに詳報が掲載された。やはりチーム名は浦和レッズレディーズ。公表が遅れていたのは、各方面の承認待ちの状態だったためらしい。レイナスの理事長の、ここまでを振り返ってる挨拶なんかを読むと、いろいろ思い出されることや思うことがあるけど、書くのはやめとく。まあ、レッズレディースになることがはっきりしたんなら、こっちも気持ちに整理がつくというもんで(笑)。
とりあえず開幕戦の駒場は、ペルーレを見たいから、行きたい気持ちはあるけど、西が丘のくノ一も捨て難いんだよな。

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今年のスワローズの中継

今年のファンブックを見て、フジテレビ739でヤクルト主催全試合CS独占生中継、と書かれているのに気付いた。
するってえことは、JSPORTSでの中継はナシかい? 勘弁してくれ。
まあ、739を見る方法はあるんだけど、別料金が…。神宮へ一回見に行けば、電車代だけで出ちまう金額(だったかな)とはいえ。
中継がなければ、なんとなくテレビ付けたらやってて、ついつい見入って、それから寝るまで、何も手に付かない、という状態がなくなるから、悪いことばかりじゃないけどねえ。
はあ、「スワローズチャンネル」とかいう情報番組も出来るんですか。ううむ。

困った。

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東京大空襲60年

今日のニュースで随分流れてた。それで、平和を願うとか、語り継ぐとかいうコメントが、ついて廻っていて、それは当然そうだと思うのだけど、本当に教訓として語り継ぐのであれば、抽象的な言い方じゃ駄目だろうと思う。なんでそういうことが起きたのか、ということを明確にした上でないと、先へは進まない。そういうことをやって来たから、いろんなことがなし崩しになってるのが、今の日本なんじゃないのか。
加害者は民間人の頭上に大量に爆弾を降らせたアメリカ。この国は、今もあちこちで、おんなじようなことをやってるけど、日本はそれを支持したりしてるんじゃなかったっけ。読売新聞のこの社説は、明解にアメリカが戦争犯罪を犯したと言い切っていて、スッキリはするが、読売って、アメリカのイラク侵攻を支持してたんじゃないのか? アメリカにとっては、日本を空襲したのもイラクを空爆したのも、多分、気分的には大した違いはないだろうに。
アメリカを批判しないのであれば、そういう事態に日本を追い込んだ当時のこの国の体制を批判するしかないはず。でも、そういう時代を正当化しようとする主張が、大手を振ってまかり通ってるのが今の日本。
そうやって、なぜそれが起きたのか、という責任の所在を明確にしないまま、天災に遭ったかのように、悲劇的な出来事だけを語り継いでも何にもならないし、同じような出来事が繰り返されていくと思う。現にユーゴスラヴィアやアフガニスタンやイラクで、そういう出来事が起きてるわけで。
原因を追及しようという意識を持っている人は確かにいるが、広がりがない。メディアや権力に総括されて広報される時点で、そういう要素が切り落とされ、あたりさわりのない曖昧な「戦争の悲惨さ」みたいな言葉だけが残っていくような構図がある印象。さもなければ、読売みたいに無責任な言説だったり。
ちなみに、朝日新聞の社説も、責任の所在を曖昧にぼかした煮え切らない社説と思った。申し訳みたいに、自分たちにも責任があった、みたいなことを言ってみたりするが、そういう一億総懺悔みたいな姿勢が、根本的な問題なんじゃないか。
[6/10]一部書き直した。

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鮫島秀旗の今年

鮫島は、去年戦力外になって、今後の進路はブルペン捕手ということだったが、今日、ファンクラブから届いたイヤーブックに、ちゃんとブルペン捕手として載ってた。背番号は96。
と思ったら、古田のブログにも登場してるし(笑)。
とりあえず、今年も鮫島の姿を球場で見れそうなのは、なんとなくうれしい。
ところで、ファンクラブから送られて来た今年の入会記念品の中には、ユニフォームもあったけど、フリーサイズにしても、でか過ぎ。ファン用というより、選手用みたい。選手といっても石川が着たら、やっぱり裾がヒザ下まで来ちまいそうなでかさだ。(監督でもそうかも?)

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感想「比類なきジーヴス」

「比類なきジーヴス」 P・G・ウッドハウス 国書刊行会
出るという噂はあったけど、ようやく出た(でも、文春じゃなかったのかな。勘違いか?)。「ウッドハウス・コレクション」というシリーズ名で、全3巻出るらしい。予告タイトルを見る限り、3冊ともジーヴスもの。
内容に関しては期待に違わず、めったやたらとおかしい、お笑いの基本のようなユーモア小説。20世紀初頭のイギリスが舞台だから、今の目で見たら、特に過激でも異常でもなんでもないが、それでもシチュエーションと話術で笑いが取れるってのは、素晴らしいと思う。というか、モンティ・パイソンが笑えるのも、過激さばかりがクローズアップされるけど、本質的にはそういう笑いの基本を押さえているからなんだよな。
続刊2冊も期待して待つ。

[追記 3/10]ネット検索していたら、要は文春からもウッドハウスが出るんだそうだ。しかも、一部は国書と内容が重複するのだそうで。なんという無駄。というか、出版社もネタ切れなのかもねえ。

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感想「火星のタイム・スリップ」

「火星のタイム・スリップ」 フィリップ・K・ディック ハヤカワ文庫SF
ディックの邦訳長篇は、ほとんど読んでいるはずなんだけど、これは読み残し。傑作と言われているのは知ってたが、巡り合わせ。
未来の(1994年だが)火星を舞台にしていながら、薄汚れていて、妙に日常感のある所は、お馴染みの雰囲気。その日常感が、次第にぐちゃぐちゃに狂っていく所が、サスペンス小説の構図に近くて、自分にとってのディックの面白さなんだろうな、という気がする。で、その狂い方が常軌を逸してるあたりがSFとしての面白さかと。
ディックの場合、常軌を逸し過ぎて、小説が破綻しちまってることがあるけど、これはなんとかまとまっている。クスリでトリップしてる風景としか思えない、ぶっとんだ場面は多いが、なんとか小説の枠組みの中に抑え込んでいる。その辺が傑作と言われている所以なのかな。
絶望的な未来しか見えない中で、とりあえずささやかな日常に幸せを見い出そうとする、みたいな感覚を、本書も含め、ディックの小説には、時々感じるのだけど、それはとても現代的な感覚のように思える。本書が書かれた1960年代前半に、既にそういう感覚が一般的だったとは、あまり思えないんだけど、どうなんだろう。

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J1リーグ第1節G大阪対大宮

2004.3.5(土) 15時 万博 晴
観客 16168人 主審 上川徹 副審 高橋佳久、原田秀昭

  ガンバ大阪 0(0-0)2 大宮アルディージャ
         (0-2)

 得点 81分 大宮・桜井
    89分 大宮・森田

 G大阪 松代(GK)、實好(80分吉原)、山口、宮本、
    遠藤、シジクレイ、フェルナンジーニョ(71分児玉)、
    二川、橋本、アラウージョ、大黒
 大宮 荒谷(GK)、奥野、西村、トニーニョ、冨田、
    久永、藤本、ディビッドソン、金澤(55分斉藤)、
    クリスティアン(59分トゥット)、桜井(89分森田)

 警告 G大阪 橋本、遠藤
    大宮 西村(1)

NHK-BSの中継を録画しといたのを見た。

J2で戦ってた時、J1で戦える戦い方を目指すとか、J2に特化した戦いはしないとか、よく言ってたチームなんで、昇格した暁には、どんな華麗な試合を見せるのやら、と思っていたけど、とりあえず緒戦は、思いっきりJ2な戦い方だったという感じ。というか、こういう守って守ってカウンターって戦術は、大宮がJ2に居た時は、むしろ自分たちがやられる側で、つまらない戦い方とか言って、バカにしてたんじゃなかったっけ?
まあ、J1緒戦だし、相手は「優勝候補」だし、アウェイだし、許されるだろうという考え方かも知れない。たとえばこれで、相手が昨年天皇杯で破ってる清水だったりしたら、話も違ったのかも知れないけど。リアリズムってとこかな。個人的には、こういう戦術自体は別に構わないと思うけど、昔、言ってたことと、一貫性がないんじゃねえの、とは思う。
ただ、大宮の戦略に、ガンバが見事に嵌まって行くさまは、見てて面白かった。ボールを持ったガンバの選手に対し、複数で素早く詰めて囲い込み、満足なプレーをさせない。そこでボールを奪っても、そこからうまく攻撃に転ずることはあんまり出来ていなかったけど(その辺はさすがに力の差。あと、あまり積極的に点を取りには行ってなかったし)、ガンバにボールを奪い返されても、またしつこく同じプレーを繰返す。J1のレベルでは、ディフェンスが弱点になると思ってたが、さすがにこれだけ人数を掛けて手厚く、集中も切らさずに守れば、そうそう失点はしない。それを80分やり切って、ガンバのディフェンスに緩みが出た所で、桜井のカウンターの一撃が決まって先制。
さすがにあのシュートは、去年J1で、チームの主軸FWでやってた選手だと思った。去年の大宮のFWの誰にも打てないシュートだと思う(トゥットも森田もバレーも)。そういう意味では、桜井はやっぱり今年のチームの看板か。
その後、セーブに飛び出した荒谷の頭上を越えて、吉原のシュートがゴールへ向かって一直線、という場面があったが、トニーニョが寸前でクリア。ロスタイムには、焦りまくったガンバが、前掛かりで攻め込んで来る裏へ、主税がまんまと抜け出して、並走する森田へパス。森田が難なく決めて、2-0。完勝。
桜井が序盤からいい感じで動いていたのに較べて、藤本主税は、あんまり効果的でないように見えていたんだけど、両方の得点の起点になっていて、終盤に面目を保った。名古屋に居た時も含めて、いまひとつぱっとしないシーズンが続いてたが、大宮ではいいとこを見せられるかも知れないな。
新戦力ではクリスティアンがいまいち。まだ馴染んでないだけかも知れないけど、大宮はここ数年、そういうブラジル人選手での失敗を何度も繰返しているんで、また同じパターンじゃないかな、という気がする。まあ、たった1試合で決めつけるわけにもいかないか。
去年からの選手では、金澤慎が、ちょっと物足りなかったくらいで、あとは実力を充分発揮出来てたんじゃないかな。社員選手の最後の生き残りの斉藤が、J1のピッチを踏んだのは、さすがに嬉しかった。(というか、今年も社員なんだろうか?) チームで一番緊張してたのは、三浦監督だったようにも見えた。試合後は、晴れ晴れしてたなあ。
まあ、この戦い方で1年間持たす訳には行かないだろうし、そうそう毎度、うまくも運ばないだろうとは思うけど、まずは、最初の関門は早くも突破した、という感じかな。とりあえずはおめでとう、ってとこですね。

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J1リーグ第1節名古屋対千葉

2005.3.5(土) 14時 瑞穂陸上 晴
観客17239人 主審 砂川恵一 副審 山崎裕彦、平野伸一

 名古屋グランパスエイト 2(1-0)2 ジェフユナイテッド市原・千葉
              (1-2)

 得点 39分 名古屋・ウェズレイ(PK)
    54分 名古屋・古賀
    83分 千葉・坂本
    89分 千葉・巻

 名古屋 楢崎(GK)、角田、古賀、増川、渡邊、
    安英学、クライトン、中村、本田(88分吉村)、
    マルケス、ウェズレイ
 千葉 櫛野(GK)、斎藤、ストヤノフ、水本、
    坂本、佐藤、阿部、水野(63分工藤)、
    羽生(75分滝澤)、ハース、巻

 警告 名古屋 増川(1回目)、安英学(1回目)
    千葉 なし

見に行ってたんで。

前半に関しては、新戦力の選手たち(渡邊も含む)がアグレッシブに動いて、「名古屋にしちゃ」よく動いてるサッカーで(以前からの選手は駄目だった、という意味ではなく。直志は、よくやってたと思う)、今年はちょっと違うかも、という期待を感じた。立ち上がりから両サイドバックの穴は気になってたが、少なくとも渡邊に関しては、積極的な攻め上がりで、それをある程度補ってもいたし。(角田は前半は遠い位置だったので、あんまり分からなかったが、後半…)
ただ、去年からメンバーが大幅に入れ替った影響かどうか、チーム内の連携はあんまり良くなかったし、それもあって、元々自分たちだけで攻撃したがるブラジル人トリオが、いよいよその傾向を強めてしまってた感じ。それでも、彼らが効いてりゃいいんだけど、クライトンはともかく、マルケスはプレーがパターン化して、途中から水本に見切られて、効果的な突破が出来なくなってたし、ウェズレイは去年の不調から回復してる気配がなかった。2トップがこれじゃあ、必然的に、得点の気配は薄く、決定機はあっても、決定的なシュートはほとんどないまま、前半が終ってしまいそうだったんだけど、思いがけなく(あれが?、みたいな)PKが転がり込んで、なんとなく先制。いまひとつ、喜びの薄い今季初ゴールだったが、とにかくリードして折り返し。

後半もリズムはあんまり変わらなかったが、早い時点で、セットプレーからの流れで古賀が追加点を押し込んだことで、さすがにこれは行けるか、と思った。2点差を追いつかれるのは毎度お約束とはいえ、ジェフも攻撃陣の連携がいまいち、特に新加入の外国人FWハースが噛み合ってなくて、点を取れなそうだったからなあ。昔から、試合の組立自体はジェフの方が面白いけど、結果は名古屋、ってのを見慣れてたカードということもあり。まあ、最近3試合は2敗1分なんだけど。
でも、名古屋が次第に運動量が落ちて、いつもの名古屋に戻っちまったのに対し、ジェフは落ちなかった。それが勢いの差になって、後半半ばから一方的に押し込まれ始めたという印象。ゴール前は古賀・増川・英学で固めて、それなりに堅く、なんとかしのいでたが、両サイド、特に角田のディフェンスが全然駄目。やられっ放しじゃ、持ちこたえるにも限界があり、83分に右サイドをフリーで上がって来たストヤノフから放り込まれたのを坂本に合わされて、まず1失点。それでもなんとかロスタイムまで持ち込んだが、アンパイと思っていた滝澤に、またもドフリーの右サイドから(なんと右足で)きれいにゴール前へ入れられる。それに巻が合わせたシュートは、楢崎のナイスセーブで、なんとか逃げ切り、と思ったんだが…。

終わってみれば、名古屋は今年も何にも変わってねえがな、という試合。特に後半のまったり具合は、名古屋の持ち味そのもの。ピッチ上の選手が半分くらい新戦力に入れ替わっているのに。「伝統」(笑)の根強さを思い知らされる。まあ、新戦力についても、運動量が持ち味、というタイプの選手が、あんまりいない気はしたけど、本田も含めて。本田自体にはセンスを感じたし(2点目のアシストは、本田と気付いてなかった。申し訳ない(笑))、いい選手だと思ったが、周囲が生かしてやらないと持ち腐れになっちまうタイプの選手のような気がする。でもって、今の名古屋は、ウェズレイ・マルケスを生かすことが最優先なチームだからなあ。それは本田自身も気付いてるようだけど。
他にも問題は多々ありそうだけど、とりあえずはウェズレイがどこで復活するか、もしくは、どこでウェズレイを見限るかが、今年のポイントになりそうな気がする。それ以外は、個別に手を打っていけば済むはず(?)なことだけど、こればっかりはチームの根幹に関わる。復活せず、見限れず、だった場合は…どうなることやら。1試合見ただけでは、何とも言えないのかも知れないが。
そういやあ、ウェズレイについてのこの辺のことは、去年も考えてた。そういう意味でも、やっぱり変わってないのか。それでも今年は、本田という選択肢があるだけマシかも知れない。高校を出たばかりの新人選手に、あまり期待し過ぎるのもどうかとは思いつつ。

ジェフの出来も終盤まではいまひとつだったけど、あちらは結局、ハースが馴染めば済むことのような気がする。問題がシンプルそうなのが、うらやましい。

新潟が惨敗して、幸治郎が退場ってのは、ちょっとだけ溜飲が下がったけど。

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スワローズの神宮開幕3連戦入場料半額

スワローズの本拠地開幕3連戦(4/5-7の中日戦)が、入場料半額になるらしい。
ファンサービス、というより、チケットの売れ行きを考えてのことじゃないか、と思うと、心配になっちまうんだけど。平日だしなあ。あんまり不景気な開幕シリーズにはさせたくないよな。
とはいうものの、自分が行くとしても、ファンクラブの招待券で入っちまうだろうから、恩恵はなさそう。

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レイナス田口監督退任

今朝の東京新聞の地域版によると、さいたまレイナスの田口禎則監督の退任が決まったそう。後任は浦和レッズでユース監督や少年サッカー教室のコーチなどを務めていた人物で、要はチームがレッズの傘下に入るのに伴う人事。田口だって、ほとんどレッズの一部だったような気はするけどね。

田口はスタンドプレーの多い監督で、客の目を意識した奇妙なパフォーマンスをしてみせたり、口汚く審判を罵った上で、客を煽って、それに加担させたり、なんてことをしょっちゅうやってた。暴走し過ぎて、ベンチ入り停止の処分を受けたことも、複数回あったはず。だから、鬱陶しくて、嫌いな監督だったけど、レイナスが強くなった一因が、彼にあったのも確かなことなんだろうとは思う。確か、ほとんどボランティアで監督を引き受けた、みたいな話を聞いたこともある。
田口に興味を引かれて、レイナスの試合に来るようになったレッズサポも、結構居たようだし(というか、田口のパフォーマンスはそういう客層に受けていたと思われる)、観客を増やす役割も果たしていた。

だからといって、田口の退任自体を残念、とは思わないけれど、レイナスに関するいろんなことが、大きく変わって行く気配が感じられて、複雑な気分になる。

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50000カウント

カウンタが50000カウント到達。今日の15時頃だったらしい。
40000カウントは1/13だった。
1月と20日で1万積み上がったのは、いままでで一番速いかな。

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