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感想「奇怪動物百科」

「奇怪動物百科」 ジョン・アシュトン ハヤカワ文庫
かつて信じられていた奇怪な動物や、動物の奇怪な特徴の総覧という趣き。
なんかまどろっこしい本だなと思って、よく見てみると原著1890年刊。どうりで、近頃の本とはリズムが違う。ただし、訳文もいまひとつで、引用文と地の文が混乱していたり、充分消化せずに日本語化してしまっているような気がする。その辺の理由で、期待したほどには楽しめなかった感じ。
もっとも、こういう総覧ものだと、今風の書き方だったとしても、結局食い足りなくて、いまいちな感想になってしまったかも知れない。
ファンタジーなどに登場する、奇怪な動物の発想の源泉を知る上では、悪くない本だとは思う。

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J2リーグ第23節横浜対水戸

2005.7.30(土) 19時 三ッ沢球技場 晴
観客 8080人 主審 大西 副審 木島、平野

 横浜FC 1(1-0)0 水戸ホーリーホック   
      (0-0)

 得点 24分 横浜・北村

今年初めてのJ2観戦。純粋にJ2を見に行ったんだが、カズを見に行ったんだと疑われても仕方ないタイミングになってしまった。行ったら「みうらDAY」だし、すげぇと思ったが、三浦市デーだった(^^; タイミング、良過ぎ。トロまん売ってたんで、買って食った。うまかった。
ちなみに観客8080人は、日頃に比べて多いんだろうか? なんせ、横浜FCのホームゲームは初めて見に行ったので、分らないや。後半半ばに途中出場したカズは、ボールに触っただけで、大したプレーでなくてもスタンドから大歓声。ひところの浦和での小野伸二を思い出した。

この両チームは、多分、大宮との対戦でしか見たことがなくて、こういう対戦で見ると、イメージが随分違った。水戸が中盤で持ててて、つなぐサッカーをしていたり。もっとも、水戸は攻撃の時に、持てるせいかも知れないけど、中盤でつなぎ過ぎ。全然、シュートに行かない。まるでどっかのチームみたい、吉本と深津と秦が居るからなあ、とか思ってしまったりして(^^; 水戸サポ的には、もどかしい試合だったのと違うかなあ。まあ、1トップが磯山じゃなあ、とは思ったんだけど。あと、元大宮の関が、サイドで運動量多く、頑張っていたな。
横浜FCの方が、ロングボール主体の速攻で、効率的にゴールへ向かう攻撃を展開してた。2トップの城と北村が、ターゲットとしてうまく機能してたし。で、24分にトゥイードからのロングフィードをゴール前で城が受け、北村へトリッキーにつないで、横浜FCが先制した。
序盤の方は水戸がやや優勢だったように思うんだけど、先制点以降、横浜が主導権を握って行った感じ。後半は、横浜もつなぐサッカーをして、きっちり逃げ切った。
噛み合った試合で、見てて結構面白かったけど、パスミスやトラップミスが双方多くて、やっぱ、J2の下位チーム同士だし、そういうレベルかなあとは思った。確かに大宮はJ2では上位レベルのチームだったんだな、という気がした。

今年も、J2全チーム見たいと思ってたが、思いがけず、大宮をやたらと見に行っているので、どうも無理っぽい。せめて平塚と、出来れば前橋へは行きたいと思ってるが。

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感想「ジム・トンプスン最強読本」

「ジム・トンプスン最強読本」 小鷹信光ほか著 扶桑社
ジム・トンプスンの小説についての文章が何本か収録されているけれども、そのどれよりも、トンプスンそのものについての言及が比較的少なく、むしろペイパーバックオリジナル全般について語っている小鷹信光の趣味的な文章の方が印象が強い。単にこっちの興味の持ち方の問題、という可能性もないではないけど(なにせ、『EQ』や『HMM』に掲載されていた小鷹のこういう文章を読んで、ハードボイルドな小説を読み始めた人間なので)、収録されている文章の中で、この小鷹の文章が際立って長いという事実もあり、必ずしもそれだけではないだろうと思う。著者も、小鷹の名前が筆頭に来てるし、その他の書き手の多くが、小鷹の弟子たちだったりするのかもしらんと思ってみたりする。(少なくとも池上冬樹はそのはず)
ただ、トンプスンというのは、特異な作家ではあるけれど、語ろうとすると紋切り型のことしか言えない、つかみどころのない作家なのかも知れない、という気もしている。トンプスンの小説について語った文章って、どれもどことなく似通っていて、特別な視点というのが、あまりないように感じているので。なので、トンプスンを含む、広い状況について語った小鷹や、映画・TV界とのかかわりを書いた小山正の文章の方が、独自の視点を感じさせて、印象が強かったりもするんだろう。
導入部のみが書かれた未完の小説「深夜の薄明」も収録されているが、これがまたイカレている。序盤からいきなり、完成しなかったのが惜しいような破綻ぶり。破綻し過ぎていて、書き続けられなかったのかも知れないなと、思ってしまった。

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セリーグ ヤクルト対広島(7/27)

2005.7.27 1800 神宮
C 000000104 5
S 010003000 4
敗 石井 勝 横山

後半戦初戦というのに。バッカじゃなかろか。
今年はこんな試合ばかり見てるから、9回表3点リードでも覚悟はしてたが、実際にそういう場面を見せられると、やっぱり堪える。まだ慣れない。
弘寿が自分で走者を溜めて、食らった新井の逆転スリーランで、6回までノーヒットだったガトームソンの好投もパー。記録を意識してか、7回に不安定になっちまったのが惜しまれる。完投出来てれば、もうちっとはマシな結末だったかも。同じ結果だったとしても、ここまで気分は悪くなかったろうしな。
ラミレスの先制ホームランもちょうど入場口に着いた所で、タッチの差で見逃すし、個人的にもとことんツいてなかった観戦。一体いつになったら勝ち試合が見れるやら。

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感想「ニッポン硬貨の謎」

「ニッポン硬貨の謎」 北村薫 東京創元社
北村薫のハードカバーの小説、というだけなら、読む可能性はまずないが、エラリー・クイーンを題材にしたパロディ小説とあっては、付き合っておかないとしょうがない。ということで、買って読んだ。
「シャム双子の謎」を中心とした、クイーンの作品に関する考察と、クイーン来日時のあれやこれや、ミステリ界のあれやこれやの裏話的な部分だけで、充分元が取れる面白さはあった。ただ、ある程度クイーンを読み込んでいたり、日本の(主に翻訳)ミステリ業界の内情みたいなのが、ある程度頭に入ってないと、そういう所で面白さは感じられないのではという気もする。まあ、そういう人は、最初からこの本を読もうなんて気は起こさないかも知れないけれど。そういう意味では、マニア向けの本。
殊更にそういうことを考えてしまったのは、普通にミステリとして読める小説ではないな、と思ってしまったから。クイーンの幻の作品という設定で書かれており、その構想自体は面白いけれど、結果として、荒唐無稽さに歯止めが掛かって、いかにもクイーンらしい、妙に生真面目な部分が出来てしまった。その一方で、そもそもがパロディ小説だし、小林信彦の「ちはやふる奥の細道」を思わせるようなコミカルな要素が、小説のかなりの部分を占めてもいる。構想から来る、必然的なものではあるけれど、どっちつかずな小説のように見える。事件の解決の部分も、どれだけ真面目に受け取っていいのやら、という感じで。
まあ、もちろん、本当はパロディの方に重点があるのだろうけど、そこの所については、クイーンの作品をモチーフにして、いろいろ趣向を凝らしているのを、いちいち注釈で自分で解説してしまう辺りも、「粋でない」ように感じられて、ちょっとつまらないと思ってしまった。分る奴に分ればいい、くらいの開き直りで書けなかったのかな、と思った。もっとも、注釈してない部分に、もっとコアな趣向が埋め込まれているのかも知れないけれど。

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J1リーグ第18節名古屋対磐田

2005.7.24(日) 19時 瑞穂陸上競技場 晴
観客 16483人 主審 扇谷健司 副審 原田秀昭、抱山公彦

 名古屋グランパスエイト 2(1-0)0 ジュビロ磐田   
              (1-0)

 得点 16分 名古屋・中村
    53分 名古屋・中村
 
 名古屋 楢崎(GK)、杉本、増川、古賀、中谷、
    中村、クライトン、藤田、吉村、
    本田、豊田(80分中山)
 磐田 川口能(GK)、茶野、田中、鈴木、服部、村井、
    太田、福西(64分河村)、名波(75分川口信)、
    前田、中山(45分カレン・ロバート)

 警告 名古屋 藤田、豊田、中山
    磐田  前田、鈴木、川口信

NHK-BSで見てた。
今年最高の試合だったんじゃないか? やれば出来るじゃん、なんてえことは言わない。毎度のことだし、前節のあれを見た後では、ある意味、それはそれで腹が立つので。
でも嬉しいけど。これで、とりあえず一月、いい気分で過ごせる(笑)。

もっとも、序盤はこういう終り方が出来るとは思わなかった。流れは磐田にあって、相変わらずシュートまで持ってく攻撃の形が作れてなかったし(新潟戦に比べれば、意識はあったと思うが、相手のレベルが違い、うまく潰されていた)、守備的には、両サイドが破られ放題だったし。例によって、楢崎がよく持ちこたえてくれたよ。おかげで先制も出来た。藤田の見事なロングパスを受けた直志が、うまく切れ込んで絶妙なシュートを放った。前半の名古屋のシュートはこれっきりだったが、先制の効果で、その後、名古屋はある程度持ち直した感じ。
後半も、立ち上がりはかなりやばかったと思うんだけど、ここもなんとかしのいで、今度は本田からのパスを受けて、またもや直志が持ち込んで決めると、磐田のパフォーマンスが急激に落ちて行った印象。ミスパス、トラップミスは多いし、名古屋がボールを奪い放題。以降は完全な名古屋ペースで、無失点で勝ち切った。

結局、2トップの一方にMFを入れるんなら直志だね、という、過去の名古屋での実績を考えたら、当然のようなことを再確認した試合かも知れない。まあ、5月くらいから直志が調子を落としていたから、そう簡単には行かない事情があったのは分るけど、今日の出来を見てると、完全に復調したと考えていいか? でも、明日から、1月弱休みなんだけどね(^^; ルイゾンも来るから、また布陣も変るだろうし。もっとも、この試合の形がベスト、とか思うほど、甘い考えは持っちゃいないんで、ルイゾンを(かなり噛み合い始めているとはいえ、藤田も)きっちりフィットさせたチームを、リーグ再開時に持って来てくれれば、それでいいと思う。
それと、今日もかなり危ない時間帯があったと思うが、両サイドのディフェンスが脆弱なのは間違いない。メンツ的に、そこを今よりも大きく強化するのは難しい訳で(ディフェンスの弱体化と引換に、攻撃力をアップさせているわけでもあるし)、そうなると、とにかく得点力を上げていく必要があるはず。そういう意味でも、攻撃の質を、このインターバルで高めて欲しいと思う。

優勝とか考えるのは、さすがにあまりにも現実味が薄いんで、まずは守り倒されると何も出来ないあたりを何とか。勝ち負け以前に、そういう試合は、見ていてとにかくつまらないから。リスタートの初戦の神戸は、多分、その辺を見極めるにはぴったりの相手だし、そこできっちり勝ち切れるチームを作って来て欲しいというのが、今の希望。

[追記 7/25] そういえば、前日の大宮対鹿島でも見たが、ようやく副審のオフサイドの判断が新基準に対応した模様。慣れるまでは、ちょっと違和感がありそうだけど、慣れてしまえば、むしろスリリングに試合が見れて、いいかも知れない。

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J1リーグ第18節大宮対鹿島

2005.7.23(土) 18時半 埼玉スタジアム2002 曇
観客 12011人 主審 家本政明 副審 五十川和也、鈴木亮哉 

 大宮アルディージャ 0(0−1)2 鹿島アントラーズ 
            (0−1)

 得点 26分 鹿島・野沢
    68分 鹿島・野沢

 大宮 荒谷(GK)、奥野、冨田(78分森田)、平岡、
    西村(45分三上)、デイビッドソン、斉藤、藤本、
    久永、横山、桜井(61分クリスティアン)
 鹿島 曽ケ端(GK)、アリ(78分阿部)、岩政、大岩、
    新井場、フェルナンド、青木、増田(89分興梠)、
    本山、野沢(79分深井)、鈴木

 警告 大宮 藤本
    鹿島 アリ

キックオフ2時間前の地震の影響を気にしながら行ったが、試合自体は、とりあえず何事もなく開催された。

前節の千葉戦なんかは、見ていて技術的な所にそれほど違いはないように思え(たとえば、ハースと森田を比べて、明らかにハースが何枚も上手、てのはあったにせよ)、まるで戦えない相手ではないと思ったが、この日の鹿島は桁違いだった。1対1ではほとんど勝てないし、連携もスピードも明らかに向こうの方が上。開始10分くらいは、ほとんど何も出来ない状態だったと思う。決定的なピンチを荒谷がしのいで何とか、みたいな感じ。
ただ、鹿島には横綱相撲的な雰囲気があって、むやみやたらとラッシュして来ず、ある程度は「やらせてくれる」みたいな所があったから、その辺の隙を突いて久永や藤本が突破して、攻撃の形が徐々に作れるようになり始めた。ただ、決定的な場面までは持って行けず、流れをつかみ切れないうちに、鹿島がまたペースを上げた。そして、野沢の先制ゴール。
野沢のゴールは、ゴール前左寄りに居た本山が、逆サイドにフリーで余ってた野沢へ通したパスから決まったんだけど、スタジアムで見た時は、そのパスはオフサイドとしか思えなかった。でも、帰ってテレビで見たら、野沢がラインの裏から絶妙のタイミングで走り込んでいた。厳密にオフサイドでないかどうかまでは見てないけど、まあいいや、と思うくらいお見事な連携。
後半の野沢のゴールも、本山と野沢のワンツーから。これがまた、大宮のディフェンスが手も足も出ない鮮やかな連携で、あんなのを見せられたら、恐れ入るしかない.
それでも、大宮もよく戦ってはいたと思う。磐田戦(千葉戦もそんな気配があった)のような覇気のない戦いぶりではなく、立ち向かおうという気概は感じられた。連携で崩すのはさすがに無理で、好機は相手ファールからのFKとか、意表を突いたロングボールからに限られていたように思うが、試みは悪くなかった。特に先発した斉藤のロングパスに切れ味があったと思う。斉藤が久々に持ち味を見せられた試合だった気がする。あと、マーカスが張り切っていたなあ。前節、腹痛で途中交代した分を、挽回しようと燃えてたんだろうけど。運動量だけでなく、周りがよく見えてた感じで、出来も悪くはなかった。
鹿島の最大の穴は多分曽ケ端で、むちゃくちゃな飛出しをして来てたから、そこをうまく突いて得点出来る可能性もあったが、ちょっと運が足らなかった。クリスティアンのシュートが、もう数センチ内側に寄っていればな。まあ、こんな所で無駄な運を使うこともないか。

結果は、アウェイでの試合同様の完敗。まあ、リーグ戦の前半でも、一番見事にやられちまった相手だと思えば、この結果もやむなしだろうし、それほど引きずる内容でもないんじゃないかな。
HOT6が2勝3敗1分で負け越しとか言うけれど、相手が強豪揃いだったわけだし、むしろ健闘した部類じゃないのかな。勝てると思わなかった浦和に勝っただけプラス。名古屋戦については、コメントを控えたい…。
しかし、HOT6は5試合も見に行っちまった。1試合が名古屋戦だった巡り合わせもあるが、なんでこんなに見てるんだろうな。ここまでの18節では、11試合観戦、6勝2敗3分。そんなに見に行けないつもりだったけど、思いの他、名古屋戦の観戦と日程がかぶらなかった。というか、アウェイまでふらふら見に行ってるし、ここまで見てて面白味がある試合をしてるのも確か。この勢いで、後半戦も頑張れるかな。

それはそれとして、名古屋が鹿島に3-0で勝ったってのは、巡り合わせなんかはあるにしても、やっぱり名古屋もそれだけのチーム力はあるってことだよな、と思ったことだった。どうして、それを安定して発揮出来ないのかねえ。

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地震の被害

指のケガ。

埼玉スタジアムの大宮対鹿島へ、出掛けようとした矢先に地震。うちのあたりは震度4くらいだったらしい。
交通機関が乱れてそうと思って、電車で行くつもりだったのを止めて、チャリで出掛けたが、天気が怪しそうなので、やっぱり電車の方がいいかと思い、手近な武蔵野線の駅まで行った。でも、電車は止まってた。やむをえず、チャリでそのまま埼スタへ。
途中、埼玉高速鉄道も止まってることが分り、チャリで正解だったか、ということになった。無事、キックオフ前に、埼スタへ到着。

試合内容は別途(^^; もしかして、ガラガラ?、と思った割に、客の入りは悪くなく、約12000人。大宮ホームでこの数字はまずまず。主要アクセスルートが断たれてなかったら、ほんとはどれくらい入ってたんだろうか。

試合終了時点で、武蔵野線は止まったままという場内アナウンスが流れ(高速鉄道は復旧はしてたらしい)、雨も降ってないし、チャリでラッキーと思ったが、帰り道に落とし穴。曲り角を見落として(夜の埼スタ周辺は暗いんで)、無理に曲がろうとしてスリップして転倒。手の指の爪を1枚、剥がしかける負傷。もっとも、直後の出血がひどかったんで、ビックリはしたけど、実は案外、大したことはなかった。推定、全治3日くらいかな。キーボードが打ちにくいのには閉口してるが。
財政的には、払うつもりだった電車代が浮いたので、実はプラスだったりして。

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感想「この女百万ドル」

「この女百万ドル」 カーター・ブラウン ハヤカワ・ポケミス
マイク・ファレルもの。内容からすると、「緋色のフラッシュ」のすぐ前に位置する作品らしい。ちなみに、原題は「ミリオン・ダラー・ベイブ」だけど、イーストウッドの映画とは無関係なはず。慣用的な、よくある言い回しなんだろうな。
街のボスとシンジゲートの取り引きに割り込んで百万ドルを横取りする計画に、引きずりこまれて嵌められたファレルが、窮地から逃れようと悪戦苦闘する話。
「緋色のフラッシュ」もそうだったが、お色気よりはハードボイルド色を強く感じる。ファレルはギャンブル中毒だが、それ以外は割とまともな人間なので、いつものカーター・ブラウンの小説のようなドタバタになりにくい。ただ、それにしても全体的に、登場人物の出し入れがぎこちないような気がする。プロットに合わせて、無理矢理動かしているような感じがした。コミカルさよりもストーリーを追求した結果、プロットを人工的に作り過ぎたのかも知れない。
翻訳が高橋豊ってのも、多少は影響しているんだろう。この人の翻訳は「普通」だから。

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感想「あの戦争は何だったのか」

「あの戦争は何だったのか」 保阪正康 新潮新書
太平洋戦争について、感情論的な「平和教育」が「反戦」「平和」の大義名分を叫ぶばかりで、充分な史実の検証を行わなったことにより、まともな議論が成立しなくなっている現実を批判し、史実を検証することの重要性を説いて、それを実践しようとした本。
「新しい歴史教科書を作る会」のような流れについても、「平和教育」の反動として現れた、同様に感情論的な存在としており、著者の、一方に偏らず、客観的な立場から論じようとする姿勢を感じさせる。その姿勢には共感する。
ただ、客観的に史実を検証しようという試みが、過去に皆無だったとも思えないので、カバーにある「唯一無二の試み」ってのは、いくらなんでもフカシ過ぎと思うが。
また、史実の検証が曖昧なのは、必ずしも「平和教育」の問題だけではなく、曖昧にしておいて、戦争責任の追求を逃れようとする権力者側の都合も、多分にあるのだろうと考えてもいる。当然、「平和教育」の側にも問題はあったのだろうとは思うが。「平和」「反戦」の主張は、感情論に走って論理的に充分に構築されなかったために、今では、言い掛かりとも思えるような暴論にも簡単に足元を崩されてしまう、説得力の薄い脆弱なものになってしまっている感もあるし。

もっとも、そうした曖昧さや感情論というのが、日本的な在り方そのものじゃないかという気もする。それを考えると、かなり気が滅入る。

太平洋戦争の何が問題だったかという点についての本書の結論は、太平洋戦争を主導した権力者たちのビジョンの無さ、無責任さ、ということに尽きると思う。
本書の著者が書いている、太平洋戦争は歴史の流れから必然なものだったのではないか、という主張については、似たようなことを以前から考えていた。その流れの延長上に今の繁栄した日本があると考えるなら、戦争で死んだ当時の日本人は(日本人以外についてはまた別の話になる)、今の時代を迎えるための貴重な犠牲者だったと言えるとも思う。でも、戦争を指揮した権力者たちにまともな感覚があれば、犠牲者の数ははるかに少なく済んでいたはずだし、権力者の無能によって水増しされたそうした死者は、犬死にと言うしかない。そういう事態を招いた連中が、罰せられなくてどうするよ。
東京裁判は戦勝国による一方的な裁判で、不当なものだったという言い方が、時々されるけれども、東京裁判以外にこういう当時の権力者を裁くことが可能だったのかどうか。少なくとも、当時の日本人が自ら裁くなんてことは、有り得なかっただろう。以後、史実の検証が曖昧にされて来たのも、権力者たちがそうした追求を逃れるためだったんじゃないのか。そういう意味では、不完全ではあってもそういう連中が、あの時期にある程度罰せられたという点で、東京裁判にそれなりの正当性はあったと考えないわけにはいかないと思ってる。

それはそれとして、本書が提起するより重大な問題は、今の日本の権力者にビジョンや責任感はあるか、ということじゃないだろうか。その点を考えてみて、何らかのリアクションを起こすことが、つまり歴史に学ぶという行為でもあるように思える。

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感想「よしきた、ジーヴス」

「よしきた、ジーヴス」 P・G・ウッドハウス 国書刊行会
国書刊行会のウッドハウス・コレクションの2冊目。
1冊目の「比類なきジーヴス」は、短篇を後からつなぎ合わせた長篇なんだそうで、それに対してこちらは純粋な長篇らしい。そのせいか、まとまりはいい。でも、最初から最後までネタの行列みたいだった「比類なき」ほどは、笑えなかった気がする。小説としての完成度と、個々のギャグが笑えるかどうかは、別の話。
それでも充分笑えたんだけど、2冊目にして早くも、パターンは同じ?という気がしたのは否めない。クロードとユースタスみたいな、ブッチギリのキャラが居なかったのが弱いかな。ガッシーも悪くないんだけど。

ちなみに文春から出始めた方のウッドハウスは、今んとこ買ってない。値段が高いし、1冊目の内容は大半が「比類なきジーヴス」とかぶるとなれば、どうしても二の足を踏んじまう。

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感想「依頼人は三度襲われる」

「依頼人は三度襲われる」 コリン・ウィルコックス&ビル・プロンジーニ 文春文庫
ウィルコックスのヘイスティングス警部と、プロンジーニの名無しの探偵の、シリーズキャラクター共演作。出た当時(1980年)、名無しは読んでたが、凄く好きなシリーズだったわけでもなかったので、あんまり気に止めてなかった。でも、以後も名無しのシリーズは延々と翻訳が出続けて、それを全部読んでるから、今になって読み残しが気になりはじめており、たまたま函館の古本屋で見つけたので、買ってしまった。
ヘイスティングス警部の方はそんなに読んでないものの、この2人のシリーズキャラには、一人称の語りの中で自分のことを喋り過ぎてるイメージがある。本書については、合作することでその傾向が薄れて、くさみが弱まっている気がする。もっとも、お互いに褒め合うような場面には、違和感を覚えないではないが。
4部構成になっており、1部と3部が名無し、2部と4部が警部の語り。プロットは途中から謀略ものみたいな方向に逸れていくが、ハードボイルド/警察小説の枠組の中で、うまくまとめてはいる。締めの4部をウィルコックスが書いていることもあり、どっちかといえば警察小説的なまとめ方なので、ヘイスティングスものの番外篇と捉えた方が適当かも知れない。まあ、基本的には、仲のいい職人作家2人が、共同作業を楽しみながらまとめ上げた娯楽篇てとこかな。

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J1リーグ第17節千葉対大宮

2005.7.18(月) 19時 市原臨海 晴
観客 5819人 主審 長田和久 副審 間島宗一、村上孝治 

 ジェフユナイテッド市原・千葉 2(1−0)0 大宮アルディージャ   
                 (1−0)

 得点 19分 市原・ストヤノフ
    71分 市原・阿部

 千葉 櫛野(GK)、斎藤、ストヤノフ、水本、
    坂本、佐藤、阿部、山岸、羽生(70分中島)、
    ハース(76分要田)、巻(76分林)
 大宮 荒谷(GK)、三上、冨田、平岡、西村、トニーニョ、
    デイビッドソン(45分斉藤)、島田(45分横山)、
    藤本森田(74分片岡)、桜井

 退場 51分 大宮・トニーニョ(警告2回)

 警告 千葉 坂本、斎藤
    大宮 桜井、平岡

なんとなく見に行ってしまったら、今年初めて、大宮のリーグ戦での負け試合を生で見ることになっちゃった。

大宮は久永が出場停止というのは分っていて、そこを島田で埋めていた。右サイドは主税が復帰しており、この辺までは予想の範囲内だったが、2トップは桜井と森田。トゥットだけでなくクリスティアンも外したのは、休養が目的だったのか?(追記 2人のブラジル人は怪我だったらしい。ただ、どの程度の怪我なのかは不明) 正直、やや見劣りのする布陣だったのは否めない。
そして試合はジェフペース。ただ、技術的な所で大宮が大きく見劣りがしてるとは思わなかった。見劣りしていたのは、むしろボールへの執念というような泥臭さ。大宮なら諦めているようなボールへも、ジェフの選手は走って奪いに来ていた。これがジェフの走るサッカーなんだな、と思った。今年J2から上がったチームが、そういう所で負けているのは、話が逆だろうという気もしたが、大宮もここんとこの連勝で、ちょっと気持ちが緩んでいた部分もあったかも知れない。
それでも前半半ばまでは、一進一退という感じだったが、そこで3バックの中央を仕切っていたストヤノフが、突然オーバーラップを見せた。大宮はどう対処すべきか分らず、上がるに任せてしまった感じ。ジェフFWのハースが、ここまでかなりいいポストプレーを見せていて、ここでもDFを背にしてストヤノフからボールを受け、そのままゴール前へ走り込んだストヤノフへリターンパス。これをストヤノフがゴールへ叩き込んだ。これでジェフは勢いに乗り、これ以降はすっかりジェフ・ペース。

流れが微妙に変ったのは、後半6分。トニーニョがラフなタックルで警告。既に前半、報復気味なタックルで警告を受けており、これで退場。トニーニョがエキサイトして退場する光景は、それほど珍しいものでもないが、ボランチでもそれをやっちまうとは。
ただ、これはむしろ大宮にはいい方に作用した。一人ひとりが見るスペースが広がったことが、運動量を上げることに結びついた感じで、ジェフに簡単には走り負けなくなったし、攻撃の形も良くなった。決定的な場面は、あまり記憶にないが、しばらくは大宮に流れが来ていたと思う。
その流れを止めたのは、またストヤノフ。後半半ば、オーバーラップを掛けると、今度も大宮は対応が後手に廻り、自陣深く入り込まれてしまう。そしてこれを起点に、阿部に押し込まれて0-2。ほぼこれで勝負あった。
それ以後も大宮はチャンスを作りかける場面もあったが、肝心な所で、主税のキックの精度が出なかった感じ。まあ、これは試合全体を通して言えたことで、復帰戦ということで、勘が戻りきってなかったのかなという気がする。久永も居ない中、痛かったな。ちなみに、島田は走り負けてた感じで、前半で横山に交代になった。まあ、島田はテクニックが売りの選手だし、ジェフ戦に向いているとは考えにくいけど、チャンスを与えたということだったのかな。

考えようによっては、川崎戦はベストメンバーで勝ちに行き、勝ち目の薄いジェフ戦は戦力温存で、ホームの鹿島戦に備えたのかも? ただ、トニーニョを失うという、大きなダメージを受けてしまったわけだけど。
あと、ちょっと甘く見る気持ちが出てたんだとすれば、この敗戦はいい薬かも知れない。鹿島戦に向けて、どういう影響が出るかだな。

[追記 7/23] いまさらで記録補足。ついでに書いとくと、クリスティアンとトゥットは川崎戦で故障し、クリスは全治1-2週間、トゥットは全治3-4週間とか。また、マーカスの前半での交代は腹痛が理由だったそうで、アクシデントが重なった試合だったらしい。

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J1リーグ第17節新潟対名古屋

2005.7.17(日) 18時 新潟スタジアム 晴
観客 41917人 主審 松尾一 副審 上荒敬司、木城紀和

 アルビレックス新潟 3(0−0)0 名古屋グランパスエイト   
            (3−0)

 得点 51分 新潟・エジミウソン
    78分 新潟・リマ
    89分 新潟・喜多

 新潟 野澤(GK)、萩村、高橋、喜多、リマ(88分梅山)、
    本間、桑原、寺川(68分青野)、エジミウソン、
    上野(76分岡山)、鈴木慎
 名古屋 楢崎(GK)、杉本、増川、古賀、中谷、
    中村、クライトン、藤田、吉村(73分渡邊)、
    本田(45分井川)、中山(45分豊田)

 警告 新潟 リマ
    名古屋 中谷、吉村

見に行ってたんで。まあ、こういう事態もありうるかな、とは思っていて、そういう意味では想定内。そうとでも思わな、やっとれん、てのもあるが。

連携が向上して中盤でのボール廻しは良くなってるが、ゴール前を厳しく固められると手も足も出ない所は、全然変ってないってのが、はっきりと分った。結局、中盤の選手に、ゴールへ向かおうという意識が希薄過ぎる。実質的に中山の1トップなんだから、MFがもっとゴールを狙って行かないと。
新潟は、先日の浦和戦なんかを見た限りでは、前線から激しいプレッシャーを掛けていけば、バックラインを動揺させて崩すのは比較的容易と思えたんだけれど、今日の名古屋みたいに、中盤でボールを廻してばかりでシュートが遅く、綺麗に崩すことばかり考えてるような攻め方では、脅威なんか全然感じないだろう。
で、中盤で廻してるうちに、どこかでミスしてボールを奪われる。新潟はそこからシンプルにロングボールでカウンターを狙って来る。これが決まる決まる。前半、なんとか無失点で済んだのは、新潟の決定力不足と楢崎の力。まともに行ってれば、前半だけで、0-3でもおかしくなかった。
それでも後半、前線が豊田と杉本の2トップになり、彼らが強引にでもゴールへ向かう姿勢を見せたから、これで何とかなるかもと思ったが、中盤でのミスからボールを失い、そこからついに失点。その後、名古屋も何度か決定機を作ったが、野澤の好セーブ連発に遭って決め切れず、そうこうしてるうちにズルズル失点を重ねた。正直言って、0-3で済んで、まだ良かった方かも。

それにしても、ほんとに、こうなったらまずい、と思ってた通りの負け方だった。あまりにも、思ってた通りなんで、がっくり来ちまう。儚い望みを粉々に打ち砕かれた感じ。
守備的に固めて来る相手を、きっちり崩せるようなら、この先、まだ見込みはありそうと思ったが、この試合を見る限り、やっぱり現時点では見込みはなさそう。現時点で見込みないってことは、もはや手遅れか? まあ、この先、何が起こるか分らないから、そこまで言い切ってしまいたくはないんだけど。

試合後、岡山が名古屋のゴール裏に挨拶にやって来た。試合に出たし、得点にも絡んで、晴れ晴れした顔をしてたのが、うれしいやら、情けないやら。というか、良かったのは、岡山の元気な姿が見れたことぐらいだったかも知れない。

[追記 7/23] 遅まきながら記録補足。

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感想「モハメド・アリ その生と時代」

「モハメド・アリ その生と時代」 トマス・ハウザー 東京書籍
「ザ・スポーツ・ノンフィクション」の1冊。本文がハードカバー696ページ。重かった。今は岩波文庫に入ってるみたいで、もっと楽に読めるらしい。でも、この叢書に入っているから読んだ、という面もあるわけで…。
内容はモハメド・アリの半生記。多数のインタビューを元に構成しており、直接、著者が見解を記述する場面は少ない。そういうスタンスで本書を書いた旨、著者もまえがきで書いている。なので、相反する記述もあったりするが、それは本書の趣旨に沿った形。
全体的な印象としては、あらゆる面から見て、アメリカ人の中の多数派の一員とは言えないアリが、紆余曲折ありつつも、最終的にアメリカ人全体のヒーローとして受け入れられたということは、アメリカの多様性、懐の広さを示すものなのかな、という感じ。ブッシュ以降、9.11以降、どうなんだというのはあるけれど(本書が書かれたのは1991年)、確かにアメリカにはそういう面はあるのだろうな、という気はする。
ただ、それはアリが、美しくて、強くて、不屈だったからかも知れないけど。それはおろそかに出来ない点だとは思う。
他には、アリが、とてつもなく愛他主義的な人物として描かれている所が目を引く。これがどこまで真実なのかは分らないけれど、いずれにしても、非常に特異な人物なのは、間違いなさそう。
アリは、アメリカというより全世界で愛されている、というようなことも書かれているが、日本ではどうだろうな。アントニオ猪木との異種格闘技戦のせいで、日本でのアリのイメージって、少し損なわれてるんじゃないだろうか。それに、そもそも、そこまで知られているかな。
マルコムXの自伝も以前読んでいるので、最初の方で、そちらとリンクしているあたりは興味深かった。ただ、そちらを読んだ時も思ったことだが、アメリカの黒人問題は、本書を読む上で考えない訳にはいかないほど大きな比重を占めているが、そこの所は日本人が深入りしても仕方ないように感じている。黒人問題を論じる以前に、国内で論じるべき問題がいくらでもあるよな、という気がする。

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J1リーグ第16節名古屋対鹿島

2005.7.13(水) 19時 瑞穂陸上 曇
観客 9494人 主審 柏原丈二 副審 安食弘幸、二俣敏明

 名古屋グランパスエイト 3(1-0)0 鹿島アントラーズ   
              (2-0)

 得点 21分 名古屋・中村(PK)
    76分 名古屋・豊田
    85分 名古屋・豊田

 名古屋 楢崎(GK)、杉本、増川、古賀、中谷、
    中村、クライトン、藤田(87分平林)、吉村、
    本田(69分豊田)、中山(63分井川)
 鹿島 曽ケ端(GK)、アリ(58分野沢)、羽田、大岩、
    新井場(70分阿部)、フェルナンド、青木、小笠原、
    本山、アレックス・ミネイロ(66分深井)、鈴木

 退場 31分 鹿島・本山(警告2回)

 警告 名古屋 古賀、中村、本田、楢崎
    鹿島 大岩

JSPORTSの中継録画を見た。

点差ほど、圧倒的な試合じゃなかったな、という感じ。柏原のレフェリングは酷かったと思うが、名古屋がPKで先制して(本田が倒された?場面は、あれでPKねえ、とは思った)、本山が退場になって(えらく簡単に2枚目の警告を出すな、とは思った)、名古屋が数的優位に立った後も、というか、むしろそれ以降、鹿島が流れをつかんだようにも見えたし、それだけとも言えない。少ない人数で素早くカウンターに繋げるあたりは、さすがに首位チームの貫禄。ただ、そこから生まれた決定的なチャンスを物に出来なかった所に、この日の鹿島の運の無さがあったかなと思う。
名古屋は、先制する前の方が、いい試合をしてたようにも見えたが、それにしても攻撃面の連携は、藤田を含め、かなり整備されてきた印象。杉本と中谷のオーバーラップも効いている。考えてみると、中断後のここまでの対戦相手が、徐々にレベルアップする形で並んでいたのは、幸運だったかも知れない。3試合掛けて、充分体制を整えた所で鹿島戦だったわけで、逆順だったらどういう事態になっていたことやら。
終盤の豊田の2点は、点を取りに来た鹿島の裏を突く形で、プラン通りだろうけど、豊田も落ち着いて押し込めていたのは良かった。しかし、この2点は杉本と中谷から出たボール。杉本は、途中からトップに入っていたとはいえ、右SBで激しく上下動を繰り返していたし、中谷も最初から相当な運動量だった。体力的によく持ってるなと思う。あと2試合でインターバルだし、頑張れ。

横浜・鹿島と、攻めて来る相手にいい試合が出来たのは、ある程度、予想は出来てたし、次の新潟戦が問題かな、と。どうせ守備的に固めて来るだろうし、そういう相手をきっちり崩して勝てるようなら、この先、ほんとに見込みが出て来ると思う。

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北海道(函館、洞爺)

北海道初上陸。が、しかし…。

 hakodate hakoten
函館駅。雨。   世界三大夜景「が見えるはず」の函館山展望台からの眺望。
 toyaeki toyako
洞爺駅。雨。    対岸の奥には羊蹄山が見える「はず」の洞爺湖岸の眺望。

やっと晴れた後。
 oceanst   kujijiro
函館オーシャンスタジアムと、近くに建てられていた久慈次郎の銅像。碑文は水原茂・筆だそう。
 tiyodairiku concook
千代台陸上競技場(オーシャンスタジアムの隣)と、千代台で試合をしたこともあるコンサドーレ札幌のコンサドーレクッキー。

天候に祟られた。ヤレヤレ。
でも、函館の野球場と陸上競技場は良さげだったな。中には入れなかったが。
ところでどうやら、北海道の観光地は、今や中国系の観光客で成り立っている? えらい多かったんだけど(日本人より多かったと思う)。ホテルも顧客の需要に合わせてか、テレビで中央電視台が見れたり、内装もどことなく中国風だったり。

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クリーム再結成ライブのプログラム

やっと(というか数日前だったんだけど)Rhinoから送られて来た。

  creambook

1966年からのライブのリストとか、資料的に見てても面白かった。さて、後はDVDの発売を待つばかり。

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J1リーグ第15節名古屋対横浜

2005.7.9(土) 19時 瑞穂陸上 曇
観客 13544人 主審 山西博文 副審 河合英治、河野暁

 名古屋グランパスエイト 1(0-0)1 横浜F・マリノス   
              (1-1)

 得点 52分 横浜・中澤
    53分 名古屋・藤田

 名古屋 楢崎(GK)、杉本(76分井川)、増川、古賀、
    中谷(73分渡邊)、中村、クライトン、
    藤田、吉村、本田(73分豊田)、中山
 横浜 榎本哲(GK)、松田、田中隼、中澤、河合、
    那須、上野(83分中西)、奥(81分清水)、
    大橋、坂田(75分久保)、大島

 警告 名古屋 豊田、渡邊
    横浜 松田

やっとJSPORTSの中継の録画を見れた。結果知ってるどころか、次節も済んじまった後だし、現地じゃなくて中継の録画なので、あんまり細かいことを書いてもしゃあないんで、簡単に感想。

中盤の連携は、清水戦よりもずっと良くなってるように見えた。当然、完璧じゃあないけれど、選手の間でイメージが合わないというような根本的な問題じゃなく、タイミングが微妙に合わない、とか、そういう単純なレベルの話のように感じられた。それだったら、1年やってたって、合わない時は合わない。
杉本のオーバーラップは相変らず効果的だし、中谷も攻撃的には、かなりいい場面を作っていた(得点も、中谷の果敢なオーバーラップからの綺麗なクロスに、藤田が巧く合わせたもの)。前線も、中山に任せ切るんではなく、中盤の選手が積極的にシュートを打ちに行ってた。
総じて、攻撃的には、かなり面白いサッカーになりかけてたように思える。点がなかなか入らないだけで。まあ、そこは横浜もディフェンスには定評のあるチームだし、そう簡単には行かなかっただろうが、決まってても良さそうなシュートが何本あったことか。(横浜にも何本もあったんだけどさ)

守備は、時々ポカがあって、決定的なピンチを招いていたが、横浜が決定力を欠いたな、という印象。全てがそれとは思わないけれど、やっぱり攻撃的に行っている分、後ろは薄くなっているし、両SBに多くを期待出来ないのは分っているので、ある程度のリスクは仕方ない。点を取られるんなら、取られた分だけ、取り返せばいい、くらいの割り切りでやってもらった方が、多分、愉しく試合は見られる。ある意味、ここまでの3連続引分けは、それを体現したとも言えるのかも知れない。ほんとは、取られた以上に取らなきゃ駄目なんだけど、そこはまだ途上ということで。

そういう訳で、チームはいい方向に進んでいるのかな、という印象の試合。引分けだけど、内容は買える試合だと思った。面白かった。もっとも、昨日負けてたら、ここまで肯定的な感想を持てたかどうかは疑わしいけどね(^^;

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J1リーグ第16節大宮対川崎

2005.7.13(水) 19時 駒場スタジアム 曇
観客 4556人 主審 扇谷健司 副審 石沢知、浅野正樹

 大宮アルディージャ 1(0-0)0 川崎フロンターレ   
            (1-0)

 得点 57分 大宮・トゥット

 大宮 荒谷(GK)、三上、冨田、平岡、西村、
    トニーニョ、デイビッドソン、久永、トゥット(77分島田)、
    クリスティアン(73分斉藤)、桜井(84分横山)
 川崎 相澤(GK)、伊藤、寺田、佐原、谷口、
    相馬(81分フッキ)、原田、長橋、今野(67分我那覇)、
    ジュニーニョ、黒津

 警告 大宮 平岡、三上、斉藤、久永
    川崎 寺田

連戦の疲れもあるんだろうけど、双方とも、大事を取りながら試合を進めてる感じで、守備は堅いし、仕掛は遅いしで、いかにも昇格チーム同士の戦いらしい、地味な試合になってしまった。
大宮の布陣は基本的には浦和戦を継承。トニーニョがボランチで、CBに前節負傷した奥野に代えて冨田を入れ、左SBに三上。CBのコンビが2人とも通常の構成とは異なる訳で、ややギャンブル性はあったと思うが、個別には使っているし、他チームでの経験も含め、実績充分ということで、特に問題はなかった。川崎のメンバーを見ると、攻撃面でのメンツ不足が感じられたし、その辺の影響もあったかも知れない。
考えようによっては、ヤマっ気の多いトニーニョは、ボランチに置いておく方が、後ろ1列でポカもバックアップ出来るし、実はいいのかも知れない。攻撃の起点という意味でも、かなり積極的にやっていて、前線へスルーパスも出しまくっていた。最終ラインがトニーニョ抜きで手堅く守り切れるんなら、という前提は付くにしても、奥野、平岡、冨田と駒が揃えば、対応出来る相手チームは、そこそこあるはず。

両チームとも、決定的な形は何度か作るものの、決め手を欠いたまま前半終了。双方の組織的なサッカーが、噛み合っちゃってるという感じだった。後半に突入しても、流れは変っていなかったんだが。
57分、荒谷のゴールキックを川崎のDFが頭でクリア。トゥットがこれを拾い、猛然と川崎ゴールへドリブルを掛け始めた。川崎のディフェンスは寄せが甘く、追い切れない。結局、トゥットがシュートを打つに任せてしまい、これが決まって1-0。
組織的には双方膠着していたのが、トゥットの個人技、というか、強引な仕掛が突破口を開いた形になった。まあ、そんなもんなんだろうな。
川崎で、これに対抗する動きは、後半半ばの我那覇の投入だったと思うし、75分過ぎ、実際、我那覇の突破が大宮のファールを誘って、ゴール正面のFKになったが、原田のキックはクロスバー。これが勝敗の分かれ目だったかと思う。

まあ、内容的には五分だったと思うが、大宮の方に運があった、という感じ。決定的な場面のトゥットのシュートなんて、そうそう決まるもんではないんだけど(どれだけ逸機を見て来たことか(^^;)、それが入っちゃったということに運を感じる。川崎は、メンツ不足が祟ったのかな。よくは分らないけど、マルクス(故障中のはず)も、アウグストも居ないし、我那覇も途中出場だったし(故障明け?)。ここいらは逆に、運の無さか?

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イースタンリーグ ヤクルト対日本ハム(7/13)

2005.7.13 13:00 戸田
F 020010000 3
S 00101002X 4
[勝]平本 [S]宇野 [敗]芝草

1回表の途中から見た。先発は本間。1死1塁だったが、キャッチャー・高橋が2盗を刺し3人で終了。しかし、2回表、先頭の島田のレフトへの当りが、ふらふらっとフェンスを越えて、先制されてしまう。これで本間の調子が狂ったか、以降はヘロヘロ。5回を投げて、被安打6、与四球4(多分。最初の方を見てないので)、自責点3。本間は、ここんとこ集中的に何度か見た中では、一番悪い出来だったと思う。
日ハム先発は新外国人(確か)のリ−。低目のコーナーに速球がぱしぱし決まって、これは打てねえかも、と思ったが、まだ日本のジャッジに慣れてない所が出たらしく、3回に2度のボーク。これで1点。5回にはパスボールでもう1点。リーは6回で交代。7回は押本で、8回は芝草。この芝草が球威がなく、制球も甘かった。2死2塁まで追い込まれたが、そこから志田、度会、畠山の3連打で一気に逆転した。
9回表は宇野が登板し、1安打は打たれたものの、今日はきっちり締めてくれた。ちなみに、8回表は平本が1イニング投げていて(被安打1与死球1だったが無失点)、勝ち投手になった。気分のいい勝ち方だったし、まあ、良かったかな。

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J1リーグ第15節浦和対大宮

2005.7.9(土) 19時 埼玉スタジアム2002 雨
観客 50437人 主審 片山義継 副審 高橋佳久、伊藤力喜雄

 浦和レッドダイヤモンズ 1(1-2)2 大宮アルディージャ  
              (0-0)

 得点 18分 大宮・トニーニョ
    22分 大宮・桜井
    44分 浦和・闘莉王

 浦和 都築(GK)、内舘、闘莉王、坪井
    山田(71分横山)、鈴木、三都主、平川、長谷部、
    永井(78分岡野)、田中
 大宮 荒谷(GK)、奥野(68分斉藤)、冨田、平岡、西村、
    トニーニョ、デイビッドソン、久永、トゥット、
    クリスティアン(69分横山)、桜井(83分森田)

 警告 浦和 都築
    大宮 デイビッドソン、久永、トニーニョ、横山

スタメン発表で、トニーニョが中盤の4人に入っているのを見た時、これは実質5バックで、とにかく守り倒す作戦かと思った。しかし、実際に始まってみると、トニーニョはマーカスと並んで、普通にボランチの位置。でかい2人がボランチでそびえたつのは、なかなか壮観で、対面の長谷部や鈴木に、結構プレッシャーはかかったかも知れない。しかも、開始早々マーカスが、挨拶代わりのお馴染みのおおざっぱなタックルを長谷部に食らわせ、痛めつけて威嚇?(^^;(マーカスに警告)。浦和劣勢の試合で事態打開のきっかけになることが多いこの2人が、やや精彩を欠いたのは、ボランチにトニーニョを入れた策が奏功したのかも知れない。
ただ、フォーメーションがどうあれ、このメンツはあくまでの守備重視のものと見えたから、とにかく無失点で耐え忍んで、あわよくば1点、という以上のものではないと思ったが、わかんないもんで、立ち上がり、浦和の出来がとんでもなく酷かった。浦和のミスを突く形で、開始早々、久永がゴールに迫ったのを手始めに、大宮に好機が次々生まれる。特に内舘の出来が悪く、一体何本、大宮にパスして貰ったことやら。それでも、なかなか得点を上げられず、このまま尻すぼみかなと思いかけた15分過ぎ、クリスティアンのシュートは都築に弾かれるが、これがCKになって、トゥットが蹴ると、トニーニョが押し込んで、先制してしまう。数分後には、流れから桜井がぶち込んで2-0。浦和は全然立て直しの気配がなかった。
しかし、大宮も疲れが出たか、前半が終盤に差し掛かるにつれ、集中力を欠いたプレーが目立ち始め、ロスタイムに久永のファールでFKを浦和に与え、そこから闘莉王に決められる。
後半、守りに入ったらやられるぞと思ったが、やはり浦和が優勢。浦和はやや持ち直した感もあり、大宮は自陣内に押し込まれて、なんとかしのぐ時間帯が増えた。後半半ばには、PKを奪取しリードを広げるチャンスもあったが、トゥットの弱気なキックは、難なく都築に止められてしまった。荒谷が好守を見せてはいたが(1対1も2本くらい止めた)、奥野が痛んで退場するアクシデントもあり、持ちこたえられる可能性は低いと思ったんだが…持ってしまった(笑)。

多分に浦和の自滅という面がありそう。思うに、浦和は大宮をなめてた気がする。ナビ杯2試合を見れば、なめるのも無理はないか、という気もするが、それで勝てるほど甘くはなかったということだな。
ただ、先週の浦和対新潟でも、浦和が非常に雑になっている時間帯はあったし。大宮は先週の新潟に比べると、追い込まれてもただ蹴り出すだけでなく、次のプレーを考えた意図のあるクリアを狙ってたし、チームの戦術的な部分で鍛えられてる所が出てたかなという気がする。「さいたまダービー」と言いながら、浦和の選手が軽視する発言をしてたというんで、大宮の選手が怒ったという話を後で聞いたが、選手のモチベーションの高さは現場でも見てとれた(ナビ杯での対戦では、腰が引けてるみたいに見えた選手も居たんだけどね)。そうした積み重ねがあってこそ、浦和の隙に付け込むサッカーをすることが出来たわけだし、大宮が実力を見せた勝利だったのは間違いないと思う。

で、やっぱり、2000年の駒場を思い出した。あの時も、雨が降ってたんだよなあ。雨の浦和戦はやりやすいってことかな?(^^; 三浦が、あの時は運が良くて勝てただけだが、今日の勝ちは誇れる、とか言ってたらしい。それは同感。

しかし、大宮ゴール裏は、先週の新潟の半分(^^;(日刊スポーツ報道では2000人)。まあ、この辺を何とか出来ないと、やっぱり「ダービー」みたいな雰囲気にはなりにくいよな。浦和を油断させるには、いいかも知れないけどね。

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スワローズ・7月日程

いまさらだけど。
交流戦の終盤くらいから、いまいち波に乗れないな、という感じだったけど、阪神戦3連敗で、それどころの騒ぎじゃなくなってきた。オールスターまでに調子を取り戻しときたいとこだが。

7/1(金) 中日(神宮) 4-8 4点先制を館山守れず
7/2(土) 中日(神宮) 9-4 大量点で完勝
7/3(日) 中日(神宮) 5-2 ガトームソン7回2失点
7/5(火) 阪神(甲子園) 1-4 藤井不調で5回持たず
7/6(水) 阪神(甲子園) 1-2 川島粘るも打線が見殺し
7/7(木) 阪神(甲子園) 2-4 集中打で逆転され挽回出来ず
7/9(土) 横浜(熊本) 降雨中止
7/10(日) 横浜(鹿児島) 2-4 先行され追付けず
7/12(火) 阪神(千葉マリン) 5-7 救援ゴンザレスが打たれる
7/13(水) 阪神(千葉マリン) 1-0 川島が好投し、石井が締め
7/16(土) 中日(福井) 1-5 3位浮上成らず
7/17(日) 中日(岐阜) 2-4 3併殺の拙攻で攻め切れず
7/18(月) 巨人(神宮) 1-6 野間口に抑えられる
7/19(火) 巨人(神宮) 4-3 藤井7回1失点の好投
7/20(水) 巨人(神宮) 8-12 8回に追付くが9回に4失点
7/26(火) 広島(神宮) 降雨中止
7/27(水) 広島(神宮) 4-5 9回に3点差を逆転される
7/28(木) 広島(神宮) 6-2 石川が6回1/3無失点
7/29(金) 阪神(甲子園) 0-5 川島6回1失点も援護なし
7/30(土) 阪神(甲子園) 13-0 館山完封勝利
7/31(日) 阪神(甲子園) 2-1 リグスが決勝ホームラン

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2012年五輪で野球除外

日刊スポーツの記事

個人的には、いい厄介払いくらいにしか思わない。アマチュア選手で日本チームを構成していた時代ならともかく、プロ野球のシーズン中に(向こうの都合で)日程に勝手に入り込んで来る五輪に、プロから選手を派遣するなんて、絶対不自然だと思ってた。スケジュールを中断するなんてのも論外。こっちは、どっか遠くの国でやってる国際大会なんかより、目の前で行われている日常の一部になってる試合を見たいんだ。
日本のオリンピックのメダルが減る、とかいうコメントを見たけど、日本にメダルを取らせるために、野球がオリンピックに採用されてるわけじゃないだろうに。むしろ、そういう風に思い込んでしまう国が出ちまうような競技だから、オリンピックから除外されるんじゃないの。

でも、どうせこれでまた、野球人気が落ち込む、とか、国際化が必要とかいう騒ぎが、また始まるんだろう。オリンピックなんかに採用されてなくても、地域に根を下ろして人気を保ち続けてるスポーツなんて、世界中にいくらでもあるだろうにね。どうも、根本的に考え方が何か間違ってる。(それは多分、代表偏重が甚だしいサッカーも一緒だけどね。今はバブル状態で見えてないだけで)
そうは言っても、そういう考え方が幅を利かせてる以上、プロ野球はそれに対抗した、うさん臭い「ナントカJAPAN」なんかを頼みにしない、本当の営業努力が必要になってくるんだろうと思う。頑張って欲しいと思うが、かなり不安。

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J1リーグ第14節大宮対磐田

2005.7.6(水) 19時 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 曇時々雨
観客 7436人 主審 高山啓義 副審 中井恒、鍛冶勉

 大宮アルディージャ 0(0-1)2 ジュビロ磐田  
            (0-1)

 得点 13分 磐田・西(FK直接)
    51分 磐田・カレン・ロバート

 大宮 荒谷(GK)、奥野、冨田(23分鈴木)、トニーニョ、
    三上、デイビッドソン、久永(70分斉藤)、片岡、
    トゥット(62分横山)、クリスティアン、桜井
 磐田 川口(GK)、茶野、田中、鈴木、服部、村井、
    太田(86分河村)、福西、西、
    前田(76分崔)、中山(45分カレン・ロバート)

 警告 大宮 デイビッドソン
    磐田 なし

JSPORTSの中継を録画しといたのをやっと見た。

立ち上がりは、互角に渡り合った、悪くない試合運びに見えたが、13分にゴール正面で与えたFKを、西にうまく決められたのが最初のつまづき。ただ、これだけなら時間も早かったし、まだなんとでもなったかも知れないが、23分に右SBの冨田が交錯プレーで流血退場。このアクシデントが効いたな。右サイドは、冨田のオーバーラップでそれなりに攻撃も作れていたんだけど、この交代で右サイドのMFに入った鈴木将太は(J1デビュー戦か?)、明らかに力不足。磐田の左サイドに簡単にあしらわれ、これで、右からの組立がほとんど見込みがなくなった。
スタート時、久永が左の中盤に入っていたが、これも冨田の負傷に伴ってボランチに移動し、右サイドだったトゥットが左に廻って来た。久永がボランチに下がったことで、テクニックのある選手が誰も攻撃に絡めなくなり、一気に大宮の攻め手は薄くなってしまった。
前半の残り時間は、大宮が手堅く守ったが(というか、1失点も直接FKだから、基本的には守備は破綻してなかった)、後半序盤、後半から投入されたカレン・ロバートの、うまい走り込みにバックラインが抜かれて失点。これで試合は完全に磐田ペース。それでも、守備はおおむね機能し続けたし、決定的なピンチは荒谷が防ぐなど、それ以上の失点は許さなかったが、この日の攻撃の陣容の薄さでは、2点差を追い付くのは至難の技。選手はかなり早い時間から気力を失ってしまったように見えたし、三浦も久永に代えて斉藤を入れた時点で、諦めたかなという気がした。

勝敗だけでなく、内容的にも見所に乏しい残念な試合だったと思う。メンツが薄過ぎた。主税の負傷欠場が痛かったが、バックアップが鈴木ってのは、レベル差があり過ぎ。島田や慎はどうしたんだろうか? 故障中?
あと、名古屋戦でも思ったことだけど、選手一人ひとりのレベルの問題が、見え始めて来た気がする。チームの半分くらいの選手には、個人技にやや苦しさを感じるし、そこはここまで組織でカバーしてきたはずだけど、相手も戦術は研究してくるからね。1対1で仕掛ければ勝てると見切られてしまうと、厳しくなって来そうだ。下位チームが相手ならまだいいんだろうけど、前半戦の残りで比較的与し易そうな相手は、フロンターレくらいしかない。
明日の浦和戦も、このままでは厳しそうだねえ。とりあえずは、必死で守って、起死回生の一撃を狙うしかないか。2000年秋の雨の駒場みたいにさ。

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ジム・トンプスン作品リスト

作品リストといっても、邦訳リスト。

「取るに足らない殺人」 NOTHING MORE THAN MURDER (1949) 扶桑社
「内なる殺人者」 THE KILLER INSIDE ME (1952) 河出文庫(別邦題「おれの中の殺し屋」)
「残酷な夜」 SAVAGE NIGHT (1953) 扶桑社(別邦題「サヴェッジ・ナイト」)
「死ぬほどいい女」 A HELL OF A WOMAN (1954) 扶桑社
「失われた男」 THE NOTHING MAN (1954) 扶桑社ミステリー
「深夜のベルボーイ」 A SWELL-LOOKING BABE (1954) 扶桑社
「アフター・ダーク」 AFTER DARK, MY SWEET (1955) 扶桑社
「荒涼の町」 WILD TOWN (1957) 扶桑社ミステリー
「ゲッタウェイ」 THE GETAWAY (1959) 角川文庫
「グリフターズ」 THE GRIFTERS (1963) 扶桑社ミステリー
「ポップ1280」 POP.1280 (1964) 扶桑社
「鬼警部アイアンサイド」 IRONSIDE (1967) ハヤカワポケミス
「この世界、そして花火」 THIS WORLD, THEN THE FIREWORKS AND OTHER STORIES(2009) 扶桑社ミステリー (日本で編纂した短篇集)

[周辺書]
「ジム・トンプスン最強読本」 (2005) 扶桑社 

邦題と出版社は読んだ版を記載。ただし、別の邦題があるものは付記。
なんでも、読本が出るらしいし(2005/7/30 リストに追加)、一通り、全部読んでいるので、感想をまとめておきたいと思った。掘り出した中には、かなり古い時期のものもあり、今読んだら、とか、これだけ冊数を読んだ後で読み直したら、感想も違うだろうな、というのは当然あったが、個人的な記録ということで、そのままにしておく。

過去の感想を見直して再認識したが、実際の所、トンプスンはそんなに好きな作家とは言い難い。でも、なぜか読んでる。やたらと「トンプスンにしては」とか「トンプスンらしい」とか書いてるのも、なんで読んでるんだろうと自分でも迷ってるからだろう。
縁がある、というのはあるけど。不思議と本が手に入っちゃうんだ。

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セリーグ 阪神対ヤクルト(7/7)

2005.7.7 1800 甲子園
S 000200000 2
T 00040000X 4
[敗]石川

GAORAの中継を途中から見始め、飛び飛びで見てた。
先発の石川が崩れたのは、というか、阪神がヒットを打ったのは、4回裏だけらしいんだけど、TVを付けたのが、その4回裏。しかも、逆転ツーベースを打たれた瞬間たあ、救われないね。
その後、ヒットは打つが、タイムリーが出ない、お馴染みの光景が最後まで続いた。石川の6回4失点も、いいとは言えないが、こうも打線が援護出来なくては。昨日も、川島が2失点だったのに、見殺しだしさ。タイムリー欠乏症は、かなり重症らしい。首位がどんどん遠くなっていく。

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イースタンリーグ ヤクルト対楽天(7/7)

2005.7.7 13:00 戸田
E 00010120100  5
S 22010000001X 6

着いたのはプレーボール10分後くらいだったが、既に1回裏で無死1-2塁。楽天の先発・一場は制球難。暴投(パスボールかも?)でランナー2-3塁として、志田がレフト線にツーベースを放って先制。2回もヒット3本に暴投が絡んで2点。4回にも佐藤真のタイムリーで加点。一場は4回で降板。5回から登板の徳元に対しても、ランナーを3塁まで進めたが攻め切れず、結果的には、これが後々効いた。
ヤクルト先発の今年の新人・丸山貴は、ちょっと期待してる。それもあって、中1日で見に行っちゃったんだけど、こちらもやや制球が甘く、ヒットをよく打たれてた。でも、要所で併殺が取れるピッチングで、5回1失点とまあまあの出来。ところが、後続のピッチャーがぱっとしない。6回の小森が1失点。7回の松谷も1点失い、さらに1死満塁で杉本に交代。杉本はやや不運な内野安打で1点失ったが、後は締め、8回は平本が3人で抑え、9回は宇野。
宇野はシーズン初め頃に見た時は、全然ダメだったが、ここんとこ安定感のあるピッチングを見せてくれていたので、1点差ですんなり逃げ切れるかと期待したが、今日はそこまで良くはなく、ヒット2本を打たれ2死1-3塁。次打者カツノリは3塁への浅いフライで、逃切ったと思った次の瞬間、サードの大原がグラブからこぼしやがった。土壇場で同点。
そこで雨が降り始め、雨具を持っていなかったので、とっとと撤退。持ってても、残る気になったかどうかは微妙だったが…。いや、イージーフライだったとは言わないけどさ。あそこまでグラブに入れたんなら、落とすなよ>大原。

スワローズのホームページ見たら、11回裏に志田のサヨナラツーベースで勝ったらしい。良かった。というか、あんなんで、負けてたまるかよ。それにしても、楽天戦は…。

度会がファーストで先発して賑やかだった。彼がファームでレギュラーだった頃を思い出した。当時も声出し役で、うるさいのなんの(^^; ああいう陽性のキャラクターは、その後、出て来てない気がする。和気あいあいとはしてるんだけど、おとなしいね(高井が妙に楽しげなのが、いいんだか、困ったもんなんだか)。

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J1リーグ第14節清水対名古屋

2005.7.6(水) 19時 日本平スタジアム 曇
観客 7280人 主審 家本政明 副審 佐幸欣治、西村典之

 清水エスパルス 2(1-1)2 名古屋グランパスエイト  
          (1-1)

 得点 11分 清水・チョ・ジェジン
    44分 名古屋・本田
    49分 清水・チェ・テウク
    80分 名古屋・中村

 清水 黒河(GK)、斉藤、山西、森岡、市川、
    高木和(70分岩下)、伊東、チェ・テウク、
    佐藤(57分太田)、久保山(79分財津)、
    チョ・ジェジン
 名古屋 楢崎(GK)、杉本、増川、古賀、
    中谷(80分渡邊)、中村、クライトン、
    藤田、吉村(70分豊田)、本田、
    中山(82分平林)

 警告 清水 伊東
    名古屋 なし

日本平へ見に行ってた。
2回先行されながら、2回とも追い付けた所は良かったと思う。失点の形はブザマ過ぎたけど。特に1点目は、ファールのジャッジにクレームを付けてる間に、素早いリスタートをされて、押し込まれたもので、今までどれだけこういうのを見たことか。というか、最近はなくなったかな、と思ってたんだけどな。
ただ、ブザマな失点がなかったとしても、2-0で勝てたかどうかは微妙。純粋に決定的に崩された場面が、それ以外に思い出せる限りで4回(主に前半)。楢崎が頑張ったり、ポストが頑張ったり、清水が決定力不足だったりで、しのいだが、普通に推移してれば、あの辺のどれかが、結局決まってたかもしれんよな、と思ったりする。
大宮戦よりは、中盤の連携はマシになってたが、それでも前半はかなり酷かった。微妙にキャラクターの重なり合う選手が5人、中盤の中央で重なり合ってた感じ。もっとも、その中の誰でもいいから、ギャンブル続行で右SBに起用された杉本にボールを出せば、あとは右サイドを駆け上がってゴール前にクロスを入れてくれた。それで辛うじて閉塞状況が打開されていたし、最初の同点ゴールは、そういうクロスを、本田が叩き込んだものだった。
後半は、中盤がやや整理されて、様になり始めてた気がする。清水に形で崩される場面も減った。ただ、序盤の失点で、再度ビハインドを追っかけるという展開になったことが、選手から余裕を奪っていたかも知れない。さんざんもどかしい思いをした後に、中盤での連携から、直志がミドルを決めて追い付いた。そこで、さらに逆転まで持ち込みたい所だったが…。もう少し時間があれば、何とか出来たか?、という気はしないでもなかったが。
そういう意味では、次を期待させる終り方ではあったかも知れないが、とりあえず今の所は、先週に引き続き、微妙な後味ばかりが残ってしまっている。

[追記] 記録を加筆したついでに、ちょっと追記。
杉本の右サイドバックは、攻撃的には正解だったと思うけれど、当然のことながら、右サイドの守備はかなり緩くなり、そこをチェ・テウクに使われることになった。古賀がよくカバーしてたとは思うが、もっと集中的に攻められてたら、ヤバかっただろうなと思う。それこそ清水の先制点の時みたいに、山西がもっと上がって来ていたら(清水の先制点は、山西のシュートを楢崎が弾いたこぼれ球に、チョ・ジェジンが詰めた)。一方で、杉本に対する清水のディフェンスもユルユルで、なんで手を打たないんだろうと、不思議に思ってた。結局、最後まで、杉本は厳しいマークを受けてなかった気がする。もっとも、本人が疲れちまったらしく、後半の最後の方のクロスなんかは、かなりヨレてたけど。
左サイドは、中谷が当然のように抜かれていたが、もはや折り込み済みという気も…。その分、増川の1対1の強さが目立っていた気がする。あと、中谷は、積極的に攻めることはしていたので、少なくとも役に立ってはいた。実際、シーズン初めからそうなんだと思うんだけど、このチームは手堅いサイドバックなんて居ないんだから、攻撃は最大の防御を貫くしかないんじゃないだろうか。
スタジアム到着がメンバー紹介の後だったので、本田がFW登録になっていたことを知らなかった。前半を見る限り、ほとんどの時間、中山の1トップにしか見えなかったと思う。本田が、積極的に前へ出て行こうとしてたのは気付いていたけど。そうだったんだ、FWだったんだ。後半立ち上がりは、確かにFWっぽい位置取りだったが、前半の最後に点を取ったからかと思ってた(^^;
藤田は大宮戦の時よりは噛み合ってたが、まだ完全じゃなかった。彼のイメージと、他の選手のイメージが、合っていないんじゃないかと思う場面も多く、そういう時はパスミスが生まれて、清水に奪われて、危険なカウンターになった。得点力向上だけでなく、守備的にも、藤田を噛み合わせるのは早急に必要なんじゃないかな。
去年のリーグ戦は体調不良でパスしたし、今年のナビ杯はグレて(^^;行かなかったので、1年半ぶりの日本平だった。この前、来た時は、ウェズレイが得点王を決めるゴールを見たんだよな、と思った。人の動きってのは、速いもんだね。

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ヒラリー・ウォー作品リスト

作品リストというか、邦訳リスト。

「失踪当時の服装は」 LAST SEEN WEARING... (1952) 創元推理文庫
「愚か者の祈り」 A RAG AND A BONE (1954) 創元推理文庫
「ながい眠り」 SLEEP LONG, MY LOVE (1959) ハヤカワポケミス
「事件当夜は雨」 THAT NIGHT IT RAINED (1961) ハヤカワポケミス、ハヤカワミステリ文庫、創元推理文庫
「生れながらの犠牲者」 BORN VICTIM (1962) ハヤカワポケミス
「死の周辺」 DEATH AND CIRCUMSTANCE (1963) ハヤカワポケミス
「失踪者」 THE MISSING MAN (1964) ハヤカワポケミス
「冷えきった週末」 END OF A PARTY (1965) 創元推理文庫
「待ちうける影」 MADMAN AT MY DOOR (1978) 創元推理文庫
「麻薬密売人殺し」THE GLENNA POWERS CASE (1980) ケイブンシャ文庫
「十年目の対決」 THE DORIA RAFE CASE (1980) ケイブンシャ文庫
「トップレス・バーの女」 THE NERISSA CLAIRE CASE (1983) ケイブンシャ文庫
「パーク・サイドの殺人」 THE VERONICA DEAN CASE (1984) ケイブンシャ文庫
「この町の誰かが」 A DEATH IN A TOWN (1990) 創元推理文庫

感想があるものは、リンクを張る。大して内容がないものも含め、古い感想も掘り出してみた。一番古いのは20年以上も前なので、今読み返せば、感想も違うだろうという部分もあるけど、個人的な記録としてそのままにしとく。(分かりにくい所などを加筆・削除するなど、多少の編集は加えている)

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Musical Baton

今度はMusical Batonが、momo THE BLOGの、くみごんさんから廻って来たので、まあ、やってみます。

①コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量
3.2GBくらいあるようです。

②今聴いている曲
とりあえずiTune立ち上げて、シャッフルでスタートしてみたら、VAN HALENの「UNCHAINED」が出て来ました。

③最後に買ったCD
レスリー・ウェストの「GOT BLOOZE」。こちらを参照。

④良く聴く、又は特別な思い入れのある5 曲
曲ってのは難しいんで、アーティストを選んで、そこからアルバムってことで。(4以外)
1.CREAM「GOODBYE」
CREAMを入れなきゃしょうがないっす。一曲選ぶなら、「SPOONFUL」、じゃなく(笑)、このアルバムに入ってる方の「SITTING ON TOP OF THE WORLD」。
2.RAGE AGAINST THE MACHINE「RENEGADES」
4枚ある中のどれでもいいんだけど、これを一番良く聴いてる気がする。気負ってない感じがするからだと思う。
3.PRIMAL SCREAM「VANISHING POINT」
スタイルがコロコロ変わるのに、不思議とどの時期のも聴けるけど、多分、これが一番好きかな。
4.LITTLE FEAT「DIXIE CHICKEN」
LITTLE FEATは他にあんまり聴いたことがなく、聴いてもあんまりピンと来ないのに、なぜか、これだけはむやみやたらと好き。
5.PINK CLOUD「INDEX」
日本のをひとつくらい入れとくという意味で。最後のライブにも行ったし。まあ、PINK CLOUDのCharの息子がRIZEに居るわけで、ちょうどいいかな、と。

⑤バトンを渡す5名
ここんとこ、FOOTBALL BATONが蔓延してて、知合いはたいていそっちをやってたから、また頼むのもはばかられるんで、こちらはパスさせていただきます。一汽車遅かった、ってことで(^^;
(もし、やってみたい、という方が居られれば、つなぎます)

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イースタンリーグ ヤクルト対楽天(7/5)

2005.7.5 13:00 戸田
E 002030000 5
S 000010010 2
[敗]鎌田 [勝]ホッジス [S]ラス

先発・鎌田の不出来に尽きる。初回からあっぷあっぷしてたが、3回にヒット3本、死球1個で2失点。5回にも犠飛で1失点した後、2死満塁で、ホッジスに三遊間まっぷたつの2点タイムリーを打たれ、4回2/3で降板。小森が平石を打ち取って、後始末した。
楽天・先発はそのホッジス。特別凄いとも思わなかったが、安定感があって、なんとなく抑えられちゃった感じ。5回に田中浩のタイムリーで1点返したが、ホッジスは5回までで、6回からはラス。柔らかい感じのピッチングで、タイミングが取りにくそうだった。8回にようやく、田中浩が3ベースを打って、梶本のヒットで返したが、ラスに対して出塁したのはこれっきり。
ヤクルト投手陣も6回以降は、松谷-杉本-平本-宇野とつないで、無難に抑えたが、点が取れないんじゃ、どうしようもない。結局、また楽天に負けちゃった。それにしても、ほんとに楽天に弱いねえ。なんでなんだろう?
ホッジスは、妙に楽しそうだったな。勝手知ったる戸田、ってとこか。好投したし、タイムリーも打ったものなあ。

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J1リーグ第13節浦和対新潟

2005.7.3(日) 19時 埼玉スタジアム2002 雨
観客 39656人 主審 山西博文 副審 山崎裕彦、抱山公彦

 浦和レッドダイヤモンズ 2(0-1)1 アルビレックス新潟  
              (2-0)

 得点 40分 新潟・エジミウソン
    58分 浦和・山田
    64分 浦和・田中

半分お付き合いで見に行った。名古屋も大宮も絡まないJリーグの試合を見に行くのは、今年初めてかな。双方のチームに対して、気持ちの濃淡はないわけではないけど、基本的には第三者ってことで、気楽に見れたし、いろいろ笑えて、楽しめた。

試合は最初から、圧倒的に浦和ペースなんだけど、浦和はなぜか点が取れない。エメルソンが居ないせいかどうか、妙にキレイに点を取ろうとして、力づくで攻めて来ないんで、立ち上がりから既に崩壊しかかってた新潟の守備陣(4バックの中で、海本慶治が一番ちゃんとして見えるんだものな)でも、時間的な余裕がある分、何とか対応出来てたという感じ。そうこうしてるうちに、浦和につまらないミスが増え始めた。40分、新潟が自陣のゴール前から、カウンターを仕掛けるがパスミス。でもそれを浦和がお返しでパスミスした所を海本幸治郎(干されてたと聞いたんだけど、FW登録で先発してた)がかっぱらって、一気に持ち上がり、浦和ゴール前へクロス。これがまた、ずれたようなボールで、エジミウソンは辛うじて触っただけとも見えたが、それが絶妙なコースで飛んで行き、新潟の先制ゴールになってしまった。
でも、それ以降も新潟の試合運びの拙さは変らない。苦し紛れに場当たりで蹴ってるだけ、みたいなボールが多く、簡単に浦和に奪われて攻め込まれる。何とか止めても、また同じことの繰り返し。こんな試合やってたら、絶対90分もたないって、と思ってたから、後半の序盤に追い付かれたのは、全然意外じゃなかった。浦和については、前半みたいにこねないで、山田が思い切りよくシュートを打って行ったから、同点ゴールは決まった、という感じで(でも、DFに当たってなかったら、入ってなかった?)、ハーフタイムに建て直したんだろうな。
数分後には田中が、右サイドからの長谷部のクロスに飛び込んで押し込み、浦和がリード。でも、そこから後が続かないのが、今の浦和の不調ぶりかも。最後の方では、再び浦和のディフェンスにポカが増え、新潟が形を作る場面もそこそこ生まれたが、決定的な所までは行かず、2-1で終了。
69分には新潟が岡山を投入したので、以後はほとんど、岡山に注目。持ち味は出てた気がする。勢い余ったタックルかまして、警告貰ってた所も含めて(笑)。せっかくだからゴールを決めてくれいとも思ったが、シュート出来るようなチャンスが来なかった。ちなみに、素さんや酒井まで出て来て、名古屋サポ的には、気ぃ使って貰って済まんね、という感じ(笑)。

で、7/17に新潟スタジアムで新潟対名古屋があるわけで、いくらなんでも、この新潟が相手なら名古屋は勝てるだろう、と思ったんだが、そう見えても勝てないのが、いつもの名古屋なんだよな。

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イースタンリーグ ロッテ対ヤクルト(7/3)

2005.7.3 13:00 ロッテ浦和
S 040010000 5
M 00100034X 8
[敗]山本 [勝]木興 [H]Mパスクチ(本間)

ちょっと時間があったので、今年初めて、ロッテ浦和へ見に行った。なんでも、このカードは昨日、ロッテの加藤投手にパーフェクトをやられてしまったとかいう話で、その辺の興味もあった。
それと、この球場は先日の新聞記事では、もっと観客の便宜がはかれるようにスタンドを作るとか、千葉へ移転する計画もあるとか、いろいろ話が載っていて、今の姿を見れるのは、そう長くはないのかも知れない。スタンドが出来るのはいいとしても、有料になっちまうかな、と思うし、千葉に行かれたら、そう簡単には見れなくなるし、見れるうちに見とこうという気分もある。

別件の用事もあったので、見たのは4回の表まで。ロッテ先発はジョニー黒木。2回にはつるべ打ち状態で4点取ったし、その後もヒットを列ね、4回までで8安打(黒木に対しては、最終的には5回11安打だったらしい)。他人事とはいえ、ロッテの前エースにとって、復帰への道はかなり険しそう。
スワローズ先発は本間。先週、久々に見たと思ったのに、こういうのって続く。ローテーションにはまっちゃうせいなんだろう。以前、坂元ばっかり見た気がする年があったっけ。
本間も、そんなに良かったわけではなく、3回までに被安打4(最終的に6回0/3で被安打7)で、3回にはホームランを喫した。ただ、1回は1死2-3塁、2回は無死満塁まで追い詰められながら、力のある球で後続を断って、失点しなかったあたりは、先週同様の粘りのピッチング。もっとも、そもそもピンチを作らない、という所がクリア出来ないと、1軍は見えて来ないだろうが。
4回裏以降の経過は、スワローズのホームページを参照したもの。本間は7回につかまり、その後は後続が打たれて、逆転負けしたらしい。切り上げたのは、いいタイミングだったかも知れないな。

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J1リーグ第13節名古屋対大宮

2005.7.2(土) 19時 豊田スタジアム
観客 14725人 主審 吉田寿光 副審 竹内元人、佐藤秀明

 名古屋グランパスエイト 1(0-1)1 大宮アルディージャ  
              (1-0)

 得点 27分 大宮・クリスティアン
    53分 名古屋・古賀

 名古屋 楢崎(GK)、古賀、増川、中谷、角田(45分豊田)、
    吉村、中村、藤田、本田(45分平林)、
    杉本、中山
 大宮 荒谷(GK)、三上、奥野、トニーニョ、西村、
    片岡、デイビッドソン、藤本(22分久永)、トゥット、
    クリスティアン(73分横山)、桜井(82分森田)

 警告 名古屋 角田、豊田
    大宮 トニーニョ

夜のトヨスタって、関東に日帰り出来ない(と思うんだが)から、岡山が最多得票で選出されたオールスターしか行ったことがない。とはいうものの、グランパスを見始めて13年目、アルディージャ(NTT関東)を見始めて10年目、とうとうこの日が来たか、という感じの試合なんで、帰りは久々に夜行バスを使うことにして、見に行った。

もっとも、試合自体は100%名古屋に肩入れして見てたが、それだと頭が痛いだけの前半。名古屋の中盤から前の選手には、大宮のマークがびっちり張り付き、名古屋は球の出し所がなくて、うろうろ後ろで廻してるだけ。たまに個人で力づくで突破しようとするが、よってたかって潰される。対照的に、大宮の攻撃陣は連携が取れていて、名古屋の両サイドバックが不出来だったこともあって、攻撃の機会は少なくても、きっちり決定機につなげていた。
右SBの角田を翻弄していた主税が痛んで、前半半ばで退き、久永に代った時には、久永の方が、まだテクは低いから良かったかと思ったが、その久永にもあっさり抜かれる角田。綺麗なセンタリングを上げられ、クリスティアンにゴール前で頭で合わされ失点。完全に大宮ペースの試合になってた。この時点で、中断前の神戸戦がちらついた。同じトヨスタだったし。
ちなみに角田は、この後、老獪な久永の挑発に乗って、報復行為で警告。久永にとっては、単純素朴な角田なんざ、赤子も同然だってのは、考えれば分りそうなもんだったよ。そういう意味では、まだ主税の方が良かったかも。

しかし、どん底みたいなこの試合を、後半、ネルシーニョは建て直した。右SBは角田を外し、杉本をトップから下げて来るギャンブル。トップには豊田。で、この豊田が良かったね。闘争心むき出しで向かって行ったことで、大宮の堅い守りに遭って、意気消沈気味だった名古屋の攻撃が活性化した。個人技はともかく、動きが少ない本田を平林に代えたのも効いた。右サイドからは杉本が仕掛けて来るし、後半の布陣変更は的中した。
で、後半8分に、中谷のクロスから中山の決定的なシュートを荒谷に止められたものの、そのCKから古賀が押し込んで同点。その後も、押しまくって、試合は一転して名古屋ペース。でも、いい所までは行くんだけど、詰めのあと1本のパスが出ない。大宮が守備の集中を切らさず、最後の一線を死守した、というところなんだろうけど。

結局、1-1の痛み分け。名古屋は、後半の巻き返しで後味が良くなったから、騙されちゃいそうな感じだったけど、優勝争いを考えたら痛い取りこぼし。そもそも、後半、あのメンツであれだけ出来たってのは、双方の本来の実力差を如実に物語ってると思うし。
逆に言えば、大宮は引分けでOKだったと思うけど、前半、完全にペースを握ってたことを考えると、手放しでは喜べないだろうな。失点もトニーニョが、タッチへ出そうなボールを、セルフジャッジでマイボールと判断して見送ったのが、名古屋ボールでスローインになったミスから始まっていたように記憶してるんで。守備面でのトニーニョの貢献は、例によって高かったけど、あそこだけは悔やまれる場面だったと思う。

名古屋については、藤田はあんまり噛み合ってなかった感じ。まあ、まだ時間不足かなあ。しばらくは待たないといかんのだろうなと思いつつ、そんなに時間の余裕はないんだよなとも思う。
あと、杉本のサイドバックは、戦力差がこんなにあるチームが相手じゃなかったら、どうだったろうなと思う。角田は角田で頭が痛いし、ここも厳しいねえ。

で、伊良湖ライナーで帰って来たわけです。

  irago

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セリーグ ヤクルト対中日(7/1)

2005.7.1 1800 神宮
D 000040040 8
S 300100000 4
[敗]河端 [勝]岡本 [S]岩瀬

久々の神宮で気合い入れて行ってみたが、このザマか…。
中日先発の山本昌が酷い出来で、初回にいきなり3点取ったが、もっと取って、一気に叩き潰さなきゃいけない展開だった。1回・2回と三者残塁。それでも4回に健さんの犠飛で加点し、ペースをつかんだと思ったが、最初から危なっかしい出来だった館山が、5回にとうとう捕まった。連打を浴び、リリーフの山部も何の役にも立たず、あっけなく同点。
それでも何とか同点で持ちこたえていければと思ったが、河端は6・7回をよく抑えたものの、さすがに3イニングは持たなかった。8回に井端のスリーベースで勝ち越され、試合は決まった。投手陣が踏ん張れなかったのが敗因。
とはいえ12安打も打ってたわけで、それで5回以降、追加点を上げられなかった打線の勝負弱さもいかがなものか、とは思う。
交流戦が終っても、相変わらずなかなか一軍の勝ち試合は見れんらしい。しかも中身も救いがないし、無駄に長いと来たもんだ。パラパラ雨は降ってるし、疲れた。

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