J1リーグ第15節浦和対大宮
2005.7.9(土) 19時 埼玉スタジアム2002 雨
観客 50437人 主審 片山義継 副審 高橋佳久、伊藤力喜雄
浦和レッドダイヤモンズ 1(1-2)2 大宮アルディージャ
(0-0)
得点 18分 大宮・トニーニョ
22分 大宮・桜井
44分 浦和・闘莉王
浦和 都築(GK)、内舘、闘莉王、坪井
山田(71分横山)、鈴木、三都主、平川、長谷部、
永井(78分岡野)、田中
大宮 荒谷(GK)、奥野(68分斉藤)、冨田、平岡、西村、
トニーニョ、デイビッドソン、久永、トゥット、
クリスティアン(69分横山)、桜井(83分森田)
警告 浦和 都築
大宮 デイビッドソン、久永、トニーニョ、横山
スタメン発表で、トニーニョが中盤の4人に入っているのを見た時、これは実質5バックで、とにかく守り倒す作戦かと思った。しかし、実際に始まってみると、トニーニョはマーカスと並んで、普通にボランチの位置。でかい2人がボランチでそびえたつのは、なかなか壮観で、対面の長谷部や鈴木に、結構プレッシャーはかかったかも知れない。しかも、開始早々マーカスが、挨拶代わりのお馴染みのおおざっぱなタックルを長谷部に食らわせ、痛めつけて威嚇?(^^;(マーカスに警告)。浦和劣勢の試合で事態打開のきっかけになることが多いこの2人が、やや精彩を欠いたのは、ボランチにトニーニョを入れた策が奏功したのかも知れない。
ただ、フォーメーションがどうあれ、このメンツはあくまでの守備重視のものと見えたから、とにかく無失点で耐え忍んで、あわよくば1点、という以上のものではないと思ったが、わかんないもんで、立ち上がり、浦和の出来がとんでもなく酷かった。浦和のミスを突く形で、開始早々、久永がゴールに迫ったのを手始めに、大宮に好機が次々生まれる。特に内舘の出来が悪く、一体何本、大宮にパスして貰ったことやら。それでも、なかなか得点を上げられず、このまま尻すぼみかなと思いかけた15分過ぎ、クリスティアンのシュートは都築に弾かれるが、これがCKになって、トゥットが蹴ると、トニーニョが押し込んで、先制してしまう。数分後には、流れから桜井がぶち込んで2-0。浦和は全然立て直しの気配がなかった。
しかし、大宮も疲れが出たか、前半が終盤に差し掛かるにつれ、集中力を欠いたプレーが目立ち始め、ロスタイムに久永のファールでFKを浦和に与え、そこから闘莉王に決められる。
後半、守りに入ったらやられるぞと思ったが、やはり浦和が優勢。浦和はやや持ち直した感もあり、大宮は自陣内に押し込まれて、なんとかしのぐ時間帯が増えた。後半半ばには、PKを奪取しリードを広げるチャンスもあったが、トゥットの弱気なキックは、難なく都築に止められてしまった。荒谷が好守を見せてはいたが(1対1も2本くらい止めた)、奥野が痛んで退場するアクシデントもあり、持ちこたえられる可能性は低いと思ったんだが…持ってしまった(笑)。
多分に浦和の自滅という面がありそう。思うに、浦和は大宮をなめてた気がする。ナビ杯2試合を見れば、なめるのも無理はないか、という気もするが、それで勝てるほど甘くはなかったということだな。
ただ、先週の浦和対新潟でも、浦和が非常に雑になっている時間帯はあったし。大宮は先週の新潟に比べると、追い込まれてもただ蹴り出すだけでなく、次のプレーを考えた意図のあるクリアを狙ってたし、チームの戦術的な部分で鍛えられてる所が出てたかなという気がする。「さいたまダービー」と言いながら、浦和の選手が軽視する発言をしてたというんで、大宮の選手が怒ったという話を後で聞いたが、選手のモチベーションの高さは現場でも見てとれた(ナビ杯での対戦では、腰が引けてるみたいに見えた選手も居たんだけどね)。そうした積み重ねがあってこそ、浦和の隙に付け込むサッカーをすることが出来たわけだし、大宮が実力を見せた勝利だったのは間違いないと思う。
で、やっぱり、2000年の駒場を思い出した。あの時も、雨が降ってたんだよなあ。雨の浦和戦はやりやすいってことかな?(^^; 三浦が、あの時は運が良くて勝てただけだが、今日の勝ちは誇れる、とか言ってたらしい。それは同感。
しかし、大宮ゴール裏は、先週の新潟の半分(^^;(日刊スポーツ報道では2000人)。まあ、この辺を何とか出来ないと、やっぱり「ダービー」みたいな雰囲気にはなりにくいよな。浦和を油断させるには、いいかも知れないけどね。
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