感想「よしきた、ジーヴス」
「よしきた、ジーヴス」 P・G・ウッドハウス 国書刊行会
国書刊行会のウッドハウス・コレクションの2冊目。
1冊目の「比類なきジーヴス」は、短篇を後からつなぎ合わせた長篇なんだそうで、それに対してこちらは純粋な長篇らしい。そのせいか、まとまりはいい。でも、最初から最後までネタの行列みたいだった「比類なき」ほどは、笑えなかった気がする。小説としての完成度と、個々のギャグが笑えるかどうかは、別の話。
それでも充分笑えたんだけど、2冊目にして早くも、パターンは同じ?という気がしたのは否めない。クロードとユースタスみたいな、ブッチギリのキャラが居なかったのが弱いかな。ガッシーも悪くないんだけど。
ちなみに文春から出始めた方のウッドハウスは、今んとこ買ってない。値段が高いし、1冊目の内容は大半が「比類なきジーヴス」とかぶるとなれば、どうしても二の足を踏んじまう。
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