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感想「弱気な死人」

「弱気な死人」 ドナルド・E・ウェストレイク ヴィレッジブックス
南米を舞台にしたクライム・コメディ。ウェストレイクの近作にしては、冗長な所が少なくて、読んでいてダレない、割といい出来の作品と思った。もっとも、ウェストレイクは翻訳の順序がバラバラなので、何が近作なのか、よく分らない所はあるけれど。本書は原著刊行2002年なので、間違いなく近作。
あまり極端な所がなくて、ほどほどな感じではあるが、初期のドートマンダーものみたいな爆笑小説を、いまさらウェストレイクに求めてもいないので、これはこれでいいんじゃないかな。プロットも結構丁寧に組み立てられているし、どういう結末に落ち着くのか、先の読めない面白さがある。ウェストレイクの巧さを感じたし、その巧さがあざとさになっていないと思う。

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「小説」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。
ウェストレイクは初めて読みましたが、とっても楽しめました。
TBさせてくださいね。

投稿: かつき | 2005.11.12 19:37

コメントありがとうございました。
ウェストレイクの近年の作品は、出来にだいぶばらつきがあると考えているのですが、これはかなり楽しめて、納得の行く小説でした。
ウェストレイクは、基本的には巧い作家なので、出来にばらつきはあっても、全く詰まらないということはほとんどないと思いますから、他にも読んでみられてもいいんじゃないかと思います。ただ、厚い本は冗長になる傾向があるので、とりあえず薄めの本の方がいいかも知れませんが。

投稿: wrightsville | 2005.11.13 13:09

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受信: 2005.11.12 19:34

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