感想「フェッセンデンの宇宙」
「フェッセンデンの宇宙」 エドモンド・ハミルトン 河出書房新社
先日「反対進化」を読んでから、少し気にしていた本。
先に編まれたものだけに、収録されている作品の出来は、「反対進化」より微妙に上かな、という気がした。スケールの大きさ、ペシミズムというあたりの目立った特徴は一緒だが、半ひねりくらい手が込んでる感じ。
30年くらい前のミステリマガジンあたりに、異色短篇としてさりげなく入ってそうな感じの「帰ってきた男」「追放者」なんかが入っていることが、そういう印象を強めている気がする。こっちはミステリの方に根っこがある読者だから、そういう風に振れてる作品の方がとっつきやすいし、評価も高目になるかも知れない。他には「向こうはどんなところだい?」がいいと思ったけど、この辺も理由は同じかも。純粋なSFとしての評価というより、人間味とひねりのある小説としての面白さに引かれる。
あとは「風の子供」「太陽の炎」あたりか。叙情的なファンタジーとSF。後者は似たような短篇が、キャプテン・フューチャーものにもあったと記憶してる。
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コメント
TBありがとうございます。
あんまり期待せず本書は読んだのですが、
面白く読みました。
では、。
投稿: indi-book | 2005.10.31 19:44