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J1リーグ第33節名古屋対新潟

2005.11.27(日) 15時 瑞穂陸上競技場 曇
観客 10088人 主審 松尾一 副審 高橋佳久、相葉忠臣

 名古屋グランパスエイト 0(0-0)1 アルビレックス新潟
              (0−1)

 得点 49分 新潟・アンデルソン・リマ(FK直接) 

 名古屋 川島(GK)、秋田、井川、安英学、中村、
    藤田、吉村(70分山口)、角田、本田、
    鴨川、豊田(75分増川)
 新潟 木寺(GK)、萩村、海本慶、藤井、菊地(76分桑原)、
    本間、寺川、田中亜(61分岡山)、アンデルソン・リマ、
    ファビーニョ、エジミウソン(89分上野)

 警告 名古屋 角田、秋田、井川、鴨川
    新潟 菊地、田中亜、藤井

見に行ってた。

スタメンや控え選手の顔触れに、消化試合の雰囲気が漂ってたし、内容的にも消化試合そのもの。双方とも、大して見所のない試合だった。
ただ、新潟は、ブラジル人トリオが絡めば、それなりの展開は作れていたから、名古屋よりは面白味があったと思う。
対する名古屋は、今年、あまりにも酷い試合を見過ぎたから、この程度ではそれほど酷いとも思えなくなっていたけど、とにかく何にもない試合だった。選手は動き続けてはいたし、これで連携さえうまく行ってりゃあ、面白い展開が作れるかも知れんのだけど、と思った場面もあったけれど、それって、今年7月に今のメンツが揃った時から、一歩も進んでない。しかも、当時、一人で気を吐いていた杉本が居ないとなれば、これは明らかにあの頃よりも悪い。
それでも、スコアレスドローで終っても良さそうな流れだったが、後半序盤に、アンデルソン・リマにFKを直接ぶち込まれて失点。その後、岡山が投入され、直後、岡山のシュートがポストを叩く場面があった。どうせ名古屋が負けるんなら、あのシュートが決まってても良かったな。岡山のシュートだもんな。まあ、ゴール前にあれだけ見事に顔を出しながら決められないとこが、岡山らしさでもあるが。
名古屋の決定機は、リマのFKの後に、直志がゴール正面から蹴った直接FK2本くらいしかなかった気がする。あのどっちかが入ってれば、ドローだったが、そういう所のうまく行かなさも、いかにも今年の名古屋という気はした。
で、結局、新潟の優勢勝ちってとこかなと。

いまさら、失望もへったくれもないが、ホーム最終戦くらいは意地を見せて欲しかったな。いや、気持ちらしきものは、何となく感じたのだけど、ただでさえ貧弱なチーム内の連携が、場当たり的な対応の連続でさらに蝕まれた状態では、イケイケがスタイルのガンバならともかく、守備意識の強い下位チームには通用しなかったということだと思う。どんな年でもなぜか負けなかった瑞穂最終戦に負けたというのが、今年の酷さを物語っているようにも思う。
来年に向けて、立て直しは出来るんだろうか。このまま行ったら間違いなく来年は降格、というくらいの危機感を持ったチーム運営を、今のフロントに期待出来るのかどうか。非常に不安。

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JFL後期第14節デンソー対ホリコシ

2005.11.27(日) 13時 刈谷市総合公園多目的グランド 晴

 デンソー 0(0-0)0 FCホリコシ 
       (0-0)  

 デンソー 澤田(GK)、吉田、西村、趙、松裏、
    西原、篠川、宮田、小佐部、
    加藤、伊藤
 ホリコシ 鏑木(GK)、梁、山田正、山田智、
    羽山、高木、藏川、矢部、森、
    片桐、アマラオ
 (前半30分までしか居なかったので、メンバー記載はスタメンのみ)

kariya0

刈谷は旧JFL時代、何度か行く算段をしつつ、結局行けなかった競技場なので、一度、行ってみたかった。とはいうものの、今のJFLには遠征してまで見に行くほど、肩入れしてるチームはないし、当分、出来る気配もなさそう。行くことはなさそうだなと思っていたが、たまたまこの日、瑞穂へ行く前提で日程を見ると、通りすがりに寄れちまいそうなことが分り、とりあえず行ってみることにした。
名鉄で富士松で降り、徒歩20分くらい(ただし、かなり早足)で競技場に着いた。地図も何も持ってなかったが、知立から乗った電車が富士松に着く手前の左手に、はっきり競技場が見えていたから、道に迷う気遣いはなかった。
競技場へ行くことが主目的だったし、15時には瑞穂に着かないといけなかったから、当然試合を最後まで見ていられるわけもなく、開始30分で引き上げちゃったけど、瑞穂で見た試合よりも面白かった気がする…。
見ていた範囲内では、展開的には五分五分だったが、ホリコシの方がまだ余力を残してるようで、地力ではホリコシが上かな、という印象を受けたが、デンソーも気合いを感じるプレーでよく対抗してた。この試合が、「デンソー」としての最後のホームゲームだったはずで(来年からはデンソーを離れたクラブチームになるとか? 詳しくは知らない)、メモリアルゲームということで、意気込みも違ったのかも知れない。活気があって、噛み合った試合だった。
デンソーには、旧JFL時代からの思い出がいくつかあるし、一方のホリコシには、矢部の他に、先日の熊谷では見られなかった片桐やアマラオが出場していて、彼らを見る愉しみもあった。かなり後ろ髪を引かれる思いで引き上げたんだけど、そうまでして行った試合があの有様だ。まあ、それはまた別の話。
ちなみに、引き上げた時点で0-0だったスコアは結局、最後まで0-0だったらしい。

あとは都田かな。ちょっと本気で考えてみるかな。

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JFL後期第14節横河対アローズ北陸

2005.11.26(土) 13時 武蔵野陸上競技場 晴
観客 721人 主審 小川直仁

 横河武蔵野FC 0(0-0)1 アローズ北陸 
         (0-1)  

 得点 51分 北陸・石橋

 横河 井上(GK)、小山、熊谷、本多、上野(62分村山)、
    中島(80分野木)、ユン、キン、田辺、
    小林、大多和(62分内山)
 北陸 藤川(GK)、小柴、三好、佐藤陽、川前、
    山本、原田(63分長山)、渡辺、石橋(89分上赤坂)、
    上園、北川佳(85分松下)

間違いはあると思うので、御容赦。

J2へ行こうかと思っていたが、時間とお金の関係で、結局、チャリで武蔵野陸上競技場へ。大宮バイパスで笹目橋を渡って、笹目通り→千川通り→青梅街道というルート。1時間半はかからなかった。
実を言えば、横河もアローズも、今年もう見てるチームなんで、元々はそんなに乗り気じゃなかったんだけど、武蔵野陸上競技場へはまだ行ったことがないので、まあいいか、くらいの感じだった。

試合は、アローズがほぼ主導権を握る展開。圧倒的な強さという感じはなかったけど、サガン鳥栖出身の3バック(右から佐藤、川前、三好)が手堅く守り、ディフェンスに関しては、大きな破綻がなかった。攻撃は、熊谷で見た時と同じで、前3人(上園、北川、石橋)でなんとかしようという感じ。もう少し両サイドのウィング(右が渡辺で左が小柴)が効果的に攻撃に絡めれば、厚みも出るんだろうけど。それで、ちょっと攻めあぐんだ感じで前半は0-0で折り返したが、後半序盤に石橋が横河DF(本多?)と競り合ってクリアミスを誘い、それを拾って抜け目なく押し込んで先制。さらにその後、北川が抜け出して、横河GK井上と交錯し、PKを得る場面もあったが、ここは石橋がクロスバーに当ててしまった。

横河は守備ではよく粘ったと思うが、攻撃がうまく組立てられてない感じで、得点の可能性は、あんまり感じられなかった。前目の選手を入れ替えたり、いろいろいじってはいたが、特に功は奏さずじまい。攻撃の核になれる選手を欠いたという印象があるけど、そういやあ、西が丘で佐川印刷戦を見た時は、10番の池上が目立ってたが、今日は居なかった。その影響もあったんだろうか?

結果として、アローズが1-0で逃げ切り。まあ、順当な結果かな、とは思ったが、順位的に考えると、横河が健闘して試合を面白くした、というところかも知れない。

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J1リーグ第31節神戸対大宮

2005.11.20(日) 14時 神戸ウィングスタジアム 晴
観客 11600人 主審 西村雄一 副審 柴田正利、木城紀和

 ヴィッセル神戸 0(0-0)1 大宮アルディージャ
          (0−1)

 得点 74分 大宮・森田

 神戸 本田(GK)、坪内、北本、丹羽(53分朴康造)、金古、
    佐伯、イヴォ、小島(58分遠藤)三浦、
    播戸、栗原(63分和多田)
 大宮 荒谷(GK)、西村、奥野、トニーニョ、冨田、
    ディビッドソン、藤本(89分横山)、斉藤、久永、
    レアンドロ(85分金澤)、若林(72分森田)

 警告 神戸 イヴォ、金古
    大宮 藤本、ディビッドソン

遅ればせながら、JSPORTSの録画中継で試合を見た。

序盤の大宮は、少し神戸に押されて、長いクロスから、ゴール前で合わされる場面もあったが、時間が進んで試合が落ち着いてくると、組織的なディフェンスが完璧に近い形で機能し始めた。中盤でコースを潰してパスを出させず、出されたパスは、きっちりコースに入ってカットし、一人抜かれてもきっちり次の選手がカバーに入って潰し、ゴール前での1対1はトニーニョがきっちり対処する。映像で見る限り、負けたら降格という状況下にあっても、神戸の選手は意欲的に動いていたし、特別雑でも投げやりでもない試合運びだったように思えたが、大宮の冷静さの方が上回っていた。もともと大人のチームだし、ここんとこの2連勝で、チームに精神的な余裕もあっただろうしな。

大宮は、手堅い守備でペースを握ると、その上に攻撃を組立てて行き、前半の後半はほとんど攻めてた感じ。主税と久永の両サイドが好調で、彼らのチョロチョロした動きを、神戸はファールで止めるしかなく、そこからセットプレーでさらに大宮が攻めるという展開。ペナルティエリア周辺でのセットプレーが何度となく続き、前半終了間際、その流れから主税のセンタリングを久永が綺麗に合わせてゴールを決めるが、これはオフサイド。スコアレスでの折り返しになった。

後半、神戸が序盤に立て続けに選手を入替え、得点を狙いに来るが、特に目立った展開の変化はなく、神戸の焦りと大宮の落ち着きが、いよいよ際立ってくるだけだった。そして後半30分過ぎ、この試合も非常にいい動きをしていた若林を下げて森田を投入。若林は特に動きが落ちた風でもなかったから、攻勢にはあるけれど、なかなかゴールが見えて来ない所で、目先を変えてみるくらいの意図だったんだろうと思う。そしたら、それがまんまと当たる。交代直後、ゴール正面でFKを得て、主税が蹴ったボールは壁に跳ね返されるが、そこへマーカスが走り込んで、ゴール前にクロスを送り込み、これを森田が無造作なヘディングでゴールの中へ。森田のファーストタッチが大宮の先制点になってしまう。

あとはもう、適当にいなして終わるだけ。残り15分、前掛かってくる神戸をうまく捌いて、時にはカウンターを仕掛けつつ、きっちり勝ち切った。

まるっきり、大宮のゲームプラン通りに運んだ試合という印象。1年間を通じても、ベストゲームの一つだったと思う。先日まで連敗していた時、試合内容自体は、決して悪くはなかったので(これは勝てないな、と思う試合もないわけじゃなかったが)、ひとつ勝つことで吹っ切れれば、ある程度波に乗るかなという読みはあったけれど、ここまで状況が改善されるというのは、さすがに予想外だった。しかも、この後、ガンバにも勝っているわけで(まだ見てないが)、恐るべし。ベースがしっかりしてる強みを感じる。
森田のゴールは個人的には嬉しい。若林の台頭で、出番を失う可能性が高いと見ていたけど、こうやって結果を出せば、そう簡単には行かないだろう。頑張って欲しいと思う。

この敗戦で神戸は降格が決定した。中継の中で、神戸はNTT関東に勝って、JFLからJリーグへの昇格を決めた、という話が出ていたけど、皮肉なもんだね。
昇格試合は96年シーズンのことで、N関の試合に、ぼつぼつ通い始めた年だったから、記憶はあるけれど、それほど強い印象はない。その試合が行われた神戸ユニバにも、当然行ってはいなかったが、当時のことをいろいろ思い出して、ちょっと懐かしかった。神戸の昇格が決まった最終節は、多摩に東京ガス対デンソーを見に行ってて、そこで昇格決定を聞いたんじゃなかったかな。随分、年が経っちまったもんだなあ。

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J1リーグ第32節東京V対名古屋

2005.11.23(水) 15時 味の素スタジアム 晴のち曇
観客 11506人 主審 高山啓義 副審 宮島一代、金子聡一郎

 東京ヴェルディ1969 0(0-0)0 名古屋グランパスエイト
             (0−0) 

 東京 高木(GK)、山田、相馬、柳沢、上村、戸田、
    小林大、小林慶(84分塗師)、玉乃(66分町田)、
    ワシントン、ジウ(84分森本)
 名古屋 楢崎(GK)、秋田、井川、安英学、中村、藤田、
    吉村、角田、本田、クライトン(45分杉本)、
    鴨川(75分豊田)

 警告 東京 山田、相馬、小林大
    名古屋 杉本

見に行ってた。

名古屋は前節、大森が退いた後の、後半と同じ布陣でのスタート。当然、前節の勢いを生かしたいという意図だっただろうし、実際、積極的な試合運びの余韻は感じられたが、お世辞にも良いとは言えない連携と不安定なディフェンスをヴェルディに見抜かれて、次第に追い込まれて行った。ヴェルディは、降格寸前とはいえ、変に焦って雑な試合運びをするわけでもなく、組み立ては鮮やかで、へたすると、前節対戦したガンバよりも、内容はいいのではと思うくらいだった。最終ラインは高く押し上げて安定してたし、セカンドボールへの寄せも的確、両SBはがんがん上がって、それがまた、きれいに機能して、名古屋ディフェンスを翻弄していた。ただ、決定的に足りない物がひとつあって、それはFWの決定力。ゴール前に決定的なボールが何度も通りかけるが、それに対して、ワシントンが何も出来ない。コンディションに問題を抱えているのだそうだけど、かといって、ジウや玉乃が、その穴を埋めるわけでもない。ゴール前で秋田や井川が何とか凌いでた面もあるが、多分にヴェルディの自滅という形で、前半はどうにかスコアレスで折り返し。

ちなみに井川に関しては、良く凌いだプレーがある一方で、とんでもない抜かれ方をする場面も再三。差引するとマイナスだと思う。もっとも、失点してない以上は、イーブンかな?(^^; あと、ポカしてもメゲない(少なくともそう見える)姿勢が、この2試合、なぜか姿を見せない某DFに比べると、メンタルの強さと感じられて、まだ井川の方がポカしても許せそうかも、という気にはなる。

後半、FWをクライトンに代えて杉本を投入。それでも序盤は流れは変わらなかったが、ヴェルディが逸機を繰り返しているうちに、さすがに後半半ばには名古屋が攻勢に出る時間帯が生まれ始めた。中盤の連携と、鴨川・杉本がうまく噛み合って、決定機を何度かは作った。でも、決め切れない。後半30分過ぎには、鴨川に代えて豊田を投入、豊田も積極性を感じるいいプレーはあったんだけど、これも決定機までは行かない。まあ根本的には、うまく噛み合った攻撃が出来てる時間が少な過ぎ。つなごうとする明確な意図の感じられないおおざっぱな蹴り込みや、ヴェルディの寄せに対して、出し手も受け手もあまりにも無警戒なパスが多過ぎ。
それでも、攻めようという意欲が最後まで持続していたのは、一時期のことを考えたら、よっぽどマシなんだけど…。タイムアップまで5分を切って、J1残留のために少しでも勝ち点を積むという意味では、もう引き分けでもいいからと思うような時間帯まで、精度の低い攻撃を続けてボールを奪われ、ヴェルディの反撃機をせっせと作っていたのはどうかと思った。もう少し、状況判断てものが、チームして出来ないもんなんだろうか。万一、柏が勝ってたら、という想定は、あったのかも知れないが。

とはいえ、ヴェルディの決定力の無さも最後まで改善されることはなく、逃げ切った形でスコアレスドロー。結局、柏は引き分けたため、これで名古屋のJ1残留が確定。

まあ、普通の状況なら、呆れちまうようなレベルの出来だったようには思うが、今の状況下では残留出来さえすりゃあ、それ以上の事は望まない。この結果で充分。ヤレヤレ、良かった。ほっとした。
とはいうものの、目標を見失った残り2試合が、無気力な消化試合になっちまったら、それはそれで怒るけどね。それとこれとは話が別。来季の体制が不透明な状況では、来季につながるプレーを、と言っても難しいだろうけど、最後は選手個人の問題になってくるんだし、少なくとも一人一人が、自分をアピールしていくようなプレーは出来るはずだと思うし。

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スワローズ ファン感謝デー

かならずしも毎年は行ってないし、行く時も結構いい加減なんだけど、今年は古田の監督就任の挨拶なんかもあるだろうなと思って、いつもよりは早めに10時20分くらいには神宮に着くつもりで出かけた。ところが、千駄ヶ谷駅から神宮へ向うと、はるか手前の国立競技場の前で長蛇の列に出くわした。これがファン感謝デーの入場待ちの行列。想像を絶する事態だった(^^; さすがは古田効果ってとこか。
結局、入場出来たのは11時15分くらいで、1時間くらい行列してた。もっとも、イベントのスタートも、11時のはずだったけど、15分まで遅らせたらしい。
ただ、実際に球場の中に入ってみると、確かに人が多かったのは間違いないが、そこまで大入りではなく、なんでこれで、あそこまで入場に手間取るかなあ、という感じだったんだけどね。
内容は、古田プレイングマネージャーが前面に打ち出されていた感がある。例年、司会はフジテレビの二線級のアナだったりして、進行がまずくて、寒い風が吹きまくることが多いんだけど、今年はすぽるとのメインキャスターが派遣され、如才ない古田、場を和ませる関根さん(^^;のサポートも強力で、結構いい感じでやれていた気がする。フジテレビ739で流す影響かな。
この後、別件があったので、1時頃にゲーム大会が始まる前で中休みが入ったタイミングで引き上げた。抽選会に居られなかったのは、どうせ何も当たらなかったろうから、まあいいんだけど、イベント終了後にグランドに入れたはずで、そっちを逃したのは残念だった。

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感想「The Sound of Murder」

「The Sound of Murder」 レックス・スタウト BANTAM BOOKS
最近、論創社から出た「アルファベット・ヒックス」の原書(多分。現物を自分でまだ視認していないので)。タイトルが違ってるが、奥付を見ると、1941年にアメリカで最初に刊行された時のタイトルは「Alphabet Hicks」なので、そちらを邦題に採用したというだけのことと思われる。(11/23追記 書店で現物を確認した。間違いなく、本書の邦訳が「アルファベット・ヒックス」)
なんで原書で読んだかというと、単純に持ってるから。買ってから、少なくとも15年くらい寝かせてたと思う。邦訳読む前に読んじまわないともったいないし、場合によったら、値段の高い邦訳を、読む必要はないかも、というくらいの気分で、あわてて読んでみた。
以下は感想。ネタばらしする気はないけど、勘のいい人だと話の中身の見当が付いて、つまらなくなっちまいそうなことを書くので、ちょっと空けておく。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
探偵役の主人公、アルファベット・ヒックスは、やや影が薄い。アーチー・グッドウィンをちょっと渋くしたくらいの感じ。しかも、ネロ・ウルフは居ないわけなんで、キャラクター的には、やっぱりちょっと地味な小説。
プロットに関しては、うーん、こういうネタのような気がするなあ。それだったら、いやだなあと、最初の方で思ったら、やっぱりそうだった。この時代なら、なかなか思いつきにくいタイプのトリックだったのかも知れないが、現代に読むと、ちょっと苦しい。
登場人物の出し入れや話の展開は、さすがに巧みで、楽しんでは読めたけれども、あらためて邦訳は読まんでいいかも、という気はした。少なくとも2000円を超えるハードカバーの値打ちは、個人的にはないな。
ちなみにラスターマンへの言及が一カ所。ウルフもののファンへのサービス?
それと、かなり酷い反ドイツ的な一節があるのに気付いた。時代(ナチスの全盛期)と、スタウトの当時の活動を考えれば、無理もないのかも知れないが。まあ、スタウトって、そういう人なんだけど。(11/23追記 書店で邦訳を見た時に該当箇所を見て、原書も改めて確認したけど、言わずもがな、ではあっても、そこまで強いニュアンスはないのかも知れないと思い直した。もっとも、実際の所は、ちょっとよく分からない。ちなみに、さすがに邦訳で読んだ方が、はるかに細部まで内容を理解出来そうと思ったけれど、やはりちょっと、その場で買う気にはなれなかった)

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J1リーグ第31節名古屋対G大阪

2005.11.20(日) 14時 豊田スタジアム 晴
観客 22110人 主審 家本政明 副審 安食弘幸、伊藤力喜雄

 名古屋グランパスエイト 2(1-1)1 ガンバ大阪
              (1−0) 

 得点 4分 名古屋・鴨川
    36分 大阪・遠藤(PK)
    66分 名古屋・クライトン 

 名古屋 楢崎(GK)、秋田、井川、大森(34分吉村)、
    安英学、中村、藤田、角田(80分山口)、本田、
    クライトン、鴨川(60分杉本)
 大阪 藤ケ谷(GK)、シジクレイ、宮本、山口、遠藤、
    フェルナンジーニョ、二川、家長、渡辺(79分森岡)、
    アラウージョ、三木(79分松波)

 警告 名古屋 井川、安英学、角田、中村
    大阪 家長

見に行ってた。

先週の極寒な試合を見た後では、勝ち試合を見れるという期待は全く持ってなかったが、今年最後の豊スタだし、ガンバ戦のリーグ戦て、実は94年以降、一度も生で見てなかったりするので、いい機会だからと思った。それに、この状況下で、ネットの速報見ながら苛々してるなんて、嫌じゃないですか。
(追記11/21 NHKの地上波で中継やってたらしく。ネットの速報じゃなくても、試合は見れたんだ。知らなかった(^^; まあ、知ってても行ったんだけど)

ところが、前節とは見違えるような積極的な試合ぶり。大森のロングフィードから、鴨川がヨタつきながらもゴールへぶち込んで、前半早々に先制。先週もここまではやったんだよなと思ったが、その後もなかなかスローダウンしない。ただし、ディフェンスはあぶなっかしく、特に右サイドは角田が家長に抜かれる抜かれる。やられるのも時間の問題か、と考えていたが、ガンバはトップの選手に当りがなく、なんとか持ちこたえていた。
しかし、30分を廻った所で、右ストッパーで入っていた大森が故障で退く(大丈夫か? 長期欠場の原因になったあたりを、またやっちまったんでなければいいが)。代わって吉村が投入されたが、マークの確認などで、右サイドのディフェンスが混乱気味になっていて、そこを家長に突かれた。ペナルティエリア内で抜け出されかかって、ヨンハが引き倒しPK。遠藤が決めて同点。まるっきり先週と同じ展開じゃねえか。

だが、後半の展開は違った。というか、前半にしても、得点経過はそっくりでも、選手の動きは前節と違って非常に意欲的ではあったんだけれど、後半に入ってもそれが落ちなかった。隙は多いし、簡単に抜かれがちだが、諦めず粘り強いディフェンスをしていたし、カバーリングも良かった。攻めて行こうと言う意思も、強く感じられた。
そうして、攻勢に出た時間帯の流れの中で、角田が正面からシュートを放ち、GKが弾いた所にクライトンが詰めて行って押し込んだ。再度勝ち越し。
その後も決してベタ引きにならず、常に攻撃の機会を伺いつつの試合運びだった。押し込まれる場面は少なくなく、やられたか?と思ったことも、1度や2度じゃなかったが、チーム全体で、気迫で守り抜いたという感じ。もっとも、ガンバの攻撃は単調で、名古屋の隙に付け込む勢いもなかったな、という印象を受けたのも事実。ナビ杯の決勝の時といい、チーム全体がピークを過ぎつつあるのかも知れないという気はした。

なんにしても、とにかく嬉しい勝ち試合だった。
なんでここまで、こういう試合運びが今まで出来なかったか、と思わないではないけどね。やっと、尻に火が点いたのかよ?、と言いたい気分もないではないが。 
優勝を目指して、引分けじゃなく勝ちたいという意識が強いガンバが相手だから、はまったという面はあるんだろうとは思う。ただ、それを割り引いても、前節の惨状からは想像も出来ない試合ぶりだった。

鴨川の2試合連続ゴールはお見事。前節、ゴール以外はなあ、という印象だったが、生かすボールが供給されれば、きっちりやれるFWだというのは見せてもらった。疲れ気味になったらしい所で杉本に交代し、杉本もゴールはなかったが、いい動きを見せていた。
あと、本田のトップ下、クライトンの前線起用が当たり。ボールの廻り方が全然違った。点を取りに行くための開き直りな布陣だったのかも知れないが、元々このチームは、脆弱なディフェンスなんだから、本来、そういうサッカーをするべきなんだよ。
藤田・秋田が献身的に働いていたし、他の面々も、要所ではよく締めていたと思う。細かい点を言えばいくらでもあるれど、少なくとも差し引きゼロになるくらいの働きは、今日はみんなしていたと思う。

これで入替戦回避の目処も、かなり立ったと思う。まあ、ほっとしないで、水曜のヴェルディ戦できっちり勝ち点を稼いで、自力で残留を確定して貰いたいもんだけど。そういうことがなかなか出来ないチームではあるが、首位相手にこれだけの試合をすることも出来るんだから、やってくれよ、という感じだな。

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大宮対ガンバ大阪 完売

前節の名古屋戦は、埼玉スタジアムでのJリーグ開催史上、最低じゃないかと思うくらい、観客が少なかったのに(7019人。過去最低は多分、昨年の札幌戦で8009人。もっとも、今年のナビ杯新潟戦で7022人てのがあるが、それでもそれよりもわずかに少ない。浦和の主催試合で、ここまで観客が少ないってのも考えにくいし)、次節、11/23の大宮サッカー場のガンバ戦は完売だそうだ。まあ、キャパは元々少ないし、大宮サッカー場の改装前の(今度こそ本当の)ラストゲームってのもあるだろうけど、やっぱり、ガンバ系の観客が大挙押し掛けるんだろうなあ。そこで優勝が決まる可能性も、皆無ではないし。
この試合は、ある意味、大宮にとってのメモリアルゲームだけど、どういう雰囲気の試合になるか、少し心配だな。
まあ、自分は行かないんだけど。

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内山環

ひっさしぶりに、この名前を見たよなあ、という感じ。今週のサッカーダイジェストの83ページ。山木や仁科とフットサルのチームをやってるらしい。写真も載ってて、いまいち不鮮明ではあるけど、プリマでフーパーと、ビジュアル的にも脅威的な2トップを組んでた頃を、どことなく思わせるような写真ではあるかな、と思った。
Lリーグが破綻しかかった頃に見えなくなって、その後、どうしたんだろうなと、たまに思う選手が何人かいるけど、内山はその中のひとりだったから、名前を見つけてなんとなく嬉しかった。

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J1リーグ第30節大宮対名古屋

2005.11.12(土) 16時 埼玉スタジアム2002 晴
観客 7019人 主審 穴沢努 副審 下村昌昭、鈴木亮哉

 大宮アルディージャ 3(1-1)2 名古屋グランパスエイト
            (2−1) 

 得点 7分 名古屋・秋田
    44分 大宮・藤本(PK)
    52分 大宮・レアンドロ
    60分 大宮・トニーニョ
    82分 名古屋・鴨川 

 大宮 荒谷(GK)、奥野、トニーニョ、冨田、西村(87分平岡)、
    デイビッドソン、藤本、斉藤、久永、
    桜井(42分若林)、レアンドロ(81分金澤)
 名古屋 楢崎(GK)、秋田、大森、古賀、中村、
    クライトン(28分鴨川)、吉村(61分本田)、
    安英学、渡邊、藤田、豊田(73分杉本)

 警告 大宮 デイビッドソン、レアンドロ、荒谷
    名古屋 豊田、杉本

見に行った。
双方とも、日頃見に行ってるチーム同士の対戦だけれど、7月の名古屋ホームの時と同様、100%名古屋に肩入れ。大宮の方が残留レースで苦しい順位なのは分ってるが、名古屋もここで勝つか負けるかで状況は全く変って来るし、個人的な思い入れの度合いを言えば、圧倒的に名古屋の方が上だから、どうしたってそうなる。
それくらい重要な試合だったはずなんだけど、それを感じさせる意気込みが見えたのは、大宮の方ばかりで、名古屋はいつも通りの、策に乏しく、運動量に乏しく、ミスばかりが多いサッカーだったな。必然的に大宮が勝った。
もっとも、日頃やれてないことが、重要な試合だからと言って急に出来るわけもなく、むしろプレッシャーで動きが悪くなるくらいかも知れんし。それと、ずっと見て来た印象からすると、大宮に関しては、しばらく前から試合内容自体は必ずしも悪くはなかったが、ツキの無さで、ズルズル成績を落としていたという面があり、チーム力通りの力が出せれば、ここまで泥沼ではなかったはず。一方で名古屋は、明らかにチーム状態そのものが最悪で、負けるべくして負けているので、まともに噛み合ったら大宮有利という気はしてたし、その通りの結果と思わないではない。

開始7分、CKから秋田が押し込んで名古屋が先制したあたりは、大宮の最大の弱点のセットプレーへの対処の拙さが出た形。その少し後、主税のゴール正面からの直接FKがバーに当り、直下に弾んで外へ出てゴールにならなかった所は、いかにもここんとこの大宮のツキの無さが出た場面。ここまでは、完全に大宮の負けパターンで、名古屋が波に乗って行けるはずの流れだった。
前半半ば、クライトンが斉藤と接触して、そのまま負傷退場してしまう。後から考えると、やっぱりあれが流れを変えた。代って投入された初出場の鴨川にクライトンのような存在感はなく、大宮が優勢に試合を運べるようになった。名古屋は対抗策もなく、どんどん押し込まれるばかり。そうは言っても、大宮も決め手を欠いていたので、とにかく前半を1-0で乗り切って、ハーフタイムで立直すべきだったが、前半ロスタイムに渡邊が久永を倒してPK献上。久永の老獪さに、若い渡邊がまんまと嵌められた形で、同点での折り返し。いつもなら、久永を絶賛するところだが…。
こういう最悪の展開になると、名古屋が浮き足立たないわけはなく、今の無能な(実質代行)監督にチームを落ち着かせることが出来るわけもなく、ハーフタイムを挟んでも動揺が収まらず、後半はバタバタ。攻撃には展望がなく、守備にはミスが続発する中、まず古賀のクリアミスから1点。ここまで5試合に出て、どうしてもゴールを決められなかった新外国人FWのレアンドロが、ついにゴールを決めた。さらに秋田が、大宮のセットプレーから(こっちは多少不運もあったかも知れないか)ゴール前でトニーニョへ絶妙の折り返しをしてしまい3点目。
大宮的には、前半終盤に、痛んだ(と思われる)桜井が若林に交代していたのが大きかったと思う。桜井が、プレースタイル的にどうしても下がり気味で、前線での存在感を見せられなかったのに対し、若林はきっちりトップに張って攻撃の核になり、流れを呼び込んだ。上背があって反応も速く、このレベルが維持出来るなら、今後、森田の出番はないかも、と思うほど。(そういやあ、大宮の3点目のセットプレーは、若林が粘って得たものじゃなかったかな)
30分過ぎ、大宮がやや守りに入って、レアンドロを金澤に代えた。そこで生じた乱れを突いたのが、名古屋の後半のほとんど唯一の見せ場。こぼれ球から鴨川が叩き込み(これ自体、鴨川の唯一の見せ場だったが)、1点差に詰め寄ったが、そこから少しの間続いた優勢の時間帯にさらに追加点を上げられないと、後は尻すぼみになった。大宮は最後は平岡靖成を投入して、守備を固めて逃げ切った。

名古屋は、いったい、どういうチーム練習をしてるのか不思議になってくるくらい、選手間の連携や約束事がなく、それをカバーする運動量もなく(監督にしても、なぜあそこまで走らない(走れない?)直志を、90分使い続けたのか不思議でしょうがないが)、1対1でも、J1の中では必ずしも上位にあると言い難い大宮に劣勢を強いられ(特に両サイド。まあ、主税のレベルがそう低いとは思わないけど、直志はある意味、チーム内競争で主税を一度は駆逐した立場なのでは?)、お先真っ暗としか言いようがない状態だと思うよ。
大宮は、浮上のきっかけをつかんだ気がする。若林がリーグ戦でも使えそうな目処が立ったと思うし、レアンドロに初ゴールが生まれたのも好材料。得点さえある程度見込めれば、大宮のチーム成績は、そんなに大崩れはしないはずだから。
現時点では名古屋は、まだ大宮の上にいるが、ひっくり返るのも時間の問題という気がする。別に大宮との順位なんてどうでもいいが、大宮の下には勝ち点差4まで詰まって来た16位柏がいる。残り4試合、逃げ切れるのかどうなのか。そういう不安に駆られることで、さらに状態が悪化して行きそうなチームなだけに、非常に不安。覚悟はしておいた方がいいのかも知れない。

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感想「黒龍の柩」

「黒龍の柩」 北方謙三 幻冬舎文庫
土方歳三を主人公として、池田屋事件から箱館戦争までを描きつつ、北方の時代小説の一つのパターンみたいになってる、時代の流れと権力に抗して、理想の国家を作ろうとする壮大な試みが挫折して行く物語が語られる。夢が潰えて行く過程は、読んでいて切ない。
「草莽枯れ行く」で、清水の次郎長と相楽総三を中心人物にして、どっちかというと裏側から描いた時代を、今度は表側から(ただし少し斜め)描き直した小説という感じ。どちらの側にも夢があり、それらをまとめて踏みにじったのが薩摩の西郷隆盛、という構図だけど、それはどの程度、史実を踏まえているんだろうな。
土方が、やたらと格好いいし、彼を取り巻く人物像も決まっている。北方の時代小説には外れがないと思う。北方の小説は自分の美学を描く小説だから、彼が描く格好いい登場人物の存在感に、いかに説得力を持たせるかがポイントだし、それには現代小説よりはリアリティを問われない、時代小説の方が向いてるのは当然か。
それでも本書は、太平記の時代を描いてるのと違って、たかだか150年くらい前に過ぎない時代を描いた小説だから、どの程度、史実に沿っているのかというのは、どうしても気になってしまう。西郷隆盛にしても、一般的には好漢と受け取られてることが多いし、どっちが現実に近いんだろうと考えてしまう。「草莽枯れ行く」に比べても、登場人物がずっとメジャーな顔触れになって、既にイメージが出来上がっている人物が多かったから、なおさらそれを感じた。
ちなみに新選組については、解説を読むと、いろいろ伝説があるようだけど、そういうのがうまく組み込まれていたりするんだろうか。その辺は、全然詳しくないので、よく分らない。
それはそれとして、今年7月に函館へ行ってたので、箱館戦争のくだりは聞き覚えのある地名がいろいろ出て来て面白かった。行く前に読んでたら、函館を見て回るのに、もう少し違う興味も持てていたかも知れないな。五稜郭でも、もっと感慨が深かったかも知れない。

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JFL後期第11節ホリコシ対アローズ北陸

2005.11.6(日) 13時 熊谷スポーツ文化公園陸上競技場 曇のち雨

 FCホリコシ 0(0-0)2 アロ−ズ北陸 
        (0-2)  

 得点 53分 北陸・石橋
    88分 北陸・上園

 ホリコシ 鏑木(GK)、梁、山田正、山田智、
    羽山、高木(73分大野)、藏川、
    平間、浅野(83分阿部)、矢部、森
 北陸 藤川(GK)、小柴、三好、佐藤陽、長山、
    山本、原田、渡辺、石橋(79分上赤坂)、
    上園、北川佳(70分松下)

間違いはあると思うので、御容赦。(特にホリコシ。分った時点で修正しますので)

アビスパを見に行くか、ホリコシとアローズ見に行くか、悩んだが、天気が崩れそうだったので、屋根が期待出来る熊谷へ行くことにした。
熊谷駅からのシャトルバスなんてえものは、当然無く、路線バスもよくわからなかったので、片道実質4kmくらいの所を往復歩く羽目に…(^^;

アローズは、早め早めに前の3人(石橋、上園、北川)へボールを入れて、効率的に点を取ろうとしてて、いかにも格上を食いそうなサッカー、という印象を受けた。天皇杯で湘南を食って、名古屋も危なく食われる所だったわけだけど。
対するホリコシは4バックで、巧みなラインコントロールと、要所では山田智がきっちり潰しに入るディフェンスで、アローズの前線がゴール前に入って行くのを、うまく押さえていたと思う。ホリコシの攻撃は、中盤にFWやDFも参加しつつ、状況に応じてポジションチェンジしながら、ボールをつないでゴールへ向かおうとしている感じだった。きれいにパスがつながる場面は鮮やかだったが、複雑なことをしてる分、アローズに比べて、ゴールが遠いようには思えた。
で、ほぼ五分五分の展開で前半0-0で折り返し。
後半の序盤、アローズの石橋が縦パスを受けて突破を図り、ペナルティエリア外で追いすがるホリコシDFを切り返してかわすとシュート。アローズが先制。その後も競り合った展開だったが、終了目前、ホリコシGK・鏑木の正面へのキックが中央でカットされて、そのままゴール前へ折り返され、そこへ上園が走り込んで、ゴールへ蹴り込んだ。
拮抗した試合で、見ていて面白かったが、最終的には、アローズの狙い通りの結果になったのかな、という気はする。

ホリコシには、片桐やアマラオがいるんだよな、と思って見に行ったのだけど、どっちも居なかった(アマラオは出場停止だったらしい)。でも代りに矢部次郎が、ホリコシの攻撃の要で活躍してるのを見れたから、まあいいや、という感じ。矢部は試合後、アローズの方へ挨拶に向かって行ったけど、アローズにはかなり居る、サガン鳥栖時代の知合いが目当てだったのかな。
ホリコシのサポーターが「高崎ホリコシ」とコールしてるのを聞いて、今は前橋に本拠があるらしいザスパとは、かなり複雑な関係にあるんだろうと思った。ホリコシは、Jリーグ加盟申請が却下されたり、ハタで見てるといろいろ問題がありそうだけど、ザスパへの対抗意識で、いろいろ無理なことをやってるんじゃないかな、という気がする。先行きはどうなるんだろうな。

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ナビスコ杯決勝千葉対G大阪

2005.11.5(土) 13時5分 国立競技場 晴
観客 45039人 主審 松村 副審 柴田、手塚

 ジェフユナイテッド市原・千葉 0(0-0)0 ガンバ大阪 
                 (0−0)
                 (0−0)
                 (0−0)
                 (5PK4)

ふらふら見に行ったが、思いのほか、自由席が込み合ってて、ちょっと当てが外れた。もっとのんびり見れるかと思って行ったのに(^^; それでもいくらか空いてるかと思ってガンバ側へ行ったが、そんなに違いはなかったみたいだった。周りは必ずしも、ガンバサポばかりじゃないみたいだったが(それはこちらも同様)。天気が良かったし、久々に、狂ったようなチケ取りをしなくても見れるナビ杯決勝だったからね。というか、やっぱり某チームが出て来ないと客が来ない、とか言わせたくねえ、という気分もあって、見に行ったという面もあり、その辺、微妙ではある(^^;
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初優勝ってのは難産だねえ、というのをしみじみ思う、両チームとも果てしなくもどかしい試合だった。
前半は、ガンバがなんだか妙に引き過ぎていて、ジェフが好きなようにボールを廻してた気がするが、前線に迫力がなく無得点。
後半(前半の終盤にそういう流れになりかけてたが)、ガンバが修正して、両サイドががんがん攻撃参加し、分厚い攻めを仕掛けはじめると、ジェフは引きこもり気味になった。引きこもってカウンターという戦術だった?、という気はしないではなかったが、あそこまで押し込まれるのは行き過ぎなようにも思えたから、やっぱり試合の流れだったんだろう。ただ、戦術か?と思うくらい、回数は少なかったが、カウンター自体の切れ味はあった。フィニッシュをことごとくミスっただけで。一方のガンバは、分厚く攻めながらも、ジェフの人海戦術なゴール前の壁をとうとう崩せなかったな。
双方決め手を欠くまま、90分がスコアレスで終った時点で、これはPKになるな、と思ったが、案の定。ジェフGKの立石は、かなりシュートを受けていたけど、ガンバの藤ケ谷は、ジェフが勝手にシュートミスしまくって、あんまり自分では止めてなかったから、PK戦は立石有利かもな、と思ってた。そうすると、立石がガンバの先頭・遠藤のPKを止める。以降は、双方失敗がなく、最後にジェフの巻が決めて、ジェフが優勝。
ガンバは内容的には優勢だったから、精神的なダメージは大きいんじゃないかなあ。故障者も続出していたし、リーグ戦にも影響が出て来そうな気がする。ジェフには、とりあえず、おめでとうと言っとこう(^^;

で、表彰式は見ずに、早々に引き上げたんだけど、途中、千駄ヶ谷駅には早くもこんな看板が…
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さーすが親会社、と思った(^^;

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天皇杯4回戦名古屋対アローズ北陸

2004.11.3(木) 13時 富山県総合運動公園陸上競技場 雨
観客 10312人 主審 鍋島將起 副審 竹内元人、中原美智雄

 名古屋グランパスエイト 1(0-0)0 アローズ北陸 
              (1-0)

 得点 49分 名古屋・豊田

 名古屋 楢崎(GK)、古賀、秋田、吉村、中谷(66分山口)、
     クライトン(88分杉本)、安英学、藤田、大森、
     中村、豊田(77分本田)
 北陸 藤川康司(GK)、小柴誠、三好拓児、川前力也、
    長山一也(62分島袋信介)、佐藤陽彦、山本翔平、
    渡辺誠(74分松下和磨)、上園和明、石橋直希、
    北川佳男

 警告 名古屋 中村、安英学
    北陸 長山、三好

NHK-BSの録画中継を見てた。正確には、中継までに帰宅出来なかったんで、中継終了直後から録画で見たけど、結果は知らずに見ていた。

久々に、名古屋が試合の頭から前向きなサッカーしてるとこを見た、と思った。この相手に後ろ向きなサッカーしてどうするよ、という次元なのは分ってるが、実際、このチームはやりかねないと思うし。ただ、立ち上がりの豊田の立続けの決定機をしのがれると、その後、ゴールは遠のいて行った。チーム力にはかなり差があるから、支配的に試合を進めてはいたが、効果的に崩すことが、なかなか出来ない。それでも、中谷の左サイドは、あんまり機能はしてないにしても、煮え切らない大森のそれに比べれば、見ていて、まだストレスが溜まらなかったし、クライトンのトップ下も、いつになく彼が積極的にシュートを打っていたのがその効果なのだとすれば、(シュートは全然決まらなかったにせよ)悪くはなかった。まあ、JFLのチーム相手に、これくらい強気に出来んでどうする、とは思うけどね。
もっとも、アローズはJFLと言っても、J2で見覚えのある選手がやたらと居た。特に川前と佐藤陽彦と三好で後ろの方を構成してる辺りは、まんまサガン鳥栖やんか、みたいな感じ。そうと分ると、どれくらいのチームか見当がついた気がして、あんまり心配せずに見れるようになった。あなどったわけじゃないが、得体の知れないアマチュアチームを見てるよりは気楽だった。でも、それはまるっきり個人的な話で、チームにそんな感覚は、全然なかっただろうけどね。増川(ヨンハもかな)なんか、むしろ自分も知られているから、嫌だったくらいかも知れんし。
それでも、なかなか点が入らないし、時々、きわどいカウンターを食らったりするから、だんだん冷や冷やし始めたが、後半頭に豊田が決めると、アローズに2点取られてひっくり返されることもないだろと思ったから、かなり安心した。案の定、そのまま逃げ切った。
スコアを見れば辛勝だし、危ない場面もないではなかったが、内容的に押されていたわけでもないし、まあいいや、という感じ。はっきり言って、勝って当たり前なので、諸手を挙げて喜ぶ気はないが、完勝出来なかったからと言って、悲観する気もない。JFLチームに苦戦するなんて、名古屋に限らず、よくあることだし、ピッチコンディションも悪かったし、今の名古屋のチーム状態の悪さを考えれば、勝っただけでも充分。
吉村の奮闘と、豊田のラッキーボーイぶりが出た所が良かった。このまま、豊田がうまく育ってくれないかなと、しきりに思うこの頃。

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天皇杯4回戦大宮対京都

2004.11.3(木) 13時 大宮サッカー場 晴のち曇
観客 2638人 主審 吉田寿光 副審 唐木田徹、阿部浩士

 大宮アルディージャ 1(1-0)0 京都パープルサンガ 
            (0-0)

 得点 44分 大宮・若林

 大宮 安藤智(GK)、西村、トニーニョ、奥野、冨田、
    デイビッドソン、金澤、トゥット、藤本、
    若林(81分斉藤)、レアンドロ(68分久永)
 京都 橋田(GK)、鈴木和(79分美尾)、リカルド、鈴木悟、
    三上(72分大久保)、米田、斉藤、加藤、中払、
    アレモン、田原(62分松田)

 警告 大宮 冨田、久永、トニーニョ、奥野
    京都 なし

見に行ってた。
J1で低迷してる大宮とJ2で突っ走った京都じゃあ、どっちが格上か分らねえよなと思ってたけど、内容的には、やっぱり京都の方が上だった。きっちりとビルドアップされた展開から、大宮ゴールをシュートが襲う襲う。ただ、完全に崩し切る所まで持ち込まず、早めにシュートを打って来る傾向があったので、打たれてる割には、ヤバイという場面はそれほどなかった。
一方で京都は、日頃大宮がやってるような中盤でパスコースを消すディフェンスをきっちりやって来ていたので、大宮は中盤での攻撃の組立てが出来ず、前線へロングボールを蹴るしか攻め手がなかった。初登場の若林は、ポストプレーで頑張り、よく走り、丹念にプレスを掛けていたし、レアンドロも、決してレベルが低いわけではないプレーを見せていたけれど、中盤の支えが乏しい攻撃では、なかなか決定機までは持って行けなかった。もっとも、京都のバックラインにはやや甘さが目立った。大宮の前線が突っ掛けて、ボールを奪ってチャンスを作りかける場面が何度か。
そうして、京都優勢のまま終ろうとしていた前半ロスタイム、ロングボールを受けて左サイドでボールを持ったレアンドロが、ゴール前にぽっかり空いたスペースにボールを入れて行った。一瞬、間合いがあったと思う。その後、双方の選手がボールへ寄せて行ったのだけど、トゥットが一番先に触って、ボールキープ。そこへ右からフリーで入って来たのが若林。トゥットからボールを受けてシュートすると、これが決まる。大宮が先制。京都のバックラインの寄せの甘さが出たかな、という気がした。
後半、京都にさすがにやや焦りが見え始めた一方、大宮には余裕が生まれ、攻め急がず自分らのペースで試合を進めることが出来るようになって行った。ただ、余裕で逃げ切るとまではさすがに行かず、終盤に向けて京都が猛攻を仕掛けて来ると、かなり押し込まれ、決定的なシュートも打たれたが、大宮は集中を切らさず跳ね返し続けた。粘り勝ち。
全体的な印象としては、展開力では京都の方が上回ったが、ディフェンスの隙の無さで上回った大宮が勝ったという感じ。京都は一瞬の甘さが命取りで、この辺が、J1とJ2の差ということなのかも知れない。
若林は、全体的に良かったのだけど、なによりゴールを決めたのが素晴らしい。いい形でゴール前でボールが回って来た運もあるが、それをきっちり物にする決定力は、山下にもレアンドロにもなかったもの。この流れを大切にしたいところだろうな。
それにしても、後半半ばに久永が出場し、中払と向かい合うポジションを占めた途端、殺伐とした空気が流れたような気がした(^^; いきなり久永が三上をタックルで潰し、直後、中払がエグい身体の入れ方で若林を倒して、一時ピッチの外へ追い出した。アビスパOB(主税も当然含む)のサッカーはほんとにエグいわ。それが面白さでもあるが(^^;

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感想「耳を傾けよ!」

「耳を傾けよ!」 エド・マクベイン ハヤカワポケミス
87分署もの最新刊。
デフ・マンもので、例によって、言葉遊びが頻出しており、訳者の苦労がしのばれるのだけど、「八頭の黒馬」あたりから後のデフ・マンものって、事前に手掛かりを送りつけて来ると言いながら、その手掛かりが脆弱なように思えてならなかったりする。なんでこの程度の手掛かりで、話がそううまく進むんだろう、みたいな違和感を覚えてしょうがない。検証のツメが甘くて、解決に納得出来ない本格ミステリのよう。本書もそう。
しかも、言葉遊びの部分が、やむを得ないことだけど、非常に読みにくく、分かりにくい。
刑事一人ひとりのサイドストーリーも、旧作の繰返しが多くて、かなり食傷気味。(特にキャレラとクリングのパート)
達者な職人作家だから、それなりに読ませるし、おなじみのキャラクターが動き回ってる愉しさはあるが、それだけ、という感じ。まあ、87分署ものは、既にだいぶ前から、そういう風になっているし、こちらもそれを承知で付き合い続けているのだけど、デフ・マンものは特にその傾向が顕著と思う。シリーズ内シリーズだから、二重にマンネリ化してると考えれば当然か。
そうはいっても、あと少しで終わってしまうと思えば、それなりにさみしさもあるけれど。

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J1リーグ第29節名古屋対清水

2005.10.29(土) 15時半 豊田スタジアム 屋内
観客 13826人 主審 山西博文 副審 宮島一代、江角直樹

 名古屋グランパスエイト 1(0-2)2 清水エスパルス
              (1−0) 

 得点 8分 清水・青山
    36分 清水・マルキーニョス
    66分 名古屋・角田

 名古屋 楢崎(GK)、増川、角田、古賀、大森、藤田、
    クライトン、安英学(60分本田)、杉本(76分中山)、
    中村、豊田
 清水 西部(GK)、青山、山西、森岡、市川、
    高木和、兵働、太田(89分和田)、枝村
    マルキーニョス(82分西野)、チョ・ジェジン
  
 警告 名古屋 なし
    清水 高木和

JSPORTSの録画中継を録画しといたのを見た。
前半は、かなり酷い出来。杉本を使って、右から組み立てて行こうという意識は感じられたが、杉本が、ちょっと覚えがないくらい、悪い出来だった。マークが厳しかったという面はあったんだろうが。ピッチも杉本のサイドはなんだか荒れていたので、そのせいもあったのかも知れない。杉本が機能しなければ、今の名古屋は、攻撃の形がほとんど作れない。必然的に、ひたすら守るだけの展開。
それでも守れてりゃいいが、左サイドを太田にひっきりなしに崩されるなど、攻め込まれて危ない場面が続く。序盤にCKのクリアボールから展開されて先制を許し、前半の終盤には、マルキーニョスのクロスボールに対して、ゴール前に飛び込んで来たFWに楢崎が気を取られ、ボールがそのままゴールイン。カシマで2年連続でやられたFKを思い出したよ。ああいう形に、楢崎はほんとに弱いよな。全く見所がないまま、0-2。
ところが、その後、なぜか流れが変った。2点リードで清水の気が緩んだのか? 優勢に戦っていた清水が、突然ガタガタになるってのは、他の試合でも見たことがある。ただ、一方で名古屋の選手の動きも、明らかにアグレッシブになっていた。ハーフタイムを挟んでというなら分るが、前半終了5分前くらいの所で、気が付くと流れが変っていた感じで、一体、何がきっかけだったのか分らない。いきなり名古屋の攻勢が始まり、押し気味で前半が終り、その流れは後半にも引き継がれた。
本当に決定的な場面が、それほどあったわけではないけど、前線で直志、俊哉を軸に両サイドからの仕掛が噛み合い始め、後ろからヨンハやクライトンが押し上げて絡む形も、スムーズになった。杉本もミスが減ったし、本当に不思議な感じだった。
そういう中から、直志のCKを起点に、こぼれ球を角田が決める。さらにその後も攻め続ける。結果を知って見ていても、何とか追いつけるんじゃないかと、つい思ってしまうくらい、悪くない流れで試合は進んで行った。まあ、結局は追付けないんだけど。80分頃、ゴール前で直志が決定的な場面でシュートを打ったが、外してしまったのが痛かった。
試合結果と、前半の出来の悪さを聞いた時には、かなりがっかりさせられたが、攻勢に出てから後の試合展開は、つまらないものではなかった。普通の状況なら、次の試合に期待でいいかな、と思ってしまいそうな試合だったと思う。ただ、ここまで降格ゾーンが近付いて来てる中ではそうそう悠長な事も言ってられんし、そもそも2失点するまでチームが機能しないってのは、どういうことだよ、とは思う。結局、ぬるいってことか、このチームが。
とはいえ、こっちはチームを見るだけの立場だから。後半の立ち直りが、次の試合(リーグ戦)につながるものと信じるくらいしか、出来ることはないしな。全く展望が見えず、絶望的な気分で次節を迎えるよりは、まだマシだと考えるしかないんだろう。少なくとも、選手の気持ちさえついてくれば、それなりの試合をするだけの力はまだあるということが、判っただけでも収穫か。

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