感想「PLAY ON! 日本ラグビーのゆくえ」
「PLAY ON! 日本ラグビーのゆくえ」 日本ラグビー狂会(編) 双葉社
今年の狂会本。2011年のW杯日本招致に失敗した後だけに内容は暗い。例年、8本くらい収録されている文章の内容は、割とバラエティに富んでいるのだけど、今年はタイトルが示すかのように「日本ラグビーのゆくえ」を悲観してる感じの文章が、ずらっと並んだ観がある。
そんなに熱心なラグビーファンじゃないので、内情みたいなことは全然分からないけど、客の入りとか、日本代表チームの悲惨な戦いぶりを見てると、ヤバい状況なんだろうな、ということくらいの見当はつくし、本書に書かれている危機感も、もっともだよなと思う。それに、狂会本をもう数年買い続けているけど、最初に買い始めた頃、既に危機感は漂っていたし、それが全然好転して行かないってのが、最大の問題なんだろうな、という気もする。事態に改善の兆しがなく、結局、W杯の招致失敗も、その延長線上にあるんだろうし。
まあ、そんなに熱心なファンでもない人間が、とやかく言えることでもないとは思うが。
「オフサイドをひもとく」というルールについて語った文章が興味深かった。自分自身、ルールは半可通のまま見ているわけで、いかんなあ、もっとちゃんと勉強しようかな、という気になった。背景に歴史と文化を感じさせるってところが、なんかいい。
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