J2リーグ第1節 東京V対徳島
2006.3.4(土) 1400 国立 晴
観客 7587人 主審 西村雄一 副審 廣嶋禎数、伊藤力喜雄
東京ヴェルディ1969 4(1−1)1 徳島ヴォルティス
(3−0)
得点 23分 徳島・羽地
44分 東京・萩村
54分 東京・バジーリオ(PK)
78分 東京・大橋(FK直接)
85分 東京・バジーリオ
国立で行きやすかったし、天気も良かったし、その他もろもろ理由があって、見に行ってみた。それにしても、国立でJ2を見る日が来るとは思わなかったな。
ヴォルティスは、確か旧JFLで、98年の新潟市陸上競技場で見て以来。その頃の面影なんて、全然残ってないんだろうけど、旧JFL時代もそんなによく見てたチームじゃないので、手堅く強いというくらいのイメージしか持ってなかったから、その辺はよくわからない(その割に、あんまり勝つ所を見なかった気がするが (^^;)。
今日のヴォルティスは、かなり熟成したチームという印象。居るべき所に人が居て、こぼれ球をよく拾うし、連携もしっかりしてた。ゲームメーカーの片岡を軸にした攻撃の形も確立してた感じ。ただ、選手のスキルはJ2の中では平均よりは下の方じゃないかと思ったし、プレスの激しさも並くらいじゃないのかな。去年、あんまりJ2を見なかったから、そんなに確信はないけど。
でも、そんな相手にヴェルディはバタバタでミスを連発。前半はヴォルティスのペースで、23分に片岡のCKから羽地が押し込みヴォルティスが先制。その後も流れは変わらなかったけど、ヴェルディはロスタイムにFKを得て、大橋が蹴ったボールを萩村が決め、同点に追いついた。
後半、ヴェルディが左サイドにアイナウトンを投入すると、こいつが意外にすばしっこく、5分過ぎにゴール前にスルスル抜け出しそうになった所を、ヴォルティスの大森が倒してPK。バジーリオが決めて逆転。
その後、次第にヴォルティスの運動量が落ち、プレスが掛からなくなって、すっかりヴェルディが優勢な展開になった。30分過ぎにはゴールほぼ正面の絶好の位置から大橋がFKを直接決め、40分にはゴール横からの、またも大橋のFKにバジーリオが合わせて、最終的には4-1。ヴェルディの大勝。
やっぱりヴォルティスはスキルで劣る分、劣勢時のディフェンスがうまくなく、無駄なファールでセットプレーを与えがち。それで自滅した。前半の展開を考えると、そこさえうまくやれていれば、ここまで大敗にはならなかったんじゃないかと思うんだけど、そこが力の差ということか。
もっともヴェルディにしても、4点取っても全てセットプレーだし、流れからいい形を作った場面はほとんど記憶にない。3点に絡んで大活躍だった大橋だけは前半から気の利いたプレーを連発してたけど、その他の大半の選手は、ヴォルティスが元気な間は、まるっきり精彩を欠いていた。ヴォルティスのレベルを考えると、昇格争いに関しては、先行き全然安心材料のない試合だったんでは。あんなに寄せの緩いサッカーでは、J2で安定して勝ち続けるのは難しいと思う。まあ、ボランチが大野と金澤慎じゃねえ、とは思うんだけど。
あんまり慎のことを悪く言いたくはないけど、今日の彼は、当りは弱いしプレーの精度も低くて、大宮を放出されたのも止むなしという感じだった。一昨年はあそこまで弱々しくなかったと思うが、J1で出場機会が減ったこの1年間でなまったかな。しかも今度のボランチの相方は、ゴツくて出たがりのマーカスじゃなくて、汚れ仕事は大抵人任せの大野だぞ。先行きが思いやられる。別に応援してるわけじゃないから、ヴェルディのことはどうでもいいんだけど、慎の先行きは、ちっとは気に掛かる。
そういやあ、ゴール裏のパフォーマンスなんて、日頃どうでもいいと思ってるが(度を超してうるさい奴らとか、押し付けがましい連中は、むしろウザイと思ってるが)、東京のゴール裏でTOKYOHEARTSとサンバ隊が合同で応援してるのを見て、あんなにいがみ合ってたのに、窮地に追い込まれたチームを前にして、ついに手を組んだんだなあと思って、ちょっとしんみりした。ああいうのには、選手も応えてやらないといかんと思うけど、どうだろうなあ。
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