J1リーグ第14節大宮対甲府
2006.7.22(土) 19時 駒場スタジアム 曇
観客 7493人 主審 高山啓義 副審 武田進、平野伸一
大宮アルディージャ 3(3-0)1 ヴァンフォーレ甲府
(0-1)
得点 8分 大宮・グラウ
14分 大宮・桜井
20分 大宮・グラウ
47分 甲府・バレー(PK)
大宮 荒谷(GK)、波戸、トニーニョ、土屋、冨田、
斉藤(73分ディビッドソン)、片岡、小林大、久永(89分橋本)、
グラウ、桜井(84分森田)
甲府 阿部(GK)、杉山、池端、杉本、山本、
林(70分鶴見)、茂原(75分堀井)、石原、藤田、
バレー、長谷川(46分保坂)
警告 大宮 波戸(3)、グラウ(2)、小林大(3)
甲府 バレー
水曜に引き続き、見に行った。
序盤、甲府が連携の取れたいい攻めを見せて、大宮を一方的に押し込み、5分に誰かのシュートがバーに当って跳ね返った所を、バレーが持ち込んで先制。と思ったんだけど(^^;、どこかでファールを取られてノーゴール。その後も甲府のペースが続いたが、大宮がワンチャンスから先制。大悟から([7/29追記]大悟じゃなくて冨田だったみたい。記憶違いか)、左サイドを駆け上がっていく久永にボールが出て、久永がゴール前へ折り返してグラウが決めた。これで流れが一変した。
というか、一旦甲府の勢いが止まってしまうと、双方の選手のレベル差がもろに出てしまったな、という感じ。
14分には大悟のスルーパスから桜井が抜け出し、GKをかわして、外へ流れながらうまくコントロールしたシュートを打って2点目。20分には、左サイドから久永が仕掛けて、ゴール前のグラウへ絶妙なクロス。完璧なゴールで3点目。
早々に3-0になっちゃって、以降の甲府は死に体という感じだったな。前半は大宮のワンサイドゲームだった。
でも後半開始早々、波戸が石原と競り合ったのがファールを取られPK。バレーが決めて3-1。甲府が息を吹き返し、おかげで後半は結構競った試合展開になった。というか、大宮が、大量リードという、J1に昇格して初めて?(^^;みたいな状況に、うまく対応出来なかった感がある。どういう戦い方をするのか、意思統一出来てなくて、バタバタになってしまった。大宮が地力で勝っていたから、危ない場面は何度か作られたものの、完全に押し込まれることはなかったし、好機も度々作っていたが、後半は全体的に、大宮のプレーは雑になっていた。桜井は、後半にもこぼれ球をゴールに押し込んだんだけど、その直前のグラウと甲府GKの交錯がグラウのファールを取られて、これがノーゴールになると、集中が切れた感じで、決定機を次々ミスショットし始めたし、大悟も無駄にエキサイトしてカードを貰ったりしていた。そんな中で目立ったのは久永。後半も安定感を失わず、動きはいいし、競り負けない。いざという時は巧妙に相手のファールを誘って、マイボールにしちまう。素晴らしい出来だった。前節に引き続き絶好調て感じで、久永が代表に呼ばれちゃったらどうしよ、とか思って(^^;。まあ、久永のそういう働きもあって、大宮が3-1できっちり勝った。
大宮は、後半にムラがある所は見せたし、どんな強い相手とも互角に戦えるというレベルではないだろうな、とは思うけれども、現在の順位にいるチームとしては、かなりいい状態になっている感じがする。で、こんな状態で、今度の水曜には名古屋に当る。名古屋サポ的には、嫌な展開だが…。
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