ダリ回顧展
先月末に、上野でやってるダリ回顧展に行った。さる所から、チケットを頂いたこともあって。
平日の夕方に行ったんだけど、平日とは思えんような混み方だった。場所もいいんだけど、さすがはダリってことなんだろう。自分自身、ダリそのものには、それほど興味はないけれど、行けるんだったら、話の種に見に行ってみるか、と思ったくらいだから。
展示そのものは、まあ、こんなもんか、という感じ。ダリって、根本的にはそれほどイマジネーションがある人ではなかったんじゃないのかな、という気がした。有名な溶けた時計とか、そこいら中で描いてて、ひとつ、うまいアイディアを思いついたら、それをとことん使い切る、みたいな印象。かなり皮相的な思いつきだけで描いているような感じを受けた、絵もあったなあ。絵そのものは、それなりに巧いようなんだけど。
それと、ダリが先駆けだったのは分かるんけど、ああいう超現実的な絵てのは、今はそこいら中にあふれているので、見ていて、あんまり新鮮味がなかった。これだけフォロワーを作り出したという点で、大きな存在だったのは分かるけど、今の時代では、それがかえって、あだになってる気がする。
モンドリアンやポロックも、そんな風な所があるんだけど、にもかかわらず、ポロックの絵の実物をMOMA展かなんかで見た時は、感動があった。ダリ展には、そういうものはなかった気がする。なぜかはよく分からない。
ただ、ダリの実物を見たぞ、という満足感はあったので、それはそれで良かったなと。
実のところ、この日、一番感動したのは、売店で売ってたゴッホ人形。耳がマジックテープで付けてあって、外れるようになっていた。感動の余り、買おうかと思ったくらい(^^;。(買わなかったけど)

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