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感想「すべては死にゆく」

「すべては死にゆく」 ローレンス・ブロック 二見書房
マット・スカダーものの新作。
ローレンス・ブロックの近年の小説って、話術だけで読まされてる感じのものが多くて、それはそれで、面白みはあるけれども、なんか納得出来んものはある、と思ってた。それに較べると、本書は珍しく、ストーリーで読ませる本だったように感じた。最後の方は、久々に一気に読んでしまった。
ただし、こういうプロットは以前にも使ってたと思うが、とか、本書には凶悪な異常者の殺人者が出てくるが、復活後のこのシリーズって、全部それだよな、とか、いう気持ちもある。確かにストーリーに力はあるが、所詮は使い古したネタか、という気が、多分にするんだよな。つまらないわけじゃないが、特別いい作品だとは思えない。後味も、あんまりいいとは言えないし。

それはそれとして、本書については、事前に紹介記事や書評などに眼を通しておらず、全く内容を知らずに読んでいたことで、面白く読めた所はあったような気がする。ある程度分かってたら、ここまで引き込まれなかったかも知れない。なので、ここでは、具体的なストーリーには、極力触れずに感想を書いてみてるが、思ってることは、これではあんまり伝わらないだろうなあ。
(2007.1.20読了)

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