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20世紀美術探検

1週間前に行った。国立新美術館へ行って、外観だけ眺めて帰るつもりが、案外、込んでなさそうなので、同行者が中に入りたいと言って、結局、2つやってる開館記念展のうち、入場料が安い方(^^;に入ったもの。まあ、こっちの方が趣味だったというのもあって。

ただ、あんまりぱっとしなかった感じ。
印象が強かったのは、第3インターナショナルへのモニュメントとかなんとかいう、ソ連の芸術家が構想して、結局作られなかった巨大なタワーを、実際に作られた物として、CG合成で実際の風景に入れ込んで作った映像作品。でも、これって、怪獣映画で秘密基地とかを実景に入れ込んでるのと、どれだけ違うのかな(何も違わないんでは)という気はしてしまったけど。タワー自体の形状の芸術性ってのはあるにしても。
その他に印象に残ったものが何かあったかというと、あんまり。まあ、現代アートつっても、いろいろあるし、あんまりこっちの気分に合うものなかった、というところなんだろう。あと、思いつきで日用品を並べてみただけ、みたいに見えるものとか、その辺の街中のインテリアみたいなのとか、そういうのをわざわざ展覧会で見ることに、どれだけ意味があるんだろうな、という気持ちは日頃から持っていて、その尺度に照らすと、これってどうなんだろうなと思ってしまうタイプのものが、結構多かったと思う。

それとは別に、展示の仕方にも、いろいろと疑問があった。作品の表示の仕方が非常にいい加減で、何が展示物なのか、容易に認識出来ない場所が結構あった。なにせ現代アートだから、一見したところでは、何がアートなのか、分からない物もあったりするわけで。展示室の装飾かと思ったら、展示だったり、展示かと思ったら、ただの看板だったり(^^;。それが狙いなら、それはそれでいいんだけど、どうもそうではなくて、ただの不親切・配慮不足と思われ、その辺がどうにも納得出来なかった。

この美術館の建物自体、あんまり趣味がいいとは思えない。外側に張り巡らされたガラス板は足場みたいに見えて不細工だと思ったし、中のレイアウトも、あんまり気が利いてない。わざわざ新しく作ったにしては、かなりお粗末という印象を受けた。

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