感想「水滸伝」5
「水滸伝」5 北方謙三 集英社文庫
急に華々しい展開になった。梁山泊軍と官軍の派手な戦闘が勃発。ここまで、営々と人集めしてきていたが、一発、どかんとぶちまげたというところ。主要人物の何人かに、大きな動きがあって、死んじゃった人間も居たりして、ちょっと一区切りという感じなのかも知れない。
次巻以降はどういう風に話を転がして行くのかな。これだけの消耗戦に梁山泊側が耐え続けられるとも思えないから、またしばらく地味な展開になるのか、とも思うが、一度始まっちまったら、後戻りは出来ないようにも思えるしな。次巻が楽しみではあるかも。ようやくいい展開になって来たかな。
(2007.3.8読了)
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