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感想「獣たちの庭園」

「獣たちの庭園」 ジェフリー・ディーヴァー 文春文庫
久々に読んだディーヴァー。歴史もので、ナチスが支配するドイツに、ギャングの殺し屋が要人暗殺のために送り込まれるという話。
最初の方で主人公の殺し屋が、いくらなんでもそれは、というくらい、軽い行動をしてしまい、それでも何とかなってしまうので、軽い話だな、と思った。もちろん題材自体は重いものだが、全体的にかなり調子のいい話という感は否めない。それで、娯楽小説としては、バランスが取れているかもしれないけどね。
なんか淡々と話が進むと考えていたら、中盤に大きいどんでん返しがあって、やっぱりディーヴァーだなと思った。でも、この作家にしては、そういう部分のくどさが足りない気はする。新たなジャンルへの挑戦で、勝手が掴めなかったんだろうか。
つまらなくはなかったが、まあ、並の出来という感じ。それとも本書は実は、ナチスの非人間性を訴える、というあたりに、主眼があったんだろうか。確かにそれはよく伝わっては来るんだが。
(2007.8.20読了)

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