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感想「呪われた者たち」

「呪われた者たち」 ジョン・D・マクドナルド ハヤカワ・ポケミス
「路上の事件」「ドラゴンの棲む川」と、この小説への言及がある小説を続けて読んだので、なんかの縁だと思って読んでみた。この本がまた、折よく、本棚の本の入替をしてると出て来たし(笑)。

ただ、ジョン・D・マクドナルドって、いまいちピンと来ない。トラヴィス・マッギーも、翻訳が出てるのは全部読んでるはずだけど、本当に面白いと思ったのは1-2冊あるかないかだと思うし、それ以外の長短篇もあんまり。この「呪われた者たち」も、実はもしかしたら一度読んでるかも知れないが、さっぱり覚えてない。読んでるんだとしたら、その程度しか印象に残らなかったということになる。

今回読んでみて、それはありうると思った。渡し船が動けなくなって、メキシコの川の岸辺に足止めされた数組の人々の人間模様を描く、という小説。それぞれのグループにそれぞれ特徴的なエピソードを与え、一人一人の人物像も類型的ではあっても、それなりにきっちり描き分けているあたりも上手いと思うが、いまいち心に残らない。これは忘れるな、と思った。
登場人物が多過ぎて、どの人物からも著者の肉声が感じられない、ということはあると思う。背後に透けて見える著者の物の考え方が、いかにもアメリカン・ウェイ・オブ・ライフという感じなのも、共感出来ない。もっとも、そういう所が逆に、アメリカ人に人気がある理由なんだろうという気はする。
「路上の事件」の複数のエピソードを絡ませて行く手法は、本書に幾分通じるものがあるし、エピソードのイメージが重なり合う部分もある。ゴアズは本書をかなり意識しているんだろうな。
そもそも事件は起きるけれども、それがサスペンスになってるか、というと、かなり微妙。サスペンスよりも人間模様を描くことに著者の意図はあるし、途中に起きたいくつかのミステリ的な事件を、結末できっちり完結させていないあたりにも、その辺の意識が見て取れる気がする。かといって、普通小説としては凡庸と思える。
結局、やっぱり、ジョン・Dは分からない。
(2007.11.14読了)

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感想「メフィストの牢獄」

「メフィストの牢獄」 マイケル・スレイド 文春文庫
スペシャルX物の7冊目。
スコットランドの血なまぐさい歴史を背景に据え、ストーンサークルの謎やら、アトランティス伝説やらを絡めて、相変わらずの大風呂敷ぶり。
話の方も相変わらず血なまぐさく、近作は少し大人しくなってきたかな?と思ってたけど、今回は結構ハジケてる気がする。それをまともにかぶって、ニック・クレイブンが(また(^^;)かわいそうなことに…。ただ、序盤で匂わせたほどには凄惨な内容にはならなかった気がする。話が広がり過ぎて、まとめられなくなりそうになったからかな。
今回は本格ミステリ的な趣向はあんまりなくて、警察物のサスペンスという印象が強い。歴史志向が強く出ているのも特徴か。この辺のばらつきは、書いてる人間が本によって違うせいもあるんだろうな。
とある登場人物の御披露目篇という感じもある。
(2007.11.9読了)

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全日本女子サッカー選手権準決勝 TASAKI対INAC

2007.12.28(金) 13時30分 西が丘 晴のち曇

 TASAKIペルーレ 2(2−0)1 INACレオネッサ
           (0−1)

準決勝第1試合は間に合わず、第2試合のみ観戦。
最初からTASAKIが一方的に攻める展開。シュートもよく打っていたが、GK正面が多く、なかなか点にならない。それでも15分に右からの長いクロスをゴール前で大谷が頭で押し込んでTASAKI先制。その後も流れは変らず、前半終盤には右CKを1点目と同じような形で、また大谷が押し込んで2対0。
後半頭に少しINACが押し込んだけれども、TASAKIは守り切った。ただ、後半のTASAKIは流す意識が出て来たのか、疲れもあったのか、前半ほどの勢いはなかったかな。INACがある程度、やりたいことをやれるようになってきて、それでもゴールは難しいかなと見えてたが、89分にゴール右斜め前で得た直接FKをゴンサウベスが右隅に綺麗に決めて、1点返した。TASAKIもちょっとバタバタしてたから、これで少し浮き足立ってくると、案外分らなかったけど、残り時間が少な過ぎ、そのままTASAKIが逃げ切った。

基本的にはTASAKIの貫禄勝ちと思うけど、久々に見たINACも、人材が揃って、結構面白いサッカーが出来るようになってはいるのかな、と思った。リーグ戦中位の成績は伊達じゃないな。しかし、メンバーに元くノーが4人てのは、ちっと複雑な気分。今年のくノーは入替戦まで行ってるんだからねえ。他にはFW渡邊のポストプレーとよく動くボランチ(澤井)が印象に残った。
TASAKIは決勝でベレーザ相手にどこまでやれるかな。バックラインとボランチの連携が、いまいち不安定に思えた。リーグで浦和戦を見た時も、そんな印象だったんだけど。
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トップイースト11 東京ガス対セコム

2007.12.24 14時 秩父宮 晴

 東京ガス 19-33 セコム・ラガッツ

横河・NTT両社の皆さんがお帰りになって、すっかりスタンドが寂しくなった第2試合。まあ、ガスもセコムもそこそこは居たけど。

立上がりからセコムが押し込んで、そのまま4分に先制トライ。明らかにセコムの方が力は上と見えたから、セコムの大勝かな、と思ったが、12分にガスが速いボール回しでセコムのディフェンスを振り回してあっさり同点。あれ?(^_^;)。
セコムは17分にもトライを上げるが、22分にガスがトライ。コンバージョンの成否の関係でガスが逆転。セコムは33分のトライで再逆転したものの、危なっかしい試合運びで前半終了。個人の力で上回ってるのは疑いないが、ガスの方が気合の入った試合をしてた感じ。
後半頭にもセコムが縦に速い展開で突放すトライを決めたが、5分後にインゴールでバックスが処理にもたつく間に、ガスに飛び込まれてトライを許し、相変わらずの展開。ただ、この後は次第に地力の差が出たかな。ガスに細かいミスが目立ち始め、セコムは突き放せないまでも、主導権を握った感じで試合を進めて、ロスタイムにとどめのトライで勝ち切った。これでセコムはリーグ2位。

ガスのSH穂坂がえらい小さくて、メンバー表をみると身長151cm。SHは小柄な選手が多いけど、ここまで小さいのはなかなかいないんじゃないかな。見ていて遠近感が狂った(^_^;)。でも随分気のきいたパスを放っていたと思う。あと、左WTBの小吹が目立ってた感じ。前半22分と後半9分のトライは小吹で、特に後半9分のやつは、自陣ゴール前から抜け出して独走し、追いすがられた所でインゴールへ蹴り込んで、セコムのバックスがボールを掴み損なってもたついてる所へ走り込み、奪い取って決めちまったもの。
セコムは右WTB鈴木とSH小池がそれぞれ2トライだった。鈴木もスピード感があったな。

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トップイースト11 NTTコム対横河電機

2007.12.24 12時 秩父宮 晴

 NTTコミュニケーションズ 18-29 横河電機

トップリーグ昇格のレギュレーションがよく分からないままでいたが、この日、貰ったメンバー表を見て、ようやく分かった。イーストの1位はそのまま各地域1位3チームのリーグ戦(2チーム自動昇格、1チームは入替戦進出)に進むけど、2位と3位はプレーオフ。勝った方が各地域2位3チームのリーグ戦(1チームが入替戦進出)に進出。

んで、このカードは勝った方が優勝という状況。NTTの方が下位の分、立上がり攻勢に出たけども、横河の方が試合巧者という感じで、最初のNTT の攻勢を堅守で凌いだ後に来た優勢な展開の中で、トライで先制。PGでしか得点出来ないNTTに対して、前半3トライで19対6と大きくリードして折返し。
それで横河はちょっと気が緩んだが、後半はNTTが押しまくるが、横河は守りが堅かった。とはいえ、守勢の中でファールの山を築き、ラスト10分はシンビンで数的不利に陥ったが、トライを奪われても、直後に前掛かりの相手の隙を突いて取返すしたたかな試合運びを見せ、最終スコア29対18で勝って全勝優勝。

横河の応援団は、随分な人数だった。JFLで見慣れてるサッカーの横河はあんなに寂しいのに(^_^;)。もっともNTTの方がさらに多かったが。

横河はNo.8サモが凄かった(^^;。スクラムやモールから出たボールをひっつかむと、そのまま強引に抜け出して突っ走って行ってしまう。その形から、2トライくらい上げたんじゃなかったかな。遠目には、トヨタに居たティアティアみたいに見えた。
秩父宮の場内FMで、セコム戦でPGを決めまくってたNTTのSO君島が元はサッカーをやっていたと言っていて、雰囲気がサッカーの司令塔みたいだな、と思っていたので、なるほどと思ったが、受信状態があまり良くなかったので、聴き違いだった可能性はあるかも。

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天皇杯準々決勝愛媛対川崎

2007.12.23(日) 13時 埼玉スタジアム2002 晴 

埼スタへ天皇杯のプログラムを買いに行ったついでに(^^;見てきた。

愛媛はよく走って、ピッチも広く使って、頑張っていたと思うけど、やっぱりプレーの精度にやや難があり、ボールのつなぎをミスっちゃう場面が多く、攻勢に出る場面はあっても、そこから試合の主導権を握るには至らず。ジュニーニョはよく抑えていたし、それでも打たれた決定的なシュートは、GKの川北が素晴らしい反応で止めて(川北はフィードには難があったけど、試合を通して決定的なシュートを相当な数、止めていた)、鄭大世もうまく消していたけど、前半の最後の方に大橋にペナルティの外からシュートを決められ0-1。
後半序盤にジュニーニョに抜け出され、金守がペナルティ内で倒して止め、2回目の警告で退場。でもってジュニーニョがPKを決めて0-2。これで試合の行方は決まっちゃった感じ。川崎はその後、流し気味だったと思うが、特に何事も無く終了。まあ、実力通りの結果ではあっただろうな。

愛媛では宮原が、ピッチ全体がよく見えていて、長短のパスで攻撃の起点を一手に引き受けてる感じだった。宮原自身のパス精度の問題もあって、完璧に機能していたとは言い難かったけど、見てて面白かったよ。彼が目立って見えたのは、こっちが気にして見てたからだけじゃないと思う。
(高校を出てグランパスに入団した直後に、グランパスの10番のユニを着て、サッカーマガジンの表紙に出たのを、今も覚えてるんで)

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トップイースト11 NTTコム対セコム

2007.12.9 14時 秩父宮 晴

 NTTコミュニケーションズ 16-18 セコム・ラガッツ

入口で貰ったメンバー表・順位表を見るまで知らなかったんだが、トップイーストはあと2節で、横河とNTTが全勝。セコムは1敗。セコムはこの試合で負けると、入替戦進出がかなり絶望的になると思われ、逆にNTTも勝てば入替戦進出は堅いが、負けたら最終節の相手は横河なので、結構厳しくなる。そういう試合だったみたい。(ただ、後で確認したら、ボーナス点の関係で、NTTの方がセコムよりは有利みたいだ)

立上がりはセコムが一方的に押して、トライで先制するが、さらに追加点を上げれば一気に波に乗れるという所で、ノックオンやパスミスでみすみす流れを切ってしまう。試合の間中、ずっとそうだった。試合運び自体は、さすがに去年はトップリーグに居たチームだよな、と思わせる、一枚上手な感じだったのに。NTTの方が手堅い試合をしてたという印象。
26分にNTTのPGで2点差になり、33分にセコムはトライとコンバージョンで12対3と突放すが前半ロスタイムにまたNTTのPGで6点差。
後半はセコムやや優勢ながらも、一進一退という感じだったが、25分過ぎにNTTがこの試合初めて?セコムゴール寸前でのラインアウトを獲得。勝負所と見て、一気にモールで押し込み、コンバージョンも決まって12対13で逆転。
そこからが壮絶。38分、ゴール正面のやや長い距離でセコムがPGを決め、再逆転。ロスタイムに入り43分、今度はNTTが左端の角度のない所からのPG。再々逆転。で45分のセコム。これも左端でしかも距離が長い(10mライン付近)、多分この試合で一番難しいPGが決まる。そこで試合終了。すげえ劇的なセコムの勝利だった。
ちなみにキッカーは、セコムが長井でNTTが君島。

メンバー表を見たら、セコムの22番が岩渕健輔で、出身校がケンブリッジになってるし、あの岩渕だよなあ、と思ったら、やっぱりそうで、今年、セコムに加入したらしかった。後半から出場して、右WTBに入ってた感じだった。
ちなみに、セコムの10番は鈴木健だったが、スワローズから移籍したわけじゃなく(^^;、当然別人。

NTTのユニは、黄色と黒の配色で、NTTコミュニケーションのロゴの色だと思う。夏に横河グランドのオープン戦で、昔のサッカーのNTT関東みたいなユニを着たチームを見掛けて、確認したらやっぱりNTTだったんだけど、NTTコミュニケーションじゃなくて、別のNTTだったかな。黄色と黒はセコムのチームカラーと似ていて、紛らわしかった。ちなみに、NTTは社員応援団がかなり来ていたみたいだったな。

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天皇杯5回戦名古屋対ホンダ

2006.12.8(土) 13時 松江 雨 

BSの生中継見てたけど。

名古屋は前半に点を取れんかったのが全てという感じ。うまくつないで、決定機を何度も作ったけど、粘り強く守られてるうちに失速。後半の後半に入り、勝負に出て来たホンダのカウンターを食らって2失点。終盤、激しく攻めて、決定機も作ったけど、相手が守備を固めていることもあって、最後の一本が届かない。本田のほぼ完璧な直接FKが、ギリギリポストに当って入らなかったのが象徴的。0-2で終戦。

そこそこ綺麗に形は作るけど(さすがにこのレベルの相手との比較だと、名古屋の選手が巧いというのは、よく分かったけど。ただ、マーヤとかに、ミスはそこそこあったな)、いっこうに点が取れんという、今季終盤戦通りの試合だったな。千葉戦も、千葉が後半に動きが落ちなかったら、こうなっていたのかもな。ホンダは落ちなかったからねえ。

やっぱりJFLは鬼門だったか。

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J1リーグ第34節大宮対川崎

2007.12.1(土) 14時30分 NACK5スタジアム大宮

テレ玉の生中継を録画してあるが、まだ見てないので、とりあえずタイトルだけ。

(2008.1.2追記)
やっと見た。ひと月遅れで、年を越しちまったよ。

当然、得点経過とか、知った上で見てるから、見ていて緊張も何もなく、確認というくらいの気分で見てた。
川崎の攻撃に、いつもの迫力が感じられず、ジュニーニョもそんなに苦労することなく封じていたように見えた。川崎の先制点は、ジュニーニョに許した突破をファールで止めた、リスタートからのゴールではあるけど、これも流れで崩されて取られた点じゃないからね。
先制されて0-1ながらも、内容的にはそんなに見劣りしない状態で折り返すと、後半は大宮の決定機が頻出。後へ行くほど、大宮の攻勢が強まった。それでもなかなかゴールが決まらなかったけど、終了寸前、川崎のクリアボールを慶行がミドルシュートしたのを、雅人がカットしてさらにシュートして、これが決まって同点。等々力同様、終了寸前でドローに持ち込んだ。

ビジターの等々力の時は、大宮は負け試合を引分けに持ち込んだ形だったけど、これは勝っててもおかしくない試合だったかな。内容的には雲泥の差。モチベーションの差なのかねえ。川崎は順位確保くらいしか原動力はなく、大宮は決定的とはいえ、まだJ1残留確定はしていなかったし、ホーム最終戦だし、奥野の引退セレモニーを控えた試合だし、モチベーションを上げる材料には事欠かなかったわけで。
ただ、監督のわけのわからん選手起用や采配に振り回されず、追い込まれた状況にいなければ、本当はこれくらいのことは出来た、という試合だったような気もするけど。いや、監督という点では、この試合の時も佐久間だから、ダメなことでは一緒だったと思うけど、この試合に関しては、残留をほぼ決定的にしていたことで、佐久間もあまり余計なことを考えず、単純に勝ちを目指した、妥当な指揮が出来ていたようには思えた。

それにしても、今年の大宮のJ1残留は、ほとんどが、奇跡的な勝利やドローを連発した選手自身の頑張りによるものだったと思うよ。佐久間は、選手が能力を発揮しやすい状況は作ったかも知れないが、そこに上乗せすることは何も出来なくて、むしろテンパった状態でのわけの分からん采配で、勝ち点を積んでいく邪魔をしていたんじゃないんだろうか。残留が佐久間の功績のように語られちゃってる論調を一部に見かけるんだけど、かなり違うと思う。ロバートがあのままやっていたとしても、最終節で残留を確定する程度のことは出来たんじゃないのか、という気がする(それ以上のことは出来なかったろう、という気もするが)。むしろ佐久間は、ここまでチームを泥沼に引きずり込んだ張本人だと思うんだが。そういうあたりがうやむやにされて、彼がスタッフとして、チーム編成に影響を残し続けるんだとしたら、このチームの先行きは相変わらず暗そうだな。

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JFL後期第17節横河対琉球

2007.12.2(日) 13時 武蔵野陸上競技場 晴

FC琉球はまだ見たことがないチームなんで、見たかったというのもあって、見に行ったJFL今季最終戦。

立上がり、琉球がアグレッシブな攻撃で、開始1分で右サイドを破って中へ折返し、トップ下から秦が飛び込んで来て、あっさり先制。
速いテンポでパスが回るし、スキルは結構高そうだし、動きも悪くないし、17位のチームには見えねぇなあ、と思ったんだけど、横河が攻め込んだ時のザルなディフェンスを見て、分ったような気がした。リーグ最多の81失点はダテじゃない、という感じ。一人一人の能力はそんなに低くないが、連携がまるで取れていないので、一つのミスが、必要以上に重大な事態を招いているという印象。
20分にはなんでもないゴール前への横河の放り込みのボールをDFが処理ミス、横河の高橋が拾ってGKをかわし、きっちり決めて同点。これで横河はペースを掴み、逆に琉球は急速に勢いを失った。横河の逆転は時間の問題かな、とも思えたが。

32分過ぎに横河が、バックラインから上げてこうとした所をパスカットされ、尹が後ろから止めに行ったが、ペナルティに進入された所で倒してしまい、退場 &PK。琉球は佐藤拓也がPKを決めて、また先行。これで琉球は息を吹返した感じで、以降は数的優位を生かした優勢な試合運び。もっとも、かなりソツは多い試合っぷりだったので、横河も決して付け入る隙がなかったわけではないけど、琉球のネタ満載な大雑把な試合運びに巻き込まれて、自分のペースを見失った観もあり、82分には琉球の大久保が、前半の尹と似たような感じのタックルで2回目警告で退場になったが、位置はペナルティのすぐ外というのが主審の判定でPKにはならず、以降の数的同数も充分生かせないまま、試合終了。

琉球は面白かった(^_^;)。ネタ的に、というのもあるが、結構華やかな攻撃も見せてくれたし。ただ、もうちょっと緻密な試合運びをしないと、得点にはつながらないし、ここから上へも行けんのじゃないかなあ。
横河は、ちょっとアンラッキーでもあったかも知れない。 尹は試合前にJFL出場100試合の表彰を受けたりしていたんだが、かわいそうだったな。

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(2007.12.2)

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J1リーグ第34節千葉対名古屋

2007.12.1(土) 14時30分 フクダ電子アリーナ

リーグ最終戦なんで、見に行った。

前半の千葉は今年見た千葉の4試合(フクアリの大宮戦はテレビ観戦だけど)の中で、一番いい出来に見えた。一人ひとりがよく動くし、スピードだけじゃなく、居るべきところに人がいるという感じ。名古屋のディフェンス(にしても3バックが阿部・マーヤ・増川ってのは、随分なチャレンジだったと思う(^_^;))はかなり振り回されていたし、中盤から前でも全然繋げてなかった。ジェフが疲れてくるまで、耐えて失点しないように出来ればいいが、くらいの感じ。決定的な場面を何度か作られたし、そのうちのいくつかは名古屋の自滅的なミスからだったから、かなり見通しは暗く思えた。それでも前半はスコアレスで折返し。

ところが後半は一転、名古屋が優勢な試合運びになる。前半は取れなかったボールが取れて、通らなかったパスが通るように。ジェフの動きが前半に較べると悪くなったのかな、と思った。その流れの中、小川のシュートで先制。さらに途中出場の玉田が、右サイドの角度のない所から見事なゴールを決める。
以降はほぼ名古屋のワンサイドゲームになった。追加点は奪えず、必要以上に華麗なパス回しに走ってるようにも思えたが、足の止まりかかった千葉相手に好きなようにボールを回して、一方的に攻め立て、危なげなく2対0で勝利。

最後に点を取った勝ち試合を見れて良かったよ。8月の大宮戦以来だったもんなあ(^^;。
点さえ取れれば、決して悪くないチームなんだが、と思った。もう少し早く、こういう試合が出来てればな。

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(2007.12.1)

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J1リーグ第33節東京対大宮

2007.11.24(土) 14時 味の素スタジアム

JSPORTSの録画中継の録画を見た。ほんとは、MXの当日の録画中継を録画した気でいたんだけど、設定が間違ってて録画出来ず、日曜夕方の JSPORTSの最初の放送も見逃し(ただし、ラスト10分はその時に先に見てしまった。レアンドロのすんごい決勝ゴールも、その時に見た。あれは大宮の歴史に残るだろう)、2回目の放送をやっと録画したもの。

立上がり、大宮が、らしくもなく攻めている。とうとう尻に火が点いたか、とも思ったが、要は久々に先発したコータが、前線で走り回ってボールを引き出しているんだよな。これだけの動きが出来るコータを、佐久間がなぜ使おうとしなかったのか。ダイジェストの記者あたりの理解では、とにかく失点しないことに重きを置いているので、大きいFWに前線でキープさせることを第一に考えているから、ということになるんだろうが(それは多分、そうなんだろうが)、前線から激しく追い込んで行くことで、相手のバックラインにプレッシャーを掛けるという守り方だってあるわけだしねえ。それに、引分けでもいい、という考え方でもここまで何とかなってたのは、たまたま広島が付合ってくれたからに過ぎない。

大宮の攻勢はそんなに長くは続かず、徐々に東京に押され始めるが、何とか持ちこたえて0-0のまま前半を終える。しかし、後半序盤に、梶山のトリッキーな球出しに翻弄されて、石川に先制点を許す。
しかし、2分後、村山が右サイドで縦に入れて行ったボールを、東京の八田が処理ミス。詰めていたコータがそれを奪って、中へ持ち込んで、ゴール前へ入って来た主税へ通し、主税が同点ゴールを決める。

しかし、その後、佐久間は早々にコータを下げちまう。代りに斉藤。もう引分け狙いかよ。まあ、この試合に関しては、裏で広島が川崎にボコにされつつある情報が入っていたのかも知れないけどね。堅実に引分ければ残留が見えると思ったのかも。ただねえ。最終節、大宮が負けて広島が勝てば、それで順位はひっくり返るわけだし、引分け狙いでいい試合だったとは、俺には思えない。
選手交代の効果で、以降、大宮の決定機は激減。なんとか引分けで逃げ切れればラッキーみたいな試合展開になっちまったが、後半44分、レアンドロの怒濤のオーバーラップから決勝ゴール。そのまま勝ち切って、事実上のJ1残留決定。

まあ、大宮にとってはいい結果だったが、バカ監督のバカっぷりは相変わらずだったという感じ。レアンドロのあんなゴールが、彼の計算のうちだったはずはない。後でダイジェストで読んだ記事だと、むしろ決勝ゴールの場面では、レアンドロが上がって行くのをベンチから必死に止めていたらしいしな。悪運だけは強いってとこか。
(2007.11.30)

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