感想「水滸伝」14
「水滸伝」14 北方謙三 集英社文庫
もう108人揃ったのかなと思ってたけど、また現れた。人物表の人数を数えると、これで109人になるみたいだ。1人余るようだが、なぜだろうと思って、ウィキペディアを検索してみたら、晁蓋は108人に入らないらしい。筆頭に入るような人物なのかと思ったのに。
いよいよ最後の決戦が始まったようにも思えるが、まだ5巻もあるし、もう一度、間合が入りそうでもある。まだ宋の総大将が出て来そうもないからな。
子供キャラがまた補強されているのは、明らかに続篇の「楊令伝」への布石と思われ、あまりにも作為的過ぎる気がする。
(2007.11.23読了)
| 固定リンク
「小説」カテゴリの記事
- 感想「フィルムノワール/黒色影片」(2023.11.27)
- 感想「ギリシャSF傑作選 ノヴァ・ヘラス」(2023.10.23)
- 感想「乙女島のおとめ」(2023.05.14)
- 感想「七つの裏切り」(2023.03.27)
- 感想「テキサスのふたり」(2023.03.14)
コメント