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感想「レイチェル・ヘイズの火影」

「レイチェル・ヘイズの火影」 ダグ・アリン 光文社文庫

冒頭は19世紀末のミシガンの大火災。歴史物? アリンがそう来るとは思わなかったな、と思ったが、それはプロローグで、本編の舞台は現代だった。
子供を亡くしたことをきっかけにして刑務所に入るまで転落し、獣医として出直そうとしてる主人公と、元アル中のジャーナリストが、大火災で死んだ女性、レイチェル・ヘイズの影がちらつく事件の続発に巻き込まれていくという話。
ホラー的な味付はあるが、話の骨格はサスペンスミステリ。最終的にどっちに転ぶかは書かないでおく。俺自身、どっちへ転ぶんだろうな、と思いながら読んでいたので。いずれにしても、どういう結末に至るのか、という興味が最後まで持続したし、結末も納得のいくものだった。
登場人物の大半はありがちなタイプだが、きっちり描き込まれているので、現実感のある人物像になっていると思う。あとは登場犬がいいな。登場猫も居るんだけど、登場場面にインパクトがあった割りには活躍しなかった。アリンは犬派なのかも知らん。
凄い傑作というわけではないが、力のある作家がきっちり書いた秀作という印象。

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