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感想「「水滸伝」を読む」

「「水滸伝」を読む」 講談社現代新書

古本屋で見掛けて安かったので、入手してみた。北方水滸伝もぼちぼち終わることだし、原典のことも少しは知っとこうと思って。
でもこれは、いわゆるガイド本じゃなかった(^_^;)。歴史学の観点から「水滸伝」を読むことで、そこに描かれている時代を考察していく、というような趣旨の本で、当然「水滸伝」のエピソードに随所で触れているし、原典の雰囲気もある程度伝わっては来るけど、体系的な解説ではないから、原典を知るという目的に対しては、だいぶ中途半端だ。
でもまあ、これはこれで良かったかも知れない。「水滸伝」の背景にある、当時の中国の風景がよく見えてきたから。「水滸伝」のような物語が成立する必然性も分ったし。多分、原典を読んでも、それはあんまり見えて来ないように思える。
もっとも、そういう背景やいろんなエピソードが分ってみると、いよいよ北方水滸伝は「水滸伝」とは別の小説だな、という気がしてきたけど。枠組を借りただけの一種のファンタジー小説というべきか。

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