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感想「ジーヴスと封建精神」

「ジーヴスと封建精神」 P・G・ウッドハウス 国書刊行会
ウッドハウスのジーヴスもの。まあ、いつものパターンかな。今までに出て来たネタの組み合わせで、1冊出来上がりという感じ。それほど意外性のあるひねりもない。手堅くまとめているので、それなりに面白くは読めたけれど。
もっとも、訳者あとがきに引かれているイヴリン・ウォーの文章を見ると、ウッドハウスの小説は、コミカルなストーリーという所以外に、他に評価のポイントがあるのかなという気がした。引用のうまさとか比喩の巧みさとか、そういう表現の部分。でもそれは、文化的な背景が違う上に、翻訳で読んでる人間には伝わらないなあ。
ミステリに関する言及が目立つ本で、あとがきでもその部分に解説を加えている。ウッドハウスはスタウトが好きだったらしく、それは分る気がした。

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