「ヤッターマン」
正直、アニメを実写化して、どういう意味があるんだろうと思っていたけど、ヤッターマンだし、見に行かんわけにもいかんなと思ったのと、結構、評判もいいみたいなので、見に行ってみた。
それなりに実写化する意味は感じられた映画だったかな。オリジナルの設定やストーリーは全て生かした上で、映像的に新しいものを作ろうとしていた。むしろ、オリジナルのパロディのような感じのあるTVのリバイバル版よりも、今、あえて「ヤッターマン」を作る意味を考えられている、という面もあるかも知れない。実写といっても、CGで作られている部分がもの凄く多くて、登場人物以外はほとんどCGみたいな感じだが、それも、現時点で「ヤッターマン」を作るならこうなる、という現れのように思えるし(TV じゃ予算がなくて無理、という要因もあるだろうが)、独特のコミカルでグロテスクな世界を作ってる。ここまでグロでいいんかな、とも思ったが、まあ、あんまり子供は相手にしてないのかな。別の意味で、ここまでやっちゃっていいのかな、と思う場面もあったけど、子供向きじゃないと割り切れば、OKなんだろう(^^;。というか、オリジナル版のコンセプトを、現時点で再現しようとしたら、多分、これくらいやらないといけないんじゃないかと思った。元々、タツノコのアニメって、うわべは結構ごまかしてるけど、かなりシュールで残酷でグロかったわけで。
ちなみに、ストーリーは、ほとんどどうでもいい感じ(^^;。
ヤッターマンの二人は、案外はまってた気がする。深田恭子は微妙。ちょっとアニメ版の印象が強烈過ぎるキャラなので。それは生瀬勝久も同じ。ケンドーコバヤシは、その点では得してると思う。予想外に良かった。
ちなみに、小原乃梨子とたてかべ和也がゲストで出てたが、八奈見乗児が出なかったのはなんでだろうな。代わりに?笹川ひろしが出ていたが。
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