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感想「勝利のチームメイク」

「勝利のチームメイク」 岡田武史+平尾誠二+古田敦也 日本経済新聞社
どうやって強いチームを作るか、ということについて、著者の3人が、それぞれの競技をネタにして、2人づつ対談するという趣向の本。監督としての古田や平尾には、あんまり好感を持ってないし、普通なら読まない類の本だけど、古本屋で105円で転がってるのを見掛けたので。

案外面白かった。平尾にしても古田にしても、論客なのは分ってるが、結構よく考えて喋っている感じがする。そこまで考えてて、なぜ?、というのはあるが。特に古田に関しては、よく見ていただけに、そういうことを強く思った。分かってても、実際にその立場に立つとやれない、ってのは、当然あるだろうが。それと、やっぱりプレイングマネージャーが悪かったのかも知れないね。中途半端な立ち位置が、彼の判断を狂わせたような気はする。
それとは別に、それぞれの競技の見方を教えてくれるような所もあって、その辺も興味深かった。

2003年の本なので、その後の展開を考えるとそれなりの感慨がある。特にプロ野球。古田を中心に、プロ野球界の現状を憂えるくだりがあるが、その辺は近鉄の事件を経て、かなり大きく、まだ問題はいくらでもあるにしても、どちらかと言えばいい方向に変ったと思う。そこいらのことを思い返させてくれる本でもあった。ちなみに、これは事件前の本なので、古田のスタンスは、事件の渦中や以降とは、微妙に違っているように見える。その辺も、実際にそういう状況になってみると、という話のような気がする。

それにしても、平尾って偉そう。選手としてはともかく、監督としては惨憺たる結果しか残らなかったのに、どうしてここまで偉そうで居られるんだろう? 楽観的に自分を信じて、外部の批判は雑音として、シャットアウトしてしまう能力が高いということなのかな。それはそれで、監督として必要な才能かも。ある意味、古田はそれが出来なかったのかも知れない。

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