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感想「虚しき楽園」

「虚しき楽園」 カール・ハイアセン 扶桑社ミステリー
再読本。初読時ちゃんとした感想を書き残してなかったが、やや物足りなかったような印象は残っている。
ハリケーン一過で無法状態に陥ったフロリダの被災地で起きるドタバタを描いたもの。スキンクとジム・タイルが登場する。
前半は例によって癖あり過ぎな登場人物たちが奔放に飛び回り、凄く面白くて、全然物足りないなんてことはないなと思ったんだが、後半に入るとややだれた感じ。スキンクがプロットの中心に入ってしまい、そうなると彼は一種のスーパーヒーローだから、どうしても予定調和的というか、ストーリーの進み方に制約が出てしまっているように思える。たいがい忘れているとはいえ再読なので、ある程度はストーリーが読めるというのはあるだろうけれども。あと、予定調和を全く望んでいないか、というと、それはそれでちょっと微妙なんだけども。安心して楽しく読めるからね。
他の作品に較べて、登場人物がやや単純な気もする。イーディーやスナッパーは、もう少しひねりがあってもいいキャラだと思う。オーガスティンも今一つ影が薄く、やっぱりスキンクの存在感に負けているのかな。ただ、ボニーは生き生きしている。「ストリップ・ティーズ」に続き、女性キャラが強い。

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