« J1リーグ第16節大宮対横浜 | トップページ | J1リーグ第16節名古屋対大阪 »

感想「白鳥の歌」

「白鳥の歌」 エドマンド・クリスピン 国書刊行会
ジャーヴィス・フェンもの。
クリスピンはハヤカワ文庫の2冊を読んで、好印象を持ってる作家。ユーモラスな表現と、本格物としてかっちりした作りがポイントという記憶がある。ただ、読んだのは随分昔で、もうたいがい忘れているので、どこまで合ってるか、という感じだった。
でも、本書を読んでみると、記憶は正しかったようで、まさしくそういう内容だった。複数の事件が有機的に繋がってうまく構成されていて、単なる長さ稼ぎになってないのがいい。
あとは登場人物一人一人のキャラが立っている所。描き分けられているし、それほど類型的でもない感じ。かなり面白く読めた。
ちなみに題材の取り方(第二次大戦直後の時期の、イギリスでのワーグナー歌劇の上演)には、本文中で触れられている以上の意味があったりするんだろうか。当時のイギリスの雰囲気が分からないと分からないことだが。

|

« J1リーグ第16節大宮対横浜 | トップページ | J1リーグ第16節名古屋対大阪 »

「小説」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/3787/45712638

この記事へのトラックバック一覧です: 感想「白鳥の歌」:

« J1リーグ第16節大宮対横浜 | トップページ | J1リーグ第16節名古屋対大阪 »