「築城せよ!」
なんとなく流れで見に行った映画だけど、えらい面白かった。猿投が舞台ってのも微妙にツボだ(^^;)。見るまで知らなかったんだけど。
猿投の城跡に城を再建しようとする歴史学者を中心とするグループと、工場を誘致しようとする市長が争っている中に、かつてそこに城を築こうとして、半ばで命運尽きた武将の魂が甦って、築城しようとする話。ムチャクチャなコメディだけれども、話の細部をおろそかにしないことで、そんなアホなで終わらせない、ギリギリのリアリティを確保してるとこがいい。悪役の市長の側にも理がある所を設定することで、一面的な話にもなっていないし、地方の荒廃のような所にも目配りがある。
猿投の宣伝映画みたいな所もあるが、どういう成立ちの映画なのかね。とりあえず、愛知工業大学50周年記念映画だそうだが。記念事業にこういう映画ってのは気が利いてるな。エキストラで学生が使えるし、学生も結構喜んで出てそうだ(^^;)。
豊スタ行くのに、猿投行の電車には結構乗ってるけど(なので、微妙にツボだったわけだが)、終点まで行ったことはないんだよな。今度行ってみるか。この際、城跡まで(^^;)。
| 固定リンク
「映画」カテゴリの記事
- 「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」(2022.06.26)
- 「ホペイロの憂鬱」(2022.03.18)
- 「仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル」(2022.03.14)
- 「ロールスロイスに銀の銃」(2022.03.14)
- 「勝手にしやがれ」(2022.03.10)
コメント