「パイレーツ・ロック」
60年代のイギリスに実在した、北海の公海上に浮かべた船からポップス・ロックを専門に流す海賊放送局を題材にした映画。
海賊放送局に関わる人々の日々のエピソードを描いたもので、一応、海賊放送局を目の敵にする政府当局との攻防みたいな軸はあるにしても、あんまり大したストーリーはなく、とりとめないコミカルな音楽映画という感じ。描かれる変わり者だらけの登場人物たちのドタバタした日常は、人生の祭りという雰囲気。この手の映画にありがちな展開を超える中身はないにしても、イギリスのコメディ映画っぽい味わいが随所にあったし、それなりの楽しさのある映画だったと思う。当然、当時の音楽が次々流れて、その辺も楽しかったし。
最後の方はスペクタクルっぽくなって盛上げたが、ここも、まあ、こういう終り方かなという予想を超えるものではなかったな。
この辺の海賊放送局のことは、ずっと昔、BCLをやってた頃に読んで、知識としては持っていたから、見に行ったのはそういう興味もあった。実物がここまで面白い代物だったのかどうかはともかく、こんな風な感じだったのかな、と思えたのも良かった。
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