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感想「やさしい小さな手」

「やさしい小さな手」 ローレンス・ブロック ハヤカワ文庫

「現代短篇の名手たち」の一冊。
文句無しに巧いと思った。ブロックの近年の小説は、語り口だけだな、と感じることが多いけど、短篇であれば、ブロックくらい巧みな語り口で書けるのなら、それで充分だと思う。一作一作、巧いなあと感心しながら読んでいた。むしろ、この人は、短篇の書き方のまんま、長篇を書いてしまっているんだな、という気がする。
にしても、やっぱりプラスαがあった方がいいわけで。「どうってことはない」が、そういう結末に持っていくのか、という驚きがあって、印象的だった。あとは「ほぼパーフェクト」が、すごくリアルに野球の試合の空気を描いていて良かったと思う。テニスとバスケットを扱った他2作もそうなのかな、という気がするけど、その競技にあんまり関心がない分、不利だったかな(^^;。

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