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感想「道化の死」

「道化の死」 ナイオ・マーシュ 国書刊行会
ナイオ・マーシュをちゃんと読んだのは初めて。今までは短篇を1つか2つ読んだことがあるくらいのはず。

安定感のある本格ミステリという印象。プロットも人物もしっかり書かれていて手堅い。事件そのものは結構猟奇的だし、エキセントリックな登場人物が多いんだが、不思議と穏やかな雰囲気に感じられるのは、その影響だろう。探偵役のアレン警視も温厚で安心感のある人物。
取上げたテーマ(イギリスの郷土芸能の舞踏)が独特。それがよく消化されている上、プロットとも密接に絡んでいる所に完成度の高さを感じた。
真相は分りそうで分らなかったが、まあ、そんな所だろうなという感じで、凄い意外性はなかったものの、しっかり構築されていて、感心した。
(2010.5.30)

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