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感想「ナポレオンの剃刀の冒険」

「ナポレオンの剃刀の冒険」 エラリー・クイーン 論創社
エラリー・クイーンのラジオドラマ集。長いことほっぽらかしてあったのをやっと読んだ。ちなみに第2集の「死せる案山子の冒険」の方は、随分前に読み終わってる。
一応、頭から読んだんだが、買った直後に少し読んでたかも知れないし、元々他に載ったことがあるものも収録されているから、読んだ覚えのある収録作もある。でも、そういうのとは関係なく、楽しめた。非常に丁寧に伏線が張られているし、プロットも適度に複雑で、本格ミステリ短篇のお手本みたいな感じ。もちろん、戯画化されたシリーズキャラクターが登場するラジオドラマの台本だから、「小説的な」(?)味わいには乏しいけれども、パズラーとしての面白みが充分それを補っているし、思いがけなく深い人物描写が時々表れたりもする。
収録作中で気に入っているのは、「悪を呼ぶ少年」と「ブラック・シークレット」かな。
ちなみに、「聴取者への挑戦」に関しては、前述のような事情もあるし、そのそもめんどくさいので、そういう読み方をしていないから、勝敗は付けようがないけど、多分、ほとんど負けのような気がする。

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