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感想「幕府天文方御用 伊能測量隊まかり通る」

「幕府天文方御用 伊能測量隊まかり通る」 渡邊一郎 NTT出版
19世紀の初めに伊能忠敬が中心になって行われた、日本全国の測量と、その地図化のいきさつをまとめたもの。測量そのものだけでなく、それを取り巻く当時の社会システムみたいな部分まで、細かい所まで丹念に調べられていて、よく調べたなあ、という感じ。興味本位で読むには、ちょっとめんどくさい所もあるが、まあ、その辺は適当に流した(^^;。
測量の後半に関しては、完全に幕府の事業としてやっていて、非常に大掛かりなものだったというのは、初めて知った。もうちょっと地味なものを想像していた。本当に「まかり通る」という感じ。とはいえ、幕府のサポートが充実していても、それでも相当大変な作業だったことは間違いないみたいだが。
著者は趣味で始めた研究が嵩じて、研究会を主宰するまでになった人物のようで、20年来の研究の成果を一気に吐き出したという感じか。趣味の力ってのは凄いな。ちなみに著者は退職前は電電公社勤務だったそうだから、この出版元は、その縁で、ということなんだろうな。自費出版というわけではなさそうだけど。1997年の刊行。

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