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感想「別れるということ」

「別れるということ」 ダン・フランク 中央公論社
原著は91年刊行、邦訳は94年。
「ベルリン強行突破」でのジャン・ヴォートランの共著者の本というので読んでみたが…。結婚して7年経った夫婦が、妻が他に好きな男が出来たと言い出して、そこからごたごたが始まり、結局別れるまでの4ヶ月を、夫の視点から描いたもの。
一方的に振り回される立場の夫の側から見ているので、状況がひどく不条理に見えるし、まともに物が考えられなくなって、堂々めぐりばかりしている夫の感情の振幅に延々と付合うことにもなるから、読んでいてしんどかった。現実はこんなものかもしれないが、小説として読んでて面白いものじゃなかったな。
「ベルリン強行突破」も、登場人物がうじうじ悩んで、まわりくどい場面が結構あった気がするんだけど、その辺がダン・フランクの持ち場だったのかな。

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