天皇杯準々決勝 鹿島対名古屋
2010.12.25(土) 13時 カシマスタジアム
鹿島アントラーズ 2(1−0)1 名古屋グランパス
(1−1)
得点 鹿島・興梠
名古屋・小川
鹿島・大迫
正直、どうしても勝ちたいとは思ってなかった。天皇杯に勝ち残ると、こっちも観戦で年末年始のスケジュールがめんどくさいことになるし(^^;、チームも休養入りが遅れるし。今年はもうリーグ戦優勝してるんだから充分だよ。
実際、チームも割り切っている感じで、故障の治療や、外国人選手の帰国とかで、レギュラーのスタメンが半分しかいない状態。しかもGKはナラじゃなくて高木が先発。
高木は試合前の練習の時から、ちょっと不安定な感じがすると思ってはいたんだ。もっとも、ナラも、あんまり気持ちが入ってないようには見えたけど。まあ、ナラについては、控えに入ることがあまりないから、無理もないかも知れないが。
開始7分に、その高木とDF陣の連携が乱れる所を興梠に突かれて、かなりつまらない失点。ただ高木の不安定感は次第に消えたかなとは思う。いい反応で決定的なシュートを止める場面もあった。試合間隔が開いたことによる戸惑いはあったんだろうな。
それでも前半は鹿島に攻められてる時間が長かったと思う。
後半に入り、名古屋は橋本に代えて巻を入れたが、その効果もあってか、名古屋の攻撃が形になり始める。決定的なチャンスは何度か作ったが、杉本と巻の2トップは決定力無さ過ぎでずるずる後半30分。しかしそこで、ハユマがタックルでボールを奪い、クロスをゴール前に送ると、巻がポストで落としたボールを小川が押し込んで同点。
しかし、直後にフェリペ・ガブリエルからのパスを受けた大迫に決められ、また負け越し。得点の直後の失点という勝負弱さは、去年までのチームみたいだった。
その後の名古屋の決定機も、杉本と巻の不発で物にならず、そのまま終了して天皇杯敗退。
失点は2点とも、やらんでもいい点をやったなあ、という感じで、なんかもったいなかった。このメンツで、マルキが抜けた以外はほぼベストメンバーの鹿島相手に勝つのは厳しいと思ってはいたし、どうしても勝たないといかんと思っていたわけでもなかったが、試合が始まってしまえば欲も出る訳で、残念さの残る試合になっちまったなという感じ。
巻と杉本は、試合を決められる場面に何度か居合わせながら、ことごとくしくじり(巻は同点ゴールにつながるポストプレーはあったが)、やっぱりそれが、彼らの今の立場の理由なんだろう。
後半途中から出た花井が、最初の方は空回りしまくりだったが、次第に攻撃の起点で効き始めた。来年こそは、ある程度、使える選手になってくれればいいけど。
これでグランパスの今季公式戦日程はすべて終了。お疲れさま。
試合後の大岩の引退セレモニーを最後まで見てから引き上げた。トーレスのビデオには驚いた。感慨深かった。
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