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感想「「無限」に魅入られた天才数学者たち」

「「無限」に魅入られた天才数学者たち」 アミール・D・アクゼル 早川書房
カントールを中心に、無限に関する数学理論の発展の過程をまとめたもので、これは正真正銘の一般読者向けの本。この著者の本は、フェルマーの定理が証明された時に出たやつを読んでいて、その時、いまひとつ食い足りなかった記憶があり(同じ時期に出た、サイモン・シンの同じテーマの本の方がいいと思った)、確か、そのせいで、この本には、刊行当時(2002年)、手が伸びなかったことを覚えている。
でも、これは面白かった。数学理論の部分の掘下げは、やっぱりいまひとつ浅い気がしたものの、今回は、もし掘り下げられていても、どうせこっちの理解が追いつかないよな、と思った。ここんとこ苦い経験を続けているので(^^;。
今までいろいろかじった中では、一番わかりやすくカントールの連続体仮説を説明してくれたと思う。それと、割と何を読んでも、連続体仮説の説明は、尻切れ気味に終ってることが多いんだけども、この本を読んで、結局、仮説自体が証明に至っていないし、しかも仮説の正誤は、一般的な数学の公理系と無関係ということが証明されているということがわかってみると、それも仕方ないんだろうな、という気がして、納得した。
ちなみに、「現代数学の土壌」の中に、今は連続体仮説の正誤は、あまりどうでもいいことになっている、と読み取れた箇所があったが(こっちが勘違いして読み取っているだけかも知れないが)、それもそういう趣旨だったのかな、と思った。

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