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感想「がんばれ、ジーヴス」

「がんばれ、ジーヴス」 P・G・ウッドハウス 国書刊行会
11冊目の「ウッドハウス・コレクション」。ジーヴスものの長篇1篇に、「エッグ氏、ビーン氏、クランペット氏」に収録されていたタイプの短篇3篇を併録した内容。
長篇の方は、「ウースター家の掟」の続篇にあたるそうで、そういうエピソードを読んだな、という記憶はあるけど、それが「ウースター家の掟」だということは、全然覚えてない。どれも似たような話だから、書名まで覚えているのは無理だよ。
これもまあ、いつもと同じようなドタバタコメディだけど、バーティーを救うために最後にジーヴスが取る手段は、相当思い切ったもので、こんな所までバーティーに汚名を着せて追込んで、大丈夫なんだろうかという気がする。当時のイギリスでも、いくらなんでも、そこまでおおらかな国だったとは思いにくいんだが、そうでもないのかな。それとも、あくまでもファンタジーということなのかな。
(2011.3.22)

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感想「プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である」

「プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である」 片岡宏雄 双葉新書
著者はスワローズのスカウトを長年やった人で、自身の体験を軸に、プロ野球のスカウトについて語った本。ただ、本書は先月出た新刊だが、この人には、健康ジャーナル社とかいうマイナーな出版社から出した「スカウト物語」という、2002年頃に出た著書があって、かなりの部分がそれをベースにしているんじゃないかという気がする。「スカウト物語」を読んだのは2004年で、既に細かい内容はほとんど覚えてないんだけど、この本を読んでいると、読んだ記憶のあるエピソードがあちこちに出て来るんだよな。
ただし、より近年の話題も取り上げられているし、スワローズの選手獲得に関わる内幕話が(失敗談も含め。高橋由伸の件は、かなり怨念が感じられる)、いろいろ書かれているので、スワローズファンには興味深い内容ではある。全体的に「スカウト物語」よりも、具体的で細かい書き方になっているような気はするんだが、時が経って、より書きやすくなったということかな。もっとも、「スカウト物語」の細かい内容はほとんど覚えていないので、勘違いかも知れない。
ちなみに、野村さんへの反感と長島茂雄への憧れというのが、大きなテーマになっているが、それも「スカウト物語」に既に書かれていたはずだ。
(2011.3.21)

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感想「無限の中の数学」

「無限の中の数学」 志賀浩二 岩波新書
1月に「現代数学の土壌」を図書館で借りて読んでギブアップした時、近くの棚を見て、無限については、これなら読んで理解出来そうと思った本。ちなみに著者は「現代数学の土壌」の編者の一人。新書なので、買って読もうかと思っていたら、一月ほどして家の本棚を整理していた時、たまたま発見した。既読だったようだ(^^;。完全に忘れていた。1995年の刊行で、おそらく、ルディ・ラッカー「ホワイトライト」を読んで、最初にカントールに関心を持った時に買ったもの。で、読み直してみた。

内容は、かなりの部分(二項定理とか、フーリエ級数とか)が、高校の数IIIまででやったものと思われ、思い出しに近い読書だったし、当時ほどしっかりした理解ではないだろうけれど、それなりに分かったと思う。ただ、そこまでは前段階という感じで、核心に入るのは、最終章でルベーグ積分に話が及ぶあたりからなんだけど、やっぱりその辺から話についていけなくなる。結局、分かる所までは分かるが、分からない所は分からないという結果。読み直しの本なんだから、当り前かも知れないが。
とすると、とりあえずの目標は、ルベーグ積分の理解ということになるか。

文章に妙に詩的な言回しが多いのが、不思議な感じだった。「無限」という抽象概念を論じようとすると、そういう文学的な表現に向かってしまうものなのかな。
(2011.3.13)

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感想「ナイチンゲールは夜に歌う」

「ナイチンゲールは夜に歌う」 ジョン・クロウリー 早川書房
図書館で棚を見ていて、「浅倉久志・訳」というのが目に入って、作家や内容に関する事前知識は全然なかったが、借りてみることにした本。原著は1989年刊で、邦訳は1996年。
「エンジン・サマー」の作家と言われると、ああそういう本あるね、とは思うが、中身を全く知らないので、あまり意味はなかったりする。

4篇の中短篇が収められた作品集。統一感のある内容で、初めからの3篇は、アダムとイヴの楽園追放の話の改訂版(これが表題作)、理想的な未来を作ろうとして過去をいじり続けた結果、未来をぐちゃぐちゃにしてしまう話、理想的な世界に暮らしながら、飽き足りないものを感じてはみ出してしまう話と、安定した楽園・理想郷には、結局、人間は適応(安住)出来ないという所で、テーマが揃っているように見える。最後の作品は、「新奇なもの」と「堅実なもの」の狭間で人間が感じるものというテーマで小説を書こうとしている作家の話で、あとがきで訳者も書いているように、それは先行する3篇の内容と響き合っている感じ。よく出来た構成の作品集だと思う。
内容に関しては、2番目の「時の偉業」が一番手が込んでいて、面白かったかな。ただ、全体として、美しい雰囲気はいいが、説明省略気味とは感じた。SFとファンタジーの間で書いているような作風が、あまり自分には合わなかった気がする。「時の偉業」も世界幻想文学大賞で賞を取った中篇だそうだし、そういう方向性で評価すべき作風なんだろうな。
(2011.3.12)

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イースタンリーグ ヤクルト対横浜(3/24)

2011.3.24(木) 13時 戸田
B 000000000 0
S 10000010X 2
[勝]加藤 [S]中澤 [負]眞下
[本]S:衣川(眞下)

戸田。昨日の戸田開幕戦はダメだったが、今日は都合が付いたので行ってみた。平日なんで、観客の数はそれなり。ちなみに、4月以降は当分、平日の戸田へ行くのは難しそうなので、こういうのどかな風景もしばらく見れないかな。
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相手チームがシーレックスじゃなくてベイスターズなのに、ちょっと感慨。

うちの先発は加藤で、序盤はかなりよい出来。打線は、横浜先発の眞下に対し、先頭の三輪が三ゴロだったが、筒香が取り損なってエラー。荒木のバントで二進し、川本のタイムリーで還って先制。ただ、眞下はその後、立直って(というか、初回もヒットは川本の1本だけなので、そんなに悪かったわけじゃない)、2回から6回まで、ヒット2本に抑えられた。むしろ怪しくなったのは加藤で、3回4回と続けて、ヒットや四球で無死1-3塁のピンチを作ったが、どちらの回もそこから踏ん張って無失点で切り抜けた。5回で降板。6回からは中澤が出て、安定感のある投球。
7回裏、先頭の代打・衣川がレフトへホームランを運んで2-0。眞下はこの回まで。7回投げて被安打4、2失点だし、好投の部類だったと思う。横浜はヒットは8回までに5本だから、一応うちより多かったんだけど、そこから拙攻で、援護出来なかった。それでも9回表1死後、井手の打球をサード荒木が捌き損ねてエラー、筒香四球、喜田の一ゴロは吉本のゲッツー狙いの二塁への送球が逸れてオールセーフ(記録はエラー)、1死満塁となったんだが、中澤がめげずに後続を断って、無失点で切り抜け、2-0でヤクルトが逃切り勝ち。
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試合時間は1時間55分くらいだったんじゃないかな。2時間を切った。やたらと寒かったんで、有難かったけど。
試合内容的には、あんまりぱっとしなかった気はする。これも寒かったせい? まあ、川本(盗塁阻止もひとつ)・衣川が目立ったという感じか。

試合後は、選手による震災義援金の募金が行われ、募金してきた。これは行けるなら行っときたいと思っていたので、行けてよかった。

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イースタンリーグ ロッテ対ヤクルト(3/20)

2011.3.20(日) 13時 ロッテ浦和
S 200005000 7
M 000000400 4
[勝]平井 [S]高市 [負]那須野
[本]S:吉本(那須野)、麻生(那須野)

イースタンリーグ2日目のロッテ浦和。今日は黙祷はなし。客の入りは昨日以上で、まあいつも通りという感じだったな。
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先発はロッテが那須野。いきなり山田と荒木がヒットの後、上田のバントを那須野が1塁悪送球で無死満塁。宮出は遊ゴロゲッツーだったがその間に1点。続く野口も遊ゴロだったが、渡辺がトンネル。もう1点入った。ただ、那須野は2回以降は立ち直って好投。
うちの先発は平井で、こちらも昨日の山本斉を思わせる好投。制球は安定してるし球威もあり、5回まで散発4安打。2塁も踏ませなかった。
流れが変わったのは5回終了後のインターバルの後。まず6回表に、ヒット、四球(宮出。この最中に地震警報が来てたんだが、特に揺れは感じなかったから、まあ関係はないだろ)、バントで1死2-3塁の後、川崎が粘った末に左超えのツーベースで2点。これで那須野はガックリ来たようで、続く吉本がレフトへでっかいツーランを運び、さらに麻生が、これは浅かったがやはりレフトへソロホーマー、7対0。壊れた試合ぽくなったんだけど、その裏、今度は平井がおかしくなった。簡単に2死は取ったが、その後連打を食らう。ライト上田の好返球での本塁刺殺があって、この回はしのいだが、7回も連打が止まらない。球威は残していたが、制球が落ちていたみたいだ。1死満塁から四球押し出しで1点。2死後、生山の走者一掃ツーベースでさらに3点。ここでマサルがリリーフに入って、後は締めたが7対4という、やや微妙なスコアに。
しかしその後、ロッテは7-8回を投げた小林(背番号41で小林だけど新人)、9回を投げた林(「はやし」じゃなく育成の「りん」の方)が好投。うちもマサル、8回1死から入った高市が好投。そのまま終わって、ヤクルトの連勝になった。
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平井は6回までしか保たなかったが、そこまでは感心するくらい良かった。あとはスタミナがポイントか?
川崎の粘りは買いかも。4日の試合でもタイムリーを打つのを見てる。勝負強いのかな。
ロッテは生山がよく打ってるんだよな。走塁の失敗が目立つ気はするんだけど、このまま行けば契約に行くかも。

しかし、若手の投手が2日続けて好投したのは喜ばしいが、セ・リーグのドタバタが水を注すよな。なぜ、強引な早期開幕にこだわるのか。なんとかならんのか。このままだと、プロ野球(セ・リーグ)の存亡にもつながりかねないぞ。

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イースタンリーグ ロッテ対ヤクルト(3/19)

2011.3.19(土) 13時 ロッテ浦和

S 101100000 3
M 001000000 1
[勝]山本斉 [S]松井光 [負]小野
[本]M:田中(山本斉)

ロッテ浦和のイースタンリーグ開幕戦へ。
早めに行った時点では、いつもの土曜開催に比べたら、観客数は少なめかな、と思ったが、次第に増えて、最終的には、いつもとそんなに違わないくらいの観客が居たと思う。

バックスクリーン上のフラッグは半旗。選手は喪章を付けていた。試合前には黙祷。試合後は、ロッテの選手が義援金の募金活動をしていたようだ。
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先発はうちが山本斉でロッテが小野。向こうの方が格上だなと思ったが、初回、荒木のツーベースを宮出がタイムリーで返して、うちがあっさり先制した。
山本は、初回、いきなり育成の生山に左越えのツーベースを打たれたが、その後のロッテの拙攻に助けられ、無失点で切り抜けた。
3回表、上田が四球で出て、すぐに盗塁で2進。荒木が倒れた後、中尾の中前の当りで一気にホームへ突っ込み、生還して追加点。好走塁だった。その裏、山本斉が田中に一発を食らって1点差になるも、4回表にロッテ2番手坪井から、松井淳が四球で出て、衣川と山田のヒットで還り、3-1。
山本斉は、時折、鋭い当りのヒットを打たれるものの(打たれた5安打は全部クリーンヒットという感じだった)、制球は安定していたし、球威もあって、見ていて安心感のあるピッチングだった。7回まで投げて1失点の上々の出来。
8回に吉川が2番手で登板したが、先頭の田中にストレートの四球。3番手のマサルに交代。吉川、4球しか投げなかったことになる(^^;。マサルは去年、故障でリタイアしてたから、久々に見たが、巧みにかわすピッチングで後続を断ってこの回を切り抜けた。
うちも5回以降は、散発のヒットはあるものの、チャンスらしいチャンスはなく、9回も雄平のヒットはあったが無得点で3-1のまま9回裏。マサルが続投だったが、先頭の角中に技有りのヒットを打たれた所で、松井光介に交代。その松井が、きれいに後続を断って3-1で勝利。

山本斉の出来の良さに感心した。4日の教育リーグで見た時も、いいピッチングだったし、もしや、今年は期待出来るのかな。出合い頭の一発みたいな当りが多いのは、ちょっと気になるんだけど。
上田は好走塁の他に、3回に見事なダイビングキャッチがあった。
あとはセカンドの荒木。難しい打球をよく捌き、悪送球っぽいのもよく抑えていた。こんなに巧かったっけ、と思うくらいだったけど、去年はセカンドではあんまり見ていないかも。ただ、本来はショートのはずだよな?
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とりあえずイースタンは始まったが、セントラルはどうなるんだろう。賢明な判断を望みたいが。なんか、中途半端な開幕延期の方針は出たようだけど。

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感想「死んでいる」

「死んでいる」 ジム・クレイス 白水社
ジム・クレイスはイギリスの作家で、あとがきを読むと、いろんな賞を取っていて、現在のイギリスの代表的な作家らしい。本書は1999年の刊行。翻訳は2001年。
そんなことは全く知らずに、タイトル(と最初の数ページ)が格好よく思えたんで、読んでみただけなんだけど。動物学者の夫妻が、浜辺で強盗に遭って撲殺される事件が冒頭にあり、以降、そこへ至るまでの夫妻の人生の振り返りと、死んでしまった2人の死体がどういう風になっていくか(腐っていくか)という描写と、夫妻の一人娘が行方不明になった両親を探しまわる顛末が並行して語られて行く。
ミステリじゃないので、捜査とか犯人の追跡とか、そっちの方へは、話は進んで行かない。人が死に直面した時、無神論(著者は無神論者だそうだ)の立場から、どのように救いを求めるのか、というあたりにテーマがあるのだそうで、確かに2人の死を語るにあたって、宗教的な視点はほとんど感じられないし、死体の腐敗を自然のサイクルの一部として克明に描いていくあたりにも、死そのものに特別な意味付けをするまいという意識が感じられる。
ただ、こういうテーマは、日本人の受け取り方と、キリスト教文化の国での受け取り方は、かなり違っているかも知れない。日本人なら普通に読み流すような部分も、宗教の存在感が大きいイギリス人には特異で強い印象を与えるのかも。

個人的には、最初から最後まで、ごく自然に流れて行った小説という感じだった。タイトルと出だしの第一印象が最後まで持続したので、満足出来た。
リアルな撲殺の描写には、こういう目には遭いたくないなと思ったが(^^;。

訳者は渡辺佐智江で、「ゴーレム100」の翻訳家。日頃はこういう所にいる翻訳家だったのか。
「ゴーレム100」の時、随分尖ったあとがきを書く訳者だなと思ったけど、本書の巻末には「渡辺佐智江訳の本」と題された広告が載っていて、そういう風に、名前がブランドになるような翻訳家なんだなということが分かった。
(2011.3.1)

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J1リーグ第1節名古屋対横浜

2011.3.5(土) 14時 豊田スタジアム

 名古屋グランパス 1(0−0)1 横浜F・マリノス  
           (1−1)

 得点 63分 横浜・兵藤
    95分 名古屋・ケネディ(PK)

NHK総合テレビの生中継。

前半の前半は、横浜に押し込まれてた感じ。杭州戦を思い出すようだったけど、杭州戦と違ったのは、体格では優位だったことだな。それと、押し込まれてはいたけど、本当に決定的なシュートは打たれてなかった気がする。前半の半ばくらいからは、次第に名古屋がペースを掴んで、惜しいシュートを打てるようになった。

後半も前半からの流れで来ていたと思う。開始早々、波戸にゴールすぐ前でドフリーでボールが渡った時はビックリしたけど、大フカシしてくれたし。ただ、押し気味でもいまいち決定的なシュートが打てない感じで、スコアレスのまま進んでいくうちに、18分に兵藤にミドルを決められて、先制されてしまった。その後、永井を入れて、永井はスピードで横浜DFに競り勝っていたし、積極的にシュートを打っていくのも良かった。しかも、かなり決定的なやつを枠内に打っていた。残念ながら、GKに阻まれたり、枠に嫌われたりというのが続いたけど。得点出来ないままロスタイムに突入して、もう駄目だなと思った、ほとんどラストプレーの時間に、永井がドリブルで抜け出して、栗原に倒された。中継画面で見てた時、結構ペナルティエリアぎりぎりの位置のように思えたから、解説の福西は「PKだ!」と叫んだけど、主審がPK取ってくれるのか、FKにしたりしないか、ちょっとヒヤヒヤした。 PKと分かってからも、ジョシュアがキッカーで出て来たから、スーパーカップを思い出して、ちょっとドキドキしたけど、今日はきっちり決めてくれて、なんとか同点で終ることが出来た。

今日は永井に尽きるだろうな。PK以前に少なくとも3回あった、決定的な場面のシュートを決めといててくれれば、とは思ったけれども、まあ、それはそれとして。スピード感は、画面からは、絶対的な速さはよく分からなかったけど、中沢や栗原を置き去りにしてく場面で、相対的なものは分かった。あとは自分でゴールを決めてくれれば、という感じかな。

ゴールに関しては、今日の名古屋は、中澤(休んでてくれりゃよかったのに(^^;)と飯倉を中心にした横浜の堅守もあったし、運もなかった気がする。まあ、永井以外の選手が、もうちょっと自分のシュートで決めるという所を見せてくれんかな、とは思ったが(それはスーパーカップでも思ったことだ)。
それでも最後の最後に追いつけちゃうという所は、それだけ地力があるということなのか、それとも、去年のよくわからない追い風(^^;がまだいくらか続いているということなのか。
まあ、負けなくてよかった。気分的にもだいぶ違うだろうし。これでようやく1週間開くから、次の試合には万全で臨んでくれるんじゃないかな。そう願いたいっす。

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春季教育リーグ ヤクルト対巨人

2011.3.5(金) 12時半 戸田

G 0010
S 0001 (とりあえず見た所まで)

昨日に引き続き、春季教育リーグ。今日は戸田。

先発は巨人が朝井、うちがルーキーのチリガミ王子・七條。
七條はコースにばしばし速球が決まって、素晴らしい立ち上がりだったけど、2回2死で伊集院に四球を出したあたりから、やや失速。3回には仲澤に初ヒットを打たれ、犠打で2進された所で寺内にタイムリーを打たれて失点。
打線は序盤、朝井ののらりくらりなピッチングにかわされてる感じだったが、3回に雄平がヒットで出てボークで2進。藤本の右前でホームを突いたが、ちょっと間に合わなくて憤死。しかし、4回に宮出のヒットをとっかかりに、衣川のタイムリーで同点。

残念ながら、ここで時間切れで撤退。試合は、その後、スワローズが勝ち越して、5-1で勝ったらしい。

七條は、今日見た範囲では、すぐに1軍で通用するレベルではないかな、と思うが、夢はありそうな気がする。
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春季教育リーグ 横浜対ヤクルト

2011.3.4(金) 12時半 ベイスターズ

S 000020001 3
B 000100100 2
[勝]山本斉 [S]フェルナンデス [負]ブランドン
[本]B:桑原(山本斉)

今年最初の野球観戦は、初めて行ったベイスターズ球場。なかなか行く機会のない球場だから、たまたま行けることになったので、行っちゃった。
日差しはあったかいものの、バックネットからセンター方向へ吹く強風が、メチャクチャ冷たくて寒かった。まだ野球の季節じゃないねえ(^^;)

先発は横浜が加賀でうちは山岸。立ち上がりの不安定感はどっちもどっちだったが、加賀は次第に変化球の切れがよくなったのに対して、山岸は制球難な感じが直らなかった。ただし、4回に失点したのは鬼崎のエラー。二死3塁で、二ゴロをファンブル+悪送球。まあ、鬼崎だから想定内だけどな。
しかし5回表に、先頭の中尾が右中間へツーベース。松井淳四球の後、麻生が送って一死2-3塁で、高井改め(^^;)雄平がセンター前へ2点タイムリーで逆転。
山岸は5回1失点で交代。6回から出た山本斉は、7回先頭の桑原に初球をレフトへ持って行かれた。出合い頭のホームランてやつ。これで同点だが、安定感に関しては山岸よりずっと良かったと思う。
横浜の投手は6回からブランドンで、割とザッパな感じながら抑えられていたが、9回先頭のユウイチがライト前ヒット(今日3安打)。次の水野の三ゴロはゲッツー狙いが野選になり、無死1-2塁。ここで川崎が左中間に大きい当たりのヒットを飛ばして1点勝ち越し。
9回裏はフェルナンデスが出て、桑原には警戒し過ぎたかストレートの四球を出したものの、割と安定感あるピッチングで無失点に抑えて逃げ切った。

イースタンの、しかも教育リーグだから、勝敗は三の次くらいだけど、勝ちは勝ちだ。幸先いいや。
内容的にも、投手陣は、山岸はともかく、山本とフェルナンデスには、進歩が見えたような気がしたし。野手はドラフト1位の山田がまずまずの好守とヒット1本。他の新人も川崎タイムリー、8回の代打から入った又野も、なにげに雰囲気を感じさせて、悪くない試合だったと思う。

結構強い風がスタンドに向けて吹いていた割に、長打が少なかったのは、やっぱりボールの影響かな。

まあ、これで野球シーズンも開幕ってことで。
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ACLグループL第1節 杭州対名古屋

2011.3.1(火) 19時35分(現地) 浙江黄龍体育中心黄龍体育場 
観客 28674人 主審 アブドゥルラフマン

 杭州緑城 2(0-0)0 名古屋グランパス 
       (2−0)

 得点 60分 杭州・ラミレス
    86分 杭州・巴力

BS朝日の生中継。

目を疑うくらい出来が悪かった>名古屋。
スピードで勝てない、ハイボールへのヘディングはタイミングがずれまくり、パスの精度も悪過ぎ。パスに関しては、中継で言われてたような、不慣れなボールというのがあったのかも知れないし、ピッチの影響もあったのかも知れないけど、そういうのにあんまり関係無さそうな場面でもミスが多かったな。スーパーカップから中二日でアウェイの中国という日程が重かったか。
逆に杭州は、ホームでモチベーションが高かったし、元気いっぱいだった感じ。

それでも前半は、劣勢で枠内シュートを何本も打たれながらも、なんとか持ちこたえてたし、後半、杭州のテンポが落ちて、ようやく流れに乗れそうな雰囲気が出て来たんだけど、杭州が途中交代で入れた20番の巴力に、元気よく動き回られたのが命取りになった。15分に左サイドを崩され、巴力がゴール前に入れたボールを、ラミレスにワンタッチで合わされて失点。
その後、守りに入った杭州を崩せないまま時間が経過。86分にはカウンターから、巴力の左サイドからゴール隅への見事なミドルが決まってとどめを刺された。

阿部翔の左サイドが執拗に狙われてた気がするんだけど、杭州は高さがない所を狙い目と考えたのかな。阿部翔の所のハイボールに関しては、タイミングよりも、絶対的に高さで負けてる感じが結構あったし、それで裏へ出られて、という場面もあった。阿部翔は警告も貰ってしまったし。

まあ、今日は完敗だと思う。それと、この試合でかなり消耗してそうな感じなので、今度は土曜のJリーグの開幕戦に、この影響が出るのが怖いな。
アグレッシブさがないという風には見えたし、疲労よりも気持ちの問題だというんなら、ピクシ−なり、ツリオなりに、一喝してもらえば、次の試合では改善されるかもしれないけど。

それとも、もしや、杭州のユニがヴェルディみたいだったんで、苦手意識が出たかな(^^;。

それにしても、いきなり次節のアルアイン戦が、絶対勝たないといかん試合になってしまった感じだなあ。

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感想「ウネルヴィル城館の秘密」

「ウネルヴィル城館の秘密」 アルセーヌ・ルパン 新潮文庫
ボワロー=ナルスジャックによる贋作ルパン。古本屋で3冊100円で買った本の1冊。そもそもオリジナルのルパンをほとんど読んでいない(少なくとも、子供向けでない版で読んだのは、「強盗紳士」(新潮文庫)と「奇巌城」(創元推理文庫)だけ)のに、贋作を読んで、面白いんだろうかと思いつつ、昔から気になっていた本だったので、つい手が出た。

読んでみたら、えらい面白かった。クラシックな冒険ものだが、事件が続いて、テンションが途切れない。リアリティや整合性にとらわれない、おおらかさが楽しい。
ちなみに、オリジナルをほとんど読んでいないのは、要するに、あまり面白くなかったからなんだけど、これが面白かったというのは、どういうことなのかな。中身の方向性は、オリジナルに似せているんだろうと思うんだが。
自分の読書の嗜好が、以前と変わってきているというのは確か。あとは、19世紀から20世紀初頭に書かれたものと、それを模しているとはいえ、 1973年に書かれたものとでは、やはり質的に違うということか。翻訳の違いも多分あると思う。既読のオリジナルのルパンの翻訳は、割と古い感じだった。これは 1974年の翻訳で古臭さがなかった。オリジナルのルパンも、新しい翻訳で読めば面白いんだろうか。そういえば、本書の訳者の榊原晃三も参加していたはずの偕成社のルパン全集というのが、昔、あったけれど、あれなんか、いいんだろうか。

古いお城に両親を失った娘が淋しく住んでいて、そこへおじさまが助けにやってくる、という構図が、なにげに「カリオストロの城」を思い出させたのは、こういうストーリーが、ルパンものの一つのパターンということなのかな(^^;。

続篇も読んでみたい気がした。邦訳は出ているようだけど、まあ、機会があれば。
(2011.2.22)

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