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感想「プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である」

「プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である」 片岡宏雄 双葉新書
著者はスワローズのスカウトを長年やった人で、自身の体験を軸に、プロ野球のスカウトについて語った本。ただ、本書は先月出た新刊だが、この人には、健康ジャーナル社とかいうマイナーな出版社から出した「スカウト物語」という、2002年頃に出た著書があって、かなりの部分がそれをベースにしているんじゃないかという気がする。「スカウト物語」を読んだのは2004年で、既に細かい内容はほとんど覚えてないんだけど、この本を読んでいると、読んだ記憶のあるエピソードがあちこちに出て来るんだよな。
ただし、より近年の話題も取り上げられているし、スワローズの選手獲得に関わる内幕話が(失敗談も含め。高橋由伸の件は、かなり怨念が感じられる)、いろいろ書かれているので、スワローズファンには興味深い内容ではある。全体的に「スカウト物語」よりも、具体的で細かい書き方になっているような気はするんだが、時が経って、より書きやすくなったということかな。もっとも、「スカウト物語」の細かい内容はほとんど覚えていないので、勘違いかも知れない。
ちなみに、野村さんへの反感と長島茂雄への憧れというのが、大きなテーマになっているが、それも「スカウト物語」に既に書かれていたはずだ。
(2011.3.21)

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受信: 2011.05.11 21:12

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