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感想「無限の中の数学」

「無限の中の数学」 志賀浩二 岩波新書
1月に「現代数学の土壌」を図書館で借りて読んでギブアップした時、近くの棚を見て、無限については、これなら読んで理解出来そうと思った本。ちなみに著者は「現代数学の土壌」の編者の一人。新書なので、買って読もうかと思っていたら、一月ほどして家の本棚を整理していた時、たまたま発見した。既読だったようだ(^^;。完全に忘れていた。1995年の刊行で、おそらく、ルディ・ラッカー「ホワイトライト」を読んで、最初にカントールに関心を持った時に買ったもの。で、読み直してみた。

内容は、かなりの部分(二項定理とか、フーリエ級数とか)が、高校の数IIIまででやったものと思われ、思い出しに近い読書だったし、当時ほどしっかりした理解ではないだろうけれど、それなりに分かったと思う。ただ、そこまでは前段階という感じで、核心に入るのは、最終章でルベーグ積分に話が及ぶあたりからなんだけど、やっぱりその辺から話についていけなくなる。結局、分かる所までは分かるが、分からない所は分からないという結果。読み直しの本なんだから、当り前かも知れないが。
とすると、とりあえずの目標は、ルベーグ積分の理解ということになるか。

文章に妙に詩的な言回しが多いのが、不思議な感じだった。「無限」という抽象概念を論じようとすると、そういう文学的な表現に向かってしまうものなのかな。
(2011.3.13)

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