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感想「誰も知らないプロ野球「審判」というお仕事」

「誰も知らないプロ野球「審判」というお仕事」 篠宮愼一 祥伝社
著者は82年から97年にセリーグの審判だった人。審判時代に経験したことのあれこれを語った本。2009年の刊行。
このところ、審判についての本をよく読んでいて、これもその流れだが、一番近い所で見ているセリーグの審判だった人の体験談だから、特に身近に感じられた。なんせ、この人が審判を務めていた試合を、見ていた可能性もあるわけで(97年までの時期には、近年ほどの試合数は見ていないから、見ているはず、とまでは言えない感じだけど)。
全体的に、そんなに突飛なことは書かれていないが、やはり実経験者だけに、審判の生活や待遇についての話には、リアリティと実感がこもっているように感じられる。審判の待遇は、もう少し上げてもいいと思うんだけどね。それと、また、誤審騒ぎがあったりしているが、それを言う以前に、審判に対する敬意の醸成が必要だろうと思うよ。日頃、どれだけ審判が苦労してプロ野球を成立たせているかを考えもせずに、ひとつの誤審をあまりにも過剰にあげつらい過ぎる。
ヤクルトに関係する話が結構多く、先日読んだ「プロ野球スカウトの眼はすべて「節穴」である」と通じる部分もあったりして(伊藤智仁のルーズショルダーの件とか)、興味深かった。
(2011.4.16)

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