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感想「楊令伝」3

「楊令伝」3 北方謙三 集英社文庫
宋と方臘の戦いが本格的に始まるが、方臘本人が倒れて、あっさり終わるというオチなんじゃないんだろうか。なんとなくそういう構想で書かれているような気がする。梁山泊の準備も、段々整って来ているし。

聞煥章が、そういう動き方をするのかあ、というのが結構意外だった。李富の動きも含めて、今作は宋の内部も、かなり複雑な動き方になるのかも知れない。ある意味、梁山泊よりも力を入れて描いてくる? 「水滸伝」はさすがに大枠の枠組みくらいは気にしてただろうが(そうでもないのかな?)、今作は完全オリジナルだから、ある意味、やりたいようにやれるし、元々オリジナル度が高い宋の内部の話になれば、なおさらだと思う。
まあ、やりたいようにやったとしても、最後には史実の壁が立ちはだかるんだろうけれども。

ところで、「楊令伝」の後は「岳飛伝」に繋がるそうなんだけど、既に登場して、童貫の付き人という、結構重要な場所に着けている岳飛を、この先の長丁場、どういう風に最後まで保たせるんだろう。その辺の北方のテクニックも興味深い。
(2011.9.6)

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